君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。


テーマ:
$君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-life

私のことを渡辺謙とおっしゃる方がいるんですが、
とんでもない、mzd216です。

というネタも、
ケータイ役が木村カエラになり、
その彼女も妊娠結婚報道が出て、
随分と時期遅れの感が否めない訳ですが、
(と書いてる内にダースベイダーが)
そんな中、やはり今更
「アリス・イン・ワンダーランド」を
見てきました。

以下にはその感想めいた文章を掲載するので、
まだ観ておらず、
アリス情報を断っている人は、
3Dの夢でも観てて下さい。


どうでもいいけど、
一人で3D映画見に行くと、
3D眼鏡かける時、少し照れない?
俺だけ?


さて、天下のティム・バートン、
90年代以降、僕らナード系人間のそばに、
まるで渡辺兼の如く寄り添ってくれてたのだが、
ここ数作で少しずつ変化が生じてきた。
端的に言えば、大人になった。
既に彼は「僕らの代表」というタイプの監督じゃなくなってる。

「ビッグフィッシュ」「チャリチョコ」でも
そのことは分かるが、
今作でより分かりやすい形でそれを現してる。

アリスは序盤、不細工男からの求婚を保留にして逃走、
ワンダーランドへ行ってからも、
自らが期待の助っ人外人「アリス」であることを保留する。
所謂モラトリアムというヤツだ。

しかし、様々な局面を乗り越え、
自身のレベルを上げていくウチに、
助っ人外人としての自覚が芽生え、
相手チームのエースとの一騎打ちに勝利する。
チームメイトからは残留を求められるが、
現役引退の決意は固く、
アリスは自国へと帰り事業家として再スタートする…、

という、粗筋だけを書くと、
途中からアリスなんだか
デストラーデなんだか分からなくなるような話なんだが、
要は、妄想好きの少女が大人の階段を上り、
相川七瀬よろしく「夢見る少女じゃいられない!」と
社会参画していく話。
テーマとしては「千と千尋」に似てるかも。

ラスト近くそのアリスの
変わり身の早さに唖然とする。
さっきまで「同じ夢ばかり観るの…」とか言ってた女の子が、
いきなり貿易ビジネスの話始めて「次の目的は中国!香港もあるしね!」
と大変身を遂げるシーンは、
クラリオンガールから政治家になった
蓮舫を彷彿とさせる。させない。

ともかく、会社の窮状凄まじく、
その現実から逃げるためにワンダーランドに来た俺としては、
結局「いつまでも映画だの芝居だの言ってないで、
ちゃんと働け!」
と言われてしまったようで、
非常にショボンとしてしまった次第。

あと、流行りの3D映画を牽引した作品に、
もう一つ「アバター」があるが、
この二作、何となく似てる気もする。

どちらも現実逃避で幻想の世界へ飛び込むし、
その世界の外からやってきたヒーローとして皆を助ける。
デカ女フェチもあるし。

最大の違いはやはりラストという事になるのだろう、
「アバター」の彼はワンダーランドの住人になる方を選ぶ。
これは、キャメロンよりティム・バートンの方が大人、
というより、
悪い大人のキャメロンが子ども達をアバター星に連れてってしまった、
と見る。


表現の振り切り度と言う意味では、
やはりディズニーの看板が邪魔したのか、
フルスウィング、とはいかなかった様子。
次はもっとどうかしてるヤツをお願いしたい。


あと、ツイッターで、
マイミク(マイミク?)の方から
「資本主義の尖兵となり中国侵略」説を聞いたんだが、
確かにそう観ればどんどんそう見える。
赤の女王、すぐ死刑にするし、体のバランス悪いし。赤いし。

やはりアバターでも悪人チームは中国説があったな。
中国を敵視するのが今のトレンドなのかな。

でも、白組の大将、アン・ハザウェイは綺麗なんだけど、
物凄い馬鹿みたいにも見えるんだよな。
「向こう(中国)も酷いけど、
 ウチの大将も結構な馬鹿です」ってことなのか。
まぁ、それはいいです。


それはさておき、今週日曜日に
大阪にワンダーランドが登場するのはご存知か。
赤でも白でもなく、黒いのがやってきますよ!
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6月13日(日)
 OPEN・16時~
 START・16時30分~
(黒鉄ゾンビの出番は18時くらいから)

料金・1500円(別途1ドリンク)受付で
「くろがねぞんびのチケットで」と言ってもらうと、悪い気はしません。

場所・「ライブバーD3」
地下鉄御堂筋線「西中島南方」1番出口より東へ。最初の交差点を北へ。
目印は交差点のローソン。ローソンから見て北西の角。
http://www.dcpro.jp/d3_access.html
-----------------------------------------------------------

よろしくお願いします。
あと、ついでのように
はちブラのライブもよろしくお願いします。

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【30×30 サーティー・サーティー】pair.2
『メカ万化 × はちきれることのないブラウスの会』

