勝手にしやがれ!


監督:マーティン・キャンベル

出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン


(ストーリー)
英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。


(コメント)

本作の前に何年前か・・・8年前くらいに元祖「カジノ・ロワイヤル」は一度見ているんやけどストーリーが難解でウディ・アレンが最後に天国に行く場面しか覚えてない。オーソン・ウェルズ、デヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズ、デボラ・カー、ジャンー=ポール・ベルモンド等の豪華なキャストでまさに数年前の低迷してた巨人軍みたいな映画だったのが印象的。


本作はそのリメイクらしいけど007とは別物の映画を見ている感じですわ。007といえばショーン・コネリー、ロジャー・ムーア、近年ではピアース・ブロスナンやと思うけど個人的には「リビング・デイライツ」のティモシー・ダルトンが印象的ですね。話は戻り、アクションも本格的で今風のアクション映画となり、寂しいやらなんやらロジャームーアの当たってないようで当たってる力のないパンチも懐かしく思いましたわ。


今回新ジェームズ・ボンドになったダニエル・クレイグ。この俳優さんよかったと思いますよ。というより映画がこの俳優さんに合わせてた。ピアース・ブロスナンが演じなかったのがわかりますわ。ピアース・ブロスナンやったら今回のボンドは演じきれてないやろうね。


ツッコミどころは多々あるんやけどラストの締め方には不満ですわ。てか引っ張りすぎなんちゃう?そこは従来通りボンドとボンドガールのベッドシーンで終わらせてほしかったわ。ラストはくどいわ。


評価★☆☆☆☆