自殺か?競輪トップ選手の手島さん死去

2009-01-27 10:11:41 テーマ:スポーツ

 競輪界に突然の悲報が走った。トップレーサーの手島慶介さん(33)=S級S班=が25日に死亡していたことが26日、分かった。死因は明らかにされていないが、関係者の複数の証言から、高崎市内の自宅で首をつって自殺したものとみられている。

 底抜けに明るい性格で知られていた手島選手が、不可解な形でこの世を去った。関係者の複数の証言から、自宅で首をつっての自殺とみられている。


 手島選手は伏見俊昭、十文字貴信、太田真一らとともに“花の75期”として95年にプロデビュー。97年には競輪祭新人王のタイトルを手にした。03年に宿舎内への携帯電話持ち込みで1年間のあっせん停止処分を下されたが、復帰後は生まれ変わったかのように躍進。競輪界を代表する選手に成長した。昨年12月には新設G1「SSカップみのり08」の初代王者にも輝き、「09年も一戦一戦頑張っていくだけ」と力強くコメントしていた。


 しかし、選手間では手島選手の“異変”は以前から話題になっていたという。「経営していたうどん店の絡みで借金に悩んでいたらしい」「うつ病で薬を処方してもらっていた」「優勝祝いのメールを送ったけど、返信の内容は全然喜んでなかった」。死亡理由は明らかにされておらず、依然として情報は錯綜(さくそう)している。


 元群馬支部所属で、手島選手と何度もビッグレースを走った後閑信一選手は「いつも元気な手島君が、12月ごろから急に元気がなかった。心配になって『どうしたんだ?』と聞いたんですが、そのときは特に何も…。落車しても欠場せずに走り切る立派な選手だったのに、1月は走ってなかったから変だと思ってた。これからが楽しみだったのに残念です」とショックを隠しきれない様子だった。
(2009/1/27 デイリースポーツ)



競輪トップ選手 手島慶介さん自殺か…G1初制覇からわずか27日後
 競輪のトップスターで最高ランクのS級S班に在籍する手島慶介(てじま・けいすけ)選手=群馬=が25日午後7時50分ごろ、群馬県高崎市内の病院で死亡したことが26日、分かった。33歳だった。同選手は昨年12月29日、平塚競輪で開催された「SSカップみのり」(G1)でビッグタイトルを手に入れたばかり。自殺との見方もあり、栄光からわずか1か月足らずの死に、競輪関係者もショックを隠せない。


 衝撃的な知らせに関係者や選手も言葉を失った。競輪界最高峰のS級S班・手島選手の突然死。昨年暮れ「SSカップみのり」で念願のG1タイトルを奪取してから、わずか27日の訃報(ふほう)で、自殺とみられる。


 落車をしても、骨にヒビが入っていっても、あっせんされた競走は絶対に休まない。人一倍、責任感の強い選手だった。


 それが今年に入り、名古屋競輪、G1で特選シード組だった1月小倉競輪の「競輪祭」も体調不良で急きょ欠場。そして“練習量日本一”を自負する選手が、バンク練習には一度も姿を現すことはなかった。練習仲間も「最近はどことなく暗くて元気がなかった」と何かを悩んでいる感じだったという。また、スポンサー企業も数多く契約しており、今の地位を堅持するために相当なプレッシャーもあったようだ。


 とし子夫人も「突然のことでどうしていいのか分からない。今は何も考えられない」と言葉に詰まり、ぼう然としている様子だった。


 手島選手は1975年、群馬・玉村町生まれ。前橋工を卒業後、日本競輪学校に75期で入学。95年4月にデビューし、全選手3556人中、競輪界のトップ18選手にしか与えられないS級S班に在籍。97年には「第39回競輪祭新人王」(小倉)に輝き、G2タイトルも2度制覇。昨年は、約8740万円を稼ぎ、6位にランクされた。


 競輪界で1億円一発勝負の年末のビッグイベント「KEIRINグランプリ」にも2度出場。06年(京王閣)には準優勝の実績もある。通算成績は1051戦315勝。生涯獲得賞金額は5億2940万100円。私生活では08年10月、群馬・高崎市に和食店「葵屋」をオープン。オーナーも務めていた。自身のブログでは「かなりお店の内装にこだわり過ぎて、採算が合わない店になりそう」と書き込んでいたが、昨年12月1日で更新が止まっている。


 ◆S級S班 昨年新設され、競輪選手3556人(08年12月31日現在)の中でもエリート18選手に1年間与えられる称号。競輪の最高峰レース「KEIRINグランプリ」出場予定選手、自転車競技トラック種目で世界規模の大会に出場し、「開催運営に関する調整委員会」が認めた選手など。S級S班選手はビッグレースでのシードや、記念競輪のあっせんを自ら選べる特典がある。
(2009/1/27 スポーツ報知)



