最終更新日:2016/1/18 更新内容:新規作成

全体目次)Fate/Grand Order 総合まとめ&備忘録へ戻る
→「ぐだぐだ本能寺」シナリオ元ネタ解説(中編)へ進む(1月中には更新予定)

ここでは、Fate/Grand Order内で実施していたイベント「ぐだぐだ本能寺」のシナリオにおける各台詞や人物の元ネタを、ネタ的、歴史的両面から解説します。
その前編です。この前編では1章までの解説を紹介します。

本ゲームはシナリオが非常に秀逸ですので、APが貯まるまでの合間に過去のシナリオを読み返す一つのきっかけになれば
また、シナリオを読み返す際、併せてこちらを参照いただけると、大変幸いです。

【イベントタイトル】の元ネタ解説
・タイトル名「ぐだぐだ本能寺」
→1582年に発生した「本能寺の変」がタイトルの元ネタと思われる。
「本能寺の変」とは、明智光秀が謀反を起こし、京都の本能寺に宿泊していた主君織田信長を襲撃した事件。
史実では、この事件にて田信長は炎に包まれ、死亡。
よって、各章/クエスト初回開始時の「ぐだぐだ本能寺」のタイトル画面は、この本能寺の変で炎上した寺(本能寺)をイメージしていると思われる。

(Fate/Grand Orderでは別の意味でイベント中、大いに炎上しましたが…)

【序章 世はまさに英霊割拠の戦国時代】のシナリオ元ネタ解説

()の中は発言者

・タイトル名「世はまさに群雄割拠の戦国時代」
→特に元ネタは無し? 単純に歴史上において戦国時代、特に1560~1570までは飛び抜けた勢力が無く、「群雄割拠の時代」と言われました。
敢えて元ネタを上げるなら「世はまさに世紀末」という出だしで始まる北斗の拳か。

・桜セイバー
→「Fateぐだぐだオーダー(以下、ぐだおと省略)」でもご存じ、桜セイバー。
元ネタは「コハエースEX」における「帝都聖杯奇譚」にて登場しているサーヴァント。所謂コハエースオリジナルサーヴァント。
活躍が見たい方はコハエースEXを是非。以下「おき太」と略します。

・私は新撰…
→いや、「ぐだお」観ていた方には隠さなくてももうバレバレですから。
一応補足すると、この桜セイバーはとある新撰組の隊長が英霊になったものです。

・魔人アーチャー
→同じく、ぐだおの二大主人公の1人、魔人アーチャー。
こちらも元は「コハエースEX」における「帝都聖杯奇譚」にて登場しているサーヴァント。
「第六天魔王こと」って言ってる時点で、過半数の人にはもう正体バレバレである。以下「ノッブ」と略します。

・なにしろ昨日は遅くまでマギ☆マリにコメント送ってたから(Dr,ロマン)

→一見アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」が元ネタと思いきや違う。
マギ☆マリはロマンがハマっているネットアイドルの名前らしい。ただ、まどマギにも一定の影響は受けていると思われます。
(ちなみにまどマギの脚本は、Fate/Zeroの原作の虚淵玄先生です。)
尚、マギ☆マリが何なのかについては、さらなるネタバレになるので、
こちらの「Fate/Grand Order 各章共通のネタバレに関する設定/考察一覧」を参照ください

・罰ゲームじゃないぞう、ご褒美だぞう!(Dr.ロマン)
→「我々の業界ではご褒美です」が元ネタ。 紳士のたしなみです。

・わしレベルなら、☆5は固いはずなのにどうしてこうなったのじゃ(ノッブ)
→実際、原作ではラスボスクラス、そしてCVもくぎゅ(釘宮理恵さん)と来れば★5は固いはずなのに…社長絵には勝てなかったよ(´・ω・`)
尚、ステータスも原作と比べると、Fate/Grand Orderでは弱体化しています。

画像1 コハエースの元のステータス)


画像2 Fate/Grand Orderのステータス(弱体後)


・帝都聖杯の暴走(おき太)
→コハエースの世界上で展開している「帝都聖杯奇譚」における聖杯の事。
セイバーは桜セイバー、アーチャーはノッブ。後は読んでのお楽しみ!
コンプティークで連載中の「コハエースGO」(後々単行本も出るよ!)にて「帝都聖杯奇譚」は好評連載中。

・本来願望機である聖杯をおかしな技術でいじくり回した結果、聖杯の力が暴走。(おき太)
→今回の騒ぎの原因が早くも判明。
尚、聖杯がどんな感じで「おかしく」なったのか、後のシナリオで出てきます。
聖杯を改造するなんて…マキリさんやアハト翁が泣いてますよ。

