アメリカ大統領選で74歳のサンダース氏が台風の目になってきた。市長を8年経験し、民主、共和に属さない無所属議員として下院議員を16年務め、上院議員として2期目。「民主社会主義者」を自称。若者に圧倒的な支持を得てニューハンプシャー州予備選で大差で民主党で首位になった。


アメリカはお金持ちになるチャンス、つまり「アメリカンドリーム」があれば格差が大きくても仕方がないという考えが強い国だ。しかしそのアメリカでも、格差の拡大が若者を直撃し、若者の中からサンダース氏の福祉国家的考えに賛同する支持者が拡大している。


日本でも同じだ。アベノミクスで潤っている一部お富裕層に対し、若者の多くは低賃金で不安定な非正規雇用。大学を出ても奨学金の返済という借金が若者の背中にのしかかっている。


民主党政権では子供手当や高校無償化など若者政策に力を入れた。自民党政権は選挙目当てに6000億円の予算で、高齢者に3万円づつ配るという。この6000億円を奨学金返済の負担軽減に使うことを提案したい。


若者が将来に希望の持てない国にしてはならない。