今年もそろそろこの季節になりました。

といっても去年から始めただけですけどねw

 

去年のこの企画?はおかげさまでDTMブログ各方面に影響を及ぼしたようで、

様々な有名ブロガーさんが記事をお書きになられていました。

 

そもそもこの企画はブラックフライデーから年始まで絶え間なく続く容赦の無いセール禍をくぐり抜ける為、少しでも無駄にならないよう特にプラグイン初心者の参考になればと思い始めたものです。

 

 

うそです。

 

ブラックフライデーでHPが限りなく0に落ち込んだセール民をさらなる絶望に叩き落とす為に書いていますwww

 

 

ところで前回2015年度版http://ameblo.jp/music-h-jayer/entry-12105821099.html

の時にも書いた事ですが、個人的評価となるとどうしても質の方にフォーカスしがちになります。(少なくとも私はそうです)

気付いたらいつも使っている、となると負荷や安定度、汎用性、使い易さ、GUI周りの充実度(見た目だけでなくサイズの可変など)などがかなり重要視されます。

逆に価格やオーソライズの面倒くささ(←NEW!)などは「よく使うプラグイン」には関係ありません。

ですので今からあげるプラグインの価格を鑑みて購入するかどうか決めて下さい。

 

 

と言うか買いなされ(笑)

尚、実機やUADなどネイティヴでないものは省いております。と言っても「よく使うエフェクター」となるとそれらのものは数限られます。

 

 

では発表したいと思います。

 

EQ部門

 

Fab Filter 「Pro-Q2」

 

Pro-Q2

 

なんと言っても使い易い!直感的かつ速やかにイコライジングが出来る。

良く使う理由は兎にも角にもこれに尽きます。

音質の方もNatural Phaseにしておけば癖も少ないですし、少なくともトラックには問題ありません。

あとFETアナライザーもそんじょそこらのアナライザーよりも優秀です。

見やすい上に反応も良く頼りになります。

 

 

DMG Audio 「EQuilibrium」

 

 

 

こちらは「King of clinical EQ」とことん細かいところまで追い込める事、様々な用途にアジャスト出来る多様性。機能に関しては未だこのEQの域に達するものは見られません。音質に関しても未だにトップクラス。

私はマスターにほぼ必ず通す実機EQ「AD2077」の前段に挿して微調整を行うのですが、マスタリング目的のプラグインEQでは最もオススメ出来ます。

トラックでも勿論使えるのですが、使い易さに関してはPro-Q2の神加減には叶いません。と言うかQ2ヤバ過ぎw

 

Tokyo Dawn labs 「SLICKEQ GE」

 

 

こちらは今年に入って急激に使う頻度が増えました。目的としてはピアノなどアタックが速い音源の処理です。

6段階ある歪み機能、位相を変化させ低域を遅延させる機能、40kHzまで調整可能などが非常に「美味しい」です。

また他のClinicalなEQより柔らかな音で処理出来るのが良く使う理由です。

とにかくピアノの処理で最も頼りにしているEQがコレです。

 

 

以上がよく使うEQのメンツです。2015年度版に掲載していたbx_digitalですが、このEQに付属している便利機能(モノメイカーやステレオコントロール、ダイナミックEQ等)がその他の高性能プラグインにも付属する事が多くなり、相対的に使う頻度が減って行きました。

決して能力や使い易さ的に見限った訳ではないので、上に書いたサブ機能を持つプラグインを所持していない方には依然としてトップクラスのオススメEQです。

 

また、Acustica Audio「Amber2」ですが、これは殆ど使う事が無くなって行きました。

アナログモデリングのプラグインEQは個人的な話で申し訳ないのですが、やや見限ってきたところがあります。

前述したとおり、私はマスターEQとしてAD2077を挿すのですが、前段階でうまく調整出来るならわざわざアナログエミュのEQを使う事無いよね、と言う結論に到ったのです。

「そんなのは音源によりけりだろw」と言うどこからどう見ても尤も且つ無難な見解は百も承知の上での話です。私もそんなにバカでも無知でもありません。

誤解の無い様に言っておきますが、アナログエミュを見限った訳ではなくてアナログエミュのEQです。

これは優れたプラグインコンプ・サチュレーターの台頭と後述のプラグインの使いこなしが大きな転機となりました。

 

さて、話を引きずりながらも次の部門に行きたいと思います。

 

 

Compressor部門

 

Plugin Alliance Vertigo 「VSC-2」

 

 

未だに良く使いますね、これは。挙動がナチュラルでしかも程よく良い感じでサチュがかかる。一応バスコンプなんですが、トラックにバンバン挿します。ナチュラルなので、取り敢えず鞣す時のファーストチョイスです。

なので使っている数を数えるとかなりになります。

 

 

 

Slate digital 「Virtual Buss Compressors」

 

 

 

通称「VBC」3つの実機バスコンプのセットです。お得です(笑)

どれもよく使いますが、私が最も良く使うのはRED3です。かなり色付けが濃いコンプとなります。トランス臭がプンプン香るプラグインコンプです。

FG-GrayはSSLのG-Compのエミュですがまったり系が欲しい時はこちらシャキッとパンチーな音が欲しい時は実機、概ねバスには実機トラックにはFG-Grayを使う事が多いですね。