2010年6月22日(火)
18:30(メカ) 19:10(はち) 19:50(メカ) 20:30(はち)
*交互に上演しますので、ご都合に合わせて2本ご覧下さい。
*開場は初回18:00。以降は上演10分前です。

インディペンデントシアター1st
*地下鉄堺筋線『恵美須町』駅1-B西出口より左手(南)へ徒歩1分
http://www.ka-geki.com/map.html

前売:1,500円 当日:1,800円
*全席自由

【チケットご予約】
http://www.ka-geki.com/perform/schedule.html

お電話でのお申し込みは・・・06-6568-8708(マーベリックコア)
1.公演名(30×30) 2.公演日(6/22) 3.お名前
4.ご連絡先(お電話番号) 5.チケット枚数
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はちブラの日には、
京都でオザケンがやるらしい。
ということで、小沢健二。

この間のライブでは岡崎京子が来てたってね。
凄い話。
奇跡みたいなタイミング。
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君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-anatano


2009年の初夢は、爆笑問題太田さんとの対談でした。
俺の不躾な質問にも太田さんは真摯に応えてくれて、
始まる前はどうなるかと思ったこの対談ですが、
終わってみれば良い議論が出来ました。
終了間際に宮崎哲哉さんが乱入してこられ、
新春対談は新春鼎談に。
賢人お二人を前に僕は付いていくのが精一杯(笑)。
でも、良い思い出になりました!


一体俺にどんな深層心理が眠っているのか知らんが、
そんな事はさておき、
年末フェス総ざらい、後半です。


12/30

カウントダウンジャパン-WEST-。
楽しい楽しいロックフェス、
のはずが序盤全く気合い入らず。

体調を崩したせいもあるし、
フェス慣れしてしまったせいもあるのだろう。
CDJ独特の空気の温さも
俺の脳みそをシャッキリとさせてくれない。

グループ魂。
そんな状態なので、
ロックのライブを観るというより、
演芸を観る気分で。

よく覚えてないが、
やたらクンニとか言ってたような。
「9mmのクリトリス!」とか。
親子連れがダッシュで出て行ってた。

泰葉ネタとかやってたが、
笑い的には今回はあまり質は高くなかったかな。

「次はお待ちかね、アスパラガス改め、
 モロヘイヤの皆さんです!」

モロヘイヤは観ずに、
少しだけ9mmのクリトリスを観に行く。


9mm Parabellum bullet。
1曲くらいしか聴けなかったが、
やっぱりボーカルが弱いな。


東京スカパラダイスオーケストラ。
相変わらずハズレのないライブを見せてくれる。
何か一つ足りない、と思ったら、
冷牟田さんが居ないんだった。


観たばっかりのユアソン。
ではあるが、出来はこの日の方が上。
より攻撃的で、暴れっぷりも良く、
且つカリプソな曲も披露。
唯一の難点はやはりサイトウジュンの喉。
ラストの「A MAN FROM THE NEWTOWN」は
殆ど声が出てなかった。


SAKEROCK。
客「はまけーん」
ハマケン「うるせぇええ!!」
良いなぁ、ハマケン。
何言っても許されるキャラだな。

新兵器なんだろうか、
前に観た時には無かった
星野源が敲くマリンバがいい味。
もうちょっと音が良いトコで聴いてみたい。


実はこの日の一番のお目当て、AA=。
アルバム単位でラウドロックを聴く事は
殆ど無くなってしまったが、
それでも未だにMADは大好き。
出来れば早くMADを再開させて欲しいが、
AA=が素晴らしいんなら、それはそれで良し。

だったのだが、
AA=、素晴らしくなかった。

インテックスで轟音が聴き辛いのもあるが、
何よりそれ以上にボーカルが酷い。
いち早くAA=とWAGDUGが合体する事を望む。


この日のトリ、斉藤和義。
FIRE DOGやHey! Mr.Angryman、アゲハ、
進めなまけもの、と、
比較的古い曲をやってくれたのが嬉しい。

「次の曲はアリナミンです。
 CM撮りの時に石田ゆり子さんとお会いしまして、
 非常に綺麗な感じで。
 アソコはどうなってんだろうって」

恒例の下ネタを最低の形で披露する。
せっちゃん、カッコ良いぜ。


12/31

少し遅刻してthe telephones。
サマソニでチケット忘れのため見逃した新星。
ようやく観る事が出来たが、期待以上では無かった。
どこか散漫な印象。
でも、良いバンドであることは分かる。
うーむ。
評価保留。


トライセラトップスとSuperflyを観たのだが、
売れてるバンドってのは、音作りがシンプルで、
ボーカルに説得力があり、
大会場での音の鳴らし方に慣れている気がする。
売れるものには売れる理由がある。
好き嫌いは別にして。

