• 12 Jan
    • トランプ政権とアイン・ランドという考え

      平成29年1月 たまたま30年前に購入した本に「トランプ自伝」というのがあって、その副題がなんと驚くべきことに「米国を変える男」だった、30年前の発行の書籍だ。というわけで埃ををかぶっていたのをちらちら読み返す。驚いたのはこの人は毎日200本以上電話する人だった。 1月20日に大統領就任式があり、世界の行く末に注目が集まっている。実はトランプ政権は、ティラーソン、パズダー、そしてCIA長官に起用されるマイク・ポンペオら、アメリカの政治思想家アイン・ランドの信奉者で閣僚人事を固めつつある。と指摘されている。ウィキペディアより抜粋「アイン・ランドは(1905年2月2日 - 1982年3月6日)は、ロシア系アメリカ人の女性小説家、思想家、劇作家、映画脚本家である。ランドは理性を知識を得る唯一の手段として擁護し、信仰や宗教を拒絶した。合理的かつ倫理的なエゴイズムを支持し、倫理的利他主義を拒絶した。政治においてはInitiation of Force(自分の側からの強制力の行使)を非難し、集産主義および国家主義に反対した。また無政府主義にも反対した。最小国家主義および自由放任資本主義を、個人の権利を守る唯一の社会システムと信じ、支持した。」 日本国土に放射能をまき散らしながら誰も責任をとらないのが日本の情けない現実だ。 国の金庫番であるはずの日銀が株式会社、そんな異常をはっきり言っているのはベンジャミンぐらいで、政治家からの発言は聞いたことがない。これはこの国の保有者は誰だ?って問題なのだ。 もっと身近なことから考えて見よう。公共団体の保有する建物で飲食販売業を営む人がいる。補助金で支えられた住宅産業やプレカット工場がある。規制と補助金下支えの産業は、電力や農協そして教育や医療関連産業と数限りなくある。税のかからない法人なども加えて良いだろう。 さらに悪いことにこれらを保護育成することに行政機関の多くの部門が頑張って(?)いるのである。そんな思いすらする。個人的体験からも、社会に役立つものと思っても、何かと行政から横やりが入る。そんな経験が多々あった。それも納得のいく指導ならまだしも、こんなくだらないことに時間と経費をかけさせるのか、それが正直うんざりなのだ。 こうした保護された人達には必ず、保護されないで同じような仕事を営んでいる人達がいて、その人達の悲しみを忘れてはならないだろうと思う。常に不平等な競争を強いられているのだ。わかりやすく言えば固定資産税や相続税のかからない人と、支援が無く全てを背負いながら仕事をする人が、同じ仕事をすればどちらが有利かは明らかだろう。   「大切な仕事を育てるために支援する」というお題目がある。ではその影に隠れた同じ仕事をする人達の立場はどうなのだろうかと思ってしまう。このお題目が評価されるのは期限と制限、利益還元があってのことである。野放しになればそれは無駄そのものである。 日本人もそろそろ覚醒するときがきたのではないかと正直思う。あれほど「原発は安全」とマスコミを買収し広告で洗脳し続け、挙げ句の果ては誰も責任をとらないどころかその付けを国民全体に押しつける。我が建築業界でも10年保証という名の下に手間暇金かかる、小役人を増やし、無駄な仕事を民間に強いてきた。それだけではない耐震だけを強調するものだからだから、構造用集成材や合板そして金物が多用され、結果的に調湿しない建物が99%となった。寒いこの時期なるとドライアイの患者が眼科に押しかけているらしい。薬を渡すだけでお宅の住まいが原因ですなんて言ってくれる、親切な医師はどれくらいいるだろうかと思う。いろんな病気があるが薬を渡しても根本原因と薬を使わない治癒方法を教えてくれるような名医にはなかなか出会うものではない。花粉症は住まいが大きな原因ですよ。「インターロイキン4の働きとフィットンチッドの働きを知ればわかることです」なんて言える賢明な医師は聞かないのがこの世の中だ。 さて元に戻りトランプ政権の目指すものであろう重要な考えのひとつ「アイン・ランド」という、「最小国家主義および自由放任資本主義」という考えは、長がーい人間の歴史から見れば、「歴史は公務員ゼロ国家を志向する」と一致した思想だと思う。少なくとも私にはそう見えてしまう。つまり国の無責任で役立たないお節介な関わりは、はっきりっ言って無駄そのものということだ。その意味でトランプ政権誕生は歴史の大きな変換点になる。社会主義国家が破綻し、肥大化した資本主義(グローバリズム)も破綻へ。「アイン・ランド」という考えはその先のひとつの指針かも知れない。<追記>  平成29年4月 例を挙げれば。。。国公立に私学など教育分野に現在は、補助金が手厚い。にもかかわらず学生は卒業時借金地獄に堕ちいることが多い。それは何故か???。一言で言えばお金の使い方が根本的に間違っている。それだけである。 肥大化する医療費。病気全体の7割とも言われる自己免疫疾患係の病気に、薬と称し麻薬のようなモノを健康保険を活用し売る。これでは病気は治らない。これも又お金の使い方が根本的に間違っている分野の代表ということだ。 こうしたお金は1/10(10%削減ではなく1/10)になるよう工夫していく。それを目指し知恵を出せば、教育も医療も健全化する。それは歴史が教えているということである。 高いお金をかけて原発をつくらなくても、木を燃やせば暖かい。そんな未来社会を目指せば良いと言うことである。人類が目指すべき未来社会の大切な原理原則は、縄文の時代にある。 

      29
      テーマ:
  • 14 Oct
    • 都市近郊の過疎の町

      私が育ち会社がある町は、都市近郊でありながら過疎の町である。人口が最近 8500人から7600人に減ったらしい。しかし、しかしである。快速で京都まで29分奈良までわずか13分である。そんな町に「地域創生推進室」なるものが出来ていることを知り、(京都府でも4-5自治体らしい)私は少し(かなり?)強引な申し入れをしたにもかかわらず、快く聞いて頂けるということで、町の再生プランを売り込むために出掛けた。予定1時間が、かれこれ2時間あまりも・・・。迷惑をかけたかも???目標は、「 健康・食・住・農・教育・福祉が有機的に一体化した町づくり、小さな町だからできることがある!」その一点である。そのために我が山川計画設計1級事務所で基本構想計画書(マスタープラン)を作成させてほしいという(かなり強引な?)申し入れである。 構想概要は下記である、❶多くの人を呼び込めるような魅力的な町づくり  <人口増加 買い物客 観光客 学習見学者 日本人&外国人>❷逆転の発想。井手町の立地特性を考え、弱点を強みに変えるような構想。  <車社会の逆、常識的近代の逆、大量生産の逆、お手軽の逆、大きいから小さな多様>❸農・食・住・教育・福祉・エネルギー・健康医療などで先端的な考えで実践する町へ。  <先端的=魅力的> <何が先端的か具体的に提案する>❹外部から先端的な考えの人の講演だけでなく実践的支援が得られるような取り組み。 <内外の人たちの学習と実践促進 名物開発 収益を得られるような取り組み>❺10年計画で必ずやりぬく強い意思をもって遂行できるように提案する。  <何事も困難はつきもの、内部に強い意志の人集団を創り育てる>という内容である。上記の説明の中で、危機的な近年の休耕田や住宅や食の話、自然農シックハウスなど健康問題についてもお話しさせて頂いた。熱心に聞いては頂いたが、地域創生推進室の現在行われているさらには、行おうとされている施策とは、当然ながら大きなズレがあるようだ。聞くところによると昨年5ヶ年計画が策定され議会などの承認も得られ、今年はその2年目らしい。ただ「初年度だったなら・・・・」そんな思いを吐露していただき充分感謝である。とはいえ我が町の未来に係わることである。簡単に諦めるわけにはいかないのある!町全体で取り組むことが出来れば、きっとすばらしいことが出来る。それが即かなわなくともいち住民としてやるべきことは多い。自宅が駅前なので、現在正式に民泊を行うための申請手続きを始めている。数少ない経験でわかったことがある。京都や奈良にも近いこの地は、アジアや欧米人にとって日本を体験する上で好立地で、伝統的家屋はすこぶる喜ばれると言うことである。そのためにも、町に安全で健康で美味しい食を提供できるようなモノと店が多く存在して欲しいと節に思っている。やり方次第でこの町は「過疎の町」ではなく「魅力的な町」に必ず変貌できる!そう信じて疑わない、楽天家の私である!

      2
      テーマ:
  • 13 Oct
    • 古墳墓碑画像解析の信憑性について

                                            平成28年1月 2012年4月に出版した拙書「聖徳太子の謎を解く-隠された倭王 阿毎多利思北孤-」では、池田仁三さんの古墳墓碑調査結果を活用させて頂いた。この本で活用させて頂いたのは、主として西暦600年前後の人物の古墳墓碑調査結果である。 その後池田仁三さんは2013年5月に、調査の膨大な全貌(主として天照大神から天武天皇の時代まで)を世に残すべく「古墳墓碑調査上下」を出版されている。 この本が出版されて早3年が経過し、本のレビューや知恵袋や各種掲示板で「古墳墓碑の信憑性」が話題にされている。評価は、古墳近くの代々の長(おさ)など積極的に評価する方々と、とんでもないインチキだという人の両極端に分かれている。 そこで最初に古墳墓碑調査を活用させて頂いた者として、池田さんの「画像解析の信憑性をどう思っているか」についてふれておきたいと思う。 私の本を読んで頂ければわかることだが、池田さんは日本書紀の記述に合わせ、故意に生没や年齢を決められたのではない。何故なら(例:久米皇子は)弟でないとおかしいのに、その人物が(兄とされる厩戸皇子より)年上だったりするからである。このような矛盾はいくつも散見される。私はそれらがあったので、古墳墓碑調査は日本書紀にすり寄ったのではなく独自の結果であり、逆に信用出来るかも知れないと思っていた。 池田さんには講演を依頼し面識があったし、その後何回かのメールのやりとりなどで、調査方法についても大筋のやり方をお聞きしていた。そしてこの目で直に確認したくて直接お教え頂くことを御願いしていた。了承しては頂いていたが、今は本の出版原稿作りで忙しいのでそれが終わってからということであった。そんな最中、池田仁三氏が逝去される。当時の日記から・・・ <2014年5月25日> (出版は)そろそろかなと思い、検索すると・・・アマゾンで本(古墳墓碑上下)が、昨日に発売されているのを見つける。何やら「勘」が冴えている。 早速上下注文する。 そのあと池田氏にお祝いのメールを送信する。その中で「前にお願いしていた件。G氏とT氏人そして私の3人も(画像解析の)弟子入りしたいと。」 そしたら会社から自宅への帰りの車中に、池田氏のご家族から電話が入る「2日前、池田氏が亡くなられたと・・。」メールを見て電話頂いたようだ。 なんということか・・・悲しいこと、限りない。せっかく念願の本が出版されたというのに・・・。ご冥福を、お祈りしたい。合掌。明日お葬式なので行くつもり。 お亡くなりになられたのは5月24日午前11時30分。古墳墓碑のアップと同じ日だった。本当に遺作となってしまった。」 <5月26日お葬式>  今日伊勢市駅に降りたち葬儀会場へ。 会場の入り口には「古墳墓碑」上下2冊の本が飾られていた。そんな命をかけた結晶が発行されると同時に、あの世へ旅立たれてしまった。運命のいたづら、悪行としか言いようがない。古墳墓碑の解析という、これまでの古代史の常識を覆すような大発見を手にし、自らの利害を抜きに、その道の専門家(?)に取り上げてもらえるよう、池田氏は(真実を確認して頂くよう)何度も働きかけられた。そこでの理不尽な扱いに、どれほど悔しい思いをされたことだろうかと思う。されど、生前、愚痴るようなことは一切無く、ただ電話やメールで何度かお話している中で、事実だけを淡々とあれこれお聞きするようになった。未熟者の私なら怒り心頭、あばれまくりたい。そんな内容だった。心の中に押さえ込んだストレスが、死期を早めたのではないかと勝手に思っている。いや、おそらくは、ようやく本を上呈できた安堵感で、やすらかにお眠りになったのかも知れない。 以上が当時の日記の概要である。 悲しむ間もなく、古墳墓碑調査の説明を出来る唯一無二の人物が亡くなられてしまったことに思いがいく。かつて、池田さんは若い弟子がひとり居るとおっしゃっていた。そんな思いを背にお葬式に出席する。元同僚だった自衛隊の制服組が多数の中、異なるそれらしき若者に声をかける。やはりその人、K君だった。お葬式が終わり二人で長く会話を交わす。K君とはその後も交流をしている。彼は池田さんから直々画像解析の教えを受けた貴重な人物である。彼とはいろんな話をした。そのひとつは私が言葉だけで聞いていた解析方法の再確認だった。彼とはいずれパソコンを前に2人で確認することを約束し別れる。 池田さんもK君もMicroGrafx社のPicture Publisherというソフトを使かっていた。こうした経緯から、私は同じことならと最新のphotshopでも出来るはずと、あれこれ試みることにした。正直なところ半信半疑なところもあり、自ら確認したいという一念だった。それなりの好結果もあったが、大きな限界も感じた。それが正直な感想である。 その後K君とも会い池田さんのやり方を聞くとともに自らの感じる疑問などもぶつけ、2人でいろんなことを確認しあった。最終的に我々2人の到達した結論はシンプルである。まとめると下記である。「解析ソフトを使いコントラストをつけ、暗色化白色化を強調していくと、文字の痕跡が明らかに見えるところ、ぼんやり見えるところがあり、それらから文字を類推していくのだが、我々の技術的未熟さもあって、池田さんのような最終結果を見つけ出すことは、困難極まりない。」ということだった。K君の聞いていたところによると、池田さんは文字によってはたったひと文字を特定するのに1週間以上もかかり苦労されていたという。おそらくは上記の解析だけではなく文字の大きさバランスや井上氏の古墳の立地からの推測や拓本、カラーフィルターや横からの夕日のタイミングでの再度の写真撮影など、何度も足を運ぶ現地調査などで時間がかかったと思われる。そのためK君には「もっと簡単に浮かび上がらす方法を開発して欲しい。」と言われていたという。池田氏のパソコンによる画像解析は、けっして手品のように簡単に文字が浮き出てきたモノではなく、あの手この手いろんな調査を加味し類推し、精度をあげていく、いはば手作りの成果である。そのため読み取り間違いはつきものである。判別しにくいラインはいくつもあるからである。 そんな困難なあれこれの解析方法の中で、有力な手がかりはやはり画像解析である。何故画像解析による、コントラスト化そして暗色化・白色化が有効かというと、私の想像は下記である。 石に文字を描くに当たり描くところを平べったく加工し、描かれる文字はラインの両脇を彫り込む。それはちょうど木にノミで彫り込みをつくり、彫り込んだところに向け丸みを付け、最後は墨(朱や油も?)で色づけする。それに似ている。そのような痕跡は風化したとはいえ、おそらく凝灰岩などの石には小さな痕跡として残されている。光のあて具合いからとんがりは白く、へこみは光線方向によって黒い影となる、あるいは文字に使われた特殊な墨が風化で流れにくい窪みに残され何らかの反応をしているのかも知れないと思う。 もし井上氏と池田さんの推測が正しいのなら最新の機器を使えばもっと誰もが納得できる結果・真実により近づけるのではないかそんな思いがする。 そんな気持ちから藤ノ木古墳の見学会で、現場説明して頂いた文化財研究所の方に「何らかの方法で石棺に文字が残されていないか調査されましたか?」と現地でお聞きした。その時の回答は「赤外線カメラで調べたが何も出ませんでした。」というものだった。 赤外線カメラが有効と考えられる理由は私には理解できないので当然の結果といえる。また相手は現場から持ち出せない大きな石棺だけに、X線他様々な最新機器があったとしても、簡単に使えないことは容易に想像できる。 掲示板で「アカデミズムは舐めるように最新機器で調査しているから(古墳墓碑などトンデモ本だ)」なんて簡単に言う人がいるが、そんな調査が本当にされているのか、出来るのか是非聞きたいものだ。少なくとも藤ノ木古墳の専門家はそんな調査をしたとはおっしゃってはいない。 そんなたいそうな機器を使わなくても、また特別な画像解析によらなくても、藤ノ木古墳の「日子人大兄王命」の「子」の字は容易に判別出来る。「子」の字の特長ある曲線は、石舞台の馬子の「子」の部分でも同じで、コントラストをつけ拡大していくと自然界にはあり得ない痕跡や波紋が見え、驚いた。   注意)池田氏は藤ノ木古墳は日子人大兄王命のお墓と特定されている。 アカデミズムの調査結果では、足の骨から2人の被葬者は共に男性で「蘇我馬子に暗殺された穴穂部皇子と、宣化天皇の皇子宅部皇子の可能性が高い」「2人は同性愛者」などという信じがたい推論が、調査された先生の推理らしい?池田氏の古墳墓碑調査では、「日子人大兄王とその妻、小和田王」と言うのが結論だ。また私が書いた本の中でも述べているが、推古天皇や日子人大兄王等の生没年は通説よりも池田氏の導いた結論のほうがはるかに納得がいくものが多いことも申し添えておきたい。歩行と馬に頼っていた当時の女性の骨が、今時の華奢な女性の骨とは違い丈夫なのは当然で、被葬者が男性か女性か、どちらが真実に近いか、論ずるまでもないのではないか。 また掲示板などで古墳の出来た推定される時期と、古墳墓碑の解析結果が大きく違うと問題にされる人が多い。例えば九州の童男山古墳の徐福一族のお墓。いまから2200年前の人物だけに、その子孫や関係者がその後作り替えたと考えるのが自然ではないか。そのことは、馬子の墓とされる600年前の石舞台古墳ですら、荒廃、そして再生された例をみても容易にありえることだと私は思う。 大事なことは「知恵の浅い決めつけで門戸を閉じる」のではなく、「かもしれないを大切にして英知を集め真実を追究する」ということではないか。たとえ一市民の発見でも、専門家は結果には謙虚さと科学的な姿勢が重要だ。池田氏は「真実かどうか確かめてくれ」、そう申し入れてきただけである。門戸を閉じてきたのは、常にアカデミズムの側だったこと、これはまぎれもない事実である。

