リオデジャネイロオリンピックで日本選手の活躍に寝不足の人も多いことだろう。私もその一人である。
 女子レスリング4連覇を目指した吉田沙保里選手が残念ながら銀メダルに終わった。
絶対的存在感の吉田選手だったが、勝利の女神は微笑まなかった。
 あの吉田タックルは相手選手にも研究され、テレビを見ていてもかつての動きではなかった。これが勝負の世界の厳しさというものか。
 銀メダルを取ったことは凄いことなのに笑顔ではなく泣き顔である。
勝って当たり前の宿命を背負ったが故のショックであろう。
 吉田沙保里選手には胸を張って笑顔で帰ってきてほしいものだ。4大会連続のメダル獲得は歴史に残る偉業であるのだから。
 夏の甲子園もいよいよ準決勝、決勝を残すのみになった。
なんと南北海道代表の北海高校は準決勝進出である。しかも88年ぶりの四強で北海高校の歴史に新たな一ページを刻むことになった。
 昨日対戦した聖光学院は北北海道代表クラーク国際高校を破り勝ち上がったチームで試合前、北海高校の選手が北北海道代表の分まで戦い勝利したいと語っていたが、オール北海道での勝利と言って良い価値があるものだ。
 ここまで来た以上、駒大苫小牧高校以来の深紅の大優勝旗を北海道に持ってきてほしいものだ。
 がんばれ、北海高校!