量子場調整師のむかえです
久々のお遍路日誌です(^_^;)
~ ① 、②の続き
・・・愛媛から香川に向けて、三角寺ー雲辺寺越えを果たし、
雨の降る中、山麓まで降り
六十七番札所の大興寺までやって参りました。
******************
リュックをベンチに降ろして傘を被せ、
レインウェアをざっと拭いてお参りに向かいます。
他のお遍路さん達が、
鐘付き堂のはじっこや、お堂のわずかな軒下にザックを置いて
濡れた雨合羽を脱ごうと もごもごしている姿が見受けられます。
(私は傘なので着脱は不要)
お堂の中以外、人が雨を避けるスペースはないので
脱いでる間、脱いだ後はずっと濡れ続けです。
雨をしのげるところがあると嬉しいんだけどなー
と思いつつ、ま、お遍路なんて勝手にやってることですからね・・。
お参りを済ませて、大興寺を出ます。
次の六十八番 神恵院(じんねいん)、六十九番 観音寺(かんおんじ)は
同じ敷地内に並んでいて、
約8km強・・・・約2時間の道のりです。
その近くが本日のお宿になります。
さて、門を出ると
目の前には畑が一面に広がり、
そして道が一本、左右にずーっと伸びています。
「あれどちらに行くんだろう・・・」
わかりやすいようで意外と微妙。。
地図を見て、スマホのマップも起動してみます。
・・・・うーん・・・左だよなあ?
地図を何度も見ながら左に歩き出すと、
後ろからおひとり、速足で追いついてきました。
「いや~、間違っちゃったよー」
「ああ、反対側行っちゃいましたか。ここ迷いますよね」
前日の晩、白地壮に大集合したお遍路さんのひとりです。
区切り打ちの方で、
公共交通機関も組み合わせながら
八十八か所以外の番外霊場も回られているという、
比較的若め・・・・年齢不詳のおじさんお遍路さんです。
先へ行くのかと思ったら、
なんか歩調を合わせなきゃいけないような
ぎりぎりの速度でずっと話しかけてきます。
速度にそこまで差はないが、向こうの方が速い。
(・・・・)
基本的にわたしは
一人で自分のペースで歩きたい人です。
(少なくともお遍路に関しては)
道ずれもいいよね♪・・・と思うかどうかは
時と場合と相手によりますが、
残念ながら現在の状況は、どれにも該当しない感じです。
しかも、歩幅をちょっと緩めて
「いや私、そんなに速くないんで」と言って先へ行ってもらおうかと促したら
おじさん 「いや~、もっと歩けるでしょ~!(笑)」
(・・・・)
歩きながら思います。
これは・・・
長い道中の、この最長たった2時間を
話す意欲満々なこの方に付き合って徳を積むのが善行か、
NOといえる日本人、
自分の快適確保のためはっきりお断りするのが学びか、
いやそれとも
いてもいなくてもスタンスの変わらない、
肩の力を抜き、自然体を目指すが理想像か
いやいやこれもご縁と、
この状況に感謝し積極的に楽しむべく心がけるべきか。
ああ・・・そんなことを考え続けている私は
たぶん修行が足りないに違いない。
・・とか思いながら、そんな道中の約1時間後、
屋根のあるバス停で休憩した際に
私が「もう少し休もうと思います」と言ったら、
「あ、じゃあお先で」 ということになり、そこで別れることになりました。
望み通り一人になり、
バス停でカロリーメイトをモグモグしながら休んでいると
同じく前日一緒だった他のお遍路さん達(60オーバーs)が、
黙々と通りすがっていきます。
そんな姿を数人見送りながら常々思っていたことを思います。
なんというか・・・・休まないんですよね。
始めたことを継続し続ける ことに対するあの疑問のなさ&耐久力は、
年代のなせる技か。
「・・・・てか私が休み過ぎなのかしら~(ー0ー;)」
というわけで、私も雨の中出発します。
残りは県道沿いの歩道をずーっとほぼ一直線です。
さすが香川に入って思うのは、県道沿いに民家が途切れないこと。
商店街めいた場所が続き、
