ステロイドの是非よりも母親に寄り添うスタンスがそこにある。 | 鍼灸師が創った元祖国産よもぎ蒸し【よもぎ庵】子宮菌活®

鍼灸師が創った元祖国産よもぎ蒸し【よもぎ庵】子宮菌活®

【老舗よもぎ蒸し販売のよもぎ庵】

2002年の発売以来、本物志向、こだわるプロの治療院・助産院・サロン・美容室に選ばれる 【元祖国産よもぎ蒸し】

よもぎ蒸しに乳酸菌を加えたよもぎ乳酸菌蒸し(R)は、子宮環境を整える子宮菌活(R)として妊活に最適です。



おはようございます。
蒸しりんご店長のりんごです。

週末はゆっくり出来るかとおもいきや
子供の用事を含め
年度初めの4月以降行事も多く
平日よりもバタバタしているような日々です。
6月の週末なんてほぼ予定埋まってる・・・

いや、平日も結構バタバタ。
乳幼児期とは違う大変さがありますよね。
小学校時代の週末が一番大変なのかな?
なんせ自分で遠出はできないからね~。
いや、中学時代はまた反抗期とか?
まだまだ未知の大変さが待っているんでしょうね。

こんな生活まだまだ続く。
先輩ママに脱帽です。

今日も家族ばらばらで
それぞれの行事参加のため、夫と息子ちゃん
私と娘&末っ子ちゃんに別れての行動です。

今日も張り切って行くぞ、オー!

というわけで、みんな頑張っている。
子育てで日々一生懸命。

そこに長患いする病が入ってくると
もう必死すぎるぐらい必死になるのが母親ってもの。

365日ずっと心配。

そして時に自分を責める。
私の子育てが悪かったのか。
私の食事が?おやつが?
いやいやもっと前、妊娠中?

それだけ悩んでいるのに
『母親の締め付けが厳しすぎる』
『母親の愛情不足』

なんてことを平気で書いている本も多い。
そういうことを書いている著者はたいてい男性。

ふ。

育休でもとって、毎日毎日子どもべったりで
過ごしてから、同じことをもう一度言えるかしら?
仕事だけに集中できる男性は幸せよ。
乳幼児期の24時間365日ベッタリの
大変さを知らないくせに。

なんて、愚痴は言いませんことよ。おほほ・・・


とにかく、母親を責めるのは
全くのお門違い。

どうせならエールを贈る本を書いてほしいよね。

子どものアトピーとステロイドですが

標準治療に準じてステロイドを
きちんと使うこと!を推奨する本か
真っ向ステロイド批判の本を前回紹介しました

子どものアトピー治療に関しては
いや、子どもじゃなくても大人のアトピーでも、かな

『免疫力アップで』という内容の本が
一番多数あるような気がします。
そしてその内容の多くが腸内細菌を、というのが多い。
腸内環境を乱さない視点での食事の言及を含む。

要するにどの本も内容は似たり寄ったり。
そういう内容ではステロイドのことは触れていないものも多い。
薬って免疫力と対極だからね。

最近アマゾンでもよく子どものアトピー本検索上位に
上がっているこちらの本も、そのタイプ。

同じく免疫力アップ、腸内環境、そのための食事等々
似たり寄ったりなんだけど、この本は
キャッチーなネーミングで売上を伸ばしているんだろうなと思う。
親が知らないから、子供がアトピーになる/セルバ出版

¥1,728
Amazon.co.jp


『腸内免疫でアトピーっ子を治す』とかより
全然キャッチーで、思わずアトピーの子を
持つ親なら手にしそうじゃないですか?

「親が知らないから・・・」なんて
ちょっと上から目線で挑戦的
でも、私も知らないことだったらどうしよう!
知っていたら治せるなら・・って思っちゃいますよね。
完全にネーミングの勝利だと思います(笑)

しかし、完全に親を責めて
親のせいにする姿勢の題名。
売れるために狙ったとしてもやな感じ。
優しくないよね。
本当に疲れている時、この題名だけで
胸に突き刺さり泣けそう。

