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戦術論
こんにちは、がっちゃんです!
今日お話したいことは、戦術に関することになります。
戦略というものは、俯瞰する、つまりより大局的に事業の方向性を決定付けるものでなければなりません。
それに対して、戦術というものは、戦い方であり、より局地戦的で、具体性を持ったものでなければいけません。
でなければ、社員さんから「事業の方向性、戦略は分かった。ところで、私は明日から何をすればいいの?」ってことになってしまいます。
例えば、受注事業において、増客の戦略に基づき紹介キャンペーンを実施するとします。
ここまでは戦略。
これを、具体的な戦術論にまで落とし込む必要があります。
実施期間、増客目標数、予算費用、ターゲットリスト、担当割、準備する資料etc
こういうものが揃って初めて、社員さん達は実際の行動に移すことができるのです。
こういった計画は、短期間でサッサッサーと作る必要がありますよね。
特に緊急を要する場合には、いつまでもダラダラとやっていた日には、1年が終わってしまいますよね。
じゃあ、誰がこの計画を作るんでしょうか?
営業に関することだから、営業部でしょうか?
でも、営業部は今いるお得意様に売るのが手一杯ですよね?
プロジェクトチームを作って、やらせるのもひとつです。
でも、私がお薦めするのは、先日お伝えした「社長には部下がいない?」でも書いているように、1人でいいから、社内浪人を社長のそばに置いておくことです。
この社員に命じて、期限を切ってやらせるのです。
戦術とは、このように具体的かつ実効性を持ったものを作って下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
またお会いしましょう。