密度が薄くなったりはしますが、人が普通に行きかっています。
とはいえ、こういう歩道を一直線にひたすら歩いているのが
一番精神が削られるんですよねえ(^^;)
やがて街ゾーンに入り、
本日のお宿の若松屋旅館別館に荷物を預け、
約1km先、川を越えた場所にある、神恵院と観音寺に向かいます。
絵に描いたような構図で猫ちゃんがいました。
ふぅー、とひと休憩。
今日はここまで・・・ですが、実はここから更に寄り道です。
前日の白地荘の女将さんにも、
今日の若松屋の女将さんにも言われました。
「ぜひ見た方が良いよ!」
と。
雨も降って脚も疲れておりますが、
これは行くところでしょう。
境内から観音寺の裏側の山手に回り、
車道沿いに上の方まで登っていきます。
やがて視界が開けた展望台に着きます。
そこにあるのは・・・・
ここ観音寺市の観光名物、寛永通宝の巨大銭型です。
幕府派遣の領主が巡視に来るという際に、
地元の古老たちが何か歓迎を・・・と案じ、
一晩で仕上げたらしいですよ。
ちゃんとこの展望台から見たアングルを考えて、
わざと楕円形につくられているそうですヽ(゚◇゚ )ノ
「この銭形を見た人は健康で長生きできて金に不自由しなくなるといわれています」
だって。
ただ、じっくり鑑賞しようとしたんですけどね、
この雨で人気のない閑静な展望台に、丁度高校生の、
カップル・・の手前みたいな感じのデート中の少年少女がいましてですね。
考えてもみて下さい。
・・・・デートに来てですよ。
もうひと押しの女の子を連れて来てですね、
何なら告白しようか、て時に
そこにお遍路さんいるとか正直勘弁してほしいじゃないですか。
ムード的に。
う・・・いや少年、私にも悪気はないのだよ。( ̄Д ̄;;
でも私だってはるばる歩いて来て、この銭型まじまじ見たいのだよ(汗)
とか、ちょっと申し訳なく思いながら、
かといってこの少年にお遍路さんと言う種族を恨まれても困るので、
そそくさと席を外します。
幸い、屋根はありませんが
展望台の休憩所の横の庭っぽいところからも良く見えたので、
そこから心行くまで銭型を鑑賞いたしました。
宿に戻ってくる途中に歩道のマンホールをふと見ると、
若松屋旅館別館さんに戻ると、靴の乾燥機を用意してくれました。
わあー、これは嬉しいo(〃^▽^〃)o
明日は雨が降っても上がっても
乾いた靴でスタートできるぞ~!
そんなこんなで、38日目が終了いたしました。
・・・・TO BE CONTINUED.
さて、次回の更新はいつになるだろう。。。
施術メニュー&講座&お申込みは下記になります
お待ちしております!
久々のお遍路日誌です(^_^;)
~ ① 、②の続き
・・・愛媛から香川に向けて、三角寺ー雲辺寺越えを果たし、
雨の降る中、山麓まで降り
六十七番札所の大興寺までやって参りました。
******************
リュックをベンチに降ろして傘を被せ、
レインウェアをざっと拭いてお参りに向かいます。
他のお遍路さん達が、
鐘付き堂のはじっこや、お堂のわずかな軒下にザックを置いて
濡れた雨合羽を脱ごうと もごもごしている姿が見受けられます。
(私は傘なので着脱は不要)
お堂の中以外、人が雨を避けるスペースはないので
脱いでる間、脱いだ後はずっと濡れ続けです。
雨をしのげるところがあると嬉しいんだけどなー
と思いつつ、ま、お遍路なんて勝手にやってることですからね・・。
お参りを済ませて、大興寺を出ます。
次の六十八番 神恵院(じんねいん)、六十九番 観音寺(かんおんじ)は
同じ敷地内に並んでいて、
約8km強・・・・約2時間の道のりです。
その近くが本日のお宿になります。
さて、門を出ると
目の前には畑が一面に広がり、
そして道が一本、左右にずーっと伸びています。
「あれどちらに行くんだろう・・・」
わかりやすいようで意外と微妙。。
地図を見て、スマホのマップも起動してみます。
・・・・うーん・・・左だよなあ?
