遠足日記

遠足日記

東北の山や海で遊ぼう!
主稜線の縦走は楽し、近くの里山ハイキングもいいですね。
秘湯を探して湯ったり~ってのもGood!

*この写真は礼文島から見た利尻岳(利尻島)
  3日前に登った利尻岳を感慨深く眺めました。

2023年6月25日 南会津 大内宿から小野岳(1,383m)

6/24-25今年2回目の鳥海山は、家族旅行村バンガロー泊で初日湯の台から、
翌日鉾立からという計画でしたが、雨・テンクラCで行き先変更。

比較的天候が良い南会津の2山に行きました。

24日はイヌワシの生息が確認されている、登山者が少ないブナ原生林の南会津 博士山(1,482m)。
会津田島のヨークベニマルで酒と食材を調達して、「会津山村道場 山荘ななみね」で5人の大宴会。

25日は宿を7:43に出発して、大内宿近くの小野岳登山口に8:25着。
8:44ハイキングスタート。

晴れていたけど、残念ながら遠景は見えませんでした。

東北100名山で登った9年前は紅葉ピークと快晴で、素晴らしい眺望でした。
2014年10月20日 南会津 大内宿から小野岳(1,383m)

 

 

小野岳登山口 8:44ハイキングスタート

 

 

舗装道路沿いにある「小野岳大内登山道入口」の標柱。
私は9年前にこのコースを登ったのだが、今回急にこの山に決まったので、

前回記録を確認できなかった

 

 

林道を9分歩くと大駐車場が有った。
あまり印象に残らない山だったせいか、上に駐車場があるのを忘れていた

 

 

駐車場にある「小野岳大内登山口」の標柱。
舗装道路に有った標柱は「登山道入口」と書いてある。
事前に調べておかないと、登山口と登山道入口の違いは分かりにくいと思う

 

 

小野岳登頂記念にバッジと証明書がもらえるらしい

 

 

しばらく杉林を登る

 

 

水場は1ヶ所しかないけど、最後の水場と書いてある。
飲んでみたら冷たくて美味しい

 

 

階段の付けられた道を登る

 

 

こちらが小野岳山頂の標識が数ヶ所に付いている

 

 

展望地の鉄塔で小休止

 

 

ワラビを採る同行者

 

 

杉林を抜けた鉄塔から先は見事なブナの原生林が続く。

 

 

国有林野借受標識

 

 

平坦地で小休止

 

 

ブナの巨木

 

 

見事なブナの原生林が続く

 

 

足を止めてブナの巨木を眺める

 

 

ブナの巨木

 

 

昨日と同じで遠景は見えない

 

 

ギョリンソウの固まり

 

 

小野岳山頂(1,383m)

 

 

小野岳の伝説

 

 

9年ぶり2回目の小野岳。
ブナの新緑と黄葉の時期がお勧め

 

 

山頂でくつろぐ同行者4人。
車が2台あれば湯野上温泉への道に下りられるが、今回は往復とした

 

 

ブナ林を眺めながらゆっくり下る。

 

 

「最後の水場」から続いている沢を渡ると、もうすぐ登山口

 

 

大内宿で「長ネギ一本を箸替りにして食べる蕎麦」を食べる予定だったが、

思いの他遅くなったのでパス。
登山口に近い蕎麦打ち体験の出来る店で、ざるそば950円

 

 

かき揚げ150円

 

 

会津若松IC隣の道の駅から見た磐梯山

 

 

磐梯山ズーム。

積雪期にリフト利用で登ったルートがよく見える。
こちらの猪苗代側から2回、裏磐梯スキー場側から2回雪山で登った事がある。
今年は行き損なったが、来シーズンは行きたいと思う。


仙台の自宅に17:35着。
とても楽しい南会津遠征だった。

 

東北100名山で登った9年前は紅葉ピークと快晴で、素晴らしい眺望でした。
2014年10月20日 南会津 大内宿から小野岳(1,383m)

 

2023年6月24日 南会津 博士山(1,482m)・近洞寺山

6/24-25今年2回目の鳥海山は、家族旅行村バンガロー泊で初日湯の台から、
翌日鉾立からという計画でしたが、雨・テンクラCで行き先変更。

比較的天候が良い南会津の2山に行きました。

4:00起床、5:30に仙台で5人が合流、高速道路で会津へ。
博士山の道海泣き尾根コース登山口に8:06着。

道海泣き尾根登山口に20台程度の駐車場があり、大谷滝尾根登山口に下山すると、
車道歩き20分で周回することができます。

駐車場に先行者の車が1台。
登山口を8:26にスタート。

博士山は東北百名山81座目として、5年前の紅葉ピーク時期に登って以来2回目。
イヌワシの生息が確認されている、登山者が少ないブナ原生林の静かな山です。

天候は曇り、山頂で雨。残念ながら遠景は見えませんでした。

紅葉ピーク時に行った時は快晴で、素晴らしい眺望でした。
2018年10月22日 南会津 博士山(1,482m)