      2
      テーマ:
  • 12 Oct
    • 「ムク木の家」と「メーカ住宅」の違い

      平成25年8月 当社の店ベラシティハウスは、相楽ニュータウン内の積水ハウス納得工房(研究所)の前にある。この研究所にはバスで多くの人が見学に訪れる。大メーカの集客力、営業力には脱帽せざるを得ない。建築を30年以上続けていているが、この間、多くの大工さんや工務店そして木材屋さんが廃業に追い込まれた。大スーパーの前に小さな商店がつぶれていく構図と似ている。それは「技術力の差」なのだろうか?いや決してそうではない。何故なら当初受注に行き詰まった大工さんや工務店は、こうした大手メーカの下請けとなって働いた。メーカもこの人達の技術力に頼る他なかったからである。最近はどうか、メーカの下職の職人さん達(大工さんなど)は、現場に納められた新建材を取り付けていく。それが仕事となっている。木造という事に関していえば、働く職人さんは、加工技術はもとより木材や現場の知恵(耐久性)は、どんどん劣化し、若い人ほど持っていないのが普通である。何故なら、決められたことをやっているだけだから・・・。よって大工さんではなく取付屋さんと呼ばれている。これはメーカに限らず、一般工務店もよく似た状況にある。それはメーカと似たような家の建て方に変わってしまったからである。簡単に言うと、 「集成材多用、合板ぺたぺた、サイディング。張りぼて内装、室内空気は化学物質」 こんな住まいが、製造的には合理的で、一見すると見栄え良く、多くの消費者の心をつかんだからである。そこで抜け落ちたのは、「澄んだ室内空気と木の香り」である。そのために一体何が起こったのか・・・。私のブログ「木のみ木のまま」で言い続けている。簡単に言うと、こうした住まいは、冷暖房、除湿加湿、空気清浄機をことの外必要とする。つまり大量のエネルギーを消費する住まいである。また合板や接着剤、コーキングの寿命が住まいの耐久性に直結しやすい。その点からも浪費型の住まいといえる。良くも悪くも「刹那型の今時」を反映した「シロモノ」といえる。問題なのはこうした住まいは、単に「エネルギー浪費型」というだけでなく、実は「自律神経を痛める住まい」ということである。近年の病気の7割が「自己免疫疾患系の病気」といわれる。添加分がいっぱいで酸化してしまった食材類、そして酵素不足の食生活に加え、多くの人が気付いていないが・・・、現代住宅も又自律神経を痛め、自己免疫疾患系の病気量産に、大いなる貢献(?)をしているのだ。アレルギー疾患のビョーキ、シックハウス、人類史上なかったであろう化学物質過敏症で苦しまれる方も増え、実は大変深刻な問題で、実は現代病の隠れた主役でもある。現代住宅の多くも、住まいや生活用品の化学物質だけでなく、電磁波やダニ・カビ類の増大、さらには歯科治療の金属によって、人体に悪影響を及ぼす異種タンパクを増大させている。(想像するに溶け出した金属がイオン化し自らの組織細胞とくっつき異種蛋白となるのでは?)これらは自律神経を痛め、自己免疫疾患系の病を増やすこと確実である。大手住宅メーカは、展示場や営業マンなど、間接経費が大変多くかかる。そのため住宅の大切な資材が削られ、内容をおとしめることが避けられないのだ。原発は将来の高コストを無視し、目先の安易な利便性を追求、国をリスクにさらした。国土を汚染、人々の体内被曝で寿命を短くする。福島原発はそんな結果が現実のものとなってしまった。そんないやな構図と大変良く似ているのだ。大手メーカ住宅だから安心なんてのは結局の所、有名大学病院だから安心と思っていたのに、癌になると毒性の高い抗がん剤で結果的に殺され、覚醒剤に近い抗うつ剤で精神がボロボロになり、治りもしない抗アレルギー剤でどんどん自律神経を狂わせていく。私はそんな構図と大変良く似ているように思えてならない。治療法を選ぶことが寿命に直結するように、住まいも又、どんな住まいづくりするかが大切で、大手だから、有名大学だから、それらは洗脳された人の言うことであって、考えることを放棄したことと同じである。住まいもせっかくの与えられた生命も、後悔無きよう、自らの頭で考え納得するようにまっとうしたいものである。

      テーマ:
  • 11 Oct
    • 古代史の常識に「一石ならぬ大岩」

      平成24年10月   雑誌ムー11月号に、 「衝撃!!古墳には被葬者の名前が書かれていた!!」 の特別企画記事が、有賀訓(考古士)によって掲載される。 取材され、画像データを提供したのは池田仁三氏である。 有賀氏は一般常識に「一石ならぬ大岩を投じる」と記す。 どのように画像解析はなされるのか、高松塚古墳を例に、飛鳥時代の文字が浮かび上がる驚きが、リアルに描かれている。 この調査の重大性は、この記事の書き出しによく現れている。 「これまでにも本誌は、一般常識をくつがえす数多くの古代史情報をレポートしてきた。しかし、今回ほど驚きに満ち意外性に富んだ取材テーマには、なかなか巡り会えるものではない。 まず最初に筆者が取材先で見たものは、PCモニターに映し出された茶色と緑色が入り混じる得たいの知れない物体だった。(以下略)」 高松塚古墳には、埋葬された忍壁親王だけでなく、埋葬された時期生存していた人物ひとりひとりを描いたのが、あの彩色された人物達である。そして絵画制作を指揮したと思われる「黄書連本實」の記銘が残されている。 これだけでもトップ記事相当だが、そんな驚きがいっぱいである。 古代史に投じた一石ならぬ大岩。誠に言い得て妙である。 付記:記事の中でひとつ間違いがある。馬子を蝦夷と混同した箇所である。  墓碑銘が大化の改新と矛盾のように書かれているが、古墳陵主墓碑銘調査と矛盾はない。  記者が馬子と蝦夷を混同したものと思われる。 今後、この古墳陵主墓碑銘調査は、必ずや日本の古代史解明に光明をもたらすであろうと思う。拙書「日本書記に秘められた聖徳太子の謎を解く -隠された倭王阿毎多利思北狐-」は、この古墳陵主墓碑銘調査にもとづき、聖徳太子の時代を解明したものである。池田氏からは「墓碑銘調査に基づく最初の書」と言っていただく。私には荷が重いことだが、こんな分析・推理も成り立つという一例になればと思う次第である。

      テーマ:
  • 10 Oct
    • 足温石の使い方

      平成22年11月   足温石に脚をのせるととても暖かい。例えて言うなら小さな岩盤浴、私だけの岩盤浴、足裏岩盤浴。60歳以上の年配の人ならよく知っているのだが、昔はよくあった陶器の火鉢の心地よい暖かさと同じである。寒い時はそんあ火鉢を抱くように暖をとったものである。金属火鉢のようなあっちっちではない、「心地よい優しい温もりである」。

      テーマ:
  • 07 Oct
    • ライフウォーマーの使い方

      平成24年12月東京脳神経センター理事長で医学博士の松井孝嘉医師は、首の筋肉の異常とは、首の筋肉がこる病で、「首こり病」と名付けられている。「首は神経のスクランブル交差点、特に首の上半分は脳の一部。首が冷え、自律神経に異常をきたすと、多くの不定愁訴が顔を出す。首こり病にならないためにも、首を温めるようにして下さい」と教えられている。 当社のライフウォーマーとは、文字通り「生命を温めるもの」そんな思いで名付けました。 自律神経を健全に保つということは、生命を維持することそのもの、私はそう思っています。自律神経は運動系を司る交感神経と、消化やリラックスに関係する副交感神経が交互にスイッチすることで私たちの健康は保たれています。人の免疫細胞や臓器もまた自律神経の支配下にあり、密接に連動して働いている。それが安保福田理論と言われるものです。しかしながら近頃の病気は、ほとんどが自己免疫疾患といって自律神経の不全から生じているにもかかわらず、「薬」と称する「化学物質(毒)」が処方される。これは大きな間違いだと私は思います。自律神経の歪みつまり不定愁訴をなくすには、リズミカルな生活、良き食生活、適度な運動、良き温もり、良き会話、そんな当たり前がなにより大切だと私は思います。そんな当たり前をなくしつつあるのが現代であり、現代病の根本原因ではないでしょうか。ここで取り上げたいのは良き温もりとは何かということです。良きぬくもりとは、簡単に言えば「気持ちよりぬくもり、優しい暖かさ」です。ちょうど良い食材、そして調理を口にすれば誰でも「美味しい」と感じるでしょう。とことんの喉渇いた時なら、たった一杯の水を「美味しい」と感じるものです。それは「身体が欲している」からです。良きぬくもりも同じです。当社の遠赤商品のぬくもりをみなさんがおっしゃる声は、「優しいぬくもり」とおっしゃっていただきます。温度が高いわけではありません。むしろその逆です。なのにどうして「優しいぬくもり」なのでしょうか?それは「身体が欲しいている温もり」だからです。ライフウォーマーを蚊取り線香のように巻いて、枕の上に置き、静かに頭をその上に乗せてみてください。耳と耳の真後ろににライフウォーマーが食い込み、何とも言えない心地よい温もりを感じていただけると思います。長い時間は必要ありません。せいぜい5-15分で充分です。これが私の一押しの使い方です。このほか、首に巻いたり、腰に巻いたり、肩甲骨に当たるようにしたり、へその下のお腹をあたtためたり、アンカのように使って布団の仲を温めたりいろんな使い方ができます。ただし注意していただきたいのは気持ち良いからといって長時間の連続使用や、その上で寝たりはお止めください、低温やけどの危険性もあります。また繊細な機器ですので、ひねり回したり、水につけたり、ヒータ線や導入部をひっぱったりねじったりといった負担をかけ行為は、故障の原因になります。こうした行為の結果は保証の対象外ですので、くれぐれもいたわるようにご愛用いただきますようお願いいたします。

