君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。


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皆様、おとそ気分もそろそろ抜けてきた頃でしょうか。
私とて年末年始、それなりになんだかんだありました。
その次第をざっと。
テイク・ざっと。
おお、面白くない。

12/29

仕事納め、掃除してすぐにインテックス大阪へ。
RADIO CRAZY(初日)。

序盤の新人枠は観られず。
気になってるSISTER JET、andymori、
もう一回観たいOKAMOTO's、ザ・ビートモーターズはまた今度。


サカナクション。
以前観た時よりもうちょっとバンドっぽいというか、
大衆性を帯びたというか、
売れる事を意識してるように見えた。
でも、このバンドが俺の心に火を点ける事は無い。
「なるほど」みたいな感想を残して終了。


フジファブリック。
ステージの上に機材がセッティングされた状態で、
その日やるはずだったセットリストのライブ映像を流す。
勿論舞台の上には誰もいない。
にも拘らずフロアには大勢の客が集まった。

本来、この手のセレモニーは偽善的で苦手だ。
「あの人は心の中で生きているんだわ」みたいな。
ミッシェルの例のライブハウスのヤツも、
どうせアベの死にかこつけた金儲けだろうと考えてしまう。

そんな気持ちもありながら、
B.U.Pに連れられて、俺もステージ前に居たのだが、
実際、そのライブは良かった。素晴らしかった。
改めて志村の楽曲センスの良さを再確認した。
大写しにされる彼の顔は少女のように美しかった。

そして、その類稀なる才能がこの世から消えたんだ、
という事実を受け入れた瞬間、スクリーンが涙で滲んだ。


帰ってきたナニワ・サリバンショー。
802主催で清志郎を中心に行われたイベントの名を冠した
この枠だったが、
結果的にはナニワ・サリバンショーは帰ってきてなかった。

トータス松本、くるり岸田、YO-KING、民生、浜崎貴司らが、
それぞれアコギ一本で清志郎ナンバーを弾いては袖に引っ込む。
メンバーは豪華だが、何と地味な演出。
俺の知ってるナニサリはど派手で、楽しくて、
いつまでも終わらないイベントのはずだ。

色んな事情もあろうが、
もうちょっとお金掛けても罰は当たらないんじゃないか。
フジファブの後だけに、
お通夜ムードが続く。


その湿った空気を振り払おうと
フラワーカンパニーズのステージに走るが、
「真冬の盆踊り」しか観られず。
よさほい。


時間が空いたので、
飲食ブースへ行くが、異常な人の列、
仕方ないので、会場を出て向かいの居酒屋へ入る。
これが最悪だった。
どんだけ忙しいのか知らないが、
料理がいつまでたっても出てこない。
その内にタイムアップ、腹ぺこのまま会場へ戻る。
「千年の宴」、あそこは最悪です。


くるり。
岸田はどっかのライブハウスで、
志村のために「ロックンロール」を弾き語りしたという。

考えてみれば、先ほどのナニサリの異常な暗さは、
志村の死の影が覆っていたのだろう。

「怪我したり、死んだり、せんように。
 生きて、また会いましょ」

岸田はそう呟いて、
「太陽のブルース」を歌った。


最後はユニコーンか怒髪か迷ったが、
B.U.Pが音泉魂で倒れて観られなかったユニコーンで締める。

ユニコーンは最高のライブをした。
前日の東京、CDJで民生は「茜色の夕日」を弾き語り、
途中涙にむせび、歌えなくなったと聞いた。

志村は民生のライブを観てその道を志したらしい。
民生にとっては事務所も一緒で、直属の後輩。
そんな憂き目に遭った後でも、
ユニコーンはユニコーンだった。
民生も他の四人もふざけ倒していた。

そう君が 泣いていた あの頃に もう一度 会いたくて
まだ君が 元気だった あの頃に 言いたくて
流れゆく 光たちよ 消えてゆく 命たちよ
舞い上がれ 燃え上がれ 時を越え 突き進め

HELLOの歌詞。
また泣きそうになる。

アンコールには、年末のこのタイミングでしか歌えない
「雪の降る町」。
世の中は色々あるから
どうか元気でお気をつけて。


半額になった屋台の飯を腹に入れて帰る。


12/30

RADIO CRAZY二日目。
この日は最初から。

場内、前日より明らかに人が少ない。
こりゃ来年の開催は厳しいな。
いや、このイベント自体が802の20周年イベントだから、
これっきりなのか。

初めてのフェスというのもあるだろうが、
色んな所で至らぬ点が目につく。
CDJはなんやかんや言われながらも、
冬にやるフェスとしては、ケアが出来ている。


黒猫チェルシー。
良いライブだったが、
まだ大箱でやるほどの技術は無いかな。
映画効果が無くなる今年は勝負の年ですね。


DOES。
楽曲自体は結構好きだし、演奏も良いので、
それなりに楽しんで観る。
が、何となく、普通の人が悪ぶってる感じが見えて、
そこが引っかかる。


THE BAWDIES。
大人気。
昔キンブラの前座で観た時よりもステージングが格段に上手くなってる。
大多数を受け入れる覚悟が見える。
その点がすれたロック好きからは、
これから嫌われるかもしれない。
しかし、そんなファンを捨ててでも、でかく売れろ。


髭。
良かった。
ただ髭ちゃんには、
良かったで済むようなバンドで収まってほしくない。


LOSALIOS。
凄かった!!
達也さん、TOKIEさん、アイゴン、スカパラ加藤、
それぞれが一体となり、怪物と化し、客を食べ尽くす!!

