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2012年02月10日

並行線

テーマ:
おいつけなくてね、
おいつけなくて、おいつづけた光。

まわります、柔らかい陽射しの中で、わたしの鼓動がゆっくりと響く日常の端で、
日々、永遠に満たない時間を、傍に感じながら、その温もりも、
冷めないほどに。

覚えておきたい時間が、あります、
孤独に震える瞳に映る澄んだ蒼、であったり、
世界を切り取った時に派生していく断片、であったり、
わたしのまわりにはまだ、優しさを与えてくれるようなものが、
そっと、息を潜めて、
あたたかく灯りながら、
待っていてくれる、

音が、耳を外れて、転がりはじめます、
誰かの微笑みが、弾け、踊りまわります、
その瞬間を、逃さないように、わたしは、
まばたきする、
わたしと云う名の輪郭をなぞるように、振動する、それは、

空気が、色づく瞬間、でした、よ、

止まりかけたわたしの心臓と、心がまた、自転をはじめ、
壊れ、失くしてきた幾つもの滴が、
一筋の溝を刻み、痕/跡を残す、
これで、忘れてもいい———、
くぐり抜ける神経戦/線に、絡みとられて、傷の痛みを感じることも、
降り続く雨の中、独り天を見上げて、泣きはらしたことも、
表情の乏しいメイルのやり取りに、ぎこちなくなる躰を抱いて眠った夜、が、
わたしの耳元で、終わりを告げようと、
している、

おいつけなくて、届かなかった遠く走る光、に、
並走、できるようになりました、
掴まえることはまだできませんが、わたしは、
光と、共に、生きることが、
叶うように、
なりました、

静かな、並行線、
止まることを知らない二つの、純粋な、
それは、静かな、
並行線、です、
ね、

傷つきやすいもので、できていました、が、
形を変えながら、どこまでも伸びて、いくことをのぞみ、
未来を幾度も選択しながら、

光の速さで、進むだけ、です、

それだけで、いい、

今は、
それだけで、

いい、







あけまして、おめでとうございます。

ずいぶんあけて、しまったけど。

今年、夏、詩集だします。
殆ど、表にだしていない作品群ですけど、
いい本に、なる、とおもいます。
楽しみにしていてください。

ここのところ滞っているのは、精神不調な為なのです。
いやいや、まいった。
誰か、励ましてください(苦笑)



2011年12月24日

sky blue sky

テーマ:散文
どうか教えてください、ぼくの限界を、昼も夜も眠らずにまわる、ぼくの最終の地点を。世界よ、動き続けた果てには、何が残るんだろう、どうか、ぼくに教えてくれませんか、見渡してみれば、ぼくの上には蒼穹しかありませんでした、しっていますか、永遠を、永遠に動き続ける、ぼくたちのことを、変わり、交代しながら、生き続ける未来を。其処には、闇が広がり、光にくるまれている、ぼくたちが居る、見えるでしょう、世界、高く高く視ているあなたなら、

何故でしょう、見えているものは同じなのに、皆違う方を向いて、闘いはじめる、哀しいくらい真摯に、そして訪れる、希望のために。手を伸ばします、あなたの元で、あなたに近づきたくて、そしてあなたに逢いたくて。ここはけして世界の終わりでは、ないよ、翼を抱きしめて眠るぼくたちが、たくさんいます、どうか祈り続けてください、あなたの熱で、溶けてしまうまで、這い上がらせてください、あなたのところまで、あなたがいる、その場所まで、

一人一人は孤独なのに、あなたの下では、ひとつになるね、世界、ぼくを見捨てないでください、ラインを超えて手をつなぎはじめるぼくたちのことを。生き続ける果てが訪れたとしても、優しく抱きとめてください、そしてその小さな心を、あなたの手で掲げてください、導く光が遠く照らすこの世界の上に。闘うことを止めてあなたを見つめる、その眼差しに。蒼穹の下に生まれくる全てのぼくたちに、未来と祝福が降ることを、あなたは見届け続けてください、