      テーマ:
  • 06 Oct
    • 遠赤シート(ひとり床暖)の使い方

      平成22年11月東京脳神経センター理事長で医学博士の、松井孝嘉医師の著書「首を温めると体調が良くなる」という本の中で大変興味深い治療成果が書かれている。約20年間、香川県の松井脳神経外科病院で、首の筋肉の異常を治療することによって「うつ」では、94%が完治しているという。ここでいうウツは新型うつのこと。その他「ムチウチ症」で84%、「慢性疲労症候群」で95%、「めまい」で98%、「自律神経失調症」で92%、「耳鳴り」で75%、「パニック発作」で98%という、驚異の完治。そして「眼精疲労」、「ドライアイ」、「頭痛」、「下痢・便秘」にも効果有りと・・・。首の筋肉の異常とは、首の筋肉がこる病で「首こり病」と名付けられている。松井先生曰く「首は神経のスクランブル交差点、特に首の上半分は脳の一部。首が冷え、自律神経に異常をきたすと、多くの不定愁訴が顔を出す。首こり病にならないためにも、首を温めるようにして下さいと。」「新型うつ」になると、頭痛、めまい、血圧不安定、慢性疲労、睡眠障害、腹痛などの症状がみられ、俗に「さぼり病」という異名がある。「適応障害」とでもいうべきもので、①日中から横になる。②原因不明の微熱があり、風邪気味のことが多い。③静かにしているのに、急に脈が速くなる。④天候が悪くなる前に症状が強くなる。⑤公務はできないが、気を遣わなくていい友人などとお茶や食事に行ける。⑥家族やまわりの人が病状を理解できない。首を温めると脳の自律神経を司る視床下部の血流が良くなり、このことから自律神経障害を原因とする不定愁訴は快方に向かうと思われる。私は自律神経とは簡単に下記のように理解している。動物たる人間は、朝起きると元気に働き、野生動物ならえさ取り行動に出かける。その時必要な能力は、行動的で、攻撃的そして筋肉が活発に働き少々の怪我にも対処できる免疫力が必要で、これを交感神経支配という。一方こうした活動的な行動の後は、休息の時間が必要で、取った獲物は食事すれば消化器官が活発に働く必要がある。また消化したときには体内に入った異物から自らをまもる免疫機構が働く必要もある。眠る時間もまた大切で、これを副交感支配という。私たちは、温度の寒暖や天気の良し悪し、さらには季節変動すらも自律神経に影響すると言われ、交感神経と副交感神経が交互にそれぞれのホルモン分泌によってあらゆる臓器や筋肉が制御されている。これらのホルモンは生命維持活動に大変重要な役割を果たしていて、その分泌にかかわっているのが視床下部といわれる脳の部位である。それは首の上部に近いところにある。こうしたことから「首を冷やして首こり病にならない」ために、「首を温める」ということが、人間が正常な活動を維持する上でいかに大切かはいうまでもない。持病が「めまい」といわれる方が、ベラシティハウスの椅子にしばらく座っておられる閒に「治りました!」といわれたことがる。この書の中で「めまいの薬」で治らなかった人が「首こり病」で治った話が書かれているが、なるほどと思った。ベラシティハウスの椅子は遠赤外線で温められた特殊な椅子で、その上にしばらく食事のため座っている間に持病のめまいが治ったというわけである。この方は、この特殊椅子と同じ機能を有する「足温石」を購入し帰られた。首を温めるということは、パーキンソンと関わりのある「中脳」や記憶に関わる「海馬」などなど脳の中枢神経を元気にすることにつながる。温めるというのは適度な温度を得るということと私たちは理解している。体温が36.5度に維持されることによって私たちの生命活動は維持されている。これをもう少し深く厳密に話すと生命維持に必要なのは、実は温度ではなく「生命維持波長」と言うべきものである。生体には欲しがる波長、必要とする波長がある。体温はこれらの波長が効率よく出る温度帯である。遠赤外線の中でももっとも有益と思われる波長は、炭素が熱せられたとき出る波長帯である。生命体の組成は有機化合物で炭素が基本となっている。そのため炭素が熱せられたとき出る波長がもっとも効率よく生命体組織と共振する。手前味噌になるが、遠赤3点セットである「ライフウォーマー」「遠赤シート」「足温石」はこれらを知って開発したモノである。なかでも首を温める「ライフウォーマー」は首を温め、脳を温め、ひいては生命を温める。そう思って名付けた。これら3点セットは、ホットパットや電気毛布や電気カーペットと一線を画するモノであるのは、そうした理由による。

      テーマ:
  • 05 Oct
    • 遠赤暖房の利用者の声

      ご使用いただいたお客様にこのような感想をいただきました。茨城県 T.Tさん 遠赤シート  2年間、国内メーカー品の 電気足温器/ズボンタイプ を使用していましたが、故障してしまいました。これは、熱くなり過ぎるのに温度調整がない。ズボンタイプなのに深夜になると足の裏以外の足首などは冷え冷えする。ということで、別の製品にしようとPCでいろいろ探しました。電磁波の影響がないものと思って、足温器+電磁波で検索しましたら、ひとり床暖が出てきました。尋常でないのが好きな私は早速注目。本物の健康を追求している姿勢がよく感じ取れる会社のようです。それでもメーカー品ではないので、本当に大丈夫なのかちょっとは心配になります。昨日早速電話してみましたら、親切で丁寧な対応で、自信作なので使っても役に立たないなら返品してもいいと おっしゃってくださいました。それで安心して購入してみました。今日届いて、早速スイッチオン。あれ、温かくない、これじゃあ返品しなければ駄目かと思いながらも、一晩は使ってみようと事務机に向かいながら使っていると、次第にぽかぽかとなってきました。遠赤外線なのでこれまでとは違う温かさです。前の電気足温器のように熱すぎません。丁度いい温度でそれ以上にはならず快適です。その上、省エネ。しばらく離れる時も点灯したままにしておけるので安心です。このままでは足首は寒いので、対策として、ひとり床暖がすっぽり入るダンボール箱に入れてその上に足を乗せ、膝掛け毛布で足首を覆って使っています。これで足首の寒さ対策はばっちりです。まだ遠赤外線の本当の効果はまだわかりませんが、これからいろいろ工夫をしながら使用させていただきます。とてもいい製品を開発していただきましてありがとうございます。 ※こちらこそありがとうございます。京都府 T.Tさん 遠赤シート     この度は「ひとり床暖」をご紹介いただきありがとうございました。率直な感想ですが、”非常に良い”です!身体の芯から”じわ~ん”と暖まる感じです。春風で例えるなら、「おばあちゃんの日なたぼっこ」と言った感じでしょうか・・・・!   小春日和におばあちゃんが縁側でほっこりと日なたぼっこを楽しんでいるといったイメージです。こっくり、こっくりと居眠りが出そうな”ほわ~ん”とした感じです。余談ではありますが、暖まると快腸になるようで、結構”ラッパ音”を響かせてしまう時もあります(笑)。本当に気持ちが良くて、大変気にいっています。 大阪市 S.Kさん 遠赤シート  77才の女性です。遠赤シートを使っています。  ちょっとがんばりすぎて足腰にきてるなぁ~と思う日など、気になる部分に使用して寝ます。すると翌日疲れがやわらいでいます。心地よい温かさがとても気持ちよく気にいっています。お布団に早めにセットしておきますので、寒い冬も安心です。また消費電力が少ないというのも主婦としましては魅力的です。我が家の愛猫もちょこんと座り、お気に入りの様子です。気のせいか毛並みが良くなったような気がします。  遠赤外線の力でしょうか(笑)大阪市 S.Hさん(女性、50代) ライフウォーマー  昨冬にライフウォーマーを購入しました。自然な暖かさが気に入っています。首に掛けて使うタイプは他には無いので希少価値だと思います。せっかく他に無いタイプなので、コンセントに束縛されずに家事をしながら家、動きながら使えればいいのにと思います。  ポケットの乾電池ホルダーをいれて使えるようになったら、とても使い勝手が良く、首に掛けて使うというポータビリティが商品の強みになるのではないでしょうか。東京都 Y.Sさん(男性、40代) ライフウォーマー   ライフウォーマー大変重宝しております。スイッチは無いとの事でしたが、商品にはちゃんとついていて親切ですね。細部まで気配りが細かく、手作りでしょうか。余裕ができたら他の商品も試してみたいです。肩を温めるようのがあるといいですね。(両肩にかかる形のイラストをいただきました。)東京都 T.Tさん(女性、30代) 遠赤シート  いつも手足が冷えて、いくら部屋をあたためても手足が冷たいからなかなかあたたまらず、 寒さが続いてました。半信半疑で遠赤シートを買いました。カーペットは熱を奪うから良くないし、遠赤の方が体には良いのかなと思い使ってみると、部屋をそれほどあたためなくてもシートで足元があたたかいから十分満足です。シートのカバーにいろいろなデザインがあったらいいです。神戸市 K.Mさん(男性、70代) 遠赤シート・足温石  お試しの器具をおくってくださり、1週間試してから決めてくださいと親切なお電話をいただきました。その結果とても気にいりましたので「遠赤シート」と「足温石」の両方を申し込みました。この一ヶ月間(’12年11月購入)使用しております。私は冷え性で寒がりですので、事務仕事をしているとき足下がとても寒かったので、今まで「電気デスクヒーター」を使用しておりました。でもその熱さは皮膚に痛いような感じでした。その点「足温石」は、心地よいぬくもりです。なによりも、まろやかな感じで気持ちも穏やかになります。お尻も冷やしたくないので「遠赤シート」も同時に使用しております。これも、皮膚にやさしいぬくもりで、気に入っています。なによりも電磁波の心配もなく健康的な暖房器で、安心しています。末永く愛用したいと思います。感謝です。

      テーマ:
  • 04 Oct
    • 黄砂が花粉症と似ている理由

      平成24年6月黄砂の症状が花粉症と似ている。そんな人が周囲に増える。花粉症と同じで、免疫力が高そうな(?)人には、出にくいようだ。一般に言われる黄砂による症状は下記。  ①咳・鼻水・くしゃみ  ②気管支喘息・花粉症の悪化  ③時に発熱  ④肺炎、気管支炎の発症および増悪の可能性  ⑤目のかゆみ・充血  ⑥アレルギー性結膜炎の悪化  ⑦皮膚のかゆみ、湿疹  ⑧接触性皮膚炎の発症、アトピーの悪化 遠い日本まで達する黄砂は粒が小さい。粒子は0.6μmと4.8μmに山があってそれぞれ、硫酸アンモニウムと硝酸イオンと特定されている。 これはまぎれもない科学物資ですね。これだけ小さな粒子になると、気道から肺にまで達っす。問題は何故これが人間の免疫機構とかかわるかだが・・・。最近異種蛋白でない異物にもマクロファージが反応(レセプターを持つ)することがわかってきており、異物侵入で掃除に忙しくなった肺の中のマクロファージが、限界に近づくとアレルギー反応に近い状態に陥るのではと推察される。 マクロファージがはき出す悪魔の物質(?)が「TNFα(ティーエヌエフアルファ)」 TNFαはそのものが皮膚や組織を刺激して炎症を引き起こす直接作用だけでなく,炎症を起こす別のサイトカインの産生を促して,間接的に炎症を引き起こしたり悪化させる作用もある. 以上から”粘膜の炎症”が、黄砂の病状と推察出来る。 微少粒子を取り込まない工夫(おそらく特殊なマスク???)が必要です。通常花粉は30μなので、それよりかなり小さい!参考:<サージカルマスクの規格> マスクの性能を表す指標としてBFE(細菌濾過効率)とPFE(微粒子濾過効率)がある。前者はマスクによって細菌を含む粒子(平均粒子径4.0~5.0マイクロメートル)が除去された割合(%)、後者は試験粒子(0.1マイクロメートルのポリスチレン製ラテックス球形粒子)が除去された割合(%)のことである。 アメリカ食品衛生局では、サージカルマスクの基準をBFE95%以上と規定している。説明は上記で判りやすいかと思うが米軍仕様(Mil規格)としては、4~5マイクロメートルではなく、 3マイクロメートルが正解の模様。 ずれにしても、どれだけバクテリアを通さないかという数値ですね。ということで、マスクは、PFE(微粒子濾過効率)の数値が高いモノが効果的では・・・、というかそうでないと効果が望めない。素人考えですが・・・、ご参考に。http://www.mukugi.com 

