足と脇とアソコが臭くならない方法 前編 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

人の体で一番臭くなるのは足と脇の下、それと大事なア・ソ・コ(笑)

野人の足も、十数年前までは周りの人ほどではないがそれなりに臭かった。それは毎日靴下と靴を履こうが、裸足に下駄やサンダルを履こうが同じだ。裸足の場合は蒸れないのに何故そうなるのだろうか。理由は簡単だ。温かい場所に食べものを一日置いておくのと同じだ。細菌によって腐敗が進み腐敗臭がしてくる。そうなれば毎日風呂に入り石鹸で洗うしかなくなる。小さい頃からそれを繰り返しているから「足は臭い」と言う常識がまかり通る事になる。では他の生き物はどうなのだろうか、足だけ特別に臭くはならないはずだ。

人の体で考えてみると良いが、腐敗の原因は「高温と湿度」だ。三箇所はその条件を満たしている。ところが今の野人の身体は臭くならない。自分の臭いだからではない。嗅覚は人並み以上に発達している、以前は感じていたものがまったく感じられなくなった。靴下もパンツも、たとえ一週間穿き続けたとしてもまったく臭わない。汚れるのは人並みだからそんなには穿き続けることはないが(笑)一週間穿いて実験して女子社員や雑誌の編集者に嗅がせてみた。社員は目をつぶらせて内緒で、編集者は好奇心で自分からだ。実験結果は無臭。おそらくアンモニアは好気性微生物の硝化菌によって硝酸塩に酸化されているのだろう。硝酸塩は植物の貴重な養分であり窒素源だ。だから土中のサトイモと同じで今もアソコは大きく育っている(笑)

真夏のTシャツなどは汚れない限りいくら汗をかこうが海水をかぶろうが三日は着ている。夜はそのまま寝てしまうから着たきりスズメだ。汗で濡れても着たまま太陽で乾かせば臭わない。脱いで長時間放置しておけば当然汗臭くなる。このことをいくら人に話しても「信じられない」の一言で終わってしまうのだ。無臭を自ら確かめても「野人は異常体質」となってしまう。脇もアソコも乾いていれば臭わず、汗をかいた時も嫌な腐敗臭ではない。むしろ良い匂いだ(笑)。以前はそのように感じなかったから気のせいでもないだろう。

30代で風呂で石鹸を使うのをやめてからそうなった。他に理由はない。風邪もまったくひかなくなってしまった。ひきかけることは何度もあったが、薬を飲まなくても翌日には引っ込んでいるのだ。その時は理由などはわからなかった。「何故石鹸が必要だ?」の自問に答えが出なかったから止めただけだ。理由もなく面倒な事はしない。入浴時間が極端に短くなって非常に楽になった。そして肌には何の影響も不快感もない。

後編では、その理由、道理をわかりやすい方程式で証明してみせる。納得した人だけが実施すれば良い。努力は必要ない、むしろ今よりも楽になる。