 

 

道海泣き尾根登山口は道路脇に3台、

坂を下りた空き地に20台程度駐車可能

 

 

登山口を8:26にスタート

 

 

始めは樹林帯の平坦な道。 ブナの巨木が見事です

水場を過ぎると胸突き八丁の急登が続きます。

 


「道海泣き尾根」とは、遠い昔「僧道海」がこの尾根の急登が

辛くて泣いたのが由来だとか

 

 

急斜面にハシゴやロープが設置されています

 

 

景色の見えるポイントが数ヶ所

 

 

「シャクナゲ洞門」下の急斜面

 

 

「シャクナゲ洞門」
5月下旬ごろはシャクナゲの花が綺麗だそうです。

 

 

博士山の山頂が見える

 

 

尾根上の分岐点。
左が山頂で、右が下山に使う大谷滝尾根コース

 

 

分岐点から博士山へ向かう

 

 

周辺の山は見えるけど遠景は雲の中

 

 

尾根上には堂々たるアスナロの巨木があり目を奪う

 

 

アスナロを眺めながら山頂へ

 

 

ヤマツツジ

 

 

 

博士山の山頂はすぐそこ

 

 

アカモノ

 

 

 

 

 

 

2回目の博士山(1,482m) 今回は緑の森林浴。

昼食タイムが始まって直ぐに雨・・・
ザックカバーを付けて雨具の上を着た


帰路は大谷滝尾根を下り周回する。


近洞寺山を通過。昔ここに寺が有り、「僧道海」が「道海泣き尾根」で泣いたとか?

 

 

雨あがる

 

 

ブナ・ミズナラ林の歩きやすい道を下る

 

 

大谷滝尾根コース登山口

 

 

大谷滝尾根コース登山口と書いてあると分かりやすいのだが

 

 

車道歩き20分で道海泣き尾根登山口へ。 青空が広がってきた

 

 

会津田島のヨークベニマルで酒と夕食を調達。
一人3千円で5人分1万5千円。
こんなにたくさん食べられるのだろうか?

 

 

スーパーから近い今日の宿は「山荘ななみね」。 

「会津山村道場 森の交流館」の隣にある

 

 

森の交流館で入村受付(一人1500円)

 

 

古い木造小学校が「森の体験館」 オートキャンプ場とフリーサイトもある

 

 

「山荘ななみね」のB棟7人用は14,400円(5人で利用)。
入村料一人1500円を加算すると、一人4,380で高い! と思ったら、その価格に納得できた

 

 

玄関、新しく広くてキレイ

 

 

トイレも広い。
浴室は4畳位で、家族4人で入れそう。

 

 

ベッドルームが3室

 

 

20畳くらいあるLDKで大宴会が始まる。
あれだけ買った食料は、翌日の朝食までに、ほとんど食べつくしたぞ~

 

 

紅葉ピーク時に行った時は快晴で、素晴らしい眺望でした。
2018年10月22日 南会津 博士山(1,482m)

 

2023年6月11日 鳥海山 御浜~笙ヶ岳(1,635m)のハクサンイチゲ

めったにない4連休(6/9-12)を取り、上信越か東北の山を計画していたら連日雨予報。
そこに持って来て、歯のトラブルで6/10が歯科通院になり、やる気だだ下がり・・

しょうがないので、6/11だけ晴れ予報が出ている鳥海山へ行くことにしました。

(鳥海山鉾立登山口までの経路)
仙台 ⇒ R48作並温泉 ⇒ 山形県村山市 ⇒ 東北中央自動車(無料) 
⇒  新庄市 ⇒ 酒田市 ⇒ 鳥海ブルーライン ⇒ 鉾立登山口

歯科治療終了後6/10の16:32に仙台を出発。
19:38 吹浦「道の駅鳥海」着(一般道走行で3時間6分、170㎞)

コンビニでツマミ、寿司、サラダを購入して、静かな第二Pで一人宴会車中泊。 
翌6/11は4:30起床。ゆっくり準備して鉾立登山口へ。

鳥海山は大好きな山で去年4回(累計で22回)行きました。

いろんなコースがある鳥海山で、長坂道は歩いたことがありません。
山ノ神登山口(標高320m)から御浜小屋は長い坂が続き、日帰りは無理そうだから。

そういうわけで、長坂道にある笙ヶ岳(1,635m)は未踏でした。
御浜小屋~笙ヶ岳のハクサンイチゲ群落は、今が見頃らしいから行ってみよう。

 