      テーマ:
  • 03 Oct
    • がれき拡散と東京の憂鬱

      平成24年5月瓦礫拡散問題と東京汚染問題は、実は密接に繋がっている。ほとんどの人は宮城や岩手は津波被害で、原発被害と異なると思っている。果たしてそうなのだろうか?注目すべき発言が、実は政府瓦礫広報ビデオの中にある。「受入れ瓦礫の汚染は、最大2000ベクレルで、東京の通常の汚染とあまり変わらない」と作業員が(うっかり)発言しているのだ。実はここに大きな問題が潜んでいる。つまり「東京周辺の憂鬱な汚染」、「深刻な低放射線被曝」という大きな問題である。つまり「東京もチェルノブイリの汚染地域並みに汚染されている」という厳然たる事実である。文部科学省発表による2011年3-6月の月間降下量の合計値は下記。 (単位はmbq/平方㎞)              放射性ヨウ素   放射性セシウム計 北海道(札幌)          6             17 岩手県(盛岡)     280     2992  山形県(山形)     29049   22570 宮城県    -   - 福島県     -     - 千葉県(市原)      20046      10141 東京(新宿区)      29053       17354 神奈川(茅ヶ崎)    10052          7792 長野県(長野)      1718      1292 静岡県(静岡)      1117      1292 愛知県(名古屋市)       9        18 京都府(京都)         0        15 広島県(広島)         0         8 福岡県(大牟田)       4         1 ちなみにチェルノブイリの汚染地域とは、1平方㎞あたり1キューリーで1平方㎝あたり0.0001マイクロキューリー(3.7ベクレル)の汚染地域のことである。東京の足立区の公園ベンチで測定したところ、1平方㎝あたり3ベクレルの汚染だった(自民党村上委員の発言と質問から)。 これらからわかることは、ひとつは東京はチェルノブイリで言う汚染地域に該当するということ。また東北の中部から太平洋側も東京並みの汚染地区であるという事実。いまひとつは、東京や東北(特に太平洋側)と、北海道や近畿とはその汚染度において格段の差があるということである。このふたつを強く認識しておく必要がある。 それは東京のゴミ焼却灰が、2000-10000ベクレル/㎏なのに対し、札幌では0-18/㎏と、雲泥の差があるということに端的に現れている(東京都の廃棄物処理場の焼却灰の汚染調査結果から)。そして福島原発はいまだ完全収束していない!また隠蔽されている東京の中性子汚染(通常値の120倍程度か?)も存在しており、こうした汚染は現在も進行中である。 これらの理由によって、東北瓦礫を東京で処分すると「いつもと変わらない」ということになるが、同じ瓦礫を北海道や近畿で処分すると、「通常の1000倍に跳ね上がる」ということになる。 そのため政府は、100ベクレル//㎏だった基準値を、2000ベクレル/㎏まで引き上げたのだ。また高濃度な汚染瓦礫も通常瓦礫とまぜると容易に基準値以下となる。こうして放射性物質は、煙、灰となって日本全国にふりそそぐ。 チェルノブイリ周辺の1平方km当り1キュリー以上の汚染面積は、合計すると14.5万平方kmにもなる。この面積は日本の本州(22.7万平方km)の64%に相当している。つまり、チェルノブイリですら本州の6割以上を越える面積が放射線管理区域となるような汚染を受けた。 放射線が当たると、細胞分裂が多い粘膜が損傷を受け、人間でいえば鼻の粘膜、小腸や大腸の粘膜が再生ができなくて出血する。広島原発の被曝者には、火傷も怪我もしてないのに急に元気がなくなり、酷い下血のあと急に亡くなった方が沢山報告されている。 原爆の被災者支援で入市した軍隊の関係者が、戦後に郷里に帰りすぐ疲れて仕事も出来ず、毎日ぶらぶらして怠け者になったと言う話が残っている。倦怠感の方はホルモンを作る内分泌腺が被害を受けて、ホルモンが作られなくなって体調がおかしくなってしまったものである。怠け者になったのではなく、内分泌疾患という病気になったので、チェルノブイリ事故では過剰ガン発生率は7年後で1.5倍くらいになっているが、内分泌疾患の患者は20倍くらいになっていると言われる。 Twitterで書き込まれているところの、東京における喉の痛みやリンパの異常、身体がだるくなる、元気が出ない、風邪でもないのに咳が出る、口の中が金属っぽい感覚がする、乾燥していないのに顔の皮膚がひりつくそして鼻血。これらは粘膜に起こる放射線の初期症状である。 また福島市須賀川市内の仮設住宅で実施した健康診断では、小学生以下の子ども10人のうち6人が糖尿病だった。医師「異常事態。運動不足やストレスなどが原因ではないか」と懸念するが、糖尿病は放射線被曝の重大な症状である(下記参照)。 「東京の憂鬱」とはり「東京の低放射能汚染問題」である、その深刻な影響はこれからが本番である。 また福島近辺の国の対策はいかにも手ぬるい。現状を正しく認識し、もっとチェルノブイリの教訓を生かした科学的対応をとるべきである。土地の国有化、非居住地域の拡大ほかやるべきことはいくらでもある。がれき拡散などもっての他というべきだろう。 そして国民すべてはは体内被曝対策として、科学物質のデドックス対策に真剣に取り組むべきであるる、玄米菜食、発酵食品などなど・・・。そのためは国がありのままの事実を正しく認識しなければならない。 今やっている政策はすべて逆向きである。参考)岩手県宮古市のがれき焼却試験 最大3150ベクレル    東京都のがれき焼却灰は2000ベクレル超参考)★クリス・バズビー博士を含めた多くの科学者の研究によって、核爆発よりも低レベル放射能のゆっくりとした曝露の方が、生命にとってはダメージが大きいことが分かってきており。最近、注目されているのは糖尿病との関連である。核分裂生成物のひとつにイットリウム90がありますが、これが体内に入るとすい臓に集中します。すい臓は糖尿をおさえるホルモン・インスリンを分泌しており、この機能が被曝することで異常をきたす。2ヶ月の被曝で糖尿病になることは、すでに動物実験で確認されている。専門家は糖尿病と放射能との関連性については1980年代から知っていたが、データを公開しなかった。私は糖尿病の発症率を地域ごとにマッピングしました。結果、糖尿病の発症地域と放射性降下物の分布地域とがぴったり一致した。参考)低線量被曝による「脳障害」「不妊」「糖尿病」などを警告するドイツ女医のインタビュー

      テーマ:
  • 30 Sep
    • 倭王 阿毎多利思北孤

       日本書紀に秘められた    倭王 阿毎多利思北孤 ‐平成24年5月22日 平成24年4月5日、諷詠社から「日本書紀に秘められた聖徳太子の謎を解く -隠された倭王 阿毎多利思北孤-」というタイトルの本を出版した。 本来つけたかったタイトルは「倭王 阿毎多利思北孤」なので、このブログではこの表題をつけさせて頂く。存在の確かな倭王なのに、日本の「日本史教科書教育のゆがみ」から、ほとんどの日本人はその名前すら知らない。よって歴史を推理する格好のテーマと思い取り組んだ。好奇心のなすがまま推理した流れが本の内容となっている。 このブログではそのさわりを紹介したいと思う。古墳陵主墓碑銘調査 本業は建築屋だがひょんなことから「倭王阿毎多利思北孤」なる人物に興味を抱いた。遣隋使を送った倭王なのに、何者かがわからないのだ。 国語や漢文は大嫌いだった。しかし気になると調べるたち、最後は本まで出版することになった。そのきっかけのひとつは「古墳陵主墓碑銘調査」という、とても興味を抱かせる研究成果に出会ったことである。 出版した本を開くと、最初のページには「馬子墓」という文字が浮いた写真が出てくる。石舞台古墳の石である。amazonで購入可能です☆これが井上赳夫氏が始められ、それを継承された池田仁三氏の手になる画像解析(古墳陵主墓碑銘調査)の成果のひとつである。調査された古墳は、ここだけではなく日本の主要な古墳を網羅している。大変な成果である。それが不思議なことにあまり知られていない。それがこの本を書いたもうひとつの動機である。本書の内容とねらい聖徳太子の謎 600年に最初の遣隋使を送った倭王は、阿毎多利思北狐である。607年にも送っている。学校では遣隋使を最初に送ったのは聖徳太子と教えられたように思うが、遣隋使を送った人物は聖徳太子ではなく倭王 阿毎多利思北孤が正しい。 「日出ずるところの天子、日没するところの天子に書を致すつつがなきや」という言葉で有名である。しかしこの人物が誰か、今もって明らかでない。 600年の遣隋使は日本書紀に記載が無く、607年の遣隋使は日本書紀に小野妹子(隋書では蘇因高)が派遣されたと記録に残こされているが、阿毎多利思北孤という名は書かれていない。妻と太子が居た男の倭王だが、当時の天皇は女帝の推古天皇で、皇太子は聖徳太子(厩戸皇子)なので整合性がとれない。 日本書紀にはその説明がなく謎の人物だが、実はこの倭王は聖徳太子の父である。何故なら新唐書に「多利思北孤は用命天皇(厩戸皇子の父)」と記載されているからである。しかし用命天皇は587年に既に亡くなっており、600-607年当時はこの世の人ではない。そのような人物が遣隋使を送り、隋の使人裴世清と接見したことになる。謎は深まるばかりである。そのためこの時代が正しく理解されないまま現在に至っている。 これらからこの大矛盾を解く鍵は「阿毎多利思北孤」にあるのは確かで、これまで様々な説明がいろんな研究者によってなされている、しかし私には正直納得いくものがなかった。本書では墓碑銘調査というこれまでにない実証テータをもとに、この時代を精査し、これらの謎に迫った。 これまでアカデミズムは「日本の古墳の石棺などには墓碑銘はない」というのが基本的な立場である。この調査は第三者機関が立ち会えば簡単に確認できることである。しかし残念なことにこの方々はまともに取り組もうとはしなかったようだ。 そこでこれについては、いずれ明らかになることだが、池田さんの了解を得て調査結果を活用させていただくことにした。よって「墓碑銘調査に基づき多利思北孤およびその時代を解明する」ということは、実は「墓碑銘調査の正しさを検証する作業」でもある。日本の古代について書かれ、出版された多くの書は「日本書紀」という魔物の呪縛から逃れることは難しく、本当は重大な錯誤を犯している危険性がある。「日本書紀」がもし歴史的事実を正しく記載しているなら、墓碑銘調査と矛盾することはないだろうと思う。記載が真実かどうか、それはこの書を読んでいただければ、徐々に明らかとなる。 本書は古墳陵主墓碑銘調査の成果を活用した最初の本である。墓碑銘調査は、必ずや日本の古代史解明に光明をもたらすものである。よって本書では聖徳太子そして阿毎多利思北孤の実像に、これまでにない実証性ををベースに迫ることが出来たと信じる。本書後半は邪馬台国の時代、神武東征の時代にも簡潔にふれている。私にとって本を執筆する作業がそうであったように、読者にも推理するわくわくどきどき感を感じていただければ幸いである。阿毎多利思北狐は誰か 次に、これまでの代表的な主張と、本書の違いについて少し触れたいと思う。一番のポイントは阿毎多利思北狐は誰かということである。 代表的な見方は、梅原猛さんの説にあるがごとく、「阿毎多利思北孤とは天皇」で、推古天皇が女帝であることを隠したという解釈である。<この説の問題点は> 自らを「日出処天子(天皇)」と見なすような誇り高き人物が、「日没処天子(随の皇帝)」に、こびへつらう(隠す・偽る)というのは、明らかにおかしいということにつきる。また倭王は裴世清と接見し、自らを「我夷人」と述べた妻の居る男王で、裴世清は直に倭王に謁見しており、裴世清が男と女を見間違う、あるいは偽わって報告したいうのは説得力をもたないと思う。 いまひとつの見方は、岩波書店の聖徳太子を書かれた吉村武彦さんの説、「阿毎多利思北狐は聖徳太子」という解釈である。 「阿毎多利思北狐」とは、「天上世界で満ち足りたりっぱな男子」という意味で、倭王は姓名を名のらなかったので、本来名前でない阿毎多利思北孤を、姓を「阿毎」名を「多利思北孤」と隋が勝手に解釈したという説である。倭国の天皇(推古)には、接見するなどという習慣はなく、外交折衝にあたったのは舒明天皇の時も王子なので、裴世清と折衝したのは、男王の聖徳太子で、倭王とは聖徳太子と解釈されている。(この解釈だと確かに倭王は男となる。)<この説の問題点は> 600年(開皇20年)の倭国からの遣隋使の言葉、説明と矛盾することにある。つまり遣隋使は、「倭王は天を兄、日を弟としている」と述べ、「日が昇ると弟に任せる。」と皇帝に説明している。つまり倭王は、「天=兄」でもなく「弟」でもない。そして倭王は「弟」で太子(利歌彌多弗利)と呼ばれる人物に政治を任せている。 もし倭王が聖徳太子なら、任せている弟(太子)とは誰かということになるが、該当する人物がいない。また「天=兄」は人物でなく天空で、「弟」だけが人物という解釈は文脈的におかしい。また「天=兄」と「弟」が共に人物とするなら、倭王だけがすっぽり抜けたことになってしまう。 またこれらに共通する問題点として、『新唐書』が何故,多利思北孤を用明と見なしたのか、その説明がされていない。また双方とも古墳との照合分析はまったく無い。 私はこうした理由から、これまでの、こうした通説は説得力を持たないと思う。そのため私は古墳陵主墓碑銘調査という実証的成果を手がかりに、ひとつの結論を導き出した。それは 「阿毎多利思北狐は馬子」という結論である。 これまでも「阿毎多利思北狐は馬子」という見方もある。それは当時の現実的な支配者つまり倭王は馬子しかあり得ないからである。しかしこの場合一番説明に窮するのは、聖徳太子とは何者かということにつきる。つまり馬子の長子善徳と厩戸皇子、この両者の説明がつけにくいからある。 本書では「多利思北狐の王子(弟)が聖徳太子」と、推理した。これが意味するところ、すなわち最後の最後まで、「こんな結論で良いのか?」と自問自答したのは、「聖徳太子(厩戸)の母である間人穴太部王命が、用命天皇(池辺皇子)の后であることを否定する」という考えについてである。 これはひとつ間違えば「とんでも説」になってしまう。しかし、こうした結論を導き出す過程で、日本書紀の、「馬子の妻は守屋の妹(別人に嫁ぎ子供もいる)であるといういうような思わせぶりな話」や、「2人の異なった女性を菟道磯津貝皇女と記した理由」、「厩戸とよく似た人物の馬子の長男善徳の話」が、自然と理解出来るようになった。また書記を正しく読めば、「書記の記す東宮聖徳は厩戸皇子ではないこと」、「推古の長女静貝王は聖徳太子の妻でないこと」もはっきりする。そしてさらに実証的な墓碑銘調査などから、聖徳太子の謎解明にかかわる決定的な証拠も次々出てきた。 これらは当初まったく予期しなかったもので、推理し分析する中導かれ発見出来た(気づいた)ものである。私の仮説が真実かどうか、それは今もわからない。しかしこのように解釈すると、様々な不可解な日本書紀の記述が、意外とそれなりの意味があって記載されたものであることがわかると思う。蘇我善徳とは 仮説の始まり「阿毎多利思北孤は馬子」である証拠が、日本の古文書に残されている。これはおそらく決定的とも言える”証拠”で、何故これまで注目されなかったのか不思議にさえ思える。それは日本書記による洗脳、私が言うところの”日本書記の呪縛”とでもいうものではないだろうか。本書でご確認いただきたいと思う。 『日本書紀』に「推古四年冬十一月 大臣の男 善徳臣を以て寺司に拝す。是の日に、恵慈 、恵聡、二の僧、始めて法興寺に住り。」とある。 蘇我馬子の長男で飛鳥寺(法興寺)の初代寺司、 蘇我 善徳(そが の ぜんとこ)とは一体何者なのだろうか。 三つの考えがある。ひとつは善徳とは蘇我蝦夷である、ひとつは蘇我雄当、ひとつは別人という考えである。 推古天皇18年(610年)の記事に現れる蘇我蝦夷の年齢は、『扶桑略記』の記述によると25歳となり、推古天皇4年(596年)における蝦夷の年齢は11歳となることから、善徳は、蝦夷の兄と推定され、善徳は蝦夷ではない。 今ひとりの候補、雄当(倉麻呂)であるが、墓碑銘調査では蝦夷は(576-645)で、雄当は(572-618)で、蝦夷より4歳年上なのでこの人物が善徳の可能性がある。この人物の長男、蘇我倉山田石川麻呂(605-649)は、石川麻呂の自害(649年)の後に完成することになる山田寺を建てている。馬子の正妻がすんでいたと思われる軽の「槻曲の家」とは異なり、雄当は石川の家に住んでいたので、法興寺の寺司である善徳とは、系統が異なると思われる。 阿毎多利思北狐は蘇我系の人物(拙書参照)なので、蘇我馬子が倭王阿毎多利思北孤であることは確実である。だとすれば隋書に見える倭王が政治を任せた「弟=利歌禰多弗利(リカミタフツリ)」は、蘇我善徳であることは確実である。何故なら利歌禰多弗利とは倭王の太子で長子を指すからである。これほどの重要人物にもかかわらず、その後の歴史に善徳は一切登場しない。蝦夷より年上で馬子の長男善徳とは、果たして一体何者なのか謎の人物である。 一方視点を変えれば、飛鳥寺(法興寺)を建て、恵慈 、恵聡とかかわりの深い人物は、何と言っても厩戸皇子(574-622)である。また厩戸皇子は600-607年当時摂政とされ、現実の政治を行っている。厩戸と善徳は明らかに似た人物である。しかし日本書紀の記述では、厩戸皇子は用明天皇の子で蘇我馬子の長男ではない。菟道磯津貝皇女の謎を推理 そのため私は本書でひとつの仮説を提起した。それは「蘇我善徳とは厩戸皇子」という仮説である。これを証明するには厩戸皇子の生母、間人穴太部王命は、阿毎多利思北狐の妻でなければならない。「阿毎多利思北狐とは何者か」とは別に、この本で是非注目して読んで頂きたいのは、実は「馬子の妻に関する追求」である。 本書で取り上げた墓碑銘調査から得られた根拠をあげると、厩戸皇子の弟と記されている来目皇子(568-603)は、実は厩戸皇子より6歳年上である。またこの時代の天皇の位の高い妃は皆、記紀だけでなく墓碑銘に「比賣」と記載されているのに、用明天皇の正后とされる厩戸皇子の生母は、記紀にも「比賣」とは記されておらず、松井塚の石棺にも「間人穴太部王命」と記載されている。これら2点はともに、厩戸皇子は用明天皇の子でないことを示している。また日本書紀で「2人の菟道磯津貝皇女が記されている」のは、実はこのことに深くかかわることも分析している。拙書で推理する面白さを共に感じて頂けたら幸いである。追記 本書をご購入いただいた方は、是非疑いの目を持って読んでいただき、感じたことを率直に、レビューやブログに書いていただければ、墓碑銘調査を広く世に知っていただくため、大きな支援になると考えています。ご協力いただければありがたく思います。よろしくお願いいたします。付記)下記は、墓碑銘調査の結果(生没年)を反映した系図です。本の一部にあった掲載の 間違いを修正しております。本をご購入いただいた方は、この系図を見ながら読んでいただくと理解が深まると思います。お詫びして訂正いたします。なじみの無い人物名に加え、読み方の困難さもあって皆さん四苦八苦してお読みいただいています。そのためたくさん出版されている聖徳太子の漫画本や電子辞書を片手に読み進んでおられる方もおられ、聞くにつけありがたく思っております。         