どうか、ぼくたちに。しっているはずの、静寂の中で。生まれくる光と闇を、世界のすべてを伝えてほしい、あなたは、その為に生まれてきた、ぼくたちは帆走する時間とともに、生きます、たとえ泪を流したとしても。永遠と呼ばれた、蒼穹のあなたの下で。ありったけのぼくたちの翼を広げても傷ひとつつかないあなたの胸で、生き続けることを、許してください、何もかも吸い込まれていくこの地点で、変わらずに、創世の時と、何も変わらないままで。


メリークリスマス。
2011年12月16日

14

テーマ:ブログ
隙間なく響く爆音のような、雨の音が混じり、ぼくのなかでハレーションが鳴り止まない、ぼくは時間を刻むことができないまま夜明けを迎え、焦りを抱えながら傘もささずに歩いている、熱が、39℃の熱が下がらなくて、悪寒、歪む視界の向こう、メインストリートでは歓喜とフラストレーションのカタマリが蠢いていた、ぼくは反射的に、嘔吐する、零れ落ちる滴とともに、ぼくの中身がしぼられていく気がする、傷が疼いて、弱さを曝け出しながら、呟く、ぼくは必要か、この世界に本当に必要なのか、吐瀉物と泪を雨が洗い落としていく、かじかむ指で輪郭をなぞるように、確かめるけれど、この虚無の世界は、触れさせてもくれない、ぼくは坂を下っていく、群れを離れながらすべてを睨むように、ぼくは、何故ここにいるのかわからなくなるよ、耳の奥で雑踏が騒いでいるけれど、繰り返し続くこの世界の中でも、ぼくは、ひとりなんだろう、

遠ざかりながら、止まったまま拡散してゆく、幻が消えていくように、
ぼくの、果ては、どこにあるんですか、

顔が引きつって、巧く笑えない、もしこの世界に革命が必要なら、
ぼくの不安を引き裂いてくれるような、強いヤツを、
酒や薬の匂いのしない、透明に澄んだ、きついヤツを、

いくら書きなぐり、書きなぐっても、ぼくの翳はとれない、
それでも何とか、崩し落としてきたよ、傷つき、傷つけられながら、
ぼくのみている世界が、本当なのか証明もできないし、けれど、
鮮やかな、狂ってみえる街を、泪でみていた、届きますか、それって、
誰かに、届くのですか、

あの街にはぼくは戻れないから、歩き続けるしかない、雨は小降りになって多分陽は昇っている、ぼくは刻まれない時計をぶら下げ、羽化した日のことをはじめておもいだす、世界が生まれたときだ、革命のカタマリが絶頂を迎えたときだ、割れたガラス、暴動、埃っぽい空気、照りつける陽射し、喧噪を耳に、わけの解らないまま過ぎていくアンダーグラウンドで、誰かが叫んでいた、ぼくはその顔をしらないし、今でもあまり変わってはいない、
埋もれてゆくようで、うずもれてゆくようで、ぼくは必死に居場所を捜した、耳はいつも騒がしく、過敏すぎるココロを持ちながら、何処に居ても違和感だけが張り付いた、世界はあまりにも組み込まれ、仕組まれているようで、たとえ「なぱーむ」が投下されても、誰も気づかなかったんじゃないか、今ではそうおもう、誰かはゲームだと云うだろう、ぬくもりもなく、抱きとめる腕もなく、ぼくは、やはりひとりきりだった、

雨が、いつのまにか止んでいる、熱は39℃、壁にもたれたまま自分の影に脅える、
膝が震え、立っていられなくなる、

世界なんて———、結局何も、何にも変わらないじゃないか、
耳の奥のハレーションが、躰を支配する、
どうして此処に居るんだろう、書き付けるノートが、破れてゆく、

答えを出すには、果てをみるのは、はやすぎますか、
日に々焦りが募ってゆく、届かないぼくの存在、ぼくのコトバ、

でもぼくは、充分だ、もうこれで、充分なんだ、
ぼくは、つかれた、
誰か、いないか、
ゲームのように、ぼくを、殺めてくれるヒトは———、





※さいごのほう、芥川くんぽいね。一年前の雑記だけど。
11月、12月と体調を崩しましたのだけど、何とか回復しました。
今年は書けなくなったりね、色々大変でしたけど、やっと暗い長いトンネルが終わるよ。
で、来年は、本だします。かなり良い本になりそうですので、お楽しみに。
ブログにはのっけたことのない、ずっとあたためていた、コトバたちです、ので。
来年は、ぶっとんだ年になりそうだなあ。そんな予感がする。
いや、ラッキィは、使わないと。ね。