Superflyは大黒摩季とかみたいだった。
大黒摩季がどんなライブやるのか知らないけど。
朗々とした歌とポップソング。
毒気の欠片も無い。


対して、毒気の塊なのが髭ちゃん。
須藤の人を食ったようなMCは相変わらず、
なのだが、広くて小さい音がよく聞こえないインテックスでは
イマイチ機能せず。
それ故か、須藤はやたら「イエエエエエ!!」という
一番届きやすい雄叫びを連発していた。
ライブ自体は非常に良かったが、
やはりもうちょっと小さい所で観たい。


サカナクション。
2回目なのだが、
延々と打ち鳴らされる機械的なバスドラ、
変化しないBPM、
以前より増してダンス音楽に寄っていた。

にも拘わらず、最近のバンドによく見受けられる
地味さというか学生っぽさみたいなものは残ってて、
長く観てると退屈を感じてきた。


tacica。
全く知らないバンドだが、
折角だし少しだけ。
バンプみたいだった。
じゃあバンプで良いよな。


DJブースでやついいちろう。
何故か諸葛亮孔明のコスプレで登場。
B'zやらモー娘。やらかけてた。
この人は芸人なのに、声が前に出ないな。
煽りに向かないタイプの声。


確かここら辺の時間帯にゆきゆきさんと合流。


ザ・50回転ズ。
やっと俺の時間!
正直、この日ここまでは
ずっと暇だったと言っていい(髭ちゃん除く)。
ここからの3バンドを観る為に来たのだ。

髭ちゃんがインテックスの魔物に
やられてしまっていたのを見て、
50回転ズも同じ症状に陥るかと思いきや、
3ピースというシンプルな編成のおかげか、
シンプルな曲構成のおかげか、
彼らの分かりやすいパフォーマンスのおかげなのか、
または単に俺が結構前で見たせいかは分からないが、
見事に昭和なガレージ音が広い会場を埋めていく。

マーシャル、カールコード直結、
年末フェス3日間通して、最高沸点を記録。

一つ欲張りな難を云えば、
逆にそのステージングが完璧すぎる気もする。
単独ではまた違うんだろうが、もう少しだけルーズな部分も観てみたい。


サンボマスター。
音泉魂でのステージが非常に素晴らしいものだったために、
この日はそれと比べて音質的にもMCも一つ落ちる内容。
「大阪、こんなもんか!
 エレカシ観せねぇぞ!」
とかは良かったけど。
それでも毎回レベルの高いMC出してくる山口は大したもんだと思う。

最後は音泉魂の時同様、真心を一節唄って、
「ありがとうございました!」と絶叫して終了。
山口がリズムを崩して唄ってるのに、
無理矢理手を敲く客にイライラ。


カウントダウンを務めるのはエレファントカシマシ。

宮本にそんな段取り事が出来るのかハラハラしながら見守ってたのだが、
案の定、グダグダなカウントダウン。
モニターは残り10秒を示しているのに、
石くんに「今年はどんな年でした?」とか聞き出して、
業を煮やした客が勝手にカウントダウンし始めて、
慌ててそれに合わせる宮本。

そして新年一発目に激曲、ガストロンジャー。
歌詞はどんどん唄う度にこちらもグダグダになっていってるが、
今回の編成はギターとキーボードがサポートに付いており、
非常に重厚で破壊力のある音に。
しかし、曲が終わっても宮本だけまだ続けている状態、
そんな宮本にメンバーも慣れているのだろう、
何とか合わせて曲を締める。

他にも石くんのシャツを引っ張って上半身裸にしたり、
成ちゃんの帽子を奪って冠ってそこら辺に捨てたり、
照明蹴っ飛ばしたり、相変わらず自由過ぎる宮本。
今後もこの姿勢でいってほしいが、
カウントダウンをさせるのはやはり無理があるだろ。


ライブ終了、年越しそばでも喰おうと思ったが、
そば屋が一杯並んでるんで、
ソーキそばで年越しを祝う。

風に吹かれてコスモスクエア駅まで歩くが、
途中やたら柄の悪い古い車が大挙集まっておりビビる。
何か知らんが不良のカウントダウン集会みたいな事だったのか。


フェスの感想は以上です。
ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。
今年もこのブログを読んで頂けるなんて何て嬉しい事でしょう。
あなたのやさしさをオレは何に例えよう。
バファリンとかに例えようかしら。

あなたのやさしさをオレは何に例えよう。
この日はやってないけどね。
俺この曲好きなんだよなぁ。
最近の曲の中で(といっても7年前だが)一番好き。
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蒟蒻畑でフルーツ採ーれーたー。

こんにゃくの畑でフルーツが!?
一体農家の人たちは何をやってるんだ、
蒟蒻と果物の種の違いも分からないのか!

