Premier League 18-19 第6節
Liverpool

3

3-0

0

Southampton
0-0

フート(og)

マティプ

サラー

10

21

45+2

 

 

 

Liverpool
  13 アリソン
  66 アレキサンダー=アーノルド
  32 マティプ
  04 ファンダイク(55分→ゴメス)
  26 ロバートソン
  14 ヘンダーソン
  05 ワイナルドゥム(70分→ケイタ)
  23 シャキリ(46分→ミルナー)
  11 サラー
  10 マネ
  09 フィルミーノ

 

Southampton
  13 アレックス・マッカーシー
  02 セデリク
  04 ヴェスターゴーア
  06 ヴェスレイ・フート
  21 バートランド
  14 ロメウ(55分→ベドナレク)
  22 レドモンド
  18 レミナ
  23 ホイビュルク
  33 ターゲット(55分→アームストロング)
  07 ロング(78分→オースティン)

 

直近のチャンピオンズ・リーグから変更は3人。
ゴメス、ミルナー、スターリッジに代わって、マティプ、シャキリ、フィルミーノが先発に名を連ねました。シャキリはリヴァプールでの初先発、マティプも今シーズン初先発となりました。
ベンチには、ミニョレ、ゴメス、モレーノ、ファビーニョ、ミルナー、ケイタ、スターリッジが入りました。

 

 

終わってみると、セインツがちょっとだらしなかったこともあって余裕すら感じる勝利でした。

 

試合はほとんどレッズが支配し、コントロールしていきましたね。

セインツの元々の狙いは分かりませんが、結果としてはレッズが多くの時間でボールを持ち、セインツは押し込まれて引いて守る状態が続きました。

 

レッズは小気味いい感じで攻撃を続けていき、セインツのゴールを割ったのは10分。
こちらから見て左サイドを切り込んでいったシャキリがパワフルなグラウンダーのクロス(本人的にはシュートを狙ったのかもしれません)を放つと、相手ディフェンスにディフレクションしたボールへの対応を誤ったフートのオウンゴールで先制!
オウンゴールだったのに自分のゴールのように喜ぶシャキリは微笑ましかったですね。

 

 

 

 

そのおよそ10分後には、シャキリが蹴るコーナーキックをマティプがヘッドで叩き込んで2ゴール目。
自身よりも長身のヴェスターゴーアと競り合ったマティプでしたが、この場面では余裕で競り勝っていて頼もしい限りでした。

 

 

 

 

前半はサラーを中央に配置すると、さほどスピードのない相手のセンターバックコンビの背後を度々脅かしていました
相手がギリギリのところで凌いだこともあって、流れの中でサラーにゴールは生まれませんでしたが、サラーはかなり楽しそうにやれていましたね。

 

一方のセインツも何とかパスを繋いで反撃を試みて、何度かレッズのボックス内周辺までボールを持ちこまれることもありましたが、ファンダイクを中心とした守備陣がしっかり防いで、アリソンにあまり仕事をさせることはありませんでした。

 

前半アディショナル・タイムには、シャキリが放った強烈なフリーキックがバーを叩いたところに走り込んでいたサラーが押し込んで3点目。
マネもボールに迫っていましたが、スピードと位置取りの差でサラーの方が一歩早かった訳ですが、この3点目でほぼ試合は決まってしまいましたね。

 

 

 

 

後半、選手を交代させ、フォーメーションも普段のモノに戻したレッズは無理に攻めることはありませんでしたが、それでも何度となく決定機と言えるような場面は作っていきました。

 

結果として、後半の45分間で追加点を奪うことはありませんでしたが、セインツの守備陣が弾き返したセカンドボールはほぼことごとくレッズの選手が拾っていましたし、相手に反撃を許すような隙はまったくと言っていいほど与えませんでした。

 

かくして、クリーンシートの快勝。
これでリーグ開幕6連勝。公式戦で開幕7連勝というのはリヴァプールではクロップが初めてのことだそうで。何とも凄いですね。

 

攻撃では、前半はサラーの位置はほぼ固定でしたが、他の両ウィング+トップ下のフィルミーノ、マネ、シャキリはかなり自由に動き回っていました。
個人的には、クロップも問題ない的な発言をしていても、サラーにゴールを取らせたいのかな~なんて思いながら観ていましたが、多分実際のところは、足の速くはない相手のセンターバックに快速のサラーをぶつけたのだろうとは思います。
結果的に流れの中ではゴールを奪えませんでしたが、観ていて楽しいものではありました。

 

 

初先発のシャキリはなかなか良いインパクトを残してくれましたね。
前半の45分間だけのプレイで、彼もちょっと消化不良だったかもしれませんが、これはおそらく次の試合での起用を考えてのものでしょう。
いずれにせよ、これまでの試合でプレイしてきた他の選手たちと遜色ないパフォーマンスを見せてくれたことはとてもポジティブなもので、今後はクロップも選手起用に頭を悩ませるかもしれませんね。

 

一方の守備においても、ファンダイクの存在はとても際立っていましたし、彼が下がった後も急遽出場したゴメスとマティプでよく守れていたと思います。もっとも、セインツがほぼ戦意消失という状態だったので、評価の難しいところではありますね。

 

 

今シーズン初めて先発出場したマティプも及第点のパフォーマンスだったと思います。
先制した後に1つ致命的なパスミスをして、危うく相手にゴールを許してしまうところで、あそこで失点していたら試合の流れは大きく変わっていたかもしれませんし、本人もきっと内心ヒヤヒヤだったでしょう。
ただ、それ以降は高いレベルで安定したプレイをしてくれましたし、ファンダイクの相棒を誰にするのかという点で、今後はクロップも頭を悩ませるかもしれません。

 

 

負傷で途中交代を余儀なくされたファンダイクの状態は不安ですが、試合中にベンチに戻ってきていましたし、試合後にはクロップも深刻なものではないだろうと語っています。
今シーズン安定している守備の要がファンダイクなのは間違いありませんし、クロップの発言どおりであることを願うばかりですね。

 

いずれにせよ、いまだ無傷のリーグ6連勝。
少々出来すぎで、ちょっと怖いくらいですね。

日程の面でも対戦相手の面でもハードなこの1ヵ月の中でビッグマッチ続きの中の谷間とも言えるセインツ戦は、落とし穴となりかねない可能性はありましたし、おそらくこれまでのリヴァプールであれば勝ち点を落としていた可能性は高いと思います。

それをこれ以上ない形で乗り越えたのは、チームとしての成長の証かもしれません。
いずれは途切れる連勝記録ですが、それでも続く分には喜ばしい限りですし、選手たちには自信となるでしょう。
膨らむ自信を過信とせず、冷静さとコンディションをキープして、続けていってもらいたいですね。
次節は、アウェイのチェルシー戦。その前のミッドウィークにはリーグカップの同じくチェルシー戦(ホーム)があります。
当然というとなんですが、選手はかなり入れ替えるでしょうが、誰を休ませ、誰を起用するかは悩みどころですね。

 

 

 

 

 

 

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