・片目しかないんじゃが…。(主人公)
→コハエースのキャラが片目しか無い事が多いと言いたいんかーいヾ(゚д゚)ノ 


・どうやら聖杯から漏れた魔力がわしの意識にあった「価値あるもの」を複製しておる様じゃな(ノッブ)
→イベントアイテムの茶器の事ですね

・利休にぶん殴られるぞ!(ノッブ)
→ご存じの方も多いと想いますが、信長の時代の茶道の名人「千利休」の事。
尚、史実での利休の身長は現存する武具から身長180cmというかなりの長身であったとの事。花の慶次の利休の姿って、意外と間違いじゃないのね…。

・爆発しない?(主人公)
・いやいや、茶釜が爆発するわけないじゃないですか(おき太)
・せやろか(ノッブ)

→史実において「平蜘蛛」を所持していた戦国大名、「松永久秀」が織田信長に敗れて追い詰められた際、
信長側から「所有していた名器・平蜘蛛茶釜を差し出せば助命する」との申し出を受けるもこれを拒否。
平蜘蛛に爆薬を仕込んで、自爆。爆死という凄まじい最後を遂げた事に由来。
(ちなみに、日本史上における、「史上初の爆死者」である。)

ちなみにこの松永久秀、「13代足利将軍を襲撃、殺害」「東大寺を焼き討ち」「主家から実権を奪う」など、エピソードに事欠かない人物です。
ワンチャン、アサシンで英霊化もありうる?

【第一幕 奇襲!!!ぐだぐだ桶狭間】のシナリオ元ネタ解説
・タイトル名「ぐだぐだ桶狭間」
→元ネタは1560年に発生した「桶狭間の戦い」。当時織田信長27歳。
3万ともいわれる大群を率いて尾張(現在の愛知県)に侵攻した今川義元を、わずか手勢3千の織田信長が討ち取った戦い。
当時、尾張の1地方大名に過ぎなかった織田信長の名が全国に知れ渡った、すなわち信長にとっての「全国デビュー戦」

今川よしつね
→駿河国と遠江国(共に現在の静岡県)、三河(愛知県東部)を領土に持った大大名、今川義元とサーヴァント・牛若丸が混在した姿。
両者の共通点は、深読みするならば今川氏が源氏の一族であることか。もしくはもっと単純に「名将」ないしは「名門の将」である事?。
義元は「海道一の弓取り」と言われ、天下に最も近いとも言われていたが、史実でもこの桶狭間の戦いにて敗死しています。

・武蔵坊雪斎

→太原雪斎と、サーヴァント・武蔵坊弁慶が混在した姿。
両者の共通点は「主君の右腕的存在」だった事か。
太原雪斎は臨済宗の僧侶である一方、義元の参謀として政治・軍事両面で活躍。
尚、史実では桶狭間の戦いが発生する前の1555年に死没しており、
「太原雪斎が生きていれば、桶狭間で織田信長が勝つことは無かった」とも言われる今川家を代表する名将です。
ちなみに下記画像は、戦国大戦の雪斎。知力は驚きの12(この値は戦国大戦でも最高値…だったはず。)


・承知してますが、別に。私、天才ですから、危険とか気になりません。(今川よしつね)
→「天才ですから」は牛若丸の口癖。加えて、桶狭間当時の今川義元も楽勝ムードだったので、それが混ざったと推測。

・第一、これだけの大軍なら敵も簡単には近寄れません(今川よしつね)
→史実では今川義元は2万5千、ないしは3万の軍勢を率いていたと思われる。(織田軍は3千)
「ぐだぐだ本能寺」ではなぜかちびノブを率いていますが、史実同様にかなりの数がいると思われます。

・うむ、ここはやはり--夜襲じゃな!(ノッブ)
→桶狭間の戦いが歴史上「日本三大奇襲」の1つに挙げられる戦いである事が元ネタと思われます。
実際、一般的なイメージは「桶狭間の戦い=本陣奇襲」ですが、実は現在、「奇襲説には否定的であるのが主流」となっています。
そもそも史実での桶狭間の戦いは「奇襲」であり「夜襲」はありません。経験値先生の勘違いか、敢えてオリジナル展開にしたかは不明。
まぁでも奇襲の方がドラマティックですよね。
詳細が気になる方はこちらの「桶狭間の真相(前編)」を参照ください。