あのCMがテレビから聞こえてきた時は、
そう怒りに震えたものだ。

更に「ニャクニャク♪」
という、人を嘗めきったコーラスが、
怒りにますます拍車を掛ける。

お前はこんな「ニャクニャク♪」の為に
音楽の道を志したのか、
もっと自分を大切にしろ、
画面には映らない誰だか全く解らないコーラス隊に対し、
心の中で彼の人生を問いかけた。

そして、これほどふざけた食い物、
絶対に食べるものか、
そう思った。

しかし、そんな蒟蒻畑が、
今、スーパーの棚から消えようとしている。

最初の事故の直後、
どれほど危険な物か試してみたくて、
一つ購入してみたのだが、
死ぬどころか無茶苦茶美味い。
その上低カロリー。
以来、安売りの度に2、3袋まとめて買う。

こんな良質な食べ物をそんなに簡単に闇へ葬って良いものか。
勿論人命は尊重せねばならないが、
大事なのは学習する事だ。
悲しい事故に因って我々は、
「蒟蒻畑を赤ちゃんや年寄りに喰わすと危ない」
と云う事を知った。


マイミクさんがあるネットの記事を貼っていた。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081001_chissoku/

これに因れば、蒟蒻畑だけが危険な食べ物な訳でない事がよく分かる。

この記事の最後にはこうある。
「なお、「こんにゃく入りゼリー」がことあるごとに叩かれて、「もち」などがあまり問題視されないのは、その食品が登場してからの歴史の違いにも原因があると考えられます。「正月に雑煮のもちをのどにつまらせて死亡」という黄金パターンのように、危険性がまだまだ周知されていないためであると推測されます。そのため、「こんにゃく入りゼリー」についてメーカーができることは、まさに地道な周知徹底作戦だけだと思われます。」

成る程。
蒟蒻畑に足りないのは、歴史、文化・慣習への密着。

蒟蒻畑が素晴らしい食べ物である事を周知させるには、
まずは蒟蒻畑の地位を不動のものにする必要がある。

そこへ一番手っ取り早く周知させるには、
やはり音楽、歌が有効だろう。

蒟蒻畑の歌?
そう、「ニャクニャクコーラス隊」の諸君、
今こそ君たちの出番だ。

http://www.mannanlife.co.jp/cm/index.html

こんにゃく入りゼリーの販売中止に対する反対署名
http://www.shomei.tv/project-146.html


なんか、甘いものを欲してそうなジャケなので、コレ、
ようこさんのYOKOLOCO。

アメリカのスカパンク、MU330を従えての、
初ソロアルバム、との事。
改めて俺はスカパンク、というジャンルが苦手である事を再認識。
KEMURIとか全然ピンと来ない。
何でだろ。

ようこさんのボーカルも本来の凄みをあまり感じられないし、
俺にとってはあまり聴く意味のない一枚。

マンナンライフ「蒟蒻畑」製造中止に「まじか…」の声
 株式会社マンナンライフは、「蒟蒻畑ポーションタイプ」の製造を10月8日をもって一時中止することを発..........≪続きを読む≫
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mixiの君整理コミュ参加人数、20人突破!
何も言えねぇ!!
言うてるやん!!
こちら


さて、
OTODAMA'08レポート(後編)

くるり岸田はRISING SUNで、
雨を肯定し、
「グチョグチョビチョビチョの方が、
 後で思い出になんねんて。
 みんなもグチョグチョ好きやろ?」
と言った。
成る程、確かに土砂降り後のフェスの景色は、
少し違って見える。
まるでフェス自体が浄化されたかのような。
実際ホコリが全部洗われたのかもしれない。
しばらく振りに顔を出した太陽は、
随分と西へ遠ざかっていた。


キャプテンストライダム、
いつの間にやら彼らも中堅どころ、
パフォーマンスも堂に入った感じで、
客を大いに湧かせ、
安心して観ていられる。

だが、今の俺には少しポップすぎる印象。
正直、よく覚えてない。
すみません。
少し早いが大浴場ステージ(メインステージ)へ。


斉藤和義、
学生時代に「セックスしたいセックスしたい」
とばかり言ってたところから、
ついたあだ名はせっちゃん。
以前にも一度書いたが、
好きなエピソードなのでもう一度書いてみた。

この話は、やはりせっちゃんの原点だと思うのだ。
様々なCMなどに楽曲が使われ、
いろいろなアーティストにカバーされ、
既にその名はメジャー級なのにも拘わらず、
どこかに漂う四畳半感。
いつまで経っても「セックス覚えたて」な雰囲気を引きずる。

そんなボンクライメージをロック然とした
長身痩躯にギュウと押し込め、
その長い指から痺れるギターが放たれる。
そんな相反する魅力に
女性はジュンと来るのだろう。

女性が憧れと母性を持って彼を観ているとすれば、
男は仲間意識と悔しさをよって観る。
一緒にオナニーやプロレスを語ってたアイツが
体育館裏でバレンタインチョコを貰ってるのを観た──
喩えるならばそんな感じだろうか。