      テーマ:
  • 28 Sep
    • 歴史は「公務員ゼロ国家」を指し示す

      平成23年4月15日 東日本大震災で、もともとの国家的財政危機に加え、大地震と津波そして原発、これらの後遺症はこれからどんどん重く、この日本にのしかかってくる。福島原発はこの先どうなるのか、被災者の救済をどうするのか、国の経済への影響、国家予算はやっていけるのかなどなど、様々な厳しい現実が待ち構えている。 私のような政治の素人でも、その厳しさをひしひしと感じているのだが、残念ながらまわりの人々の多くや、特に政治の世界の人々とはかなりな温度差があるように思う。おそらく国の打ち出す対策は、従来通りのお茶を濁すようなものしか出てこないだろうと思う。それは早々と出てきた復興税や公務員給与5%削減案によく現れている。そんなことでこの未曾有の国難に立ち向かうことが果たして出来るのだろうかと思ってしまう。そして危険な原発も、福島原発だけでなく、最悪状態のもんじゅをはじめこの狭い地震の多い国土にはまだ55基もある。 そこでこの時期に、あえてこんなことを考えてみた。元々は都市計画専攻だったので、血が騒ぐそんな気持ちから・・・ 当然政府から出てくるであろうモノとは全く異なると思う。ここでの基本的な考えは、一時的な災害対策でもなく、災害弱者救済でもない。国の根本問題にかかわることである。つまりここでの基本的な考えは、最低限の働く場、生きる場を守り育てることを最優先にすること。その方が結果的に弱者を救済し、国を再生に導くことに繋がると堅く信じるからである。5つの基本方針<復興案の要点> 復興基金を創設し、津波にあった土地、放射能汚染された土地をすべて買い上げる。そうすることによって、すべてを失った人達は生活再建の動きがとりやすくなる。跡地は当面非住居とし、放射能から安全なところは第1次産業を中心に生産の場とする。非常時の高台がないところは逃げ込める高層の建物(用途のある)を要所につくる。放射能汚染地帯は、水素水や植物などの力を借りるなど、あらゆる放射能除去の英知を集め、る。集落は近在の高台を開発し、古里に帰りたい人たちの定住の場とする。基金は国や企業団体、個人の出資でまかない、将来跡地の貸付や売却で出資者に多少でも還元する。 現在外国労働者の大半が本国に帰った。そこで彼らの労働力の埋め合わせとして被災者を優先的に支援し斡旋したらどうだろう。被災者にとっても当面の生活の場と職が得られ、もっとも安心に繋がる。「災い転じて福となす」は大いに活用すべきである。<原発廃棄> 取り戻しの困難な国土や海の放射能汚染リスクのある事業は大変罪深い。そんな原発はすべて廃棄。現状の原発はもんじゅを始め、危険な場所の原発はできるだけ早い時期に廃棄する。その他の原発は順次、電力消費動向も見ながら、安全に処理できる内に廃棄する。最終的に「日本から原発をゼロ」にする。その間代替電力を推進すること、電力消費の少ない、あるいは電力を必要としない住宅機器を募集し協力に支援する。夜間の蓄電装置は安く誰もが購入できるように援助する。これらを実現するための制度はシンプルなものとし、煩雑な書類の不要なものとする(安く出回るように支援するだけでよい、政策主導は不要)。<資金の出所> 事業推進のための資金捻出は、原発災害を引き起こした東電の責任、原発を国策としたすべての議員たちの責任、国政に責任のある公務員の責任を第1とする。 これまでのように、国の責任に名を借りての国民への「つけまわし」は最少にする。産業と雇用を担う民間は特定の利権業者を除き疲弊している。その点からも安易な国民負担は行わない。 具体的にはこれらの責任ある人達の給与を2/3から1/3程度に減額し、国難に備える。それでも足りない部分は国民の負担とする。国民への安易な「つけまわし」は、国の大切な働く場、生産の場を損傷し、税収を引き下げ国家をさらなる滅亡へ導く。ここで指摘した最大限責任をとるべき人々の現状の賃金水準は、実質的倒産を考えれば決して厳しくはない。これを実施しなければ、厳しい税収減によって人員削減や給与未払いなどさらなる厳しい現実が襲いかかるだろう。給与削減は雇用を残し守ることを重視した判断と考えるべきである。<お金の使い道> 働く場と生きる場、生産の場を守り育てることに集中して資金を使う。具体的には価値ある仕事のある企業を絶対倒産させない。それに邪魔立てする制度や阻害する要因を徹底的に取り除く。それは第1次から第2次そして第3次産業を問わない。そのかわり本来無くても良いような仕事(天下り先に多い)は徹底的に無くす。書類づくりだけを増やした「あらゆる法と秩序というアホさ加減」は止めるべきである。それによって公務員の人員を徐々に減らし、民間の意味のない作業は減じることが出来る。東電は国策という名の下、責任を転嫁し放射能補償を回避すべきではない。電気料金の値上げも出来るだけすべきではない。産業への影響が大きいからである。そのためのあらゆる負担を長期にわたってすべきである。そのことが他の電力会社に原発を早期に終息させる動機づけとなる。<働かざる者食うべからず、働くことが生き甲斐> 弱者救済の名のもとに意味なくお金を与えるという制度はすべて無くす。どんな場合も働く代償としての援助とする。足りない部分を補助とする。でないとモラルハザードを起こす。現在の日本はモラルハザードに陥っている。すべての人にやりうる仕事を与え、そのような人には生活出来る保証を行う。具体的な例として「死ぬまで働け老人ホーム」というコンセプトなら、食事を作る、皿洗いする、掃除をするなど必ず死ぬまでやりうる仕事はある。働きたいという人間の尊厳を奪うような、じゃまするような制度はすべてなくす。実質を重視し、あらゆる無益な資格制度(ちまたにあふれている)は再考すべきである。<日本の未来は真の文明先進国をめざすこと> 日本は過酷な原爆そして原発被害を受けた国である。そして資本主義が高度に発達した(?)国である。その過ちから学ぶべきことは、さらなる高度な法と秩序、そしてさらなる経済至上主義を追求することでは決してない。何故ならそれは決して国民を幸せには導かないからである。ではどうあるべきか。 人類の歴史を見た時、すべての過ちと腐敗は、権力とその腐敗から起こっている。今回の原発を国策とした施策もその一つである。それらを一網打尽に無くすにはどうすれば良いか.。答えは簡単である。公務員をゼロにすればよい。国民みんなが人生のひと時を 公務に携わればよい。 具体例として学校の先生は、人生経験豊富な現業で働いてきた人々が携わるにはふさわしい職業である。これは何歳になっても可能である。また建築の分野でも、実務をやってきた人間が公務に携われば、決して実効性の薄い法律で働く人を束縛したり、無益な保険や物品を押しつけ、天下り役人や利権業者の益に繋がるような制度は決して作らない。 公務員をゼロを実現するには、補助金行政は当然廃止し、コンパクトな行政単位に出来るだけ資金と権限(法づくりも)を委譲し、複雑怪奇な法体系をシンプル化しないといけない。 このような移行は一気に出来ないにしても、コンパクトな行政単位の中で、公務員の一部をそのようなシステムに変えて行くことは理にかなっている。うまくいくようならその比率を増やしていけば良いし、うまくいけば他の行政単位も見習えばよい。 こうした壮大な試みによって日本は、「世界で最初の公務員ゼロ国家」となっていく、そして本当の意味の世界の最先進国になれる。   世界は、私たち人類がこれまで信じてきた文明が行き着き終焉に近づいていると思う。その認識がなければ、本当の未来は切り開いていけないのではないか。科学は細切れの中で発達してきた、しかし細切れの中の知識からは本当の知恵は生まれない。我々は皆そのことに気付き謙虚に向き合って見る必要があるのではないか。 もし今回の、大震災と津波そして人災である原発から真の学びをしなかったらそれは愚かというべきだろう。現在政府が取ろうとしている復興案は「愚かそのもの」と私は思う。<消費税増税について> 公務員総数は357万人、平均給与は800-1000万円と言われる。単純計算で35兆円が支払われている計算になる。民間との格差は広がるばかりである。非正規雇用の人の平均収入は200万円で年間の休日は公務員が165日に対し、100日程度といわれる。 多くの人がこの不公正な実態に憤り、「減税日本」というだけで票が集まる。日本の現状は倒産国家のギリシャにどんどん近づいているというべきである。 これだけではない。「郵便不正事件」というのがある。厚生省の局長が検察のねつ造事件で罪に問われた事件である。厚生労働省の元雇用均等・児童家庭局長が(求刑懲役1年6月)無罪を言い渡された。冤罪が正されたのは喜ばしい。しかしここで考えたいのは、ねつ造した検察官も、罪に問われた局長も、そしてまた裁判の裁判官も、皆公務員という事である。彼らの給与は皆国民の血税で支払われているのだ。そして最後は損害賠償が国に請求される。国が支払う賠償金は国民の血税である。ふんだりけったりの真の被害者は国民である。 今回の原発の「つけ」も又、もっとも責任の無い国民に押しつけられようとしている。それが復興税、消費税増税というモノである。責任を不在にして「つけまわし」を国民に、これがこの国を駄目にしてきた「日本病」である。今回の大震災、原発も「つけまわし」が始まろうとしている。これを正さないと日本に未来は無い。「つけ」は、この復興案の主張にあるがごとく、責任ある立場の人、責任ある人々がまず支払うべきではないか。 この国には正論を主張できるまっとうな政治家はいないのだろうか??? 失礼、彼らも又特別公務員でした。過大な期待をする方が間違っている。 やはり「公務員はゼロ」でないと・・・福島原発責任の所在は法律的には、「原子炉の運転等の際、当該原子炉の運転等により原子力損害を与えたときは、当該原子炉の運転等に係る原子力事業者がその損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によって生じたものであるときは、この限りでない」(3条1項)のようですが、東電の第1義的責任は免れるものではないと思います。問題は、電力供給をストップするわけにはいかないと言うことです。そして国策として推進してきた国の責任問題もあります。そこで思うことは、東電は補償規模からして「倒産会社」と同じ扱いになってしかるべきということです。電力供給を止められないので、潰さないし潰せない。しかしそれ相応の扱いをされるのが当然ということです。給与など半分といわず1/3になっても致し方ないと言うことです。しかしそのために有能な人材が集まらず運営すら出来ないとなれば、人により待遇は変えてでも運営できるようにしなければなりません。そして100年かかっても、損害は賠償すべきです。他の電力会社はこうした現実を見て、原発がどれほどコストのかかるシロモノかを正しく知る必要があります。さすれば「安全な内に廃棄する」という合理的な考えも生まれるのではないでしょうか。最大の問題は、国策として推進してきた国の責任についてどう考えるかです。これまで多くの公的に名を借りた特別公務員および公務員の失敗事業(必要なものも多いのですが・・・)は、すべて税という形で一般国民に「つけまわし」されてきました。これが「日本病」の本質です。今回の大震災前でも、公務員全体の人件費で、税収のかなりが消えるという異常な会計はいっこうに是正されませんでした。(ギリシャを馬鹿に出来ない)今回も「特別消費税」というかたちで「つけまわし」が画策されようとしています。これで疲弊した民間産業はさらに冷え込む最悪の選択になるかもしれません。またこの国には税にカウントされない税が非常に多い。動力基本料、振込手数料、無駄な手続き費用、資格経費、各種保険etc、数え上げればきりが有りません。よって、国の責任とはまず第1義的には特別公務員、そして公務員そのあとに国民が本来来るべきです。しかしこれを言う政治家の声はまったく聞こえてきません。(なにせ特別公務員ですから、この点東電の社長のほうがまし)これがこの国の最大の問題と言うべきでしょう。今回の大震災と津波そして原発問題(福島以外も)によって、国家と国は”準倒産状態”、そうした扱い、そうした認識と取り組みがなされなければ本当の再建は困難です。倒産状態の会社はどうあるべきか・・・、東電に右へならへということです。大胆な処理、早い処理ほど再生もはやい。それだけの事なんです。菅首相は29日午前の衆院予算委員会で、東京電力福島第一原子力発電所の事故について、「一義的には東電に責任があることは言うまでもないが、原発を推進する立場で取り組んできた国の責任も免れるものでない」と述べ、国の責任を認めた。(読売新聞)首相が言う国の責任とは、特別公務員でも、一般公務員でもなく、国民の責任なのです。これが「日本病」です。国民の我慢もそろそろ限界に近づいているのでは・・・・公務員ゼロ国家について 封建時代も資本主義もそして社会主義国も、とどのつまりは利権集団が権力とそのまわりを取り囲み、真の国民主権の政治は行われなかった。結局腐敗していくと言うこと。よってこうしたモノに幻想を抱くのは止めるべきだ。 だったら出来るだけ多くの業務は交代制で公務員をやる国家になれば利権の温床は無くなるのではないと思う。むろんこんな考えは誰が考えてても妄想のたぐいである。しかし1000年前、3000年前、1万年前からみたら、現代の政治体制とて妄想の類である。しかし教育ひとつとっても、先生も実務経験のある人の方が良い先生になれるし、土木や福祉もしかりである。国防だって非常時の大量動員が可能だし、技術経験者のノウハウが注入できる。それによって他国にとっても戦争忌避につなる。まして国民への利己的な「つけまわし」は起こりえない。得にはならないからだ。 いきなり公務員ゼロ国家は無理でも、それを指標化出来れば、それに近づいたら「進歩」そんな評価も面白いのではないか?それに近づけば、無駄な業務の削減に繋がることだけは間違いない。縛る側が縛られる側でもあるからだ。

