大阪市教委が、学力向上や地域との連携を図るため、17日から市立小5校で土曜授業を導入することが決まりました。
「ゆとり教育」の象徴として平成14年の完全学校週5日制の実施に伴って廃止されたが、約10年ぶりの復活となります。
土曜授業は、昨秋の市長選で橋下徹大阪市長が公約に掲げており、来年度から市立小中学校全429校での実施を目指す。
最初の導入5校は、平野南小(平野区)、福島小(福島区)、鶴橋小(生野区)、日吉小(西区)、港晴小(港区)。
今年度は校長の希望に沿って試行実施する。
市教委によると、土曜授業は地域や保護者への公開が前提で、
(1)学力の向上
(2)保護者や地域の人材の講師としての参加
(3)地域と連携した防災教育
(4)体力向上を図るためのスポーツ大会や文化的活動-などが主な内容。
土曜日の実施が原則だが、地域の実情に応じて日曜日の実施も認める。
市教委によると、毎週末の実施は教員の代休確保が難しく、月2回程度の上限を設ける方針との事です。
橋下市長は9日、土曜授業について「先生の負担が増えるかもしれないが、学力低下はまぎれもない事実。先生を支えるための税投入は惜しみなくやっていきたい」と述べた。
校長先生に権限が委譲されてきています
地域と学校との連携も作られ始めています
現役世代への投資はしっかりと形作られています
あとは議会との連携でしっかりと見直し修正を行いながら、進めて参ります。