mzd216
2005-11-04 02:43:41 mzd216の投稿

「St.anger」メタリカ

テーマ:CD整理(邦楽ら~り)
stanger
今日は文化の日だった。

人類は有史以来、様々な文化を産み、
進化し、拡散し、破壊と再構築を繰り返してきた。

その果てに産まれたものがメタリカだ。

メタリカこそが、
人類文化の結晶であり、結果であることは疑う余地は無い。

そんな意見に疑問の声もあるだろうが、
その根拠に関しては読者の皆さん自身に考えて頂きたい。

ともかく、メタリカを考える事は、
自身を考える事であり、
他人を考える事であり、
また、創造を考える事である。

嘘だと思うのなら、映画「メタリカ 真実の瞬間」を観れば良い。
答えはそこにあるはずだ。


という訳で、「メタリカ 真実の瞬間」を観てきたよ!!
以下はその感想を書くので、
まだ観ておらず、且つこれから観たいと思っている人は、
Don't read and Destroy!!


俺がメタリカを聴き出したのは、16、7年前の中学の頃。
これほど速くて破壊的でうるさい音を聴いた事の無かった俺はすぐにはまった。

その後、メガデス、アンスラックス、スレイヤー、
テスタメント、セパラチュラ、エクソダス……、
とにかくスラッシュメタルばかり聴いた頃がある。
只、その中で未だに聴くのはメタリカだけだ。
あ、あとスレイヤーも少し聴くか。

しかし、途中メタリカを聴く事を止めようと思ったことは幾度かある。
アルバム「ROAD」「REROAD」を出した頃だ。
この2枚は、内容の善し悪しは別にして、
メタリカがメタリカである事を忘れている。

そして、ベースのジェイソンの脱退。
その頃の俺は既にメタル好きでは無くなっており、
俺にはもう必要の無いバンドになりかかっていた。

映画は正にその頃より始まる。

この映画は当初普通にアルバムの制作過程を追うものに過ぎなかったようだが、
結果的に一つの物を生み出す男たちの
血と汗と涙が滲んだドキュメントになってしまった。
バンドは崩壊寸前、自分自身も崩壊寸前、
それでも自らと親友とバンドを信じ、
壁を打ち破るおっさんたちのドキュメントである。
これをNHKがプロジェクトXで放映した所でなんら不思議は無い。

音楽を映画にするとはこういう事を言うのである。
音楽の力を信じるとはこういう事を言うのである。
全く、ANIKIとやらに見せてやりたい。

お互いの思惑や感情がぶつかり合い、
エゴを出したり引っ込めたりしながらアルバムは
長い長い月日を経て完成へと近づく。

中でも、アルバム製作途中でアル中になりリハビリを受け、
何となく急にロシアへ熊を撃ちに行き、
バンドより家族が大事になってしまう、
バンド随一の火種ジェームズが
ラスト近く涙を滲ませ、全員に感謝するシーンは感動だ。

そこから10万人が待つステージへ向かうシーンで、
俺は不覚にもボロ泣きしてしまった。
隣ではメタリカを全く知らないB.U.Pまで泣いている。

メタルファンには、
メガデスのデイヴ・ムステインがラーズに、
メタリカをクビにされた事を今更散々愚痴るシーンは最高だろうし、
ツィギー(元マリマン)他、著名なベーシストが数名
オーディションを受けているシーンは興味深いだろう。

その中で「指弾きなのにメタリカ最速の曲に余裕で付いて来れる男」
ロバート・トゥルージロ(南米で生まれた三沢光晴といった趣き)が選出されるのだが、
この人は普段の表情が可愛くて良い。

あと、カークはホントに発言権無いのが笑う。


他にも語りたい事は山ほどあるが、
明日も仕事なので、このぐらいにしておく。

とにかく、バンドをやっている全ての人必見、
否、自分で何かを作ろうとする全ての人必見な映画。
大阪では明日までなんで、
近畿圏の人間は1,800円だけ握って梅田へ走れ!


「St.anger」。
そうして産まれた、
正に、メタリカ復活!な一枚。

実は、余りに長くうるさい音が詰め込まれているため、
正直、通して聴くのがしんどいアルバム、だったのだが、
この映画を観てから聴くと、
無茶苦茶名盤に聴こえる。
まったく、男の子なんて単純なもんである。


Metallica
St. Anger



Metallica
St. Anger

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