こちらは2015年発刊と新しい本ですが
一方こちらはもう少し古い2006年発刊の本。

油を断てばアトピーはここまで治る―どんなに重い症状でも家庭で簡単に治せる!/三笠書房

¥1,404
Amazon.co.jp

これは、ロングセラーですよね。
こちらも検索上位に上がることが多いように思います。
福岡の医師が書かれたもの。

こういうタイプのネーミングだと
たいてい内容としては、食や免疫力で
ステロイドのことは否定もしくは記載なしかなとおもいきや

きちんとページを割いて
ステロイドは使い方なのでうまく使いましょう
そんなふうなことも書かれています。

へ~ッと思いました。
ステロイドゼロか百かって
時に母親を苦しめる。

もう少し多彩な引き出しの一つに入れていいんだよって
ベースは免疫力アップの体作りにありながら
うまく取り入れる助言を書いてくれる
そのゆるさが救いになる時もあるのです。


それから次の2冊の本。
1冊は絵本です。


カユイ カユイ―たぬきせんせいのびょうきのほん (かがくのとも傑作集)/毛利 子来

¥972
Amazon.co.jp


水イボ、とらなくてはいけないの?―アトピー、ぜんそく、肥満…学校や保育園・幼稚園が問題視する症.../ジャパンマシニスト社

¥1,080
Amazon.co.jp

この2冊、最初はすごく驚きました。

なにに驚いたかというと2冊の本の作者は
小児科医の毛利 子来先生と山田真先生。

知る人は知っている
特に自然派志向のママさんたちには
よく知られている名前じゃないかな?

お二方の医療の中での立ち位置を表しているのが
【予防接種反対派】という位置にいること。
そういった小児科医です。


と、なると、当然『ステロイドは良くない!』という
主張が待っているとばかり思っていたんです。

が、違った。
お二人共、過剰に毛嫌いせずに
場合によって使用もありだと、いう主張でした。


こちらの絵本の方は
題名が『カユイカユイ』ですが
肌の痒みを伴う症状全般について
子供向けに説明した絵本です。
アトピーのこともその1つとして出てきます。

が、絵本の最後裏表紙のところに
アトピーについて特記されていて
ステロイドを過剰に忌み嫌わずに・・・

という内容が記載されていて
ホォぉ!そういうスタンスなんだ!と
思ったんですよね。

この絵本は、娘ちゃん本人に
アトピーの絵本があったら読んであげようと思い
たまたま見つけたのですが
著者が毛利先生でその内容に意外!と思いました。

同じくたまたま見つけたコチラの本。


見ていただくと分かりますが
アトピーの文字は小さく加えられているだけ。
アトピー 山田真

そんな小さなアトピー文字にも反応して手に取る私に
ちょっと我ながら笑えました。

手にとってから著者が山田真先生だったので

おお、これまたステロイド否定かなとおもいきや
そうではなく、そしてさらに

ステロイドの是非だけではなく
母親に寄り添うスタンスが全面的にあるんです。

ああ、これがこの先生の人気の一番の理由なのかな
なんて思いました。

以下、ほんの一部を引用します。

どんなに真面目で良心的なお医者さんが
科学的に非のうちどころのない正しい治療法をしたのだとしても、
こんなにお母さんを疲れさせるのは間違っていると思います。

世の中のアトピー騒ぎは【悩めるお母さん】を
大量に作りだしてしまいました。

どんな病気の治療にあたる場合も
患者さんの側が不安にならないように
配慮するのが医者の仕事ですが

日本のお医者さんの場合「正しい治療」のためなら
患者さんを不安にしても平気という人が
少なからずいるようです。

そしてそういうお医者さんのかき立てる不安を
マスコミが尻馬に乗って増幅していしまうことがあるようです。」


これがだめだという話を聞けば
母親の中には『とんでもないことをしてしまった
将来どんなことになるんだろう』と
絶望的な気分になってしまう母親を増やすだけです。

ぼくはいってみれば
「気楽に治療しよう派」なのです。
ほどほどに食事制限もし、必要に応じて副腎皮質ホルモンの塗り薬も使い、
子どもも親もなるべく楽にゆったりと治療していく方法を考えています

ほんとうに疲れ果てたという顔でやって来ます。
こういうお母さんたちの多くは
自分を責めたり反省したりしています。

自分の努力がたりないのではないか、
本当は自分が働くことをやめて
子どものアトピー治療に専心するのが親として
当然の事なのにそうしないで働き続けるているのは
わがままなのではないか、、などと考えるのです。

アトピー性皮膚炎について、ぼくは決定的な治療法として
信じられるものがないのです。

「僕が医者として一番得意なことは
「患者さんの気持ちを明るくすること」と考えているからです




色々と一部引用を切り貼りしていますので
読み方によって誤解を招くかもしれませんが
今まで読んだアトピー本の中では
最も母親に寄り添う視点にあふれていると思いました。

私も常々思います。
ステロイドは良くない!
カラダに蓄積されて大変なことになる!

