少々不謹慎な言い方だが、
大地震で壊滅的被害のハイチで、
国際社会の支援合戦が展開されている。


ハイチの国際空港を管理するのは米軍で、
空港は滑走路は1本で駐機は8機まで、
着陸許可を待つ救援機は1400機を超えると言う。


国際社会の支援合戦でも被災現場には食料も医薬品も届かない。
ハイチの周辺には多くの支援物資があるのに、
被災者に届くのが難しい状況だという。


腕の治療の為に大工用の鋸が用いられたと報じられている。
医療品や医療器材は近くまで来ているが、
現場までは届いてないのが現実だ。


アメリカ主導の救援活動に疑問を抱く国もある。
支援合戦は結構だが、
支援が遅れる矛盾は避けて欲しいと思う。


アメリカ主導の迅速な支援がなければ、
犠牲者の数は増し、
被害は大きくなっただろう。


軍が前面に出るアメリカは凄いが、
日本の支援チームも、
本格的な治療活動を始めている。


阪神大震災の教訓のある日本や、
四川大地震の経験のある中国は、
特別の支援力となるだろう。


国際社会の支援合戦は結構で、
国際社会が人道的な活動で競い合うのは結構で、
新しい国際社会の仕組みを作り出すかもしれない。


兎にも角にも、
奇跡的な救出劇が続き、
一人でも多く助け出されて欲しいと思う。


奇跡的な救出劇が幾つも報じられ、
瓦礫に下には、まだ生存者がいるかも知れないと希望も持つが、
救出は時間との勝負で生存が奇跡だ。