来年は、皆さんにとっても、いい年でありますように。
ぼくのコトバで、ちょっとでも幸せになれるといいな。
願いつつ。
メリークリスマス&ハッピィニューイヤー。
生き延びてゆけ。





2011年11月20日

keep out

テーマ:
わたしだった頃の過去にいつも揺らいでいる、
どんなキミだって、過ぎ去った時間には追いつけないから、
世界は、この区切られた世界に、そっとカギをかけて、
次にあらわれるステージを、乗り合わせてゆく、のです、
時計の針が、告げてゆく、人類の残り時間、
わたしは、届かないだろうけれど、
キミがなぞれば、不思議と繋がるポイントで、
噛み切ったものの、弔いをしよう、

横を通り抜ける、風の中に、わたしも混ぜて下さい、
そして優しく、
くちづけてください、
確認するように、
世界に、
刻印する、ように、


(まもなく 折り返す)


その前からずっと。デジャヴが目前を過ぎる、
ごとに、邂逅し、白昼夢のような肌触りの、
時間がながれていく、わたしは、何にもリンクしていませんけれど、
その日5度目のデジャヴ、に、わたしの記憶は、
こじ開けられた、気がして。


keep out


それ以上、進まないでくださいと、
何度も、云いましたけれど。

ヒトは進まなければ生きていけない生き物なのに、
わたしは、脱線していきます、
葉脈のように巡らされた線の思考体系を、
巧く吸収できずに、奥行きのないわたしは、たぶん、
keep out。される側にいる、

記憶を辿っても、何もみつかりませんでした、
むしろ、無意識がもたらす、剥離された言葉、のほうが、
重要になる、
限定されないイメージにこそ、意味があると、
わたしは、考える、けれど。
改ざんされた歴史の中で、溺れるのは、
たくさんです、

裂かれた空を確かめながら、
解雇された可能性だったものをみとる、
その姿を、網膜に焼き付けて、心象査証しながら、わたしは、
わずかずつでも、進まなければ、いけないのに。
わたしは、その行為を選択してきたのだから、
冷えきった空気を吸い込みながら、もう、
未来しか、みつめないよ、と誓う、
誓いながら、背負っているものの重さに気づき、
弔うのだね、

わたしは、最初なのか、最後なのか、
奥行きのないこの世界で、わたしさえ見当たらない、
点の集合でしかない、世界の数値、
0と1でつくられた、幾何学的なメロディが鳴り響く、
終わりのない空間で、

少しずつ消えてゆく、ね、
エネルギィ切れのランプが、ついたりしながら、
コードだらけの躰を引きずってゆく、


keep out。

2011年10月22日

もーつぁると

テーマ:散文
/大きくドアが開かれ、あなたが発つ音を聞く、
世界に伝わる振動、きっと祝福される期待、そしてあなたは今、はじまろうとしている。/

、空色の花が、咲きはじめました、

キレイに着飾った季節たちが、過ぎてゆきます、上品な交響曲の音楽にのって歩く、あなたの目にはすべてが明るく映るでしょう、スポットライトのあたる真ん中で、何の曇りもなく生きようとしているあなたは。ヴァイオリンの音色がところどころで、あなたを囲み。丁寧に編み上げられてゆく歴史をもって、舞い降りては飛び立ってゆく、その調べを、あなたは真っ白な紙に、書き付けてゆくのです、コトバではなく音符でもなく、あなただけの記号で。チャーチベルの鳴り響く中、颯爽と光の中へまるで申し子のように。

、空色の花びら、

それは、伸びやかに。あなたは苦悩すら昇華し、重みを感じさせない表情で。あなたは華やかに上昇していく、視界には進む道を照らす光だけが。翳を焼きつくして。軽快なテンポで歩きはじめる、指のタクトが降られると風がなびき、人々をゆらす、くらいに、あなたの記号は完成されている、あなたはいっさいの闇をしらない、それとは違う次元の苦しみを体感しているはずなのに。あなたは殆ど誰にも解らない孤独をしっている、それ故の記号だろうか、あなたは確かに、世界の奥底まで響き渡る花をもっている、