純粋に一つの演奏を観て、
思わず「うわぁ」とか「凄ぇ」とか口に出してしまうのは、
音楽界広しといえども達也さんのドラムだけだ。
笑いながら超絶ドラムを叩く姿は気が狂っているとしか思えない。


浅井健一。
相変わらずカッコいいが、大分老けた印象。

他所のフェスとかでもそうだけど、
ブランキーの他のメンバーも居るんだから、
ちょっと一緒にやってくれれば良いのに、
とか思うよね。


EGO-WRAPPIN' AND なんちゃら。
中納のよっちゃんはやっぱり上手い!!
男女問わず、一番上手いパフォーマーだと思う。
「GO ACTION」はホント良い曲。
ライブの中で良いフックになってる。


THE BACK HORN。
そんなに好きなバンドという感じではない。
でも、ギターの人は好き。
技術だけで言えば下手なんだが、
(大事なリフがリズムに追い付いてない)
その分を気迫だけで埋めようとしてるのが面白い。


The Birthday。
新曲を数曲やってたように思うんだが、
それらがピンと来ず。

しかし、上でも述べた
昨今のミッシェル祭には一切関わらず、
今自分がやりたい事をやる彼らは頼もしい。


という訳で、
二日目は人が少なくて飯もスムーズに食えて、
葬式ムードも無くて、
普通のフェスでした。


って、ざっと書く予定が、意外と行数掛かってしまった。
今回はこれで終わり。

今日の一枚はフジファブのファースト。

プログレ的な雰囲気と日本的な歌詞とメロディ、
他には無い独自性。
上手く行けば、
今後何十年も愛されるバンドになるはずだったんだ。
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おお、10月になってしまった。
すみません、相変わらず更新を怠ってます。
更新を怠っているせいで東京五輪も無くなってしまいました。

このブログで世界にアピールしていたら、
もしかしたら、という気がしないでもありません。
それでも、日本にはタモリンピックがあるからいいじゃない、
と一瞬思ったのですが、
そのタイトルは既にIOCからの要請により、
とっくの昔にいいとも!選手権にその名を変えているのでした。

五輪はリオデジャネイロに決定との事で、
是非その際にはヴァーリトゥード(MMAではなく)を正式種目にしていただきたい次第です。
柔術でもいいです。

さて、更新を怠っている、
というのも実はまた脚本的な何かを書いてまして。

先月、細川博司監督作品
「ヤリタイキモチ:SATISFACTION」が
シネヌーヴォXにて公開されました。

劇場まで足を運んでいただいた方なら
もうご存じかもしれませんが、
本編終了後にある予告編が流されまして。
「狼県警VSカルト☆スターズ」という
タイトルなんですが、
そこに「脚本:二朗松田」と
大きく書かれてしまった次第で。

因ってここ最近、土日祝日の大部分を
図書館のパソコン持ち込み可の閲覧室で過ごしてます。

というわけで、大脳皮質の殆どをそちらに稼働させてるので、
こちらがどうも疎かになってしまうという次第なんですが、
取り敢えず、最近のあれこれ。

・音博と同日に行われてたキングオブコント。

一組ネタ2本っていうシステムは良いね。
ただ、それは3時間枠が必要な訳で、
お笑い人気が落ちてきたらどうなるんだろうなぁ、という気も。
どうも番組の作りがM-1に比べてふわふわしている感が拭えず。
それでもR-1よりは全然良いけど。

あと、人気の若手が出てきた時にキャアキャア云う手合いは
どこかに行ってほしいと心から思う。
全員寛平さんのファンになって寛平さんの追っかけになれ。

・バレー部同窓会から派生したバレー大会。
元はと言えば、閉校式で久々に皆と顔を合わせたところから始まった訳で、
そう考えればよくぞ閉校してくれた、母校よ。

とはいえ、総勢8人という少人数、自堕落な生活をしてる35歳が、
調子に乗ってコートを走り回るんだから、
次の日は当然バキバキの筋肉痛。

・May、なる劇団のお芝居を観る。
「ボクサー」というタイトル。
劇団主宰の方の父親の人生を通して
在日朝鮮人の在り方、人間の在り方を描いた力作。

3時間半という超長尺なのに、
一時たりとも飽きさせないのは凄い。

そのドラマには殆ど文句はないのだが、
ラスト近くで在日の歴史をイメージ的に読み上げるシーンがあった。
そうなると、話が少し違ってくる。

昨今、日本人の自虐史観から抜け出させる為にか、
「日本にとっての正しい歴史」を色んなメディアで目にする。
このシーンはその流れに逆行するもので、
見る人が見れば激怒間違いなしだろう。
恐らく製作サイドとすれば、そんな事は承知であろうが、
観る側とすれば、あの時点で一瞬視点がブレたのは事実。

とはいえ、「パッチギ!」が、
多少の説教臭さはあったものの、
その熱量で俺デミー作品賞に値したように、
この作品が相当の傑作である事には異論は無い。

あと、オープニングにブルハを使ってたのは何でだろう。


お芝居「ボクサー」はその名の通り、
サイモン&ガーファンクルの曲が掛かるのだが、
もう一つよく掛かってたのがディラン。
ホフじゃない方。
「ウォッチメン」での使い方も良かったなぁ。
時代の変遷を描く時に使いやすい曲だな。
「時代は変わる」の他の曲も素晴らしいです。
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未来は僕らの手の中、
と、昔ヒロトは言ったが、
iPhoneとはまさに手の中の未来。

