2013年05月03日

憲法記念日「96条よりも81条を改正すべき」

テーマ:ブログ

村井 宗明オフィシャルブログ Powered by Ameba

安倍政権は「憲法改正96条の改正」を参議院選挙のテーマにするとしています。96条の改正とは、これまで憲法改正に必要だった要件を「3分の2」から「2分の1」に、簡単にするという内容です。
私はちょっと違和感を感じます。「憲法をどう変えるのか」ではなく「憲法を変えやすくするか」を争点にしようとしているからです。本音の9条改正ではなく、96条改正が争点というのです。
民間の商売に例えましょう。民間の商売の時に、セールスマンはこの商品がいかに良いのか?など商品の内容自体と値段を説明して、消費者から商品の「売買契約」を取りつけようとします。しかし、セールスマンが商品の内容自体を説明せずに、「売買契約」自体ではなく、「セールスマンが商品を売りやすくする契約」を先に結んで欲しいと言ってきたとしたら、みなさんは違和感を感じないでしょうか?
96条改正を先にして、その後に本体の改正をするというのはそんなイメージです。
自民党の憲法草案は、9条改正と緊急事態の時は「何人も…国その他公の機関の指示に従わなければならない」という内容。自民党憲法草案そのものを堂々と主張されたほうが、自民党にとっての筋なのではないかと思います。
昔から憲法の理念論争では、「国民のために国がある」のか、「国のために国民がいる」のかは、永遠の争点です。どっちの言い分もあるのを認めた上で・・・・私は「国民のために国がある」、自民党憲法草案は「国のために国民がいる」と理念に違いがあるのを、ネット上のバッシングを恐れずに正直に認めます。
さて、私の意見はといえば、憲法81条の違憲立法審査権の改正です。96条改正とは正反対のベクトルです。地方裁判所での違憲判決は多くありますが、最高裁はそうではありません。最高裁が法令違憲の判決を下したのは、発足後64年間でわずか8件にすぎません。いつも、統治行為論といって、高度な政治性を有する国家の行為については憲法解釈をしないからです。
統治行為論自体をなくさない限り、憲法判断は下されず、ほぼ無意味なものです。憲法の意義を守るため、国民の尊厳をまもるための改憲なら理解できます。
村井 宗明オフィシャルブログ Powered by Ameba

写真は、大学時代に読んでいた芦部先生の「憲法」

今でも家にあります。たぶん、この憲法論の影響を私は今でも受けていると思います。



いいね!した人  |  リブログ(0)

村井 宗明さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba芸能人・有名人ブログ

芸能ブログニュース

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。