本シリーズでは、イタリアの生活情報うんぬんだけでなく、

うちの夫婦のドタバタっぷりや踏んだり蹴ったりの様子を表現していく所存です。

 

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前回、インターネットプロバイダのFASTWEBと順調に契約を交わした我が家。

 

契約日からネット開通までは2週間かかるらしい。

その間に発生するイベントは以下の通り。 この流れは読み飛ばしてもらっても大丈夫です

 

★FASEWEB側での事務作業が完了したら、契約者の携帯電話にテキストメッセージが届く。

テキストメッセージのリンクからログインし、本人確認がなされる。

★技術者から電話があり、自宅に来てもらう日を決める。

★技術者が自宅を訪れ、回線をセッティング(我が家には電話回線があるので工事は不要)

★FASTWEB店頭でモデムを購入し、セットアップしたらネット開通!

 

 

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↑回線の確認作業中

 

 

 

 

この中で最大の山場になりそうなのは、技術者の自宅訪問&回線のセッティング。

 

しかも、それを実施するのは、

FASTWEBではなく”TELECOM”という別会社のスタッフである

 

ちなみにTELECOMは怪しい企業ではなく、大手である。

日本で言うとNTTに近いかな? 違ったらごめんなさい

 

我が家のネット開通が遅くなった一因は、このTELECOMだった。

 

 

 

 

自宅訪問のアポを取るために電話をしてきたものの、

こちらがイタリア語ができないとわかるや否や、電話を切られ、以後無かったことにされたり。

(イタリア語できなくて申し訳ないとは思うけどさ…)

 

 

明日までには直す...と言っても直らない。1時間後に電話する…と言っても電話がない。

 

 

こんなことが何度も何度も何度もあったり。

 

私はその度に走って帰宅したり、自分の予定をキャンセルしたり、

ドキドキしながら一日中で家で待ったりと、TELECOMに散々振り回され続けたわけである。

(後に、真面目で誠実なTELECOMスタッフさんにも出会いましたが)

 

 

 

 

TELECOMが嘘をつくたび、私たちはFASTWEBの店舗へ通った。

 

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FASTWEB店舗への電話はまず繋がらないし、メールなどにも返信はないのだが、

直接訴えればFASTWEBスタッフはすぐ動いてくれた。

現状を確認し、目の前で関係各所(主にTELECOM)に連絡してくれた。

 

本当に申し訳なさそうに、この状況を謝罪してくれるスタッフさえもいた。
日本では普通だが、外国でこんなに謝られるのは珍しい。

 

 

 

でもどんなにFASTWEBが頑張っても、謝ってくれても、
実際に作業するTELECOMが動かないことにはどうしようもない。

 

 


一度FASTWEBの女性スタッフ(とても感じが良い働き者)に、
「うちのネットが開通しないのは、問題が大きいのか?それともTELECOMの怠慢か?」
と聞いてみた。

彼女はもんのすっごく言いにくそうに、ポツリと小さな声で、後者であると教えてくれた。

彼女の働きぶりや表情から察するに、これは真実。責任転嫁ではないと思われた。

 




本来、FASTWEBで契約してネットが開通するまで、店舗に直接行くのは1~2回。

 

けれども、私たちは10回は行った。

 

毎度バス移動だし、店頭で並ばないといけないし、進展もないし、辛かった。

いよいよ夫も店頭で、英語で怒った。

 

 

 


こういうトラブルでは、現地人にガツンと言ってもらうのが一番だと聞いた。

 

でも唯一の頼みである夫の上司は、国外出張でずっと不在である…。

 

 

 

 

無料のWifiがある場所を探し歩いたりもした。

けれど当時見つけられた所は、長居できない・危ない・遠すぎるのいずれかで、

あまり役に立たなかった。

(今だったら中心地まで出て、オブラーテ図書館に行くと思います)

 

 

 


実はこんなことをしている間に、クリスマスが迫ってきた。

 

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いよいよ私は、気が狂った。


寂しくなっても、家族や友人への連絡を控えなくてはいけない。
動画も見れない。音楽も聞けない。本も読めない。

テレビがないので、ニュースも天気予報もわからない。

締め切りがあるのに仕事ができない。海外生活の励みであるブログも書けない。

 

 

 

さらに虚しくて悲しいのは、

 

私や夫がどんなに困っていても、

 

自分の仕事を遂行しない人々に何の影響もないことだ。

 

 

 

これで減給されるとか、クビになるとかもない。

普段通りの生活を送って、お給料をもらって、

家族や友人と楽しいクリスマスを迎えるに違いない。

 

これがイタリアという国なのか?

 

 

 

 


何度目かわからないFASTWEBからの帰り道。

 

クリスマスのイルミネーションに飾られた、美しいフィレンツェの街並み。

 

 

観光客に紛れて、泣いた。

 

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つづく

 

 

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