その造形、勿論機能、操作性、システム、
どれを取っても新しく、
その発想に感嘆するばかり。

ただ、そんな未来の機械も持つ者が持つ者だと、
宝の持ち腐れという事もある訳で。

俺が使っていた無料ケータイも26ヶ月の刑期を終え、
ポイントも随分と貯まっており折角なので、
マシンガントークで夥しい情報量を浴びせかけるお姉さんの説明を、
分かったフリでやり過ごし、
この漆黒のニクい奴を手にした次第なのだが、
まずSOFT BANKのサーバーに上げられた電話帳を
ダウンロードするだけで四苦八苦、
買った当日、結局その作業だけで朝5時まで掛かる。

そのくせPCと繋げば、中のSAFARIと勝手に同期するもんで、
iPhone内SAFARIのブックマークにyourfilehostが入り、
まだ何にもしてないのに取り敢えずエロ動画だけは
どこに行ったって観る事が出来るように設定されてしまった。

電話帳はようやくダウンロード出来たものの、
いざ電話をしてみるとえらく音が小さい。
何かの設定のアレか、と色々弄くるが音は一向に大きくならず、
仕方ない購入先のSOFT BANK屋に駆け込もうかと思った矢先、
もしやと開封時に付いているビニールシートを剥がしてみると、
実によく聞こえた。

だって、ソフトバンクのお姉さんが、
傷がつくからケースとか保護シールとか買うまでは
付けといた方が良いって言ってたんだもん!!

とにもかくにも色々機械を弄っていくにつれ、
その特異性が徐々に明らかになり、
触れば触るほど驚嘆の連続ではあるのだが、
ダウンロードするアプリケーションが、
殆どゲームで、かといってそれほどゲームに凝るタイプでもなく、
一番重要な機能は音楽が聴ける事、
これだったら、普通のケータイとiPodの良いヤツで良かったんじゃないか、
と買ってすぐに後悔。

しかしながら、折角手に入れた未来(とか言いながら去年の型だが)、
もうちょっと楽しんでみようと思う今日この頃。


「未来は僕らの手の中」収録のブルーハーツ一作目。
まだ何の迷いも無い頃のブルハ。

前にも書いたかも知らんけど、
どんなバンドが好き?
という問いにブルハの名を挙げるのは良いんだが、
真っ先にその名を出すくせに
ハイロウズやクロマニヨンズは聴かない奴は
いまいち信用出来ないというか。
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mixiにも書いたんだけど、
TSUTAYAネット宅配レンタルの海老蔵!!
何あれ!!

あまりの気持ち悪さのため、
mixiで書き切れなかった分をここで緊急特集!

http://www.discas.net/netdvd/showServiceGuide.do;jsessionid=BAAD6310039DA20CC326E3E1CC10A5D4

まず、このCMは何故か2本立てになっている。
1本目はテレビショッピング風、
こちらは、少し海老蔵の立ち姿が立派過ぎる事、
両端の人の顔が面白い事を除いては
特に支障はない。

問題は2本目。

「小林さん」

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海老蔵は小林さんに声を掛ける。
しかし、声を掛ける直前、海老蔵は既にその強い眼をこちらに向けている。

「DVD観賞ですか」

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小林さんはシャツにネクタイ、机にはビール。
恐らくは帰宅してすぐ、
まずは一杯やりながらの自分だけの大切な時間。
そこに何の遠慮も無く家宅侵入するインパクトだけは人一倍でかい他人。
この時点で大犯罪だ。

しかし、そんな乱入者に対し、
小林さんは笑顔でソファを空ける。

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「TSUTAYA、ネット宅配レンタルですねぇぇぇぇ~」
(ぇぇぇぇ~の部分でDVD入れをクルクル)

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このCM最大の問題シーン。
我々の不安はレッドゾーンを超える。
誰に対しての、何のアピールなのか。
可愛さアピールなのか。

「入会金・送料0円で、しかも返却期限が無いから安心なんです」

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小林さんはこの眼力極まる歌舞伎役者に臆する事なく、
顔を近付け、システムの利点を説明する。

そこから二人はカメラを向き、
TSUTAYAをアピール、
我々はこれがCMである事を思い出し、
安心を取り戻す。

今までのTSUTAYAのCMも、
このCMと同じ質感で、低予算ながらも、
面白い作品をいくつも作っている。

しかし、これは明らかに違和感がある。
そしてその違和感の全ては海老蔵から発せられている。
これはCMとして正解なんだろうか。

きっと正解なのだ。
今気付いたのだが、CMの気持ち悪さを語ろうとしたために、
TSUTAYAのネット宅配レンタルのセールスポイントを
全部書き起こしてしまってるじゃないか。
何と云う訴求力。

このCMは現在何故かやたら多く放映されており、
一日に何度も目にする。
そして、これが一番の不思議なのだが、
何度も観て気持ち悪がっているうちに、
いつの間にか海老蔵の
「ネット宅配レンタルですねぇぇぇぇ~(クルクル)」
を楽しみにしている自分に気付くのだ!

これが400年の歴史を持つ歌舞伎の力なのだろうか。
考えてみれば、名前の中に海老がいるという時点で普通ではない。
恐ろしきは海老蔵!


そんなことはさておき、
明日から北海道に行ってきます!!
RISING SUN ROCK FES 2009!!
今回はライジングサン以外にも普通に観光も敢行!

