no mystery, no life(本と映画と)

本と映画を気ままに紹介。

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エレヴェーター殺人事件

 

ディクスン・カーとジョン・ロードの共作。

 

警察医ダラスは旧友にあうために、タラント出版社を訪れます。

タラント出版社は、「道徳的である」ことを強みに多角的に出版事業を拡大させていきます。

そうなると創業者の力が強くなるのは当然のこと。

タラント社の社長アーネスト・タラント卿も、かなり独特な性格をしており、社内はいつでも緊張状態です。

 

一瞬で異様な雰囲気を感じ取ったダラス。

その異様な雰囲気は現実のものとなります。

銃声のような音がし、玄関番が社長専用のエレヴェーターをこじ開けると、中には心臓を射抜かれ絶命したアーネスト・タラント卿が。

 

名警部と呼ばれるホーンビームが早速捜査をします。

そうするとエレヴェーターは完全な密室で、外から中にいたタラント卿を撃てないことが発覚します。

一体誰がどうやってタラント卿を殺害したのか。

 

 

 

↑ カーお得意のやりすぎトリック

 

ネタバレ感想

 

あんなにまどろっこしい、機械仕掛けの殺人手法を取らなくても殺せたんじゃない?

むしろこのやり方を採用することで、発覚リスクが高まるだけでなく、殺し損ねるリスクもあったんじゃない?

夜影に隠れて刃物でグサリのほうが現実的だと思います。

 

カーはこのトリックを使いたいためにこの作品を作ったのでしょう。

これがカーでなければふざけんなと文句を言いたくもなりますが、カーならばしょうがない。

ええ、だってカーですもん。

 

密閉エレヴェータでの殺人なら、「エンジェル家の殺人」に軍配があがります。

脳内迷路になりかけましたが、本作の混迷さよりはるかにわかり易いです。

 

総じて、カーを制覇したい、稀少本を読みたいという方だけでいいと思います。

読み物としてのレベルも高くなく、私は5回挫折しました。

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ジーヴスと朝のよろこび

 

バンプレイ・ホール。

そこはバーティが大の苦手とするアガサ伯母さんが住んでいる田舎。

今アガサ伯母さんが再婚したウォープルスドン卿、彼の娘でかつてのバーティの婚約者フローレンス、悪童エドウィンが一緒に住んでいます。

絶好の釣りの場があるとしてジーヴズは行きたがっているものの、バーティは行くなら死んだほうがましという状態。

しかしながらジーヴズの悪意ある計にはまり、バーティは渋々バンプレイ・ホールに行く羽目に。

 

案の定フローレンスカップルは危機を迎え、フローレンスはバーティとの婚約を考えます。

断固として拒否したいバーティ。

さて、バーティはどうなる?

 

 

↑ 愛すべきマンネリ

 

ネタバレ感想

 

毎度おなじみの展開です。

強烈な女と結婚させられそうなバーティ。

友人のために人肌脱ごうとするも、バーティが阿呆すぎたり、またあまりにも登場人物らが曲者すぎたりで、結局頓挫。

そこでジーヴズ華麗に登場。

するもジーヴズが大事なのは、自らの利権という名の美学。

結局いつもジーヴズだけが美味しい思いをするものの、窮地から脱せさせてもらったバーティは感謝感激。

・・・というセオリーが今回も適用。

 

というかそれ以外のジーヴズものを見たことがない(笑)

 

ペリー・メイスンシリーズと同じく連続しての読書はなかなかつらいものがありますが、ちょっとしたときに読みたくなるシリーズです。

でも、メイスンシリーズと異なり、古本でも一冊辺りが馬鹿にならない。。。

 

ああ、文庫化を希望する!!!

 

因みに本作、アガサ伯母さんをしっかり登場させてもらいたかったです。

全然登場していないのは、あのキャラクターを考えると勿体無い。

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ピカデリーの殺人

 

アントニー・バークリーによって書かれた作品。

探偵は、チタウィック。

 

ピカデリーホテルでお茶をしているチタウィックの目に異様な男の姿が浮かびました。

それは年配の女性の隣に座っている男で、執拗にチタウィックを睨み付けているのです。

戦々恐々としながら男を意識してしまうチタウィック。

次の瞬間、男の手が年配女性のカップに被さるのを目撃します。

ことづけを済ませて席に戻ると、謎の男はいなくなり、不自然に寝ている年配女性の姿が。

心配になったチタウィックが近づくと、なんと女性は死んでしまいます。

 

チタウィックの“殺人”の目撃により、すぐさま一緒にいた異様な男が逮捕されます。

亡くなった女性の甥にあたるシンクレア少佐です。

 

物理的証拠は乏しく、有罪判決の決め手はこともあろうかチタウィックの証言。

そこでシンクレア少佐の妻らが、一計を案じ、チタウィックを懐柔しようとします。

さて、チタウィックはどうなる

 

 

↑ 安心のチタウィック

 

ネタバレ感想

 

作者のチタウィック弄りが面白い。

迷探偵シェリンガムを愛ある愚弄をするのとは異なり、チタウィックに対しては優しい目線で弄りまくっているように思います。

徹底的に扱き下ろしているというか・・・。

チタウィックが謙虚なのではなく、作者の意地が悪いのだと思います(笑)

 

終始チタウィックを優しい目で見ていました、私は。

手のかかる坊やが一大事に巻き込まれた!という母性本能全開の見方です。

お蔭様で推理小説云々の醍醐味よりも、チタウィックが無事にこの窮地を脱せられるかの視点で見ていたため、推理小説としての印象があまり残っていません。

 

ただ、犯人と犯行理由は秀逸。

大佐の妻が犯人で、犯行理由はさらなるジャンプアップ。

そりゃ、公爵の妻の座のほうが魅力的ですよ。

それを上手く匂わせながら、読者に感づかせない。

さすがにこのあたりは上手い。

 

総じて、それでもチタウィックが最後に残る(笑)

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