婦人画報 2009/9 矢沢永吉インタビュー 2
婦人画報 2009/9 矢沢永吉インタビュー 3
ちょっと前に話題になってたけど、子どもの学校の給食費払わない親っているでしょう。自分じゃブランド品の洋服とか買ってるのに、払うものも払わないとんでもない親たちね。
それから、モンスターベアレンツ。子どもの出来、が悪いの棚に上げて、学校に無茶を言う親たち。わりと最近のニュースだと、「仕事がない」って人たち。
僕ね、そういう人たち、理解できないんです。
踏み倒せるんなら「ラッキー」。働きもしないで「食わせてくれ」。自分の食い扶持は自分で見つけろよ。
僕は『成りあがり』のころから、ずっと同じこと言ってます。
「職場がない」って、本当にないかな? 社会がこうなる前に、5年前、7年前、9年前、食うためももちろん、自分がやりたい仕事にとにかく飛び込んで、入り込むチャンスはあったはずですよ。
まあまあ手なずけられて、与えてもらった自由のなか、うっかり自分で望んでしまっていたんじゃないのかな。
いざ、世の中の事情や会社の都合で、首切りされたら、人権が滑ったの転んだのって。何が不当よ。何が不当だったのよ。
よく言うじゃないですか。こんな日本に誰がした?
きっと、みんなで渡ってきたんだよ。
・・・続く