サマソニに於けるNINのようなお目当ては無いです。
フラワーとか観たいけどね。
タイムテーブル的にどうだろう。

FTBの名盤。
この時代の邦楽ロックは怖いです。
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チェンジリングとは、
英語で「取り替え子」の事を云う。
「取り替え子」とは、
ある家庭の子どもが、
突然妖精が自分の子どもと取り替えられてしまう、
そんな伝承、もしくはそれに基づいた現象だ。

昔、友人にミッシェルだったか何だったかのMDを貸し、
返してもらったらB'zになっていた、
という事があった。
これも一つのチェンジリングと云えるだろう。


と云う訳で、
実はもう1週間以上も前の事になるんですが、
チェンジリングを観てきました。
まだ観ておらず、これぽちの内容も知りたくない人は、
お母さんの帰りを待ってて下さい。


俺の映画の好みは、いや映画に限らず、
あらゆる作品の好みは、
その監督の衝動やら熱量やらが
銀幕から舞台からダダ漏れているものなのだが、
その意味で云うと、今作は好みの映画ではない。

クリント・イーストウッドの目線は、
常に冷静、俯瞰、客観、つまり神の目線。
勿論そこに監督の思いは確実にあるのだが、
それを声高に語る事はない。

熱のある主観丸出しな映画が好みではあるが、
しかし、この作品は評価せざるを得ない、恐ろしい映画。

本作の軸は勿論アンジー演じる母親の愛。
母は様々な事件に巻き込まれる。
連続殺人、警察の腐敗、教会主導の抗議行動、
精神病院、女性の権利、裁判など。
あまりにもこれらのエピソードがイチイチ強烈、
凡百の監督なら軸がブレまくる所だが、
ここがクリント監督の凄い部分、
殺人鬼の狂気、卑怯なLA警察、
それぞれの要素を見事に引き立たせ、
その上で本軸は全くブレない!!

全くどうやって撮ってるのか。
俺は「クリント4人程居る説」を唱える。
クリント・イーストウッド、クリント・ウエストウッド、
クリント・サウスウッド、クリント・ノースウッドの4人が居るね。

ただ一点、異常に「映画」っぽかったのが、精神病院のシーン。
性器検査、水責め、電気ショック、
何だか分かってる感じで仲間になるハスッパな患者、
現実に基づいて作っているのだろうが、
ここだけやけにB級っぽいのだ。
いや、大好きなシーンなんだけど。

一切だれる事なく数奇なドラマを
重厚にリアルに描いた今作だが、
こういうB級テイストであったり、
分かりやすいショックであったりを
微妙に織り交ぜる事によって
2時間半という長尺を引っ張っているのだろう。

アカデミーにノミネートされたアンジェリーナ・ジョリー、
演技自体はそれ程凄いとは思わなかったが、
観終えて納得、やはり武器はあの唇。
母性やら時代性やら強さやら悲しみやら、
全部まとめて唇だけで表現する演出に感服。

とにかく、密度が異常に濃い一本、
全部は語り切れないし語らないが、
ホントに4本に別けても保つんじゃないか。


アンジー唇の話題が出たので、
唇が印象的なジャケのこれを。
FPMで「beutiful.」。

「日本のファットボーイ・スリム」、
「ギターを持たないサンボマスター」、
「ダンスフロアのカンニング竹山」など、
数々の異名を持つ田中知之による
ファンタスティックプラスティックマシーン。

相変わらずこの手の音楽に対する言葉を知りませんが、
凄く気持ちいいですよ。
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gintetu


うわー、今月ももう終わりだというのに、
まだ6回しかエントリーしてない!!
ホントに申し訳ない。

いや、ブログなどはごく個人的なもの、
本当は全然申し訳なくないはずのだが、
知り合いの知り合いや、
関係の薄い知り合いからも、
「読んでます(偶に)」と言われたりして、
妙にプレッシャーも掛かろうと云うモノ。

プレッシャーと言えば、
こないだようやく
「崖の上のポニョ」を観てきたんだが、
宮崎駿って人にはプレッシャーとか
そういう感情が無いのかね。

多分宮崎駿って、
「人の期待を受けてるランキング」
全国1位でしょ?
圧力の掛かり具合は半端じゃないはず。
他に比肩する人居ないよね?

にも拘わらず、
その上であんな作品出してきちゃうって、
ありゃもう、正気の沙汰じゃないですよ。


すいません、既に「ポニョ」の感想文に入ってます。
俺、今週に入ってからポニョの事しか考えてないよ。
まだ観ておらず、
観るまでは情報の一切を遮断したい人は
子どもと一緒に峠を攻めててください。


で、俺が観てすぐに感じた事を
箇条書きすると、
1・やっぱり宮崎の動画は凄い!
2・テーマソングの破壊力が凄い!
3・ストーリーは破綻!
4・しかし、一つ一つの事象は明らかに確信的
5・全体に香る死の臭い
くらいだろうか。
細かい部分は色々あるが、
大雑把に言えば、こんな感じ。

竹熊さんも書いておられるが、
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_e509.html
1と2が、この映画の商品としての全てだ。

