京都への道を走る。  昼頃には私達が以前に覆面パトカーに捕まったところで面白いものを見かけた。

私の時と同じように覆面パトカーに捕まり、赤いプラスチック製の棒を振られながら草津インターに向かう哀れな車を見かけたのだ。

こうやって見てみると、どう贔屓目にみても、昼頃に獲物を見つけて草津インターに連れ込み、そのまま自分たちは昼休みに入る段取りなのは明白だ。

それも、制限速度が80キロの場所でしか捕まえないのは、いつでも30キロオーバーで反則金3万5千円が入るからだろう。 如何にも近江商人の国だなぁと思う。

何にでも県民性は反映されるが、当の本人達はいつも反論する。

さて、ゆっくり走っていたが、高速の道路上で明らかに待ち伏せしていたパトカーは3台見かけたし、さっきの覆面パトカー以外にも流しのパトカーも2台見かけた。

滋賀県と云う土地柄は、よくよくお金に厳しい県民性なのだろう (;^_^A

なんとか、厳しい県内を通過し京都東インターで高速を降り、次男の済むマンションに向かった。

渋滞も少なく、昼過ぎには現場に到着したが、今流行のオートロックの玄関ドアが邪魔だった。

外からインターフォンを鳴らしながら携帯電話もかけてはみるが、部屋からは何の反応も無い。

しばらくしていると、中から学生風の男の子が引越業者らしい者と玄関ドアを開けたので、それを見逃さずにすっと中に中に入った。

部屋の玄関ドアを前に、部屋のチャイムと携帯攻撃をかけるが反応は無い。

ドアの下に有る郵便受けから中を覗いて見るが、奥までは見えない。 でも、トイレの電気は点いている。

大声で次男の名前を呼んではみたがそれでも反応は無い。

仕方なく、この作戦は諦めてプランBを実施する事にした。