、空色の水滴、

それは美しいチカラですね、あなたは空をみてペンをとり。街には熱が溢れかえる、とめどなく流れる一定の記号たちの群れにココロは騒ぎ、書き付ける白い用紙はすでに何万枚になる、遠くにチャーチベル、聞き慣れた音、あなたはそれをふと懐かしくおもう、何処まで昇れば果てが見えるのか解らない、けれど、問題はない、あなたには軌跡がある、けれどそれすらも気にはしない、あるのは未来だけだ、どんな翳も払拭してみせよう、照らされる光は強くなっている、すべてを華に。華をかきつけて、

花びらから堕ちる水滴のように、あなたは27で世界を抱きしめる。

/大きなドアが閉じられてゆくのを、誰もしらない、
けれど、あなたの手のひらから生まれた記号たちは、未だにアイされていることを、

しっていますか。/



*ちなみにだが、現代詩賞で、奨励賞をいただいた。感謝。
 読み返せば、震災の後のあのくら~い詩を、よく拾ってくださったよね。
 夏バテも解消し、体調、精神面でも、復調してます。
 書きためた詩も、膨大になっています、来年あたり、本にまとめると思いますので、宜しくお願いします。
 

2011年10月17日

今は、もうない、わたしさえ。

テーマ:ブログ

まばたきをした一瞬の間にも、時間は刻々と変わってゆくのに。我々は、過去、いま、未来でさえも、手に取り、私である/私であったと、確信を持って云うことができない。目に見えないし、どこにも存在していないからだ。「いま」と云った瞬間、過去に変わる「いま」の定義さえあやふやなのに、どうして存在していられるのだろうね。我々は鏡でしか、自分の姿を見ることもできないというのに。「いま」私であるとは、どういうことか。全部、人間の脳内で処理されていながら、我々はそんなことも解らない。脳を解剖したって、「記憶は?心は?」出てくるはずがない、存在しないのだから。でも確かに在ったのだ。単なる電気信号で片付けるには、違和感がある。時間の相対性は、私を定義づけてはくれない。「私は存在する」と口に出して云ってみたところで、ただ、移ろい時間の中にのみこまれて、なくなってしまうだけなのだから。それを考えると、不思議な存在であるね、人は。

2011年09月12日

連続されない時間、の、中で、

テーマ:ブログ
遠く、遠くなっていく、


翳った窓から覗く、白い腕、
容赦なく陽に、踏みつけられるのです、今日もぼくは、
この瓦礫とともに、少しだけ時間の止まった、エアポケットの中で、
よく熟された、風が、ぼくを凪いでいきますけれど、


どうして、連続した時間の中で、生きられないのだろう、


今のみを、生きている、ぼくは、透明な鏡、
自分——ぼくは、ぼくである実感がない、のです、
時間が繋がらずに、
同時にその度ごと自分が変わり、ます、


ねえ、どれが、本当のぼくですか———、


真空管のアンプで、音楽を聴いていた、ぼくは、
みるみる世界に染まっていく、
止まった時計、翳る、陽には、遠いぼくの影、白い、白い、
ぼくであったぼくの、消滅、


それは、この、脆い、
何者にも、なれなかった、ぼくの、


レクイエム、みたいで、それでも泪は、でない———、のです、




2011年08月28日

孤独の虹

テーマ:

西の奥へ淘汰されていく、あなたの横顔を、
ぼくは、斜めの角度のままで、みていたいの、です、

濃いオレンジの夕焼け、あなたの影が巨大ビルディングに映る、
はぐれた飛行船が、泳いでいく様を、刻々と、
覗いている瞳は、大きく錆びはじめて、
あなたは、2つの穴が、ぽっかりとおちる、

