フィギュアスケートネタです。
 
 2005年のグランプリファイナルの浅田真央さんの得点表を見て、
スピン、スパイラルで、ひとつもレベル4が取れていないのです。
 
 PCSも、スルツカヤの方が高いし、スピンも4つのうち3つがレベル4になっています。
(2005年当時は、スピンが4つあった)
 
 それで、得点表を調べて、なぜ、浅田真央さんは
2005年グランプリファイナルで優勝出来たのか、検証してみたいと思います。
 
 総合得点は、
イリーナ・スルツカヤ
181.48
浅田真央 189.62
 
ですが、スルツカヤはショートで3Fを2Fになってしまうミスをしているのですね。
(ショートでは、必ず、3回転を跳ばなければいけない)
 
 総合得点で、8.14点差ありますが、
ショートで、3Fが2Fになるミスをしたので、
 
スルツカヤ 58.90
浅田真央  64.38
 
と、ショートで、すでに、5.48点の差が付いています。
 
PCSは、
スルツカヤ 30.20
浅田真央  28.08
 
とスルツカヤの方が高いですが、
 
技術点は、
スルツカヤ 28.70
浅田真央  36.30
 
と、7.60の差があります。
 
 基礎点でも、だいぶ違います。
 
基礎点
浅田真央  33.80
スルツカヤ 27.10
と、6.70の差があります。
 
 これは、スルツカヤが 3Fを2Fにしてしまったためと、
浅田真央さんは、3F+3Loの3回転+3回転を跳んでいますが、
スルツカヤは、3Lz+2Loで、3回転+2回転です。
 
 ジャンプだけの基礎点だと、
浅田真央  19.80
スルツカヤ 12.50
と、大きな差があるのです。
 
 ショートではスルツカヤが、3Fを2Fにしてしまったのと、
浅田真央さんの3回転+3回転で、基礎点で差が付いたのですね。
 
 次に、フリーです。
 
 まず、得点表を並べます。
●浅田真央
TES  PCS  Ded TSS
65.80 59.44 0.00 125.24
 
Elements  BV  GOE  SoP
①3A    7.50 0.40 7.90
②3F    5.50 0.80 6.30
③3Lz   6.00 -0.40 5.60
④CoSp3  2.50 0.00 2.50
⑤SlSt2  2.30 0.20 2.50
⑥2A    3.30 1.00 4.30
⑦FCSp2  2.00 0.20 2.20
⑧LSp3   1.80 0.30 2.10
⑨SpSt3  3.10 0.50 3.60
⑩*3Lo+2Lo+2Lo
      8.80 0.80 9.60
⑪*3F+2Lo 7.70 0.20 7.90
⑫*3Lz+2Lo 8.30 0.00 8.30
⑬CCoSp3  3.00 0.00 3.00
     61.80 4.00 65.80
PCS
 59.44
 SS  TR  PE  CH  IN
 7.55 7.05 7.55 7.45 7.55
 
●イリーナ・スルツカヤ
TES  PCS  Ded TSS
62.10 60.48 0.00 122.58
 
Elements  BV  GOE  SoP
①3Lz+2Lo 7.50 1.00 8.50
②3S+2Lo+2T7.30 0.00 7.30
③FCSp4  3.00 0.50 3.50
④3F    5.50 0.00 5.50
⑤LSp4   2.40 0.60 3.00
⑥SpSt4  3.40 0.60 4.00
⑦*3F+2T  7.50 0.00 7.50
⑧*3Lo   5.50 0.80 6.30
⑨*3T   4.40 0.00 4.40
⑩CoSp2  2.10 0.00 2.10
⑪*2A    3.60 0.20 3.80
⑫SlSt1  1.80 0.40 2.20
⑬CCoSp4  3.50 0.50 4.00
     57.50 4.60 62.10
PCS
 60.48
 SS  TR  PE  CH  IN
 7.65 7.30 7.70 7.40 7.75
 
 基礎点が
スルツカヤ 57.50
浅田真央  61.80
 
と、4.30の差があります。
 
 ジャンプだけの基礎点だと、
浅田真央  47.10
スルツカヤ 41.30
と、5.80の差があります。
 
ジャンプ以外の基礎点は、
スルツカヤ 16.20
浅田真央  14.70
と、スルツカヤの方が高いのですが。
 
 これは、もちろん、浅田真央さんの方は、3Aが入っているのもそうですが、
浅田真央さんは、コンビネーションの第2、第3ジャンプは、全て2Loです。
 2Tよりも、2Loの方が基礎点が高いですからね。
 
 また、浅田真央さんは、コンビネーションを全て後半に持って来ています。
 
 後半だけのジャンプの基礎点は、
浅田真央  24.80
スルツカヤ 21.00
 
と、浅田真央さんの方が上回っているのです。
 
 つまり、浅田真央さんの勝因は、スルツカヤのショートのミスと、
 
浅田真央さんのショートの3回転+3回転と、
フリーのコンビネーションを全て、後半に持って来ていることですね。
 
 だから、やっぱり、浅田真央さんは、ジャンプで勝ったことになります。
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