8/6 ディア・フレンズ 娘さん 作曲  矢沢永吉 | 矢沢永吉激論ブログ

矢沢永吉激論ブログ

全国矢沢永吉激論学會集団。

娘さんについて

まさかね、後を継ぐっていうか
歌の世界に入るやつがいるとは
思ってなかったね

だって普段から見てて
うちの息子たちそういう気配ないもん

でもね、娘はね
小さいときからいつも家で
ガーガービービー
歌を歌ってたね
僕が学校の送り迎えをクルマでやってたから
うるさいんだなクルマの中で
大きい声でガンガン歌ってる
朝からこっちも眠いのに
それがまさかね
予兆だったと思わなかったね

ズバリ言うね
嬉しいというかね
僕はこういう世界
裸一貫からやってきたから
そんな甘い世界じゃないから
中途半端にやるなら絶対やめたほうがいいと
それじゃなくても
親の七光りとか言われるんだから
やめとけと
子供のことを思えば親はそう言いますよ
やめときなって

お前逆立ちしてもお父さん抜けないから
みたいなことも言いますよね
だけど本人がどうしても歌の世界で
歌を歌いたいんだと
最初はそのうち収まるだろうと思うじゃない
本気かどうか見てると一生懸命よ。

その一生懸命の姿を見たときに
何をしていいか分からずフラフラするよりは
大変いいことなのかなとは思いましたね
いま、それが社会問題になってるんじゃない

そう思ったらまあ分かったと
そこまで言うなら思い切りやってみなと
言うことになるよね



作曲について

曲作り早かったね
さらさらさらっとできたね
半分はギター
半分はカセットだけ持って
楽器握ってない
わざとそうしたの


ギターを持つとギターの
固定のラインに
持っていかれる癖があるから

鼻歌で何度も鼻歌したくなるような
ラインを作りたいと思った
後でコードをつけた

ギター握るとどうしても
ギターのコード進行行きがちなの


あえてギター握らないで
ピアノ、鍵盤叩かない
半分は楽器
もう半分はカセットテープだけ持って
ICレコーダだけ持って書いた


コマーシャルに続く



矢沢永吉