no movie no life

・・・映画を見て思ったことをツラツラと。ネタバレです。

かなり昔に書いたのも。


テーマ:

何を信じて生きていくか、が大事。


空港建設のために派遣された父(三浦友和)と馬酔村に共にやってきた亮介(神木隆之介)は、学校のクラスメート、公平(ささの友間)と仲良くなる。ふたりは、ハルヒ(大後寿々花)という少女がUFOの交信をしている場面と遭遇する。父を連れ去ったUFOをもう一度呼びたいとの願いからだった。


「UFOの存在を、君たちは信じる?信じるかどうかが問題なの。」
「信じてくれてありがとう」
これは、この映画をギュッと凝縮した言葉じゃないかな。


信じるということは、人を全面的に肯定すること。損とか得を超越して、無条件に受け入れられ愛されることは、どれほど心強いことだろう。


この映画に出てくる人間はとてもユニークなのだが、「何か」がなくて、どこか寂しそうだ。また、完全な家族形態というものがなく、どこか欠落している。出てくる子どもはみな片親だし、鳩が好きな赤星も弟をなくし、サワコは好きでもない男と家族になろうとする。


しかし、パーフェクトな状況ではないけれど、しかし、劇中、一人ひとりが見失っていた何かをそれなりに取り戻してゆく。まるで月が満ちるように。過去の記憶、故郷、友情、愛情、本当の自分・・・人はそうそう簡単に変わらないが、もし変われるならばそれは奇跡と呼べることなのかもしれない。それは満月の夜に起こるのだ。


また、空を飛ぶものとそれに憧れるものが登場する。冒頭のミツバチの話は象徴的だ。人工の翼をつけた青年や、鳩を飼う赤星、丘から飛び上がったヒハル、そして飛行機。大空を飛ぼうとする心が様々な形で表される。


キャストだが、3人の子役がやはりうまい。神木隆之介は、今、この時しかないと言うような、子どもと大人の中間の線上にある顔をしている。大後寿々花は、どこか大人びた雰囲気とその行動の不思議さのギャップが良い。そして、この映画を引っ張っているのは、公平役のささの友間だ。どこかおちゃらけていながら、実は繊細で、人の心を敏感に察する。名前のとおり、他の2人とをうまく結びつける潤滑油なのだ。公平を演じたささの友間は14歳ながら、味のある役者で存在感がある。


この映画は、監督が7年間温めてきたオリジナルストーリーであるという。子ども時代の一瞬を捉えた、一枚の写真のような映画。もう二度とは戻らないときをしみじみ感じさせる。


※上映終了後、舞台挨拶があったが、3人の子どもたちはみんなスラリと大きくなっていた。1年前の撮影時より10センチくらい高くなっていると言う。男の子は声も低くなっている。成長ってすごい。でも、壇上で3人がお互いを見やる表情なんかは、幼さが残っててかわいいです。


ブログランキング に参加しています 

AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

カオリさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。