地図を何度も見ながら左に歩き出すと、
後ろからおひとり、速足で追いついてきました。
「いや~、間違っちゃったよー」
「ああ、反対側行っちゃいましたか。ここ迷いますよね」
前日の晩、白地壮に大集合したお遍路さんのひとりです。
区切り打ちの方で、
公共交通機関も組み合わせながら
八十八か所以外の番外霊場も回られているという、
比較的若め・・・・年齢不詳のおじさんお遍路さんです。
先へ行くのかと思ったら、
なんか歩調を合わせなきゃいけないような
ぎりぎりの速度でずっと話しかけてきます。
速度にそこまで差はないが、向こうの方が速い。
(・・・・)
基本的にわたしは
一人で自分のペースで歩きたい人です。
(少なくともお遍路に関しては)
道ずれもいいよね♪・・・と思うかどうかは
時と場合と相手によりますが、
残念ながら現在の状況は、どれにも該当しない感じです。
しかも、歩幅をちょっと緩めて
「いや私、そんなに速くないんで」と言って先へ行ってもらおうかと促したら
おじさん 「いや~、もっと歩けるでしょ~!(笑)」
(・・・・)
歩きながら思います。
これは・・・
長い道中の、この最長たった2時間を
話す意欲満々なこの方に付き合って徳を積むのが善行か、
NOといえる日本人、
自分の快適確保のためはっきりお断りするのが学びか、
いやそれとも
いてもいなくてもスタンスの変わらない、
肩の力を抜き、自然体を目指すが理想像か
いやいやこれもご縁と、
この状況に感謝し積極的に楽しむべく心がけるべきか。
ああ・・・そんなことを考え続けている私は
たぶん修行が足りないに違いない。
・・とか思いながら、そんな道中の約1時間後、
屋根のあるバス停で休憩した際に
私が「もう少し休もうと思います」と言ったら、
「あ、じゃあお先で」 ということになり、そこで別れることになりました。
望み通り一人になり、
バス停でカロリーメイトをモグモグしながら休んでいると
同じく前日一緒だった他のお遍路さん達(60オーバーs)が、
黙々と通りすがっていきます。
そんな姿を数人見送りながら常々思っていたことを思います。
なんというか・・・・休まないんですよね。
始めたことを継続し続ける ことに対するあの疑問のなさ&耐久力は、
年代のなせる技か。
「・・・・てか私が休み過ぎなのかしら~(ー0ー;)」
というわけで、私も雨の中出発します。
残りは県道沿いの歩道をずーっとほぼ一直線です。
さすが香川に入って思うのは、県道沿いに民家が途切れないこと。
商店街めいた場所が続き、
密度が薄くなったりはしますが、人が普通に行きかっています。
とはいえ、こういう歩道を一直線にひたすら歩いているのが
一番精神が削られるんですよねえ(^^;)
やがて街ゾーンに入り、
本日のお宿の若松屋旅館別館に荷物を預け、
約1km先、川を越えた場所にある、神恵院と観音寺に向かいます。
絵に描いたような構図で猫ちゃんがいました。
黙って写真撮らせてくれたんですよ
入り口です。
境内。
雨だったこともあり、人影はまばら。
ふぅー、とひと休憩。
今日はここまで・・・ですが、実はここから更に寄り道です。
前日の白地荘の女将さんにも、
今日の若松屋の女将さんにも言われました。
「ぜひ見た方が良いよ!」
と。
雨も降って脚も疲れておりますが、
これは行くところでしょう。
境内から観音寺の裏側の山手に回り、
車道沿いに上の方まで登っていきます。
やがて視界が開けた展望台に着きます。
そこにあるのは・・・・
これです。
ここ観音寺市の観光名物、寛永通宝の巨大銭型です。
どどん、と眼前に広がっています。
中々圧巻です。
幕府派遣の領主が巡視に来るという際に、
地元の古老たちが何か歓迎を・・・と案じ、
一晩で仕上げたらしいですよ。
ちゃんとこの展望台から見たアングルを考えて、
わざと楕円形につくられているそうですヽ(゚◇゚ )ノ
「この銭形を見た人は健康で長生きできて金に不自由しなくなるといわれています」
だって。
ただ、じっくり鑑賞しようとしたんですけどね、
この雨で人気のない閑静な展望台に、丁度高校生の、
カップル・・の手前みたいな感じのデート中の少年少女がいましてですね。
考えてもみて下さい。
・・・・デートに来てですよ。
もうひと押しの女の子を連れて来てですね、
何なら告白しようか、て時に
そこにお遍路さんいるとか正直勘弁してほしいじゃないですか。
ムード的に。
う・・・いや少年、私にも悪気はないのだよ。( ̄Д ̄;;
でも私だってはるばる歩いて来て、この銭型まじまじ見たいのだよ(汗)
とか、ちょっと申し訳なく思いながら、
かといってこの少年にお遍路さんと言う種族を恨まれても困るので、
そそくさと席を外します。
幸い、屋根はありませんが
展望台の休憩所の横の庭っぽいところからも良く見えたので、
そこから心行くまで銭型を鑑賞いたしました。
宿に戻ってくる途中に歩道のマンホールをふと見ると、
徹底していて素敵です♪
若松屋旅館別館さんに戻ると、靴の乾燥機を用意してくれました。
わあー、これは嬉しいo(〃^▽^〃)o
明日は雨が降っても上がっても
乾いた靴でスタートできるぞ~!
そんなこんなで、38日目が終了いたしました。
・・・・TO BE CONTINUED.
さて、次回の更新はいつになるだろう。。。
施術メニュー&講座&お申込みは下記になります
■量子場観察術講座
~あなたも今日から波動が観られます~♪
費用; 25,000円 (認定証付き)
場所; 火~金 白金台サロン
土~月 白金台いきいきプラザ,他
(Skype可能)
※ 会場詳細はお申し込み後にご連絡します
※ 出張ご相談承ります
1名様から受け付けております。
(地方出張は4名様から)
ご希望の日程を、3時間X2日でお申込み下さい。
※ 確定した日程に追加募集をかける形式ですので、
マンツーマンご希望の際は備考欄でお知らせください。
お申込みはこちらから
⇒ http://ws.formzu.net/fgen/s59842420/
お待ちしております!