      テーマ:
  • 26 Sep
    • 花粉症の真実

      平成23年2月(追記)平成25年8月 「今年のスギ・ヒノキ花粉の総飛散量は昨夏の猛暑の影響で、例年の10倍以上。平成20年の調査では国民の3人に1人が症状がある」らしい。ひどい国民病(?)である。私は相楽ニュータウンに住んでいるが、同じテニスクラブの人々の恐らく半分以上は花粉症。しかし私の家族には花粉症はひとりもいない。私の家族に花粉症が出ない,あるいは出にくいのには理由(わけ)がある。 花粉症の原因は、花粉である。当たり前である。もう少し難しく述べると 杉や檜などの花粉が「異種タンパク」と呼ばれるモノであることによる。私たちの「免疫細胞」が「自己でない異物」、つまり「異種タンパク」として、これらがインプットされたことによって起こる。その意味で心臓移植で起こる拒否反応に似ている。 花粉症で、誤作動している免疫抗体はIgE抗体である。本来のIgE抗体の働きは、寄生虫が腸の中に野菜などと一緒に体内に入ってきた時、寄生虫は異種タンパクの塊として,免疫細胞の攻撃対象となり、私たちの身体を守ってくれるのである。本来人間にとって無菌、無寄生虫の食材はほとんど無く、生命活動を始めて以来、それらをも取り込みながら人類は生命を維持してきた。その意味で異種タンパクと戦う免疫抗体は、誤作動ではなく正常な働きである。ただ、植林などによって生じたあまりにも大量の花粉の飛散やあまりにも無菌の食材の氾濫は、人類にとって人の免疫システムにとって想定外の出来事なのかも知れない。 人間は少々の異物(重金属や化学物質)や異種タンパクには動じない。しかしながら限度を超えると、攻撃対象としてインプットされ、自らを守るべき免疫細胞が自らを攻撃するという悪さをするようになる。現代病のほとんどはこうした疲弊が積み重なって起こる「自己免疫疾患系の病気」である。人類が現代直面している大きな問題は、自らを守るべき免疫細胞が自らの生命維持組織を攻撃しだしたことにある。これは人間の生活環境(食も含む)の疲弊の裏返しでもある。 生活環境の疲弊とは、排気ガスなどの環境汚染、食材の過度な無菌化、そして住まいの新建材住宅化、不規則だったり、夜型化した生活リズムの乱れ、そして汗をかかない労働や日常生活をあげたいと思う。これらはみな健全な自律神経維持にマイナスである。 私の専門の住まいに関して言えば、 現代のほとんどの住宅は、「合板や集成材」そして「接着剤に塗料」そして「シロアリ駆除剤にコーキング」などが多用された住まいである。高気密化住宅は、ホルムアルデヒドを代表とする有毒ガスがたまりまりやすい。例え安全基準がF4でも、使われる合板や接着剤、シロアリ駆除剤が使われる絶対量が2倍3倍となれば、発散する絶対量も2-3倍となる。おまけに室内温度が20度を超えると発散しやすい化学物質は、こうした住宅では、室内で吸着されることももなく、通気が悪いと室外へも出にくく、室内濃度は場所によっては20倍200倍になっても不思議ではない。それが私が「新建材住宅は毒ガス室」と言って警告する理由である。断熱性を追求したはずの高気密なのに24時間喚起しないと住めない矛盾した住宅ということである。シックハウス法でホルムアルデヒドは規制されたが、アセトアルデヒドやトルエン、キシレンなどの化学物質はまったく規制されていない。 本来の住まいは良い香りがする澄んだ室内空気である。残念ながらそのような住まいは現代ほとんど皆無である。 現代住宅のいまひとつの大きな問題は、「調湿しない材」、「呼吸しない素材」が使われた住まいが多い。こうした建物は、加湿器、除湿器に過度な冷暖房、あげくのはては空気清浄機が必要である。はっきり言えば到底「住まいとは言えないシロモノ」ということである。説明するまでもないだろう。こうした住まいにはびこるダニ・カビのたぐいは、皆強力なアレルゲンで(ダストアレルギー)、こうしたことが下地となって花粉症となる。これが新興住宅地には花粉症が多く、「ムク木の家」に住まう私の家族には花粉症がいないひとつの理由(証明)である。このことは花粉の多いはずの田舎には花粉症が少ない、また昔は、花粉症患者などほとんどいなかったことで理解されると思う。いまひとつは檜科の木材の木や成分には、ダニやカビの繁殖を許さないないだけでなく、過剰なアレルギー反応を抑える働きがある。私が「ムク木の家」にこだわる理由は、みかけのデザインからではなく、「住まいかそうでないシロモノか」、そんな思いがあるからである。よって大手メーカだから安心と言う人達は、安易に添加物だらけの食品をコンビニで買い、治せない自己免疫疾患系の病気を有名大学病医院などに頼る人達と、同じレベルの人だと思う。残念なのは、今こうした人はおそらく日本人の90%以上である。古い病気のイメージは外部からのウイルスや細菌に攻撃され起こるモノで、免疫細胞はそれらから生命を守る大切なシステムである。しかしながら現代病の多くは「自己免疫疾患系の病気」で、免疫細胞が自らを攻撃することによって起こる。たくさんの漆にかぶれると、免疫細胞は漆を攻撃できないので仕方なくかぶれるという事で非常事態を私たちに知らせてくれる。シックハウスや花粉症もそれに似ている。都市環境や住まい、そして間違った食の氾濫という非常事態を、私達に教えてくれているのだ。自律神経が病み放置すると、化学物質過敏症や重大な自己免疫疾患系のビョーキ(アレルギー、うつ、がんなどの現代病)になる危険性がある。 こうした「自己免疫疾患系の病気」には本来治してくれる薬は存在しない。 何故なら薬で自らを守ってくれる免疫細胞の活動を押さえるということは、自らの免疫力を落とすという自己矛盾だからである。 現代花粉症の薬(毒)として出回っているものは、「麻痺させることによってやり過ごす」、いはば麻薬に近いものである。よって病気が治るのではなく誤作動を一時的に出来るだけ感じなくさせるだけである。このような対処法の場合、薬が切れるともとのもくあみとなるだけだけでなく、自律神経バランスが確実により悪くなり、さらに重篤な「自己免疫疾患系の病気」を引き起こす危険性が大きくなる。 それらを”薬(?)”と称し生産し、治療に使われているということは、医療そのものの自己矛盾でもある。リピーターは医師や製薬会社にとっては良き商売相手となるが、患者の体質は確実に悪化する。医師が真の治療を目指すなら、こうした現実を自覚し脱却すべきだと思う。現に心ある優秀な医師は、異端とされながらも異なった取り組みをされつつある。 花粉症に正しい対処法がないかというと、実はそんなことはない。ひとつは原因物質を減らすこと、ひとつは免疫細胞の過剰反応を減らす外部環境(食も含む)を増やすこと。自らの自律神経を鍛えること。この3つではないか。 原因物質を減らすひとつの方法は、 花粉症の下敷きになっているのがダストアレルギーというもので、これは部屋のダストの中にヒョウヒダニの死骸が多く含まれることによって起こる。dart2と呼ばれるモノで花粉症の方の多くがもっているアレルゲンである。これに反応するようになると、鼻炎、喘息、そして花粉症のような症状が起きる。新建材系の調湿しない住まいでは、ダストが殊の外多いことが知られている。こうした生活環境を改めることが、花粉症の症状の緩和に繋がる。 いまひとつの免疫細胞の過剰反応を減らす方法は、異種タンパクの花粉が目鼻口から進入したとき最初に対処する免疫細胞はマクロファージと呼ばれるモノで、この食細胞が発する信号が免疫細胞の誤作動の始まりとなる。つまり異種タンパクを食したときIL4というサイトカンといわれるホルモンが生じることがすべての引き金となる。理屈から言えば、過剰反応を抑えるということはこの誤作動を出来るだけ起こさせなければいいわけである。ムク木の家にはフィットンチッドがあって、過剰反応を抑え私達を癒す成分が含まれているかもしれないし、そのほかにもお茶や食材にもこうした役割の成分があるかもしれない。また良い温めにもそうした効果があるかも知れない。 3つめの自律神経を鍛えるには、規則正しい生活、汗をかく体質、良き会話のあるストレスのない生活、酵素と抗酸化力のある食事が重要で、添加物の多い弁当やお総菜は論外である。 よってこれらはみな医師の仕事ではなく主婦や調理人そして建築屋などの仕事である。 その意味で「自己免疫疾患系の病気」を和らげる、あるいは治す仕事は、建築屋と調理人と遠赤屋の仕事で、医師の仕事では本来無いのかもしれない。医師が薬の売人である限り「自己免疫疾患系の病気」は決して無くならないし、厳しくいえば医師が「自己免疫疾患系の病気」の医師になるには、医師であることを捨てることが必要である。残念ながらそんな指導が出来る「ホンモノの医師」はきわめて少ない。もともとこうした病気を治すのは患者さん自身であり、医師は観察とその助言者に徹すべきなのだ。医師はありきたりの医師を捨てることによって本物の医師になり、信頼される医師になれると私は思う。知人の開業医が若くして癌でなくなった。ありきたりの抗がん剤治療は、医師その人も犠牲者となる。当たり前と思っている”洗脳”を真っ先に抜け出さなければいけないのは、医師自身なのだ。 花粉症の潜在および顕在患者は戦後増え続けている、このことは医師が治せない病気であることを明確に物語っている。本来病気については誰もが自由に発言する権利を有する、それを病気というジャンルで囲い薬を勉強してきたはずの薬剤師ではなく医師が薬を決め、とどのつまりは製薬会社のいいなりになるということ。京都では製薬会社(降圧剤単品で1300億の売上)と大学(その製薬会社から10億の寄付受ける)の癒着で高血圧の薬のデータが改ざんされた。これは大きな利権構造でもある。 「自己免疫疾患系の病気」を、いまだに治せない医師の特権として固定することは、これすなわち利権を保護しているだけの行政の過ちでもある。体験談(効能をうたっていないと記す)ですら、きめこまかく問題にされる3人の薬務課の方に問うたことがある。「花粉症の実態調査をしたことがありますか?、抗アレルギー剤、抗うつ剤、抗がん剤の被害者実態調査をしたことがありますか?」、返事はなかった。人を死に至らしめるような「毒」を「薬」と承認、その是非を、もっと真剣に考え取り組んで欲しいと思う。追記 もしこの雑文をお読みの、本当の医療を目指したい医師がおられたら、共感反感間違い指摘何でも結構です。コメントいただければ嬉しく思います。 最近気が付きました。私のような素人の一文が、「花粉症の真実」でGoogle検索するとトップページに出ることを・・・。それだけではありません、「電気毛布」(「電気毛布が一番危ない」という一文です。)、「首温め」、「歯科 アトピー」でも、トップページに出てきます。広告したのではありません、勝手に読まれる方が増え、そうなったのだと思います。これは現代の疲弊、本当の情報知識を求める人が増えたことを如実に物語っていると思います。メール:siki@mukugi.com 