ただし。去年よりは使う頻度が随分減ってしまいました。それは後述。

 

 

おおむねほぼ必ず使うとなるとこのあたりなんですが、コンプはEQと違ってかなり様々使います。本来の目的よりも寧ろ「色付け」目的が大きい為です。

ですので、ほぼいつも使っているとなると上、特にVSC-2のみ、と言っても過言ではありません。

 

しかし今年後半突如現れたモンスターが状況を一変してしまいました。とにかく今まで使っていた色付け系のコンプを一掃するほどの勢いを見せております(当社比)

 

そのモンスターとは

 

Acustica Audio 「Coral」

 

 

 

 

 

こいつは「魔のオーソライズ」と言う強烈な通過儀礼を要する事で悪名高きAcustica Audioのプラグインです。

コンプ、EQ、プリ、フィルター、そしてそれらを統括したチャンネルストリップから成ります。どれも素晴らしいのですが、兎に角、コンプ!こいつが素晴らしい。

このCoralのおかげで年末大掃除の憂き目にあったコンプは数知れず。いやぁヤバい。

Acustica製品は今までも音は素晴らしい(UAD並)のに負荷重い、安定しない、通過儀礼がツラ過ぎと言う3重苦のベンダーでした。

今でも最後の通過儀礼は解決されておらず、ここの製品にはそこそこ耐性が出来ているハズの私も最近エラい目にあいました(笑)

「あんなの大した事ねえよ」と言う方々、これだけは言っておきます。それは今まであなたの運が良かっただけ(笑)何れ必ず厄災が起きますwww

何故こんな事を書くかと言うと、それぐらい素晴らしいプラグインだからです。

安直に購入して泣きをみないでほしい、それだけの覚悟を持って欲しいからです。

因みにTwitter界隈で呟くと必ず僕のフォロワーさんの誰かは助けてくれますwww

ただそれでも解決するかは分かりませんのでご容赦の程。

兎に角今までのAcustica製品とは思えない安定度、負荷の軽さ。

音に関しても好みの差こそあれ、UADと互角。高くてUAD買えないよ〜と言う人には大変な朗報です。移動の多い私にとっても超絶的に助かっております。

 

 

歪み系部門

 

無し。

 

 

申し訳ない(笑)これは使ってないと言う意味では勿論無くて、色んなものを使っていて「いつも使っている」ほどのものは無いと言う意味です。

一応良く使っているものを列挙していくと、VTM、VSM-3、SlickEQ (前述のEQ)、HotPhuzz、Ultramarine2(3では無く2)うーん、その他いっぱい使っているからまだまだ抜けてそう。プロジェクト単位で言うとSlickとVSM-3が互角くらいの頻度で使っているように思います。

 

 

 

Reverb部門

 

ValhallaDSP

「Vintage verb」「Valhalla Plate」「Valhalla Room」

 

ValhallaVintageVerbV1_0_0.png

 

 

これら3つはとりあえずバスで全部立てておきます。ですので、この3つで1セットと思って頂ければ宜しいかと存じます(笑)

概ねPlateとRoomで作っておいて、Vintage verbで補佐すると言う様な使い方が多いでしょうか。

本当は2CAudioの「B2」と「AEther」を使いまくれれば最高なのですが、負荷的な事もあってそうバンバン使えるものでもありません。

勿論他のリバーブも色々と使いますが、いつも使うと言う事で言えばこの3種の神器です。

 

 

 

リミッター部門

 

A.O.M. 「Invisible Limiter G2」

通称「G2」です。

 

Invisible Limiter G2

 

 

本業は勿論リミッター&マキシマイザーなのですが、いつも使う理由は他にあります。

それはアタックを逃がす目的に於いてのコンプとして、です。

ピアノのコンプレッサーと言うのは鬼門の一つでして、どうしても不自然になりがちなのですが、このG2をコンプとして使ってからと言うもの悩みが激減しました。

アタックやリリースのシェイプコントロールとソフトニー等がとんでもなく便利な上、音の傾向としても透明感が高いのでピアノとの相性がバッチリです。

もうひとつ、マスタリングに於いて、このアタックを逃がし且つマキシマイズ出来ると言う特質のおかげで、AD2077の「輪郭を浮き出させる」と言うピアノ主体のトラックに於いてはネガティヴな要素が素晴らしい特質に換える事が出来た事が最高に気に入っています。

この「コンプ」とAD2077のおかげで山ほど持っている殆どのアナログエミュ系EQがお蔵入りになったのでした。

因みにマキシマイザーとしても最高級ですよ。ガッツを出すとかそう言う目的ではありませんが、天上の高い透明感のあるリミッティングには最適です。

 

 

 

 

 

概ねそんなところですが、クリティカルなプラグインと言うと勿論他に沢山あります。

あまり使う事は無いけれども、他では代えが利かない、または他の類似プラグインの追随を許さないと言うようなものです。

 

それらを含めて年末か年始あたりに2016年度の個人的なお気に入りプラグインランキングを掲載したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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