半世紀前の約束 №1110

跡継ぎの男の子が欲しかった祖母に、私が代わりに男の子を授かるからと約束していたXさん。


彼女は母となり女の子を授かります。

生まれた娘を見て「なぜ女の子だったのか」と考えました。


それを知った孫娘は、自分が女の子として生まれ、母に申し訳ない、期待を裏切ってしまったと感じたのです。


サマンサは、祖母と母の約束を破棄しました。

孫娘が女の子として生まれたことを称えたのです。



親子三代でこだわり続けていた跡継ぎへの思い。

半世紀を過ぎた今、もう必用のない約束だと知ります。


彼らは見えない呪縛から解き放たれ、今世に生まれたことに安堵するのでした。




責任感のある人 №1109

いつも後始末は両親がしてくれました。

困った時には親が助けてくれます。


その場しのぎでも、とりあえず目の前の状況から救われたいだけです。

誰かが片付けてくれる、なんとかしてくれる、そう考えるようになりました。


責任のない姿の人は、常に誰かが後始末をしてくれると思っています。

最後は、自分でなんとかしなくてもすむからです。


もしも子供の頃、きちんと後片付けが出来るように、しつけを受けていたら。

最後の後始末は、自分でやらなければならないと覚えます。


それを知ってさえいれば、責任感のある大人になっているのかもしれません!




必用のない病 №1108

糖尿病を患い、片目の視力を失いかけているXさん。


彼の生き方には、問題がありました。


自分のことは棚に上げ、他人のすることには目をつぶれない。許せないのです。

身勝手で甘えた生き方に、体は歪み悲鳴をあげていました。


多くの場合、身体の不具合は心の現れ、生き方の姿だとお気付きでしょうか。


しかし、病は便利だと感じて、自分で選んでいることさえあります。


その病、本当は要らないのかもしれません・・・。

怨霊の棲む店 №1107

その幽霊は、柳の下に現れるように、どんよりとした顔でお店の中に棲んでいました。

「上手くいかなかった、無念です」と悔しそうです。


サマンサが遠隔から霊視すると、何か不気味な者が居るのがわかりました。

お蔭でお店は次々と異変が続くありさまでした。


あまり幽霊のせいにしたくありませんが、まさに怨霊の仕業です。

実際にお店を訪れると、薄汚い空気に息がつまりそうでした。


商売の邪魔をしていたのは、以前ここにいた店主です。

呪縛霊となった彼女は、果たせなかった思いを誰かに分かって欲しかったようです。

生きている人と同じ、あきらめきれなかったのです。


サマンサは、お店とその周辺、全てを浄化しました。

彼女と対話し、丁寧に気持ちをくみ取ってあげました。

浄霊したのです。


さらに、格別な繁栄の光をおろしました。

もう邪魔をするものはありません。

お店は甦り、見違えるほど明るくなっていました!

氏神に拒まれる人 №1106

お店の引っ越しを考えていたXさん。

いろんなチャンスが訪れるものの、なかなか移転先は決まりません。


結局、倉庫にしていた場所を改築し、新しい店舗をオープンすることになりました。

移転の計画は流れてしまったのです。


なぜXさんの新天地は、見つからないのでしょう。


氏神様は「ここには来て欲しくない」と言います。

彼らの侵入を拒むのです。


それは、誰にでもあてはまることかもしれません。

サマンサには、氏神様の気持ちがよくわかります。


氏神様に歓迎されると、応援してもらえるのですが・・・。


続きは、また。