アコギでのカッティングが頗るカッコ良い
I LOVE MEでライブは始まる。
キーボードは珍しくSFUの奥野さんだ。

夕陽が彼を金色に染め、
唄うは「歌うたいのバラッド」。
最早、卑怯。
そこに居る全ての人が押し黙り、
彼の歌に聴き入った。

俺の大好きな「ベリーベリーストロング」も披露。
この曲はもう映画だね。

ギャッギャッギャー。

最後は当然「歩いて帰ろう」。
この日一番カッコ良い音を出したギターは、
せっちゃんのテレキャスだ。


スパルタローカルズを観るのは、
3、4回目と言った所だが、
この日が今まででベストな出来。

その理由はいろいろあるだろうが、
まず、フェスとしてはトップクラスであろう音の良さ。
音量もでかく、クリアで、
風で多少煽られても動じない。

また、客のノリも良く、
皆素直にどのアーティストの音も
楽しんでやろうという気概が見える。

そういう状況なら
ダンス仕様ロックのスパルタローカルズは強い。
スパルタがどんだけ知名度があるのか知らないが、
あれだけアグレッシヴにやられりゃ、
有名無名は最早関係ない。
俺も暫し踊るが、前方に居たMちゃんが踵を返した。
サンボの時間だ。


サンボ山口と云う人は、稀代の詐欺師だと思う。

「フラカンが出てさ、斉藤和義さんが出てさ、
 この後も変なおっちゃん、民生さんが出てさ、
 こんな素晴らしいフェスをね、俺は終わらせたくないんだよ」

「こんなね、喧嘩も盗みもない素晴らしい空間を作ってね、
 アンタら何様だ。
 アンタら、何様だっつうんだよ。
 アンタらみたいなのをさ、
 ロックンローラーつうんだよ」

「世界はOTODAMAを愛と呼ぶんだぜ!!」

呼んでないよ!!

言ってる事は無茶苦茶だ。
フェスは時間が経てば終わるし、
客も中にはロックンローラーも居るかも知れないが、
大凡は普通の人だろう。
でも、そんな出鱈目をあの口調で真っ直ぐ言われると、
常識が揺らぎ、涙腺が緩むのは何故だ。

口から出任せを並べ立て、
オーディエンスを感涙に至らせ、
「強引に一つにして」(民生談)しまう。

毎回同じような出鱈目言ってるんだもん。
ありゃもう確信犯だ。
「今日のライブは伝説になる予感がしますよ!」
ってのも過去に2回程聞いたけど、
その後そのライブが伝説になったって話は聞いた事無い。

でも、山口にウギャーと叫ばれれば、
ホントにグワーとパワーが出るし、
何かを得た気になっちゃうのだ。
これはもうロックの持つ嘘の典型だろう。
そして一番質が悪いのは、それが嘘だと分かりながらも、
また一瞬の夢を観たくて、嘘を聴きにいく我々なんだろう。

あと、ハタヴォウ、
山口が最後にアカペラでやったヤツ、
アレやっぱり真心ブラザーズの曲だな。
グレート・アドベンチャーの1曲目に入ってる
「GREAT ADVENTURE FAMILY」って曲だ。
疑ってごめんなさい。


ミドリのドタキャンは主催者、観客、
皆がショックを受けたが、
結果的に代打屋FUNKY3は
どこか学祭的なこのフェスに最も相応しいアクトとなった。

ネタ的には以前も書いた通り、
RISING SUNのEZOISTと同じだが、
今回はSCOOBIE DOがバックを務める。
必然的に音楽はソウル、R&Bに寄る。
何とマニアックなセッション。

まずはビークルヒダカが「トラウマティックガール」を、
キャプスト永友が「RIDE ON TIME」(山下達郎)をやるのだが、
これが正直あまり良くない。
コヤマシュウの能力の高さを改めて感じる。

フラカン鈴木の「JORDAN JORDAN」(海援隊)は、
まぁ、完全に鈴木節なので何の問題も無し。

次に出てきたのが、ソウルと云えば、とばかりに、
さっき出番終わったばかりのサンボ山口(近藤&木内も)。
曲目はサンボの出囃子でもある
「今日はなんだか」(シュガーベイブ)。
これが実に良い!
にも拘らず、1コーラスを唄った時点で、
暴れ倒し始め、客席に飛び込み、
OTODAMAコールを強要し、
歌は殆どMOBYが唄ってるという状態。
もっと聴きたいのに!!

ビークルカトウの後に出てきた
bonobosのボーカルの人もなかなか良かった。

セッションのお題とすれば、
スクービーというのは些かハードルが高めだったかもしれないが、
バックは本物だし、代打の企画ものだし、
正直、上手い下手はあったが、
面白いのでノー問題。


奥田民生はトリを取る事を随分と嫌がったらしいが、
彼の登場シーンはそんじょそこらのレスラー格闘家を凌ぐ
トリに相応しい大物のオーラを纏っていた。
本人にその意識は無いだろうが。

そう云えば、今日も出ていた木村カエラの映画、
「カスタムメイド 10.30」で、
唯一身体が震えたのは民生が広島市民球場のマウンドに
入場するシーンだった。

民生は、ごっつやHEYHEYHEY!!などのテレビにも比較的よく出て、
キャラも確立されてて
面白コメントもこなし、
且つPUFFYをプロデュースしたところから、
まずメディア主導のアーティスト、
というイメージがあると思う。

