「グレイゾーン」RHYMESTER | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

grayzone


清志郎がまた病床に戻ってしまった。

俺は大して、清志郎、RCのファン
という訳でもないのだが、
FM802から、悲報と共に流された
「雨上がりの夜空に」には、
流石に思わず感傷的になる。

初めて彼を観たのは、
どこでだっただろうか、
エゾだったか、ナニワサリバンショーだったか、
とにかく何かのフェスか大きなイベントだ。
観る前は正直、「今更こんな爺に何が出来る」と、
さほど期待もしていなかったのだが、
いざ観てみれば、そのあまりの楽しさに驚いた。

「雨上がりの夜空に」などという
おっさんの飲み屋での下ネタレベルの歌詞を、
古くさいリズムに載せたあのダサい楽曲、
それをだだっ広い野っ原、満点の星空の下、
ただただ踊るという行為が、
どれほど気持ちの良いことか。

また、清志郎は各方面から多大な尊敬を集めており、
フェスなどでは大物アーティストがちょくちょく
ゲストで出るのが嬉しい。
いつぞやのエゾでのヒロトとの
「気持ちE」は最高だった。

今年のフジやエゾで清志郎さんを初めて観る予定だった人は、
ホントに可哀想に思う。

実はその病状はかなり深刻だという噂も聞く。
もうあのステージは観られないのか。
そんな馬鹿な。
キングだぜ。ゴッドだぜ。
今は一刻も早い回復を願おう。


清志郎がお休みとなれば、
スカパラ前だけでなく、
その空いた枠も気になる所。

こう書くと何か清志郎休場を喜んでるみたいで
後ろめたい気分になるが、仕方ない。
清志郎が休むからといって、
その枠を空けられても困る。
あ、空いたら空いたで、te'かロザリオス観られんのか。
うーむ。

とにかく、
清志郎の代わりがあんまりしょぼいバンドでは困る、
と云う事だ。
いきものがかりでは困る、と云う事だ。


『畑正憲さん、「いきものがかり」に加入!!』


今、咄嗟に思い付いたニュース見出し文を書いてみました。

清志郎さんの穴を埋めるのなら、
考えられるのは、泉谷しげる、井上陽水、
YMO一派、矢野顕子などの同世代組、
サンボマスター、ウルフルズ、奥田民生、
ライムスターなどのリスペクト組か。

フジの方は、「国内のアーチストか、
土曜日に出演している海外のアーチストに絞って現在交渉してい」るとの事。

勿論、誰が代役に来ようと、
清志郎さんの穴を埋められる訳ではないのだが、
SMASHもWESSもここが興行主としての踏ん張りどころ、
気合いの入った代替案を期待する。



ウチのブログでHIPHOP系アーティストの名前が登る事は珍しい。
折角なので、ライムスター。
ウチのCD棚に並ぶ数少ないHIPHOPのCD。
特に日本人となると、殆ど無い。

このアルバムのタイトル、「グレイゾーン」って云うのか。
今知ったよ。
だって、HIPHOP書体って、何書いてるか分かんないじゃない。

基本的には敬遠してきたヒップホップだが、
ライムスターの活動は正に全方位交流、
前述の清志郎、CKB、スクービードゥ、バター犬等々と、
競演を果たし、
ロック好きにもその存在をアピールしてきた。
また、宇多丸さんはサブカル方面での活躍を見るに、
どうやら信用の置ける人物。

内容もなかなか快作になっており、
とは言え、これ以上ヒップホップに踏み込む気は無いのだが、
少なくとも日本のヒップホップシーンにも、
「東京生まれHIPHOP育ち」よりも向こうの風景が
ちゃんとあると分かって安心した。