あとは、「紅の豚」辺りまでの記憶による、
宮崎アニメへの慣習化
(言ってしまえば寅さん化)が
客に映画館まで足を運ばせている。

大人はポニョに「なんだこりゃ」と思いつつも、
アニメーションとしては確かに凄いし、
我が子はぽーにょぽにょぽにょと
楽しんでるし、まぁいいや、てなもんだろう。

子供のいない俺はただ単に
「なんだこりゃ」
と思ってしまったんだが、
破綻、糞映画で済ますには
どうにも引っかかりが多すぎる。

ただ、この映画を褒める人の殆どが、
「5歳児になった気持ちで純粋な目で観て!」
みたいな事を書いてるのだが、
そりゃ無理だ。
俺34歳だもん。

心の引っかかりを何とか解消すべく、
大人として必死に考えるのだ。


まずは、作画。
今までの作品と違い、
影や描き込みを廃し、
単純な塗りと線で描かれ、
背景は色鉛筆かパステルだか、
何かそういうゴリゴリしたものでファンタジックに
下手をすれば幼稚に彩られてる。

つまりリアルじゃない。
昨今のアニメとは真逆の方法論。
こんな方法で色を塗るアニメを、
俺は一つしか知らない。
「まんが日本昔ばなし」。

要は、この話は作画方法の時点で、
現実のルールに基づいていない
童話、寓話、おとぎ話の類いである事を表している。

舞台が現代日本の港町にあり、
介護施設なども含め、
街並に関してはやたらリアルに設定されてるため、
ストーリーもリアルだと思いがちだが、
この前提を踏まえてないと、
後々エラい目に遭う。


ストーリーに関しては、
引っ掛かる点は山程あるが、
最も印象強いのは母リサの存在とその周辺。

リサがひまわりに行く時の宗介との別れ方。
あれは完全に末期のやり取り。

その後、宗介とポニョはリサを捜しに、
死んだ街の上空(?)を航海、
無造作に路駐されたリサカーを発見し、
真っ暗なトンネルを潜る。
不穏だ。

一方その頃リサは、
非人間である天海祐希と二者懇談。
何とも云えんこの不思議な感じ。
(松本人志はここが唯一面白いと発言)

もしかして、リサは擬似的に死んでるんじゃないか?
でも、最後はみんな出てきて大団円だよな。
どういう事だ。

よく分からないので、
ヒントを探しに、ネットの海を潜ってると、
こんなのが見つかった。

http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-487.html

ふはー、俺のモヤモヤ、
殆ど言語化してくれちゃってる。
凄い人も居るもんだ。
勿論全部が正解な訳では無いだろうが、
重要な点は押さえてる(気がする)。

と云う訳で、このサイトを読めば
もうあまり書く事も無いんだが、
折角なんで最後まで書く。

とにかく、この中で久石譲の言葉で引用されているように、
(↓出典)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_ponyo_20080731a.htm
リサだけでなく、
この映画は明確に死後の世界を描いちゃってる訳だ。
いや、死後の世界そのものと云うより、
あの世とこの世の扉が全開になった瞬間を描いてるというか。

全開にさせた張本人は誰あろうポニョ本人なんだが、
今までの宮崎アニメで考えれば、
こういうカタストロフィというか、
大破壊を行ってきたのは王蟲(腐海)、ディダラボッチなど、
いわば自然そのもの。
もののけ姫の時はディダラボッチの他に自然界代表として人間サンを登場させ、
人類(アシタカ)のあるべき姿を呈示した。
ポニョはディダラボッチとサンを合体させた
ウルトラ怪獣タイラントのような、
最強で最狂の自然界代表なのだ。
しかも恋人役。
宗介は魚型のディダラボッチと恋仲になってる訳ですよ。
ド変態ですよ。

ド変態な宗介は宮崎駿の投影。
ポニョの半分はディダラボッチ、
ディダラボッチは自然であり生死。
宮崎駿がディダラボッチと恋仲になるってことは、
これはもう、監督が完全に死を意識した、
これからの人生は死と共にあることを意識した、と云う事。

もののけ姫くらいまでは、
「生きろ」というキャッチコピーが表している通り、
どう生きるか、が主眼として置かれていたと思うんだが、
(千と千尋もそうかな)
今作は「どう死ぬか」という所に至ってると感じる。

紅の豚辺りで引退説が出だしてから、
5年10年と作品を作り続けてきた巨匠、宮崎駿。
ここまでくれば流石に最後なのかな。


この映画を観終えた後、
何となく「銀河鉄道の夜」を思い出した。
考えてみれば、アレもあの世とこの世の間の話なんよな。


と云う事で、一回出してるが、
細野晴臣さんの名作サントラを。
名作って細野作品他に持ってないから比べようも無いんだが。
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madeinjapan


何でも、あのYOSHIKIがお相撲さんに怒られて、
またそれに対し、抗議していると聞いた。
以下のリンクはその抗議文の全文だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000747-bark-musi

まず、YOSHIKIが何故相撲の稽古を観る必要があるのかが分からないが、
察するに相撲独特の動き「四股」を、
何とかツーバスに活かせないか、とか考えたのだろう。

そんな熱心に見学している所に怒られたとあっては、
確かにYOSHIKIの抗議も分からないではない。

しかし、よく抗議文を読んでみると、
こんな一節がある。

>「準備ができたので」と関係者に呼ばれ、支度部屋に入るなり・・・・・桐山部屋世話人の斎須稔氏に「急いで」「歩かないで」「走れ」と言われました。

「急いで」「歩かないで」「走れ」、
この三語にYOSHIKIは激怒した訳だが、
これは、捉えようによっては違う意味に聞こえてはこないか?

「おい、YOSHIKIよ。
 X JAPANの世界戦略はどうなってるんだ?