だが、民生は圧倒的な音楽人である。
CDは音楽を発信出来るから出して、
ライブは音楽を演奏出来るからやっている。
当たり前だけど。
要は、表現としてかなり純度が高い。
そこにフェス客との意識の差が生まれる。

恐らくだが、フェスだから観る、
という意識のフェス客にとっては、
「マシマロ」と「さすらい」と「イージューライダー」以外は
興味も無かっただろう。
現に俺の周りの客は、
新譜からの曲には殆ど反応を示してなかった。
確かに一見さんに「スルドクサイナラ」や「愛のボート」などを
やられてもどうノって良いかも分からないだろう。

また、民生はMCで過剰に盛り上げるような事はしない。
思い付きで適当な事をぽつぽつと呟き、
言う事が無くなったら、でかい声でメンバー紹介、
もしくは、「ありがとございまーす!」。
感謝の弁を叫ぶが、そこに全く感謝の念は感じられない。
ハナから言葉に因るコミュニケーションを
あまり信じていないようにも見える。

斯くして、変な静寂が蔓延し、
客もいよいよ困った所に、
「さすらい」のイントロが流れ、
いきなり会場は爆発する。

結局の所、
「さすらいはやるから、他んとこは俺の好きにやらせてくれ」
ってことなんだろうか。
全体的に熱量を保ったライブは
やはり単独に行かねば観られないのか。


アンコールには、サンボ、せっちゃんを始め、
この日の参加メンバーの大部分が登場、
「イージュー☆ライダー」の大合唱。
サンボ山口は自身の声域が狭いため(1オクターブ上で唄う)、
大分メロディを変えて唄ってた。


闇夜に打ち上げられた花火が今度こそ夏の終了を告げる。
基地を片付け、撤退、ウタさん号に乗車。
グレート前川がせっちゃんの「月影」を掛けてる。
あれ、何か生っぽい。
って、本人唄ってる!!
なんと豪華な。
その後の「真冬の盆踊り」でもフラカン登場してたっぽい。
後ろ髪引かれつつも車は動く。

車中、思った程会話が盛り上がらない。
皆、終わってしまった事実に対する虚無感で
腑抜けている様子。
皆様、お疲れ様でした。
また来年も行きましょう。


FANTASTIC OT9。
股旅、Eくらいまでしか聴いてない人も多いと思うけど、
新譜も素晴らしいですよ。
今までにあったネタ的な曲や仕掛けは無いけどね。


OTODAMA'08レポートは以上です。
あー、時間掛かった。
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startingover


今日、少し調べものがあったので、
三宮の最大書店、ジュンク堂へ。

するといつの間にやら、
ジュンク堂の上階にあった
東映系の映画館が無くなっており、
そこも書棚になっていた。

神戸に長く住んでいる方ならご存知だろうが、
かつてはジュンク堂は地下にあった。

そこは日中でもどこか薄暗く、
まるで知識欲に対する背徳心を映し出すように、
当時、ジュンク堂店内の空気は淀んでいたのだ。

しかし、それから幾年、
ジュンク堂は同じビルの2~4階を占め、
嘗ての住処はHMVに受け渡し、
自らは神戸の中心に鎮座した。

そしてこの度、ジュンク堂は映画館を追いやり、
また一つ制空権を手に入れた。
最上階のフロアは学術書、法律、歴史、
正に神戸人の知識の高み。

恐らくジュンク堂はこれからも
更に天へと近付こうとするのだろう。
しかし、そんな神戸人に怒りを覚えた神は
いつかそんな神戸人を罰するだろう。
審判の日、天高くそびえ立つジュンク堂は、
儚くも音を立てて崩落するのだ。


と、どこかで聞き齧ったバベルの塔のお話に
ジュンク堂を準えてみたのだが、
今日皆様にお話したい事はそんな事ではない。

黒鉄ゾンビ、久々にライブやりますよ!!

4月20日(日)
@梅田HOLIDAY http://www.clubholiday.jp/osaka/
16:00開演 
我々「黒鉄ゾンビ」の出番は17時30分くらいから。
前売り1500円(1ドリンク別途)

って、もう来週か!!
ウギャー!!
ライブに向けて何かした気が全く無い!!