      テーマ:
  • 24 Sep
    • 月500円で超省エネ暖房

      平成22年11月山川元志省エネ機器は、巷に溢れているが、ここまで省エネだと嘘だと思われる。しかしこれを読んでいただければ、けっして冗談ではなく、嘘でもないことわかる。理屈はこうである。ムク木ドットコムで販売している遠赤暖房3点セットを使う。①「足温石」をソファーの足下に置き、毛布か膝掛けを掛ける。これで25W。②堅い椅子ならお尻下に「遠赤シート」を置く。これで10W。③それでも寒いときは首の周りに「ライフウォーマー」を巻く。これで10W。これら3点で合計の使用電力はわずか45W。計算では、この3点を、毎日4時間フルに使って1ヶ月の電気代がわずか500円。3点すべてを使わなければならないほど寒い日はそう多くはない。大概の寒さしのぎなら「遠赤シート」か「足温石」に、毛布が1枚あれば事足りる。このように考えれば、月500円の暖房用電気代は、MAXであることがわかる。基本は1人で使っていただきたいが、足下の「遠赤シート」か「足温石」なら、2人で共用しても充分暖かい。ソファー足元の遠赤暖房機器に2人が足を差し込めばいい。毛布があればちょっとしたやぐらコタツとなる。私達は何か暖房というと部屋中暖めないとと思いがちである。しかし基本は人体が温まれば良いのである。無駄にエネルギーを使うことはない。「じっとしている人はそれでも良いかも知れないが、動くと寒いではないか・・・」そんな声が聞こえて来そうである。確かに3点セットでは部屋は暖かくはならない。しかし人は動き回る時は自己発熱でそれなりに暖かであること、また「遠赤シート」は台所の立ち仕事の時には、足下の「ひとり床暖」として活用できること。その上この遠赤シートは優れもので、低体温気味の方には、夜の布団のお伴、アンカとしても使え快適である。一般によく使われるやぐらコタツの消費電力は500-1000W、電磁波危険の不安な電気カーペットもしかりである。これらに比べても3点合わせての45Wは、とびっきりの「超省エネ」と言って差し支えないのではないか。暖房機器というのは、その超省エネ度もさることながら、使い方にも工夫があってはじめて、とびっきりの省エネの暖房生活が可能となる。どうしても部屋中を暖めたいぐらい寒いときもあると思う。しかしそのような必要性を感じる日と時間は、意外に少なく、ちょっとした気の利いた暖房機器があれば間に合うことも多いと思う。部屋温め暖房機はむしろ補助暖房として使えばよい。3点セットで足の裏に、お尻に首を温め、そして掛け毛布を使えば、ちょっとした遠赤サウナである。汗によるデドックスは、化学物質汚染の進んだ現代社会には欠かせない。良い遠赤でデドックスすると、悪い重金属が汗に出て様々な色の汗になると言われている。そんな汗も出し切ると、人の汗は潤いのあるさらさらのオイルが出て、拭き取るのはもったいない。つまり暖房しながら健康サウナに毎日行くようなものである。松井医師の「首を温めると体調が良くなる」船瀬氏の「電気カーペットでガンになる」石原医師の「体を温めると病気は必ず治る」五味医師の「岩盤浴の秘密」これらの本は是非読んでいただきたい。遠赤外線の中でも、もっとも有益と思われる波長は、炭素が熱せられたとき出る波長帯である。生命体の組成は有機化合物で炭素が基本となっている。そのため炭素が熱せられたとき出る波長がもっとも効率よく生命体組織と共振する。http://www.mukugi.com

      テーマ:
  • 23 Sep
    • うつ病には首温めが効果的

      平成22年11月 東京脳神経センター理事長で医学博士の、松井孝嘉医師の著書「首を温めると体調が良くなる」という本の中で大変興味深い治療成果が書かれている。約20年間、香川県の松井脳神経外科病院で、首の筋肉の異常を治療することによって「うつ」では、94%が完治しているという。ここでいうウツは新型うつのこと。その他「ムチウチ症」で84%、「慢性疲労症候群」で95%、「めまい」で98%、「自律神経失調症」で92%、「耳鳴り」で75%、「パニック発作」で98%という、驚異の完治。そして「眼精疲労」、「ドライアイ」、「頭痛」、「下痢・便秘」にも効果有りと・・・。首の筋肉の異常とは、首の筋肉がこる病で「首こり病」と名付けられている。松井先生曰く「首は神経のスクランブル交差点、特に首の上半分は脳の一部。首が冷え、自律神経に異常をきたすと、多くの不定愁訴が顔を出す。首こり病にならないためにも、首を温めるようにして下さいと。」「新型うつ」になると、頭痛、めまい、血圧不安定、慢性疲労、睡眠障害、腹痛などの症状がみられ、俗に「さぼり病」という異名がある。「適応障害」とでもいうべきもので、①日中から横になる。②原因不明の微熱があり、風邪気味のことが多い。③静かにしているのに、急に脈が速くなる。④天候が悪くなる前に症状が強くなる。⑤公務はできないが、気を遣わなくていい友人などとお茶や食事に行ける。⑥家族やまわりの人が病状を理解できない。首を温めると脳の自律神経を司る視床下部の血流が良くなり、このことから自律神経障害を原因とする不定愁訴は快方に向かうと思われる。私は自律神経とは簡単に下記のように理解している。動物たる人間は、朝起きると元気に働き、野生動物ならえさ取り行動に出かける。その時必要な能力は、行動的で、攻撃的そして筋肉が活発に働き少々の怪我にも対処できる免疫力が必要で、これを交感神経支配という。一方こうした活動的な行動の後は、休息の時間が必要で、取った獲物は食事すれば消化器官が活発に働く必要がある。また消化したときには体内に入った異物から自らをまもる免疫機構が働く必要もある。眠る時間もまた大切で、これを副交感支配という。私たちは、温度の寒暖や天気の良し悪し、さらには季節変動すらも自律神経に影響すると言われ、交感神経と副交感神経が交互にそれぞれのホルモン分泌によってあらゆる臓器や筋肉が制御されている。これらのホルモンは生命維持活動に大変重要な役割を果たしていて、その分泌にかかわっているのが視床下部といわれる脳の部位である。それは首の上部に近いところにある。こうしたことから「首を冷やして首こり病にならない」ために、「首を温める」ということが、人間が正常な活動を維持する上でいかに大切かはいうまでもない。持病が「めまい」といわれる方が、ベラシティハウスの椅子にしばらく座っておられる閒に「治りました!」といわれたことがる。この書の中で「めまいの薬」で治らなかった人が「首こり病」で治った話が書かれているが、なるほどと思った。ベラシティハウスの椅子は遠赤外線で温められた特殊な椅子で、その上にしばらく食事のため座っている間に持病のめまいが治ったというわけである。この方は、この特殊椅子と同じ機能を有する「足温石」を購入し帰られた。首を温めるということは、パーキンソンと関わりのある「中脳」や記憶に関わる「海馬」などなど脳の中枢神経を元気にすることにつながる。温めるというのは適度な温度を得るということと私たちは理解している。体温が36.5度に維持されることによって私たちの生命活動は維持されている。これをもう少し深く厳密に話すと生命維持に必要なのは、実は温度ではなく「生命維持波長」と言うべきものである。生体には欲しがる波長、必要とする波長がある。体温はこれらの波長が効率よく出る温度帯である。遠赤外線の中でももっとも有益と思われる波長は、炭素が熱せられたとき出る波長帯である。生命体の組成は有機化合物で炭素が基本となっている。そのため炭素が熱せられたとき出る波長がもっとも効率よく生命体組織と共振する。手前味噌になるが、遠赤3点セットである「ライフウォーマー」「遠赤シート」「足温石」はこれらを知って開発したモノである。なかでも首を温める「ライフウォーマー」は首を温め、脳を温め、ひいては生命を温める。そう思って名付けた。これら3点セットは、ホットパットや電気毛布や電気カーペットと一線を画するモノであるのは、そうした理由による。

      1
      テーマ:
  • 22 Sep
    • 新議員会館でシックハウス

      平成22年8月 新議院会館でシックハウス被害。「ホルムアルデヒドちょっとだけ規制法」を「シックハウス法」にするのは業者に免罪符を与えるだけ、中途半端な法,名称は誤解の元。現実にそうなっている。これまで新議院会館だけでなく、首相官邸や大阪大学でもシックハウス騒動があった。立法府としては、シックハウス法の不備として捉えるべきであろう。限りない化学物質を全て規制するというのは、実際のところ大変困難なこと。法律が免罪符を与えるような制度はやめるべきである。興味ある方は住宅雑誌への拙文「シックハウスは近代文明への警鐘」写真とイラスト省略ですが、御参照下さい。地元選出国会議員にも上記の文、直接渡したがなしのつぶて、これでは日本は良くならない。贅沢三昧の会館で、悪い空気吸って良い政策を産み出す・・・・、きっと無理でしょうね・・・・悲しいですね・・・・。それより安くて古い木造アパートを議員会館にして、綺麗な空気いっぱい吸ったら、良い政策でてくるかも・・・思うに今の法律は細々と書きすぎると思う。国が決めること、地方が自由に決めること、そして現場の技術者の責任でやること。それぞれをわけ、国や地方が法律で決めることは、今の1/100程度で良いのではないか。あとは現場の技術者に任せるべきだ。その代わりそれなりの責任が伴う。