 ツアーをキャンセルしたり延期にしたり。
 世界がお前達を待ってるんだぜ?
 こんな所で足踏みしてる場合か?
 X JAPANの再結成が、こんなレベルで満足なのか?
 違うだろ?
 世界を獲るんだろ?
 だったら、急いで!歩かないで、走れ!!」

斎須稔氏という人物がどういう方なのか、
俺は知らない。
しかしもしかすれば、X JAPAN、
そしてYOSHIKIの今後を案じての、
厳しい愛の鞭だったのかもしれない。


それはさておき、先日、この忙しい最中、
ペンタブレットがイカれたので、
仕方なく買い替えた。

ペンタブレットとは、
コンピューター上で絵を描く時などに使う
ペン状のマウス、とでもいう代物。

ペンを板状であるタブレットの上に走らせれば、
その通り画面上にラインが現れる。

そんな不思議なひみつ道具なのだが、
それがこの度、
ペンを斜めに走らせると、
ラインが全て丸みを帯びた
ジグザグになってしまうようになった。

俺は某雑誌にて、
隔週男の頭にの女性っぽいヘアスタイルを描く、
という仕事をしているのだが、
つまり、そのイカれたペンタブでは、
ストレートヘアを描いたつもりが、
全てソバージュになってしまう。

90年前後、今井美樹全盛期なら
それも良いだろうが、
今はそういう訳にはいかない。

やはり、たまにタブレットを鍋敷きに使ったり
したのが悪かったのだろうか。
皆様もペンタブレットの扱いにはご注意を。


相撲とかX JAPANとか日本製品とかについて書いたので、
「MADE IN JAPAN」。

まだ代表作といわれる「SATORI」を聴いてないんだけど、
これはこれで非常にカッコよろしい。
ヘヴィでサイケで。
日本にも太古にロックシーンが有った事を証明する一枚。
復活した今でもこの緊張感は失ってないのかどうなのか。
フジとかで観た人いませんか?

どうでもいい事だが、
今、タブレット裏返したら、
MADE IN CHINAだった。
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さぁ、これを読む学生諸君。
そろそろ宿題は済んだかな?

おじさんはまだちょこちょこ宿題残ってるよ。
俺の宿題を待ってる方々、
週明けには出来てると思いますんで。

みんなや俺の宿題は当然誰かから出されてる訳なんだが、
世の中には、別に誰にも言われてないのに、
自分で勝手に難題を課して、
自分で勝手に大変そうにしてる人が居る。
人は彼の事をバットマンと呼ぶ。

と云う訳で、「ダークナイト」を観てきた。

以下には、その感想をカキコするので、
まだ観ておらず、情報を知りたくない人は、
この先を読むかどうか、
コイントスで決めて下さい。


まず今作は、ティム・バートン版
(「バットマン」「バットマン・リターンズ」)
の呪縛から抜け出す事に成功している。

バートンは、
人工着色料やチクロをふんだんに投入し、
ゴスでファンタジックなバットマンを創った。
ジョエル・シュマッカーは、
そんな毒々しい原色のゴッサムシティを受け継いだが、
間抜けに作り過ぎて、
評価に値する作品は残せなかった。

クリストファー・ノーランの手による
「バットマン・ビギンズ」は
この間テレビでやっていたのをザッピングしながら、
何となく大体半分くらいだけ観たのだが、
今までよりリアルにやろうとしているのは
分からないでもないものの、
それがかえってB級っぽく見えた所もある。

そこで、今作。
前作のリアル路線を押し通しつつ、
足りなかった部分を補填してなお余りある。

先人たちが作り上げたショッカーの怪人のような
ポップでキャッチーな
悪役どもを一旦白紙に戻し、あらためて考える。
悪役とは、悪とは何か。

強盗団が銀行を襲う。
彼等は一つ行程をこなす毎に、
仲間を後ろから撃ち殺す。
その方が分け前が増えるから。
それを観ていた銀行員の一人が散弾銃を担いで反撃。
「誰の金だと思ってんだ!」
まるでヤクザのような行動と物言い。
最終的に、強盗団は一人を残して全員死ぬ。
言わずもがな、残った男こそがジョーカーその人。

この鮮烈な冒頭のシーンによって我々は、
ジョーカーの残虐性と組織力を知る訳なのだが、
それと同時に、このゴッサムシティが、
犯罪者は勿論、
一般人に至るまで如何に暴力に手を染めているかが伺い知れる。

それは主人公と宿敵、重要人物達にも
深く関わってくる。
警察、検察、そしてバットマン、
正義であるはずの人間たちの
正義が悉く揺らぐ。
まるでオセロの如く、
善を悪に引っくり返し、
盤上を混沌に変える。
それこそが、ジョーカーの狙い。
悪役の目的としてはこれ以上は無い。

そしてジョーカーは、
自分はバットマンが居るからこそ光ると語る。
ヒーロー物の悪役は、
設定こそ悪があるから正義の味方が登場する体だが、
実際は逆だ。
悪役はヒーローが居るからこそ存在する。
ジョーカーとバットマンの関係と
トムとジェリーの関係も実は一緒なのだ。

また、バットマンもジョーカーと同じ気狂いであるとも指摘する。
(唯一バートン版とカブる部分である)
確かに犯罪者が居るからって、
マスク被って自警活動をやってる奴などとてもまともではない。