という事で、誰かチケット買って下さい。
もしくは受付でゾンビマツダの名前を出して買って下さい。
するとどうでしょう、ゾンビマツダが金銭的に助かります。
mixiでこの旨を発表した所、
一切の反応がありませんでした。
人が自殺を考えるのはこんな日常の隙間なのです。


ゾンビも再始動という事で、
Starting over。
新譜だけど中古屋で600円で購入。
必要以上に静かでも、
要望以上にうるさくも無く、
その中間でバランスの良い感じ。
それが自分でも分かってるのか、
1曲目「今はここが真ん中さ!」ですって。

STARTING OVER/エレファントカシマシ

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STARTING OVER(初回盤)(DVD付)/エレファントカシマシ

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dorobo


今日は4月1日、
暫定税率の期限が切れ、
全国でガソリンが値下げされた。
趣味が火吹きの俺には非常に嬉しいニュースである。

火吹きというホビーもなかなか深いもので、
例えば、着火剤ではウォッカ、軽油、オリーブオイル、
着火器具も100円ライターからバーナー、松明、チョロ獣など、
人によって使う道具は違い、
その違いに因って、火の大きさ、色、
持続時間などが変わってくる。
俺は、ガソリンにチャッカマンという、
安価でノーマルなスタイル。

日本の歴史上で初めて火吹きが登場したのは明治。
かの俳人、正岡子規が大の火吹きファンで、
英語名「Fire blows」を「火吹き」と訳したのが、
子規だと伝えられている。

この間、mixiで火吹きコミュも作ったので、
興味が沸いた人は是非。


さて、日曜のThe Outsiderも無事に終わりホッと一安心。
2歳からアウトロー業を営んでいるこの俺、
さんざん迷って結局スタッフの熱意に押し切られた形で
リングに上がった訳だが、
皆様にはしょっぱい所をお見せしてしまった。
まさか、河津掛けが反則だとは知らなかった。

終了後、憧れの前田さんに有り難くも
「第二次リングスにはお前が必要や」
と言って頂いたのだが、
今の俺には本職であるDJの方を大事にしたい、
俺には苦笑いを返すしか出来なかった。

一応前田さんと名刺交換だけはさせて頂いた。
その内ヤフオクに掛けるので、
前田ファンの皆さんには是非入札してほしい。


さて、そんな擦った揉んだの日曜の前日、
俺はSal Cultureというイベントを観る為に、
大阪城野外音楽堂に居た。
今日はその感想を書こう、
と思ってたのだが、
嘘話を書くのに必死になってしまった。
次回に書きます。

っていうか、もう4月1日じゃなくなってるし、
ウタさんのブログ覗いたら似たような事やってはるし。
本年度も先が思いやられる。


嘘つきは泥棒の始まりなので、泥棒。

何と云うか、嘘のようなバカなジャケ。
完成度の低いギャグの途中みたい。

内容は素晴らしいですよ。

泥棒/UA

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テーマ:
album


おいおい、お前ら準備は良いのかい?
明日は遂にレイジのギグだぜ!(大阪公演)

なぬ?
お前もレイジが好きだって?
分かってるじゃないか!!

…槙原のあの歌詞は?
どう考えてもパクリだって?
それは、年中ニットキャップの方のレイジ!
レイジ・アゲインスト・ザ・マッキー!

なぬ!?
明日は大阪城ホールには行かない、
だって?
こんの野郎~~!

…明日は?
なんばHatchで?
アーケイド・ファイアを観る?
それなら仕方ないね。
それは俺もちょっと観たかったです。

さて、明日の為にもう寝ます。


三度目のブタ箱入りを果たしたブタ、
岡村靖幸。
くーみんの羊水発言問題にしてもそうだが、
レイジと比べると問題のデカさがチンケ過ぎる。

と言う事で、岡村と卓球。
昔から仲の良い二人だが、
この流れで卓球もその内逮捕される、
という噂が数年前にえらく出回ってたな。

内容は、この二人が組んでるんだから、
そりゃ良いですよ。
エロくてダークで素晴らしいです。

電気は新譜出るね。
嬉しいです。

岡村ちゃん、次出て来れんのはいつかは知らないが、
年齢的にも次がラストチャンスだろうな。
出てきたら出てきたでまた応援したいが、
取り敢えず今は愛情を込めて馬鹿と言わせて頂く。
ブタとも言わせて頂く。

The Album/岡村と卓球

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テーマ:
custom


34歳を迎えた今年の誕生日は、
やはり激務n'ウイルスにやられてました。
でも、そこは持ち前のガッツで、
何とかCOUNTDOWN JAPAN0708 WESTに駆け付けました。
駆け付けた時には半分終わってました。

行く途中、栄養を摂ろうと
キヨスクでリゲインを買って飲んで、
リゲインてのはコーヒー味なんだな、
とか思ったら、間違えて眠眠打破飲んでました。
電車の中で寝るつもりだったのに。

明日からはCDJ→やれんのか!→TDSの為、上京。
今日の細かい感想は後日全部まとめて語ります。

’07振り返りシリーズ、
俺ラミ—賞ライブ部門はCDJが終わってからにします。

取り敢えず今日はウイルスを全滅させる為に寝ます。

CUSTOM。
今日のCDJWで民生が俺の為にやってくれました。
ボロリボロリ泣きました。

伝えたい事は、特に無いこのブログですが、
来年も宜しくお願いします。

CUSTOM/奥田民生

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テーマ:
tobira


寒い。
どうなってるんだ、この寒さは。
今日は大分とましだが、
昨日などは、自殺を考える程寒かった。

あまりの寒さにホットミルクで
身体を温めようと思うが、
電子レンジは壊れてるんだった。

今年はどうも随分と厳冬になるらしいと
どこかで聞いた。
地球は温暖化してるんじゃないのか、
と地球に文句も言いたくなるが、
何でもその温暖化が原因で寒くなるとか何とか、
全く迷惑な話である。