昨日を貸してください、
ぼくは、井戸の底で、叫ぶのをやめられない、
それでも歩いていく、あなたの傍へ、夜の帳が、おりる前に、
ぼくの鼓動が、止まる前に、

どうしても、交錯してしまう、のに、
ぼくはそっと、
あなたを感じながら、
夢を閉じます、

(、それは前兆なのかもしれないし、
 過去の弔いかも、しれなかった、
(けれど、誰にもわからない

雨でもないのに、
虹が、かかる、

貸し出された未来を選択して、ボタンを押せば、
その通りの、注文通りのぼくが、できあがりますか、

あなたの穴に、コトバを投げ込みながら、浸食されてゆく、
遠い鳥の群れが、時を告げるように、
西の空へ、回帰していき、
今、ぼくだったぼくの、残骸をすくってゆく、

消えてしまうようです、その針は、
放っておけば、跡形もなく、
そっと吹き込まれる、あなたの輪郭を引きずったまま、
ぼくは、構図も描く事ができずに、叫ばなければ、ならない、

重なった鼓動の中で、ぼくは、佇む、
何と叫んだのか、ぼく自身解らなくなったから、
あなたはぼくを連れて行く、度に、
記憶をのせて、リセットしながらいくので、

ぼくは、空に大きな虹がかかったことも、
(あまりにも巨大すぎて、

気づいてさえ、もらえなかったけれど、


2011年08月14日

音に、浸りながら、

テーマ:ブログ
あなたの刻む鼓動が、わたしを追いこしてゆく、赤く染まった空間を抜けて、わたしは、耐えきれずに。ある一定の光の感覚に溺れて、あなたの、辿り着くところへ、流されてみよう、とも、おもうのです。それはただの、ホメオスタシスのような、ものですけれど。


そう、わたしだって、同じ、


何処までも追いかけてゆく、追いこしてゆく、
消えていく光を、先にみながら。

あなたの詩う言葉の中にも、一筋の寂しさをみつけたとき、そっと、血管が収縮した、ふと立ちくらみ、わたしは溺れる、酸素の足りずにもがく金魚のようだよ、鼓動が直に伝わり、苦しいのか、水面下で動いているわたしは、


ねえ、わかるよ、
  その 美しさが、


そして、あなたは、言葉として、並べたがる。
傾いて斜めのまま、頭に響く鼓動の中で、しっとりと佇むあなたは、雲を貫く陽光の下で、ノスタルジックな、

、音に、浸る、


どこまでも、
どこまでも、


ひたすらに続く、鼓動の中、で、
その脈動に、深く触れる時も、


あなたは、それでも、(ひとり)きりで、
詩っている、

です、
ね、



、気づきました、

やっと、
きづきました、


2011年07月29日

近況風景、思考の先へ、

テーマ:ブログ
夜明けの透明な空を、仰ぐようにして、
眼を閉じる、と、黒い画面に瞬くコトバ、が、
肌寒い空気の中に、踊りながら、舞っていく、
鳥のさえずりが、その欠片を、啄むように、

それは静かな、闘いでした、
ひとりだけの、孤独な戦争でした、
ぼくは、身を守るためにコトバを捜した、
少し先にある、必然的な光より、脆く儚い、

ぼくは、頭を、クールダウンさせながら、眼を開ける、
見慣れた空であるのに、いつもより、遠く感じ、
その向こうにある未知の世界を、うかべる、
邂逅、ではなく、

それは、追悼に似ていた、
いつか遠ざかってゆくモノの、意味、
この世界から離れて、
忘却の彼方へ、行ってしまうぼく、の、

何故、生きているのか、と云う誰もが通る関門を、
あたためながら、ずっと保留にしていた、
子供の頃は、わからなかったけれど、
ぼくは、ね、

ぼくは、その答えを、多分ほどいた気がした、のだ、
手を伸ばせば、届きそうなところに、

「静かに巡る思考の先に、コトバを超えた閃きを予感するとき、
少しだけ世界の柵が解け、自由、になれる気がする、
ぼくは、それを体感するために、生きている、のだ、
そのために、生きているのだよ、」

ぼくは、もう一度ふり仰ぎ、その4行を、
そっと昇りくる朝陽に、かざした、
印字された文字が、ヒラヒラと、眩しく、
鳥のように、昇華していく、

いつか、誰かが、耳元で囁いた、
それは、神様かもしれない、神の呟きかもしれない、
ひとりのぼくに、与えられた、みえないけれど、
確かな一欠片、生きよ、と、

ぼくは、ね、生きているのだよ、
予感した、自由、に、包まれる為に、
この空の、この大きな蒼い空の、ように、包み込む為に、
静かに、ここから、みたこともない、

コトバを、紡いでいくのだよ、

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