つまりこの映画はヒーロー物のお約束を悉く解体し、
矛盾を明白にし、その上で再構築した結果だ。

その最狂の愉快犯を
映画史上最高レベルの悪役にまで引き上げたのが、
故ヒース・レジャー。

正直、この映画として残った印象の大凡が、
彼の全身全霊を込めた演技にある。
物真似したくて仕方ない。
出来ないけど。


この映画は間違いなく面白い。
だが、同時に色んな矛盾を抱えてしまってるのも、
確かだと思う。

今まで述べたように、
ヒーロー物をリアルの中に落とし込めた今作だが、
リアルを追求するあまりバットマン自体が
作品から浮いて見える瞬間が多々有る。

例えば、ジョーカーの活躍は、
Drレクターのそれとカブるのだが、
言わば、「羊沈」「ハンニバル」観てる所に、
バットマンが出てくるような感覚。

また、武器兵器にも一つ一つ講釈が付くのだが、
そこだけ違う映画のようで、多少違和感を感じた。
モーガン・フリーマン関連のシークエンスは、
イチイチ蛇足にも思える。

ネットで他の方の感想を拝見させてもらうと、
8割好評、2割悪評くらいの感じなのだが、
どちらにしろ、
「ヒロインが不細工だ」
という一点に関しては、誰も異論が無いのが笑える。

恐らくもっと注意深く観れば、
更に突っ込む点が出てきそうな映画ではあるのだが、
それ以上に評価すべき点が強烈過ぎる。


最後のスタッフロールで、
ブンサテの名前発見。
クラブのシーンの曲だろか。

あ、あと一つ付け加えるなら、
ここぞというシーンで、
音楽を流さないのはカッコいい。
スラムダンクみたい。

そういや、RUSHBALL今やってんのな。
ゆらゆら、モーサム、Riddim Saunter、
LITE、スクービー、
今日のラインナップは観たかったな。

このCDは最近買ったので、
あまり聴いてません。
これから聴きます。

ただ、ブンサテのアルバムって、
アッパーなものを期待すると肩透かし喰うよね。
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地獄を観た後の連休の過ごし方。

日曜は、ATLASなる劇団さんのお芝居、
「喪主もピアノが弾けたなら」を観劇。

非常によく出来たコメディ劇。
ネタの組み立て方に唸る。
ストーリーの軸がしっかりしているので、
どれだけ無理矢理なネタを入れようと、
絶対にブレない。
勉強になる。


連休最終日、月曜日。
そう云えば、今日は何で休みなんだろう、
と、調べてみたら海の日なんですって。
皆さん知ってました?
海の日って何?
何する日?
「海」って、休日にするには単位が大きくない?

「夏の休みなんだから、海で良いんじゃないの?」
みたいな安易さが漂うそんなフワフワした祝日。

確かに海にも飛び込みたくもなるような、
ピーカンに晴れたそんな日、
大阪城ホールに赴く。


格闘技イベント、「DREAM」も最早5回を数える。
魅力的な重量級がUFCやらの他団体に流出し、
どうなる事かと思われたDREAMだが、
軽量級の選手が大いに暴れ、
世間にもようやく認められてきたように感じる。
勿論まだまだ知名度はK-1、PRIDEの半分以下だろうが。

一番安い席の当日券を入手、
格闘技初観戦のB.U.Pと並んで随分と奥の席に座る。
彼女は格闘技の事は何も知らないので、
とんちんかんな事を口にし、
それに俺が説明を加える。

恐らく周りの客は、
アホな女と浅い知識の男がデートついでに来やがって、
などと憤りを感じていた事だろう。
その気持ちは非常によく分かる。
俺も昔、一人で格闘技を観に行き、
カップルで来ている奴らを横目に観ては、
心の中で罵倒したものだ。

試合内容に関しては、
まぁ多分テレビでやってた通りだと思う。
テレビの方はビデオをセットし忘れて最後の方しか観てないが。
ただ、いろいろネットの意見を拝見するに、
会場とお茶の間では多少ニュアンスが違ってる模様。

以下には一応感想めいたものを書くので、
ビデオに録って観てない人は眼下底を骨折させてでも見ないで下さい。

ハイライトは幾つか見受けられたが、
やはり注目はライト級トーナメント絡みと秋山。

ライト級の試合はどれも素晴らしい。
宇野青木戦は終わってみれば青木のワンサイドだったが、
宇野も「宇野逃げ」の名に恥じない、
見事な逃げっぷりだった。
って書くとイメージ悪いが、
意地でも極められてたまるか、
という宇野の本当に強い部分が出た試合だったと思う。
あの三角絞めが極まらないなんて!!

川尻アルバレス、
総体的にはアルバレスの方が何でも出来るし、
実力は1枚も2枚も上だろうが、
川尻にはレベル差を跳ね返せる気迫と覚悟がある。
細かい事は分からないが、
ぶん殴り合いなら絶対負けねぇ!!
とでも言うような。
結局殴り合いで負けるんだが。
しかし、負けて名を上げた。

ハンセンを決勝に導いたのは、
間違いなく前回準々決勝でのアルバレス戦。
ハンセンとアルバレスの二人は準々決勝で、
試合後のコメントも含めて、
素晴らしい試合を演じた。

アルバレスの欠場が決まった時、
客に挨拶をする時に彼は、
「誰かに代わってもらうのなら、
 それはハンセンしかいません」
と述べた。

下手すれば、決勝にハンセンが進むという事態は、
客に混乱を招きかねないが、
アルバレスはこのコメントにより、
それを見事に回避、決勝戦の意味を見出してみせた。
誰も書いてない台本がアドリブだけで完成していく。

