2種類の伴奏

「両方載せるっていうのはどうでしょう?」

それは何度目のミーティングだったか。

伴奏の音域について話し合っていた時のこと。

私は当初、子どもが一般的に高い音を好むことや、私自身が、言語優位なので、言葉で説明することが多く、論理をきちんと受け止めて欲しいために、普段、右側に座って指導していることもあって、当初、生徒が弾く音域より、高い音域の伴奏を押していた。

ところが、制作ミーティングの中で、こんな意見が聞かれた。


・曲によっては、低音部の伴奏の方が相応しい場合がある

・講師の座り位置には、利き手同様癖があり、反対側だと使いづらい

・そもそも、部屋の造り等、物理的な問題で、講師が左側にしか座れない場合もある


それぞれの意見は、毎度ながら、どれも至極もっともで、どちらに決めるにしても問題が出そうだと、内心頭を抱えた時、冒頭の意見が出た。

「両方載せるっていうのはどうでしょう?」

この一言が、この教材の特徴の一つである、1曲に対し、2種類の伴奏を付けるという、前代未聞(多分☆)の方針を決定づけた。

このたった一言で、行き詰まりかけていた議論が急展開を見せる。

“両方載せる”…つまり、高音部伴奏と、低音部伴奏の、両方を作って、共に載せてしまおうということだ。

これによって、講師がどっち側に座っていても使えるというだけでなく、伴奏が変わると曲の雰囲気が変わるということも味わえるし、小さな子どもを飽きさせないための仕掛けとしても、一役買うに違いない。

(あ、これすごいのできるわ)

意見ばらばら上等!

ばらばらだからこそ、目から鱗の意見がバンバン飛び交う、ということを、この頃になってようやく私は実感し始めていた。

だって、そんな教本見たこと無いからね!



当時、大嶋氏は、自身のブログ内で、このプロジェクトを、

『創発』

と、称した。
ーーーーーーーーーー
【創発】

・個々のふるまいを凌駕する、高度で複雑な秩序やシステムが生じる現象あるいは状態。
・所与の条件に基づく予測や計画、意図を超えたイノベーションが誘発されること。
ーーーーーーーーーー

正に!!!


“今までに無いもの”というコンセプトに相応しいものが出来そうな手応えを、じわじわと感じ始めた、それでもこれはまだ、制作初期のお話。


まだまだ来まっせ。

乞うご期待!(笑)

 

 

 

 

 

 
 
 
 

制作秘話 バックナンバーはこちら

エピソード0 制作前夜~朝でしたが(笑)~
エピソード1 初回ミーティング
エピソード2 コンセプト決定

 

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