5月9日(金)、運命の日を迎えました。



始まりは、5月8日(木)の朝9時54分。




『姫丸の体温37.5 お店に向かったほうがいい?』




姫パパからのLINEによる姫丸の検温測定の報告。




昨日(7日)の38℃から少しずつ体温が低下してきた姫丸。


朝の食事もとてもゆっくりになってきて、あの食いしん坊の


姫丸がご飯を半分くらい残したと報告。




とりあえず14時くらいにもう一度検温してから


その後の行動を考えることに。




14時すぎに姫パパからのLINE




『37.2℃ お店に向かうべき?』




体温が確実に下がってきて、そのほかの症状も


出産の兆候に当てはまる事から、15時にお店へ集まることに。




ちょうどお店の休みの時に体温が下がってきたので


産床も用意していた2階のロフト部分から、いつも慣れている


下のケージへ変更。




16時に体温測定チェック37.3℃。


産床をかきかきしたり、タオルを丸めたりする。




石ママさんや、お産リーダームムポンさんも集まっていただき、


この後の分娩についてミーティング。






姫丸は体温は下がっても臨月を迎えた妊婦には見えないほど元気。




小梅と共に、18時過ぎに夕方のお散歩にも行きました。

photo:05


排泄物が多少軟くなってきている兆候も見受けられました。



散歩から帰ってきて18時50分に体温測定37.6℃。

微妙に上昇。


その頃からわずかに陣痛も始まる。


ご飯も3粒くらいを食べるだけで、あとは残す。

photo:01

『23時くらいに分娩かね~』とか言いながら、


差し入れていただいた軽食を取り、姫丸の分娩まで


みんなで雑談ミーティング。


20時20分、体温測定37.7、微妙に上昇?


トイレにしきりに行きたがり、何度か外に連れて行く。




21時49分 37.7 


体温変わらず。




陣痛がおさまっているのか、


姫丸、店内中を歩き出す。




23時22分 37.5


微妙に下がる・・・。


陣痛もなさそうで、この数時間の辛そうな顔が


嘘のように、いつもの姫丸になる。


もしかして今日出産ではないかもしれない説が浮上。




日は変わって5月9日(金)に突入。


お店に来てから7時間経過。




0時25分 37.9


微妙に上昇。


体温の低下は16時頃が一番底で、今上昇に


向かっているから出産間じかかも??


店内の照明を暗くして、姫丸に分娩モードを視覚から促す。



1時35分 37.9


この頃から、陣痛の感覚が狭まる。


しきりに目を細める。


息遣いも荒くなってくる。いよいよ??




そしてAM:2時43分に第一子を出産!!


118gの小柄なブラックの女の子を無事自然分娩で
するっと産みました!!

photo:02

それまで眠気を襲っていたのも、イッキに覚めて

テンションMax!みんなで分娩の手助けをしました。



第2子が生まれたのは、それから50分後の3時35分。

逆子でしたが詰まることなくでました。


147gのブラックの男の子。

生まれる間隔が早い子は10~15分くらいなのですが

姫丸は50分。



このまま同じ間隔で第3子が生まれるのが通常。



けどお決まり通りにならないのも出産。




第3子が生まれたのは外も明るくなりかけていた、

第2子分娩から1時間50分後の4時55分。



逆子で、尚且つ最初の陣痛から10時間ほど経過。

体の小さい姫丸の体力もだいぶ限界に近付いていました。



それでも力を振り絞り、自力で踏ん張り154gの

元気なブラックの女の子を出産。

photo:04


最後の第4子が出るまでに型破りの姫丸伝説が。

ちょうど3子を産み終えて30分くらいたった頃。


第2子の時に低血糖を防ぐために、蜂蜜をなめさせていたのですが

それを2本立ちで立ち上がり請求。



そして、もう出産をすべて終えたかのように、夕方に残していた
ご飯を完食。

photo:03


そして陣痛もなくなり、店内をフラフラと歩く。



え?姫丸??まだ出産終わってないよ??汗

というか、分娩途中でご飯完食って、聞いたこと無い。



最後の子が出てくる前に、分娩放棄?した姫丸を

なんとかやる気にさせようと、子供たちを姫丸にくっつけて

母乳を与えさせる。

母乳を与えることにより、陣痛を促進することがあります。


第3子の時を産む時に行った手法。



授乳の甲斐あってか、陣痛は再び来るものの、

もう姫丸も疲労困憊でした。昨日からあんまり寝てないもんね。


でも破水があった訳じゃないのでもう少し粘れないか、ひたすら

姫丸を撫でて励ましました。



動画を撮っていた携帯も残量が残りわずかになっていたので、

最後生まれた子の動画を撮る為に、節電で電源を落としていました。




今思えば、それも良かったのかもしれません。




子供が生まれる間隔が2時間以上かかった場合、

破水をしていなくても、獣医師の指示を仰ぐほうがいいとされています。


そして帝王切開に切り替えることも考えなくてはいけません。



時間のことはすっかり頭に無く、最後の第4子が

出てくるのをひたすら待ってたのです。




分娩が深夜に始まった段階で、今日はもうお店を

閉めようと決めていたので、ブログを書きにパソコンに

向かったところ、画面右下の時間が目に入りました。



もうAM7時48分?どうりで外が明るいはずだなぁ。



・・・ん??第3子が生まれた時間って何時だったっけ??



取り上げ&動画担当に徹して、生まれた時間は他の人に

任せていました。



聞くと第3子出産からもう3時間かかっているとの返答。




え?????




やばい・・・。




このままでは母子共に、もたないかもしれない。




外を歩かせると、陣痛が促進されることがあります。

最後の望みを託し、姫丸を5分だけ外に連れ出してもらい、

その間に、事前に連絡していた獣医師に電話。



まだ8時前、留守番電話だったので、メッセージを入れようとした時、



『わ!出てる、出てきた!!』との声が聞こえてきました。




お店の受話器を置いて、姫丸のゲージに戻り、

外から帰ってきた姫丸の体をいきみに合わせて

さすりました。




陰部からはすこし羊膜が見えました。


最初の陣痛から実に13時間。

姫丸も相当体力を消耗しています。

あと、ちょっと出たら助けれる・・・姫丸頑張って!!



逆子の4子の体3分の1が陰部から出た頃、

指を突っ込んで子供の頭をさぐり、姫丸のいきみと共に

押し出して、無事最後の4子を出産しました。



7時56分最後の第4子、147gのブラックの女の子。


姫丸出産のダイジェストを動画にしてあるので、ぜひ見てください!
http://youtu.be/bZ-nGNETebo

G.Wを過ぎて、木曜日の定休日に出産日を合わし、

普通陣痛が始まれば、産床でじっとするのを動き回り

石松くんのパパさんママさんが揃う時間まで分娩を待ち、

子供をすべて小柄で出産し、(過去武蔵丸家出産のベビー平均190g)

分娩途中で食欲が増して、食事をしてしまう姫丸。

まさに伝説。




準備のために前日の15時から入り、全てが終わったのが翌日の10時半。

延べ19時間半の姫丸出産。


長かったですが、無事に元気な赤ちゃんを出産できました。




一緒に取り上げた石ママ、石パパ、姫パパ、ムムポンさん。


途中から分娩応援しに来ていただいたトッシーさん。

姫丸の事を気にかけていただいてお店に顔を出していただいた

きなちゃんママさん、カツくん。


そして全ての応援していただいたお客様に心より感謝いたします。



姫丸ベビーを元気にお披露目できる日まで、武蔵丸家で姫丸は

育児休暇をとります。




長いブログを最後まで読んでいただいてありがとうございました。



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