      テーマ:
  • 21 Sep
    • 何故低体温になるかを推理

      平成22年3月  数岐阜県国際バイオ研究所の遺伝子治療研究部長の田中雅嗣氏が、マラソン選手や駅伝選手のミトコンドリアDNAを調べたところ、10人中5人に特別な遺伝子型を持っていた。ミトコンドリアはエネルギー生成と深く関わり、また細胞内における活性酸素の主要な発生源にもなっていて、ここで生じた活性酸素はミトコンドリアの蛋白質や脂質を攻撃し傷める。受精の時に精子のミトコンドリアも卵子の中に入るが精子のミトコンドリアは排除され、卵子のミトコンドリアだけが子供の細胞で働く。 ミトコンドリアは、食べ物から取り出された水素を、呼吸によって取り入れられた酸素と反応させて、その時に発生するエネルギーを使ってATP(アデノシン三リン酸)という物質を合成する。ATPは、神経細胞が興奮したり、筋肉が収縮したり、肝臓が物質を合成したりする時に消費される。、低体温のがん患者では、このミトコンドリア機能の抑制が認められ、血流不足、酸素不足でエネルギー産生が低下しているために、顔色は悪く、疲れやすい。さらに、蛋白質合成もスムーズに進まないため、皮膚の弾力は低下し、筋肉の収縮能は落ちる。ミトコンドリアはこのように大量の酸素摂取と筋肉と深い関わりがあるもののようだ。そこで思い出すのが数年前友人がムク木の住まいを新築し、そこに遊びに来た知人の子供が「この家呼吸しやすい」と言った。新建材系の住まいはみな毒ガス室状態で、呼吸が浅いのではないかという疑いがある。またある医師の調査でも長時間ゲームパソコンをやっていると、電磁波の影響からか目の裏の血流が悪くなると指摘されている。運動不足や化学物質そして電磁波が現代人の「低体温化」に関与し、影響を与えている可能性は誰も否定できないのではないか。また体を冷やす代表的な食材が精製した白砂糖ことグラニュー糖であり、黒砂糖のように体を温めない精製された白砂糖が、菓子や料理に大量に使われ、現代人の多くが取り過ぎということが考えられる。36.5度を標準とするなら、それを大幅に下回る基礎体温は免疫力の大幅な低下に直結し、ガンなど多くの病気にさらされる危険性は大である。オーバーではなくこれは人類の危機とでもいうべきことである。若くしてガンに冒され亡くなる人が何と多いことか。また医師は免疫力を低下させる「抗がん剤」を平気で処方する。こうした治療法は根本的な考えが間違っている。抗がん剤に頼らずガンを克服した人は多く、こうした貴重な体験は健康保険診療にのらないというだけで大部分の医師は見向きもしない。「抗がん剤」は「抗うつ剤」「抗アレルギー剤」と並んで”3大公認麻薬”と言うべきものである。医師の多くはその売人に成り下がっている。「体温を上げると健康になる」の著者であり医師である、齋藤真嗣先生は体温を上げる2つの方法を指導されている。ひとつは1日1回、体温を一度上げる生活を送ること。ウォーキングする、体を温める飲み物、お風呂に入るなどである。もうひとつは体温を恒常的に高い状態に保つため筋肉を鍛えること。運動習慣を身につけ、筋肉アップはとても役立つようだ。これらに加え私は下記のことを付け加えたい新築臭の無い住まいを選び、化学物質や電磁波のより少ない生活と健康な食生活を心掛ける。基礎体温の上昇は急には治らないので、日々の心掛け、積み上げがなによりも大切である。http://www.mukugi.com

      テーマ:
  • 20 Sep
    • 構造用集成材でシックハウス

      平成22年2月構造用集成材に使われる主な接着剤は、レゾルシノール樹脂接着剤と水性高分子イソシアネート系の接着剤。より安全な水性高分子イソシアネート系の接着剤は、湿潤状態でわずかに水分が吸収されるので柔らかくなり、接着強度が低下する事が知られている。そのため建築中に雨ざらしになる時がある構造用集成材には、レゾルシノール樹脂接着剤が、主に使われている。 数年前知人が住まいを新築し、入居したとたん倒れてしまい救急車で運ばれる。その後彼女は1-2年間その家に住めなくて、室外のデッキにテントを張って、氷枕をして就寝したという。当時ご主人が検査を依頼したところ、アセトアルデヒドの濃度が基準値の200倍を超えていたという。 その後、その方の家をリフォームする機会があり、実際に確認すると、構造用集成材が天井にむき出しの化粧材として45㎝間隔で使われており、それが主な原因と分かる。 何故構造用集成材が問題なのか?調べてみた。 森林総合研究所の塔村氏らの2005-6年の研究で、「木質系材料から放散されるアセトアルデヒドの発生原因の究明」というのがある。 その研究成果では、アセトアルデヒドは接着剤自身からは発生しないが、エタノールを直接木材に塗布したところ、短時間のうちに大量のアセトアルデヒドが生成することが明らかにされる。したがって集成材から発生していたアセトアルデヒドは、「レゾルシノール系接着剤」に含有されるエタノールが原因であり、エタノールが木材と接触することによってアセトアルデヒドが生成してくることが判明する。 接着剤のエタノールが結果的にアセトアルデヒドを生成するということは、ホルムアルデヒドの規制を主な目的とするシックハウス法の規制対象外で、危険が放置されたままである。重要なことは「構造用集成材から結果的にアセトアルデヒドが発散しシックハウスになる」という事実である。シックハウス法の問題は、拙文「シックハウスは近代文明への警鐘」を参照下さい。 近年、木造住宅はプレカット化が進行している。プレカットで使われる構造用の横架材は、これまで米マツ(集成材ではない)が主流だったが、私が最近聞いたところ、とあるプレカット工場では、現在赤松集成材が8割を占めるという。その理由は、集成材なので①狂いが出にくいことと②長尺でも単価が安いからという。おそらく全国でも似たりよったりの傾向があると思れる。 これは非常に恐ろしいことである。 つまり現代の高気密化した住まいでは、集成構造材から発散したアセトアルデヒドが徐々に漏れ出て、蓄積する危険性があるということである。それを化粧材として使った場合、さらに上記のシックハウスの家のようにダイレクトな危険性があるということである。 これまで大規模木造と称し、デザイン性から学校などに平気でこうした危険な木材が化粧材(見える木材)として使われ、そうした中で子供達が学んでいるということは、点検が必要で、放置すべきではないと思う。大空間は狭い空間に比べわかりにくくても、その微量成分は影響を与えると考えるべきである。特に新築では構造用集成材を化粧として使うことは、その安全性を確認して使用すべきと思う。 1996年までに、国は科研費で930万円を使いながら、「 接着剤の安全性を確認するだけでは問題のありかに到達しない」という、貴重な研究成果を国の施策に生かしていない。我が国では研究成果は施策に反映しないのだろうか?それとも怠慢か? 国は本来なら構造用集成材を少なくとも化粧には使わないこと。またこうした事実を啓蒙することが大切である。しかしながら国が強制してきた「10年保証の住宅保険」や「耐震補強」、「シックハウス規制」に「火災警報」など、どれもこれもうんざりするような、悪法のオンパレードで、メーカと公務員の利権を増やしただけで、国民の利益にはなっていない。国は国民の側を向いていない以上、私達は構造用集成材を使った住まいをなるべく買わないようにすべきである。 現在身近に短い工期で建てられている住宅の多くで、土台、柱、横袈材そして間柱までどれだけ多くの、構造用集成材が使われているか、恐ろしいばかりである。 国の役割は業者保護ではなく、もっと情報を開示し自己責任社会へ変革することが大切であると思う。追記 平成23年11月19日 通りがかりの建築現場を見ると、そのほとんどの構造材(横袈材、柱)が集成材である。それに加え間柱そして土台すらもである。そしてF4という国のお墨付きのベニヤがベタベタ貼られている。驚くほかない。(F4ベニアの問題は別途記載したいと思う) 現場では「集成材からアセトアルデヒド」という国の研究成果(?)は一切無視され、住まいづくりが行われているのだ。せめて正しい研究成果が国民に知ってもらうことが出来れば、心ある設計者や工務店そして大工さんは構造用集成材は使わないだろう。 実際の政治を行なっている官僚は自らの保身と大きな圧力団体の意向を聞いて政治を行っている。その結果がこれである。経済産業省の官僚が「この国の政治は国民の側を向いていない」そう言って首になった。「なるほど」と思ってしまう。 これではシックハウス、アレルギーで苦しむ人は増え続けるばかりである。国民そして消費者は目を覚ます時である。

      テーマ:
  • 19 Sep
    • 低体温と睡眠障害

      平成22年2月これまで「湯たんぽ」を使っていた方が「遠赤シート」に替え、朝までぐっすり眠れるようになったと聞かされる。これまでは何度も夜中に目がさめていたという。購入していただいてから間もない話である。 湯たんぽは最初は暖かいが冷たくなる。また低温火傷の危険性もある。その点遠赤シートは心地よい温かさが布団いっぱに拡がりよく眠れたのだろうと思う。 眠れないということは、医学の世界では「睡眠障害」ということで研究が進み、世界で初めて筑波大柳沢教授らの研究で解明されつつある。脳内の中のホルモン”オレキシン”が、睡眠障害を改善することをマウスの実験で突き止めたのだ。 オレキシンは自律神経を司る視床下部で作用し、オレキシン細胞から放出される。オレキシンは食欲や睡眠、体内リズムに関わるホルモンで、オレキシン神経は睡眠と覚醒のリズムを作り出す脳の働きに深く関わる。オレキシンが不足すると覚醒と睡眠のリズムが崩れ、睡眠障害に繋がるとされる。オレキシンの分泌は「強い動機を伴う行動」において活発になる、つまり美味しい食事の味覚刺激、運動刺激、動物の補食行動刺激などである。 では何故遠赤で温めるだけで、睡眠障害がいとも簡単に改善したのだろうか。以下は私の推論である。 睡眠は体温の低下で眠りに誘われる。健康体の人なら活発な活動によって体温が高く維持されているので、眠りにつくと体から発する遠赤外線が、布団の温もりをもたらす。床につくと日中活発だったオレキシンの分泌も低下に向かい、自然と、安心して、体は低体温に向かう。このことが良い睡眠をもたらす。 一方元々低体温の人は、体から充分な遠赤を発することがないので、布団を充分に温められない。また日々の活動が「強い動機を伴う行動」が不活発な人は、オレキシンの分泌が不充分で、睡眠と覚醒のリズムが悪い、そのために睡眠障害になりがちなのではないだろうか。湯たんぽの遠赤外線は助けになるが、持続性が無いため、湯たんぽの温度が低下すると低体温の人は寒くなり、たびたび目が覚めやすいと考えられる。もし基礎体温が高ければ、睡眠に入る時さえ温めてやれば、何度も夜中に目が覚めるという事は無いのではないだろうウか。 適度な疲れや疲労が、快適な眠りのたいせつな条件。これは日中「強い動機を伴う行動」をしているからである。しかし現代病とも言われる基礎体温が低い人が、良き眠りを得るには就寝中、良き遠赤外線で満たしてやらないといけない。 健康体の人には寝る時だけ、遠赤外線で温まっていればよい。布団を天日に干して遠赤外線で満たされた布団で就寝すれば、おのずと快適な眠りを得られることは皆良くしるところである。 オレキシン産生神経細胞は、視床下部外側から後頭部に限局して存在する。首を温めオレキシン産生神経細胞を元気にしてあげることも有効ではないかと思う。 科学の発達解明は大切だが、温めれば治るような一般の人に、将来(今もあるのかは知らない)治療薬としてこうしたモノ(オレキシン)が出回ることは、果たして良いことだろうかと疑問に思う。原点は生活習慣を変え、食を改め、良き温めで対処すべきものと思う。 まして「睡眠障害が病気」となったとき、体内で作られる「オレキシン」が薬として認定される一方、遠赤など温める日常品が、不眠障害に効果有りと体験談などに掲載されると、薬事法で規制がかかり、国民の真実を知るチャンスすら奪われる危険性がある。 私はこの木のみ木のままのブログで、「ムク木の家で化学物質過敏症が治る」とあえて書いた。それはいけないのですかと薬務課の善良な担当者に聞いたことがある。家は薬ではなく薬事法の対象外だからどうも良いらしい。では温めるだけの生活用品はどうなのだろうか。一度聞いてみたいと思う。 「効果効能をうたったものではない」そう記入すればあとは「購入者の自己責任」で本来よいのではないかと思う。副作用を逃げ口上に「効果効能をうたった薬」がいかに怪しげなものが多いかひとつ紹介したい。 私事ですが、今年の1月義理の父が亡くなった。3年ほど前、両肺が肺気腫と肺がんで手術もままならず、近代医学を信頼する(大多数がそうである)義父は、抗がん剤治療を続けたが治る術もなく結局再発肥大化した。 「元気な毎日ならいいじゃないですか」そんなまわりの説得で、昨年の初頭から抗がん剤治療を止めた。私たち夫婦が送った特製の遠赤椅子に座り、長編の韓国ドラマを楽しんでもらった。末期ガンという事だが、1年近くそれなりに元気に動き回り日々を楽しんでいた。血液の分析結果も見せてもらったが、もともと運動系で、免疫細胞も悪くない数値であった。それがほんの2ヶ月前の病院での定期検査で、医師の「良い薬がありますよ」と、「このしびれが何とか消せたら・・・」、患者のそんな弱みにはいりこんだひと言で一変した。 その後8回の抗がん剤他の薬剤を投与、最後は意識が無くなり歩けない状態に。薬を大量にはいて何とか意識だけは戻る。おんぶして家に連れ帰る。それから亡くなるまで多くの日数は要さなかった。本人から最後、自らの判断ミスを述べてくれたが、すべて納得の行為で後悔は言わなかった。もちろん病院をとがめるつもりもない。「ガンが進行したから」医師からそう言われれば、間違いなく素人は何ら返す言葉ないだろうと思う。とどのつまり医師を信じるのも信じないのも基本的には自己責任なのだ。 ただ、私の中にくっきり残ったのは、「2ヶ月前の義理の父のそれなりに元気な姿」と「入院後のいたいけない姿」のあまりにも大きな違いである。 知人の薬剤師が言っていた、 「くすりは逆から読むとリスク」だと。 国が薬事法をたてに、副作用の伴わない「遠赤などの温めや健康調理の体験談」などを、規制するならそれは誤りである。これは医薬業界の利益にはなっても、国民の利益にはならない。信じる信じないも含め自己責任で処理すべきものである。

      1
      テーマ:

プロフィール

ムク木ドットコム

性別:
男性
お住まいの地域:
京都府
自己紹介:
ふる~いホームページに書き留めていたページからこちらにお引越ししてきました。 このコラムは、ムク木...

続きを見る >

読者になる

AD

カレンダー

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。