中田の引退

The news isn't a surprise as far as I am concerned. Hide has had the time to think about his future and has decided that the best outcome is for him to hang up his boots.

これはボルトンの監督(Sam Allardyce)がクラブのホームページ上でのコメント。なんとなくそういう予感がしていたのかもしれない。


サッカーファンとしては中田の引退はとても惜しい。まだまだ現役で十二分に活躍できる場はあるだろう。ただ、中田がそれを選ばなかった判断は尊重できる。日本サッカー界に対して無責任だと非難するファンもいるだろう。が、中田ほどの才能の持ち主がサッカーだけのために一生をささげるのはもったいない。なにより彼がそれを望んでいない。


引退については、半年前から決めていたこととはいえ予選リーグ敗退という結果の後では苦渋の選択ではなかったのだろうか。大学への進学も視野に入れているそうだが、彼の価値を利用しようとする各界の思惑は理解できるが、商魂たくましい者たちが彼を追い回すことはやめて欲しいと願うばかりだ。彼のことだから、この先何をするのかしっかり青写真は出来上がっているだろう。


彼は大学進学をせず若いうちしかサッカーはできないと理由でJリーガーになった。そして11年間常に走り続けてきた。まだまだ頑張ることは可能だろうが、その後の人生設計に狂いが生じるだろう。日本サッカー協会も彼のためにポストを用意すると言っている。それを受けるようなら、今引退する必要はない。中田にとってサッカーはもう卒業なのだろう。これからはサッカーではないフィールドで才能を見せてくれるだろう。


He will be remembered as the catalyst of Asian and Japanese football, and also the first Japanese export to European football.


これもボルトン監督の言葉だが、中田はまさに近代日本サッカー界のパイオニアの一人であった。世界を知る男はサッカーではない別の世界でもその能力を見せ付けてくれるだろう。今後の彼の活躍に期待するとともに、日本のサッカーファンに夢を与えた功績に感謝したい。


本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう。



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