江﨑鐵磨沖縄北方担当相は8日の記者会見で、オーストラリア沖で起きた米軍のオスプレイ墜落事故を踏まえ「日米地位協定をもう少し見直さないといけない」と発言したことをメディアは大きく取り上げている。
 江﨑大臣は沖縄担当であり、沖縄県は日米地位協定の抜本的見直しを政府に求めている。沖縄県民の思いを踏まえた上での発言であると私は受け止めている。
 これまでも事件、事故があるたびに沖縄県の意向を踏まえて日米地位協定は少しずつ変えてきた。オスプレイの事故原因が明らかになっていない段階でオスプレイをすぐ飛ばす米側の姿勢に沖縄県は反発している。
 あの痛ましい少女暴行事件があった時、沖縄県民の怒りは爆発し、それから沖縄に対し大きな関心と政治力が発揮され始めた。
 今の日米地位協定について沖縄県が見直しを求めている以上、江﨑担当大臣が沖縄県の要望に沿った発言をしても何も問題はないのではないか。
逆に「地位協定の見直しは考えていません」と江﨑大臣が言ったらメディアは何と報じるのか。
「当たり前のことを言ったら言ったで、論(あげつら)うようなやり方は公平ではありません」と言った声が私の処に多数寄せられた。やはり国民はよく判っていると思った次第である。
 朝の便で帯広に飛び、11時から十勝管内士幌町で昨年8月台風により堤防が決壊し、その緊急復旧工事の竣工式に鈴木貴子代議士の代理で出席。
 外での行事だったが、天気が良く気持ちの良い式典だった。
 午後、釧路に向かい18時半より町内会の夏祭り盆踊り大会に出席。涼しい釧路の夏はあっという間に過ぎていく。
 昨日「阿寒国立公園」が「阿寒摩周国立公園」へと名称が変更された。摩周湖が入ることで更に国立公園として観光のメッカとして多くの人が訪れてくれることだろう。

※堤防決壊箇所災害復旧工事竣工式