というような意見を主張する本により

これを読んでどれだけの母親が
苦しめられているんだろうな、と。

大変なことをしてしまった!と
母親の自責の念が増すだけ。

ステロイドにかぎらず
万が一なにかカラダに悪影響のものを
取り入れたとしても

人間はいつでも回復するチカラがある。
それほどポテンシャルが高い
いつでも気が付きスイッチが入れば
そこから再スタートできる

それが人間だと思うんですよね。
子どもは特にそれが早い。

ということでこの辺で。

ここのところ本のこと書いたので、
ついでに、これまで読んだアトピー関連の本で
ワタシ的におすすめの本を書いておきます!

ではみなさまも良い週末を!


つづく
キティ1矢印アトピーの本おすすめは?私的アトピー本ランキング♪




こいのぼり5月募集中の講座
・5月9日(月)小児はり無料体験会
・5月17日(火)ベビーマッサージ講座
5月26日(木)卵子快適お灸教室
・5月31日(火)VBAC茶話会満員御礼。

りんご販売中のテキスト
逆子対策ノート 逆子を戻すコツ
逆子の方はぜひお読み下さい!




元気これまでのアトピー記事元気


赤ちゃん返り症状?上の子の皮膚トラブル
子供のアトピー症状、原因は?食事?
矢山クリニック流れやまのうち小児科へ
アトピー治療方法、漢方薬で完治する?
子供のアトピー治療、ステロイドで完治か?
アトピーとステロイド、効果と副作用やリバウンドは?
「かわいそう」子供アトピー母親もつらい・・・
アトピーと病院選びのおすすめのポイントは?
アトピーと水溶性ステロイド治療
アトピー性皮膚炎に水溶性ステロイドを使う理由
産後、下の子が生まれると子供のアトピーは悪化する?
アトピーとステロイド治療経過と肌写真
アトピーと細菌の異常繁殖
アトピー、風呂は入らない?石鹸と体洗い方は?
アトピーの原因と治す方法?病院?自然療法?スキンケア?
子供アトピー治療と夫の意見、夫婦喧嘩
完治めざして!アトピー治療の段階と目的。
アトピー対策そのものが強力なストレス・・
秋、乾燥の秋。嗚呼、子どもの肌よ・・
アトピーと免疫力:腸の免疫力アップ
腸内細菌を増やす!八百万の神たる腸内細菌
ウン次第?ウンチから見る腸内細菌と食べ物
アトピーよくならない治らない(涙)やっぱり鍼灸だ
アトピー完治には、強い皮膚を作らねば!
子どものアトピー、鍼灸師として母として、子育てとは
サンムラタ助産院で乳児湿疹・子どもの肌ケア
アトピーの子を持つ親におすすめアトピー絵本
娘ちゃんのアトピーの現状!子どものアトピー完治か!
アトピー肌ではない子になってほしいという親のエゴ
アトピーは肌のバリア機能が鍵!
アトピーは遺伝子レベルの影響!(フィラグリンの話)
痒みとは本能との戦い!なぜアトピーは異常に痒いのか?
アトピー治すには?私はコレで子供のアトピーを治す!
アトピーは自律神経を整えるといいのか?と、樹状細胞のこと
アトピーは免疫力が高い?低い?また樹状細胞(笑)
アトピーで迷える子羊とアトピーエッセイ
子供のアトピー、ステロイドを使ったその後のこと
”標準”治療という啓蒙【アトピーとステロイド】
ステロイドは怖い薬なのか【アトピーとステロイド】
ステロイドの副作用【アトピーとステロイド】
酸化コレステロール【アトピーとステロイド】
ステロイドと「患者の知」アトピーの本
太乙膏とアトピー【娘ちゃんの現状】
ステロイドで皮膚が薄くなる・皮膚萎縮【アトピーとステロイド】
ステロイド長期使用で皮膚萎縮はいつ起きる?
ステロイド依存・リバウンド【アトピーとステロイド】
ステロイドの効果はどの程度?【アトピーとステロイド】
アトピーとプール対策。プールで改善?悪化?
赤ちゃん、幼児にステロイドは使うべき?使わない?【アトピーとステロイド】
子供アトピーにステロイドは怖いのか?【アトピーとステロイド】
乳児の湿疹肌荒れが病院行かずに治った実例写真