6/10 吹浦「道の駅鳥海」の静かな第二Pで、一人宴会車中泊した翌朝の車内

 

 

鉾立登山口Pから鳥海山が見えるから、天気予報当たりだね

 

 

鉾立登山口

 

 

歩き出してすぐに雪渓。 下は鉾立登山口駐車場

 

 

遠くに鳥海山の山頂が見える

 

 

イワカガミ

 

 

登山道西側の雪渓を眺めながら登る

 

 

長~い雪渓歩きが続く

 

 

後ろを振り返ると、にかほ市と日本海

 

 

急なトラバースに見えるが歩いてみると、さほどではない

 

 

登ってきた後ろを振り返って見る

 

 

御浜小屋到着

 

 

御浜小屋は休憩200円、宿泊千円

 

 

御浜小屋内部は2部屋。 トイレは使用可能

 

 

御浜小屋から見た稲倉岳。 その奥に日本海

 

 

御浜小屋から見た新山、外輪山

 

 

ほとんど溶けていない鳥海湖

 

 

御浜小屋前のハクサンイチゲ

 

 

鳥海山23回目にして初めて行く笙ヶ岳。
ハクサンイチゲが見頃らしいから楽しみ

 

 

ハクサンイチゲと鳥海山。 実はこのアングルが撮りたかったんで~す!

 

 

ハクサンイチゲ

 

 

ハクサンイチゲが見頃

 

 

鳥海山の右下は溶けていない鳥海湖

 

 

笙ヶ岳への道にも雪渓が現れる

 

 

ミヤマキンバイ

 

 

ハクサンイチゲ群落が素晴らしい

 

 

ず~っと鳥海山を眺めながらルンルン歩く

 

 

三峰~二峰~笙ヶ岳とゆるいアップダウンが続く

 

 

ハクサンイチゲと鳥海山

 

 

雪渓が崩壊している。

 

 

ガスが湧いてきて風が強くなる

 

 

笙ヶ岳の山頂は平らで三角点があるだけ

 

 

庄内平野と日本海。 ガスが出たり晴れたり。
風が強くなり、ブローで風速10m位。 寒いので雨具の上を着た

 

 

ハクサンイチゲ

 

 

帰りは鳥海湖を回ってから御田が原分岐に出ようと思い木道を下りていく

 

 

崩壊した木道の先は急な雪渓トラバース。 ここから先を歩いた人はいないようだ。
履いているのはキックステップの効きにくい軽いハイキングシューズ。
アイゼン無しストックだけでは危ないから止めて戻った。

 

 

ミヤマキンバイ

 

 

御浜小屋で稲倉岳と日本海を眺めながら軽食休憩

 

帰りの雪渓で40m位ルートを間違えたけど、すぐに修正できました。

そこから一緒になった山形市の単独者と話が弾みました。

 

シラネアオイ。

 

 

ハクサンチドリ

鉾立が近くなった時に見つけたハクサンチドリ。

もう一つ似ている花はなんでしたっけ?なんて話しながら。

後から以前焼石岳に行った時のを見たら、ヨツバシオガマかな。

下りの石畳はいつも飽きるのですが、話しながら歩いてとても楽しかったです。

 

初めての笙ヶ岳(鳥海山累計23回目)は、曇り一時ガス・小雨・風、眺望あり。

撮りたかったアングルの「鳥海山をバックにハクサンイチゲ」に大満足でした。

 

下山後は鳥海温泉あぽん西浜(400円)でサッパリ

 

帰りに見た鳥海山は上部が雲の中で、手前に水田が広がっている。

このアングルは海坂藩の時代劇映画(地元出身の藤沢周平原作)に何度も出てくる。
鳥海山いいな~ 

 

私は仙台在住ですが、山形県の山・蕎麦・温泉などが好き。 

 

2019年に「致道博物館」で開催された、鶴岡 庄内藩 「酒井家名宝」特別企画展。

 国宝の日本刀は見ごたえがありました。 

 

「藤沢周平記念館」、「荘内神社」、「大寶館」なども良かったな。

 鳥海山と庄内平野、日本海いいですね~

 

帰り道途中の村山市R13沿いに最近できたらしいラーメン店「麵屋きなり」で、

本日限定の背脂醬油ラーメン900円。

G系(ラーメン二郎)がメインだが、普通のしょーゆラーメンなど幅広いメニューがある。

仙台の自宅に19:32着。 往復全走行距離390㎞。

当初計画の3泊4日遠征が、悪天候と歯科通院で1泊2日になってしまった・・

でも他の日のんびり休養できたから、まあいいか。