そして、まさかの
青木を葬り、ハンセン優勝。
テレビで観ておれば、どう思ったか分からないが、
少なくとも会場で見る限りでは、
アルバレスのおかげでスムーズに無理なく、
ハンセンの決勝進出、優勝を受け入れられた。

試合後のハンセンは、
「防衛戦はアルバレスとやりたい」と述べた。
主催者の意向を無視して外人主体となったストーリーは、
次回以降へと続いて行く。
ここに青木、川尻、宇野、石田などが
どうやって割って入るか。
非常に見物である。


最後に秋山。
「やれんのか」での秋山へのブーイングは、
恐らく本物だった。
客の殺気が宿っていた。

しかし、今日のブーイングはかなり型にはまったもので、
どんどんそのブーイングの質が、
島田レフェリーへのそれに近付いている。
皆、秋山へブーイングを送る事を楽しんでいるのだ。
秋山は非常にナチュラルな形で、
カート・アングルに近付いていっている。
恐らく本人の自覚無しに。
素晴らしい。



海の日なので、
Seaside jet city。
俺はこのCDSを買ってない。
なのに何故持ってるかと云えば、
昨日紹介した「SATURDAY NIGHT」の中に入ってたのだ。
ツタヤかどっかの中古落ちだから、
店員が間違えて一緒に入れてしまったのだろう。
ラッキー。
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ディファ有明「The Outsider」の第弐戦、
不良共が熱い戦いを繰り広げていた頃、
時を同じくして、大阪はなんば、baseよしもとにて、
己の力を示さんと戦う者達が居た事を皆さんはご存知だったか。

時間としては、
アメブロランカー瓜田さんが、
無名の男にボコボコと殴られていた辺りなのだろうか。
俺もまた完膚なきまでに叩きのめされていた。

ダイナマイト関西とは、
バッファロー吾郎木村さんが提唱した、
大喜利で最強を決めようという、
お笑いによる競技イベント。

先月末、たまたまネットサーフィンと洒落こんでいた所、
このイベントの情報を知った。
今回はオープントーナメント、一般からも参加を募るという。
しかもあと数時間で募集は締め切られる。
募集要項は、名前、
そして、お題(3題)に対するボケのみ。

俺とて自分の笑いを表現したいと考えている人間の一人、
ここで応募しない理由は無い。

1週間後、
「制作委員会による一次選考を通過されたことをお知らせ致します。」
という一文を添えたメールが送られてきた。

恍惚と不安を感じながら、
徐々に不安の方が肥大していくのを感じながら一週間、
土曜日を迎えた。

出掛ける前に、一つゲロを吐く。
極度の緊張。

baseのロビーには、
常日頃面白い事を考えつつも、
表現の場が無く悶々としているボンクラ共で詰まっている。
眼鏡率も高い。

しかし、余裕を携えている者達も居る。
芸人達だ。
基本、芸人は予選大会から出られるのだが、
無名の若手は我々と同じweb予選から始めなければいけない。
彼等は如何にも慣れた感じでbaseに入り、
仲間達と談笑。
強者の臭いがプンプンしている。

エントリーシートには、個人情報欄の他に、
お題も既に書かれている。
成る程、確かに先に教えておかないと、
素人ばかりでは本番で膠着する恐れもある。

イベント開始は7時、
出場者は客席の前席に座らされ、
それまで必死になってボケを考える。

定刻、BGMでずっと流れていた
「21世紀の精神異常者」が一際大きくなる。
ライトが焚かれ、目の前にバッファロー吾郎が現れた。
遂に始まった。

お題は2つずつ、制限時間5分、計10分。
一組6人ずつがステージに上がり、
お題に対する渾身のボケを、
スケッチブックに叩き込み、
客席、そして審査員、バッファロー吾郎に向けて発射する。

審査員はそのボケを観て、
有効か無効かを判断、札を上げる。

俺はJ組に入れられた。
客席から他の組を観ている間、
それは永遠にも一瞬にも。

司会の清水けんじさんが、J組を呼び込む。
ステージへ上がる。
光が俺を包む。

そこで俺がどんなボケをしたかは、
流石に一切書かないが、
結果的には一切客席に波を立てる事は出来なかった。
簡単に云えば、スベった。
一つ目のボケで、1ポイントだけ頂いたのが、
唯一の救いだ。

今、こうしてその時の事を思い出すだけで、
お腹が痛い。
終われば爽快感だけが残る、
というような状態を想像していたのだが、
結果的にはトラウマだけが残った。

当たり前だが、上には上が居る。
面白いヤツは圧倒的に面白い。
また、若手の無名芸人達の意識の高さにも感嘆した。
ボケのレベルも勿論だが、
声の張り、トーン、タイミング、出し方、
全てに於いて一般人とは一線を画す。

しかし何よりショックなのは、
俺自身が、大して面白くない事を証明されてしまった事にある。
受けた傷を癒す為には、
もう一度戦地へ赴いて笑いを取るしかない。

また、俺ももういい歳だし、
こんな事はもう最後だろうと思って
今回参加したのだが、参加者にはもっと上の方々も見受けられた。
どうやらまだまだやっていいらしい。

来年も開催されるのかどうかは知らないが、
取り敢えず次回も参戦する事を表明する。


そんな土曜日の夜でした。

SATURDAY NIGHT。
ブランキーの最後の曲だっけ。
違ったっけ。
最初聴いた時は、80年代チックでダサい曲、
という印象だったのだが、聴けば聴く程味が出てきた曲。
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