冬も近付けば、
そろそろ年末年始をどう過ごすかが、
気になってくるのだが、
どうやら今年もカウントダウンジャパンに
参加する事になりそうである。

しかも、B.U.Pの意向により、
大阪でも開催されるというのに、
敢えての東京会場。

わざわざ大枚はたいて
東京まで行かんでも、と思うが、
ラインナップを観れば
確かに東京まで足を延ばしたくなる気持ちも
分からないではない。

まず、大阪と東京では、
出場アーティスト数自体が倍ほど違い、
その差の中に観るべきアーティストが居たりする。

中でも目玉は、何と言っても、
清志郎の復活と、
岡林信康の降臨であろう。

ロックの神様とフォークの神様が、
大晦日に並び立つ訳だ。
(一緒にやる訳ではないが)
どの神社にお詣りに行くより、
御利益がありそうな気がするじゃないか。

若者の皆さんは、
そんな事には目もくれず、
エルレ、ラッド、ホルモン、
バンプ、ケンヨコヤマ辺りが出ない事を、
お嘆きのようなのだが、
その分、若年層が減って頂ければ
おっさん層は安心して幕張まで行けるというもの。
若者は皆、ニューイヤーロックフェスの方へ
行けば宜しい。


こういうフェスに行きますよブログの時は、
期待のアーティストのCD等を紹介するのが
ウチの常なのだが、
今回出る新人さんバンド全然知らないや。

と云う訳でエレカシです。
これも良いですよ。
爆裂度は低いけど、
足に地が着いた感じです。



¥2,548
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テーマ:
orenomiti


未だ冬にもなっていないというのに、
依然として降り止まぬ大雪は、
鬱蒼と茂る森を覆い隠し、その前後を不覚にさせる。
そして二人はその真ん中を尚も歩く。

素人であれば、その雪面には、
彼らと、その足跡しか見つけられないだろう。
その足跡さえ新たな積雪が古いモノから順に隠してしまう。

しかし彼らの目は、確実に別のモノを捉えていた。
自分たち以外の足跡。
人間のものではない。
獣、それも巨大。

この足跡を追って既に8時間、
少しずつその輪郭が明瞭になってきていた。
双方の距離が近付いているのだ。
足跡はより深い樹海へと続いており、
その先は暗くてよく見えない。

「近ぇな」

片方の男はそう呟くと、
樹海へと足を踏み出した。

「兄貴、待でくれ。
 俺が回り込んで、
 ヤツの前方に出る。
 ここはじっくり挟み撃ちといこうや」

「バガヤロ。
 この寒いのに、
 そんなトロ臭ぇコトやってられっか。
 もうヤツは相当近いトコに居る。
 一気に距離を縮めて片ぁ付けるで」

弟と思しき男は馬鹿と言われ憤慨したが、
喧嘩してる場合でもない。
渋々兄の意見を承知した。

そして、慎重且つ速やかに、
森の奥へと歩を進める事数分、
遂に大きな動く黒い影を発見した。

狼だ。
ここ数日この大狼に村人が幾人も殺されている。
何としてもここで仕留めなければならない。

兄は指を素早く動かし何かを示す。
弟はそれに頷き、
息を殺して左前方へと移動し、
二方からの射撃に備える。

両者がライフルに指を掛ける。
二人が阿吽の呼吸で引き金を引こうとしたその瞬間、
弟の背後にどさりという音がした。
風流にも、木の枝に降り積もった大量の雪が
落ちてきた音だった。

二人は一瞬音の方向に気を取られ、
すぐさま視線を戻したが、
狼はその間に一切迷う事無く、
森の更に奥へと走り去った。

慌てて兄が照準を合わせ、
狼の尻を追うが、その巨躯は森の闇の中に消えた。

「畜生! また逃げられだ!
 テメが音立でっからだろが!」

「何言ってんだよ!!
 だがら俺は最初から挟み撃ちしようって言っだんだろ!!」

「うるせぇ!
 あそこで決められねぇがら、
 お前はいつまで経っても半人前なんだよ!!」

「あぁ、そうがよ!!
 もう兄貴とはやってらんねぇ!」

「勝手にしろ!
 終わりだ、俺達は終わりだ!!」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000019-dal-ent


人気兄弟デュオ「狩人」がこの度解散するという。
もしも、東北辺りのおじいちゃんが、
このニュースを耳にしたなら、
きっとこのようなストーリーを想像するに違いない。



俺の道。
これも以前紹介してる気がするなぁ。

カッコいいですよ、コレは。
セールス的な全盛期しか聴いてない人は損してますよ。

生命讃歌で、オレ、祈ってら、
って歌詞が出てきて、
くるりのパクリかも知れないが、
どのみち無意識なものと思われる。

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