なんでだよ…手島慶介選手急死
 競輪のS級S班で活躍した手島慶介(てじま・けいすけ)氏が25日、死去した。33歳だった。群馬県出身。死因、場所など詳細は不明。通夜は27日午後6時、葬儀・告別式は28日正午から、いずれも群馬県高崎市寺尾町1072、日典ラサ中山=(電)027(328)4444=で。喪主は妻とし子(としこ)さん。


 昨年12月29日の第1回SSカップみのりを制した後、病気を理由に年明けの名古屋S級(8~10日)、小倉競輪祭(22~25日)を連続して欠場。複数の競輪選手は「最近、プライベートな面で悩みを抱えていたようだ」と語り、今月に入って選手仲間も連絡が取れなくなっていたという。日本競輪選手会は「突然のことでご遺族も動転しており、亡くなった理由を含めて全く分からない状況」としている。


 群馬支部の強烈なまくり選手で知られ、07年にはグランプリに2年連続出場。腰痛や落車、斡旋停止を乗り越えてデビュー14年目でG1初制覇を飾ったSSカップみのりのV走が最後の雄姿となった。


 ▼手島 慶介(てじま・けいすけ)1975年(昭50)2月14日、群馬県生まれ。前橋工高卒。95年4月プロデビュー。通算成績は1051戦315勝、2着148回。通算取得賞金5億2940万円。主な優勝はふるさとダービー防府(06年)、ふるさとダービー弥彦(08年)、SSカップみのり08。
(2009/1/27 スポーツニッポン)



競輪トップ選手手島さんが死亡、自殺か
 競輪トップレーサーの手島慶介選手(33=群馬)が25日に急死していた。高崎市にある自宅での自殺とみられるが、詳しい死因、場所などは不明。遺書は見つかっていない。同選手は06、07年と2年連続して、年間ベスト9が激突する年末のKEIRINグランプリ(GP)に出場している競輪界に18人しかいないS級S班の選手。昨年もGP前日に行われた新設G1「SSカップみのり」を優勝したばかり。今年に入ってからは連続してレースを欠場していた。


 手島選手が変わり果てた姿で発見されたのは25日の夜だった。地元の消防署は「1人の男性が搬送された」と証言。外傷はなかったもようで、自殺の可能性が高い。周辺の取材では、最近は体調がすぐれず、精神安定剤を服用していたという。うつ気味だったとの証言もある。弟で競輪選手の志誠(ゆきのり)さん(30)は「詳しいことは分からない。自ら命を絶ったとは信じたくない」と絶句。また、手島選手が経営するうどん&和食店「葵屋」に隣接する建具店のオーナーも「1週間ぐらい前には、半そで、短パンで自転車に乗って来て、頑張っているなあ、と思ったばかり」と首をひねった。


 突然の訃報(ふほう)に驚いた師匠や練習仲間ら7人が26日夜、遺体がある高崎市内の自宅を弔問した。約8年間、手島選手を慕ってきた矢口啓一郎(28)は遺体に対面し、「まるで眠っているようでした。今すぐに『練習しよう』と言われそうでした。実感がわいてきません」とその死を受け止めきれない様子だった。最後に会ったのは昨年12月。「言われてみれば元気がなかったかも知れませんが、まさかこんなことになるとは」とショックを隠しきれなかった。


 元選手で師匠の高橋祥一さん(54)は「まだまだこれからの選手だった。練習仲間の選手たちも、手島がいたからこそ強くなった。後輩たちのお手本になるいい先輩でした」と惜しんだ。とし子夫人は、落胆で話ができない状況。選手たちは遺族と思い出話などを交わしたが、死に至る経緯や死因などについて「とても聞くことはできなかった」というほどの強い悲しみを感じたという。


 同選手はGPに2年連続して出場するなど、競輪界のトップレーサーで、昨年も賞金8744万7200円を獲得し、最終的なランキングは6位だった。全体で3556人いる選手の中で、上位18人だけに与えられるS級S班に、昨年、今年と2年連続して在籍。95年デビューの15年目で、選手として脂が乗りきっていた。


 これまでにG1を1回優勝、G2を2回優勝しており、3年前のGPでは準優勝。変幻自在なレースぶりが持ち味で「何をしてくるか分からない」と、五輪メダリストの伏見俊昭、井上昌己、永井清史らトップレーサーに恐れられる存在。頭をきれいにそり上げた風ぼうとも相まって、特に穴党ファンには、絶大な人気があった。多少の骨折程度なら、格下のレースでもあっせんを断らず、必ず出走するファイターだったが、今年に入ってからは、名古屋(F1)小倉競輪祭(G1)と欠場が続いていた。


 手島選手はトップ選手としては珍しく、事業も手広く展開。アパートを経営し、昨年10月22日には高崎市内に「葵屋」をオープンしたばかりだった。夫人らが運営していたが、練習の合間には自らもうどんを打つこともあり、来店者には「おいしく、安い」と好評で、同選手も「忙しくて嫁さんがかわいそうなぐらい」と話していた。
(2009/1/27 日刊スポーツ)

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