=2017年度出場予定大会=
4月8日(土)国体強化記録会 エディオン広島 広島県広島市
4月29日(土)第51回織田記念国際陸上 エディオン広島 広島県広島市 ※観戦には有料チケット必要
5月6日(土)2017大分陸上 大分銀行ドーム 大分県大分市
6月10~11日 第28回日本パラ陸上競技大会 駒沢陸上競技場 東京都
7月1~2日 第22回関東パラ陸上競技大会 東京都町田市
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2017-07-26

ロンドンへの道 完結

テーマ:ブログ

リオ後の私はコーチを探し回っていました。

「ベテランなんだから一人でやれて当たり前」

と何度言われたことか。

 

だったら問いたい、なぜ今回、コーチにもメダルが用意されているのか。ウサインボルトにだってコーチどころかチームがあるじゃないか!

 

そんな気持ちは押し殺して、何度も何度も頭を下げては「私が人間としていたらないので」と謝った。

 

そんな時に、左脹脛(ふくらはぎ)を肉離れしてしまうのです。

まるでロンドンが私を拒否しているかのように思えた。

 

正直初めての大きなケガでどのように復帰すれば良いのか迷った。

誰に聞いても「無理にでもやるしかない」「それくらい平気でしょ?」「大袈裟」という回答ばかりで私のロンドンの恐怖は次第に高まった。

ただ、うちのう整形外科様の初期治療が良くケガの回復は早かった。

 

 

日本選手権の1週間前にやっとトラック練習に戻ることができた。迎えた日本選手権は本調子ではないものの優勝することができました。

 

さらにケガをした私に襲ったのは両親のやっている椎茸農家の作業員の高齢化に伴う、人員不足。家業を回すのが大変になっていた。母が疲れきっているのが私にもわかっていたので、このままでは精神的におかしくなるんじゃないかなと思い、家業を手伝う日々。

睡眠を削って、練習後の椎茸獲りは確実に私の体力を奪っていったのと同時に「何やってんだ私?」という葛藤と戦った。

 

またロンドンが遠ざかっていくのがわかった。

 

そしてついに私は、アメリカに行くことを決意したのです。

このままではロンドンの呪縛に勝つことはできない。

そう思い、借金をしてアメリカに飛んだのです。

 

アメリカでは、心強いチームが待っていました。

coach Tonieに私の幅跳びを見せると何がネックになっていてどのようにすれば安定感が出るのか考えてくれて対策を練りました。

 

Scoutはいつもニコニコしていてチーム全体の雰囲気が本当に良かったです。

 

そしてついにロンドン入りするわけですが、全てが順調で私はロンドンの恐怖なんて忘れていました。

 

しかしその時は唐突にやってきたのです。

 

大会前日に、コーチゾーンのパスが出ないと判明。

英語のインフォメーションを読み漁り、交渉していくやり取りの中で「強化選手を外す」というキーワードが出てきて、私はロンドン2012年に自分が吸い寄せられていくのがわかりました。「コーチとして認められない」他にもいくつものキーワードが私をトラウマの底に引っ張って行きました。

 

さらに大会当日、小雨が降ったことで私は完全に2012年へ堕ちていきました。

 

冷静にやらなきゃという感情と、何かに怯える恐怖感。

何かがかみ合わないまま5本目を迎えました。

これは精神的な戦いでした。過去の自分との戦いです。

 

6本目の前に、スポーツサイコロジストのDr.Mikamoに精神統一の指示を求め、「はっ」と目が覚めたように我に帰りました。

 

過去との戦いをやめて、未来の自分と向き合うことにしたのです。

 

「東京大会では今以上の期待とプレッシャを背負うことになる。これを決めれなきゃ私は何も変わらない」

 

そう自分に問いかけました。

 

そしてcoach Tonieの指示をもらい。

彼に「自分を信じろ。俺はお前を信じている」と言われ私の心の鎖が解き放たれたのがわかりました。

 

結果、6本目で私は銅メダルを獲得したのです。

 

 

もちろんここまでの道のりに沢山の方のご支援ご協力がありました。日頃からサポートいただいている、うちのう整形外科様をはじめ、沢山のスポンサー企業の皆様に支えられてこの銅メダルがあります。

 

今まで出会ってきた全ての皆様に感謝はしております。

 

今回は、この精神的苦痛と共に戦ってきたメンバーとの思い出を綴りましたが、精神的に一度折れてしまった心を取り戻すのは本当に大変で、唐突にトラウマとして私を苦しめることがありました。

 

しかし、今回、私が最も苦痛を伴ったロンドンの地で追い込まれた状況で最後にメダルを獲得することができたのはこれからの私の陸上人生に大きな大きな意味のある出来事になると思います。

 

心が折れると、人から裏切られると、傷ついた心は癒えるのにものすごく時間がかかります。

 

トラウマに負けそうな時はいつも「なんで私だけ」ってその環境や周りの人に惑わされそうになるんだけれども、結局は人生の選択をしているのは自分で、最大の敵は自分自身であることを私はこの5年で学びました。

 

人に何を言われようが、自分が目標を定めてその目標に対してしっかりと歩を進めていけば、自ずと道は開ける。

 

この5年、いろいろあったけど、最後にこのメンバーで笑えたこと。

本当に、本当にありがとう。

 

 

待ってろ、6m!

待ってろ、金メダル!!

待ってろ、東京2020!!

 

 

さよなら、弱かった私。

 

 

 

 

 

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