・そう、この戦いでわしは天下に名乗りを上げて…(ノッブ)
→上記の通り、実際この戦いが織田信長のデビュー戦である。ってか、この時点で「わしは」って言っちゃってるじゃん(´・ω・`)正体バレバレ…。
元からバレバレですが。

・こう見えても多勢を相手にするのは慣れてますし(おき太)
→新撰組の名が全国に知れ渡った「池田屋事件」を指すと想われる。この事件では、新撰組が二手に分かれた影響で、
奇襲という形ながら「20数名の尊攘派に対し当初踏み込んだのは近藤勇・沖田総司・永倉新八・藤堂平助の4名のみ」で、かなりの激戦だったらしい。
ただ補足すると、実際の新撰組の平隊士の基本戦術は「3~4人で1人を囲んでボコる」というもの。

・ごふっ!?(吐血)(おき太)
→ちなみに前述の池田屋事件でも、沖田総司は奮戦したが病により離脱している。沖田総司病弱伝説の始まりである。

・これは私のスキルのようなものですので…(おき太)
→スキル「病弱」の作用。生前の病に加えて、後世の人々のイメージでさらにそれが増幅されてしまったもの。
Fate/Grand Orderではもっとピーキーなスキルになるかと予想してましたが…。

・松平アーラシュ
→桶狭間の戦いに出陣していた松平元康(後の徳川家康)とアーラシュが帝都聖杯により混在した姿。松平元康は史実では当時18歳。
史実では後に江戸幕府を創設する元康も、この頃の松平家は完全に今川家に従属。元康も先鋒として織田軍と戦っていました。
両者の共通点は弓の名手であること?(徳川家康も弓馬に優れていたそうですが、そこまでの名人というエピソードはありませんが…)。
もしくはまた、共に過酷な人生を歩んでいる事?
(アーラシュは全国のマスターにステラァ!される日々。松平元康も幼少期はずっと人質として織田家ないしは今川家の元で過ごした過去を持つ。)

・だがまだだ、まだ、終わらねぇ…。(アーラシュ)
→死亡フラグ。
「ZZガンダム」におけるクワトロ・バジーナの台詞。「まだだ、まだ終わらんよ」が元ネタか。
クワトロさんはこの台詞の後、キュベレイの攻撃を食らって行方不明に…。

・この俺の全身全霊を懸けた渾身の一撃!(アーラシュ)
→死亡フラグ2
恐らく北斗の拳のラオウの(ラストバトルの)台詞「受けてみよ!!わが全霊の拳を!!」だと想われる。
ちなみにこの後ラオウさんは(以下略)

・無駄だ、俺の弓からは逃れられない。なぜなら、射程はズバリ2500km!!(アーラシュ)
→これは元々のアーラシュの逸話。
トゥランの間に「国境」を作り、争いを終結させた究極の一矢「流星一条(ステラ)」の射程距離は2500kmとも。
(ただし、アーラシュは死ぬ!)

・あの流星のような光はいったい…(今川よしつね)
→ステラ-----ッ!!!!

・申し訳ありません兄上、鎌倉幕府再興の道が……。(よしつね)
→義経の方の記憶が出てますね。 尚兄上は、ろくでなしの人間不信、下記のラスボス、源頼朝の事(鎌倉幕府の創始者)
ちなみに、「再興」なので、上洛さいた際は鎌倉幕府を再興を目標としていた模様(前述の通り、今川義元は源氏の末裔の為)

・ ああっ、山の向こうからしゃもじで叩くのはおやめくだ…さ…むにゃー。
→これ、何の事かと想って調べたら下記のツイートが解答っぽい。源平討魔伝のラスボス頼朝の事を指しているようです。
私もファミコン版はクリアしてたんだけど…あれ、確かPCエンジンとゲーム内容違うはずだから、PCエンジン版固有なのかな(´・ω・`)当時PCエンジン持ってた人の家は金持ち。間違い無い(´・ω・`)


・立ったまま失礼しますぞ……
→普通に、有名な武蔵坊弁慶の「立ち往生」(史実において、武蔵坊弁慶は全身矢を受けて、立ったまま死んだという…)が元ネタかな。
尚、立ち往生は「激しい運動をした後の即時性死後硬直」という可能性で、科学的に実際に起こりえるらしいという、うんちく。

ん~、1章までだとおとなしめですね。
2章以降どんどんハジけてくるので中編をお楽しみにヾ(゚д゚)ノ 

作成日:2016/1/18
全体目次)Fate/Grand Order 総合まとめ&備忘録へ戻る


AD