パチンコ店編Ⅳ
テーマ:ブログ何が何でも働いた。
一心不乱に働いた。
年下のくせに「クン」付けしてくるヤツラばかりだった。
ロクなもんじゃない。
早く上に上らなければ
そればかりを考えていた。
そして、一ヶ月が経った。
私は班長に昇格した。
会社始まって以来のスピードらしい。
もっとも私にとっては、当たり前の話である。
ちなみに、
バイトが8名、
ただの社員12名、
班長2名、
副主任1名、
店長1名
の構成なので、12名ゴボウ抜きと、いうことになる。
嫉妬や妬みが多かったが、
もともと相手にしていなかったので、気にならなかった。
店長から呼び出しがあり、一言目に
「おめでとう 天狗
これでやっと君を人間扱い出来るよ
兵態どもtp差別化が図れるよ」
と、言われた。
「兵隊」とは、この業界では平社員のことだった。
つまり、代わりはいくらでもいるということである。
この話だけを聞くと
「何という店長だ」
と、思うかもしれないが、
私はとても温かみのある常識をわきまえている人だと感じていた。
班長になっても私の働きぶりは何も変わらなかった。
一番に駐輪場を整備していたし、トイレの紙の補充も一番多くした。
廻りのヤツらの私に対する見方は変わったが、
私自身で変わった事は、
班長になったことと給料が5万円あがったことくらいである。
俺は、それでも自分を試すかのようにガムシャラに働いた。
さすがに「クン」付けしてくるヤツらは1人もいなくなった。







