2008-08-01 10:16:34
スポットライトの向こう... 第1話
テーマ:成幸小説自分は壇上にいた。
いたはず...
自分の後ろ..、ステージの上には
『やりがいを持って人生を歩む』
と、自分の講演テーマが大きく書かれていた。
まさに講演会が始まろうとしているところだった。
幕が上がり、まぶしいスポットライトが自分を照らす。
大きな会場に集まってくれた聴衆はなんと200人!!
志し高い若手歯医者さんや歯科関係者が、
自分の講演を聞けることに、
期待を膨らませて今や遅しとこちらを見ている。
この心地よい緊張感。
幕が上がりきり、
われんばかりの拍手が起こる中、
マイクに近づき、挨拶をしようとした
その瞬間だった...、
強いスポットライトの光の束に、目がかすむ...、
全身が薄いモヤに包まれていき、
ふわっと身体が浮く感覚..、
「あれ、なんだ?身体が軽い..?」
(1分ぐらい経っただろうか)
真っ白いモヤが消え、目の前がしだいに見えてきた。
・・・・
200人の聴衆が目の前から忽然と消えてしまった。
『ここはどこだ?』











