一体全体どうなっているのか。郵便屋さんは毎日来るし、赤いバイクも町中走り回っているし、赤いポストも変わらずあるし、なにがどう変わって、なにがどう変わり、なにがどう変わって行くのか、トンと分かりません。



 思いだします今はは懐かしく、日本列島が沸き立った小泉郵政選挙。小泉劇場と呼ばれ刺客がくの一が活躍し、多くの国民が拍手喝采した痛快時代劇的な選挙。何はともあれ、郵政改革は国民の意思であり国民の審判だった。国民の意思が選挙結果だ。国民が直接自分の意思を示す選挙で、小泉郵政改革は国民の信任を得たが、それが、見直される法案が可決されたのだ。



 小泉郵政改革な一体何の為にあったのかわからない。又、民営化が始まったばかりで何故、見直されるのかも分からない。確かに、簡保売却などは変だと思ったことはあるけど、それは素人考えの、素人的考えて変だと思っただけだ。分社化が始まった日に郵便局に行って見た。窓口が区切られた郵便局に違和感さえあった。それは単純に変だった。妙に慇懃な職員がいた。妙に大らかで微笑みの郵便配達の方もいるにはいた。しかし、何かが変わっているとは思わなかった。少し変な変化はあったにしても、変わったとは思わなかった。何が変わったのか、分からないまま、元に戻ったという事になるのか。改革が一歩進んで二歩戻った感じがしないでもない。小泉政権の最大の業績であった郵政民営化。小泉改革の最大の成果であった郵政民営化は完全に逆戻りした。ある意味、国民の総意であった郵政民営化だ。衆議院を解散して国民の判断に委ねた郵政民営化だ。
 郵政民営化を見直す郵政改革法案が5月最後の日、31日夜中に衆院本会議で可決だ。1日間の委員会審議で可決した。野党は当然反発した。あるいは思いもあった連立離脱の社民党も、今までの連立の義理で賛成だ。 亀井さんの怨念の法案が成立した。小泉改革に反対し自民党を飛び出した敗者亀井静香の復讐的法安だ。日本郵政グループを現在の5社から3社に再編すると言う。現在5社か3社かさえ、私には分からない。政府は株式の一定割合を保有すると言う。郵便業務のみに義務づけられる全国一律サービスを、貯金と保険の金融事業にも拡大されるという。
 

 荒れる国会は、ある意味政治のリアリテーを感じる。荒れる国会で与野党入り乱れての乱闘騒ぎも魅力だが、時に静かな戦術もあった。時間切れをねらっての牛歩戦術などもあった。抵抗する野党の戦術は、多くの場合国民の支持がある。でも、現在の自民党を中心とする野党には戦術がない。小泉進次郎議員が一人目立つだけだ。圧倒的な数の差があるかも知れないが、それでも、戦術泣き戦いを繰り返しているような気がする。




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