お金は銀行に預けるな 勝間和代 | 矢沢永吉激論ブログ

矢沢永吉激論ブログ

全国矢沢永吉激論学會集団。

じゃあどうすればいいのか?


勝間さんの答え。

結論から言うと普通預金、定期預金、保険を見直してノーロードインデックス投信を買え。

資産を4分割して毎月余剰資金を数万円ずつ投信にまわせ。


以上。



細かく言うとまず資産4分法
国内用と国外用に分ける。
これをそれぞれ株式と債券のインデックス・ファンドに分ける。
その先は自分で目論見書を読んで考えろと。


本当に聞きたいのはそこから先だよと言いたいところですが方向性としてはいいでしょう。

参考とすべき指針としては

SRI(社会責任投資 Socially Responsible investmant)
CSR(社会的責任 Corporate Social Responsibility)

それらを満たしているとされる企業、あるいは国家を選ぶ。



大まかに金融商品全般の説明もしています。


1定期預金は国債より金利が低いのでNG。


2株式は個人投資家では勝てない。
機関投資家でもなかなか勝てていない。


3外貨預金は手数料が高い。
FXは為替リスクがあるがスワップ狙いならOK。
勝間さん的には「くりっく365」がお勧め。


4住宅、自動車は都会の人は特に買わない方がいい。
住宅ローン金利や固定資産税を入れて考えると賃貸の方が安い場合がある。
銀行は定期預金を国債より低い金利で預かることと住宅ローンでしか儲かっていない。


5生命保険は運用先の情報開示が不明瞭で不必要に高コストになっている可能性が高い。


6コモディティは金利が高く、先物はかなりの金額が必要でリスクが高い。


以上の理由で投信にせよと。



違う意見としては例えば勝間さんの元上司の大前研一は資産4分割ではなく3分割と言ってます。
円の比率をもっと下げて円、ドル、ユーロの3つにまず分ける。
余裕がある場合はユーロをポンド、フラン、クローネに分ける。

ドルもオーストラリア、ニュージーランド、香港に分散することを考える。


勝間さんはREITには比較的肯定的ですが大前さんに言わせるとピークを過ぎたので個別案件で見るべきと。
基準としては不動産に流動性があるか否か。
稼働率が高いところでないと収益が見込めないため手を出すべきではない。


勝間さんは個別株には否定的ですが大前さんは資産運用講座で鍛えることで選球眼を養うべきと言ってます。


いずれにせよこの薄っぺらい本ではヒント以上のことは書いてません。

本気で金儲けをするにはこんなもんじゃ全然足りません。


以上。




デイトレーダーについてこちらでも似たことを書かれています。


勝ち続けるトレーダーの5つの真実 ・・・ 最終回  FXとは 復活寺子屋

http://ameblo.jp/cazzino/entry-10296469843.html