いろいろ試行錯誤を繰り返しております私のクロールですが、夏ごろからの細かなチェンジを積み重ねてきて、微々たる物ですが一定の成果(長距離でのLapタイム安定)を生み出して来ておりますので、備忘録的にまとめようかと思って書いてみます。

今、非常に重要な要素として注目しているのが、ローリングで「タメ」を発生させることとそれを利用すること。

これはですね・・・

上半身がゴロゴロと左右に回転するのに加えて、下半身も左右に捻られるのですが、このタイミングを微妙にずらす(意識としてはローリング角マキシマム<エントリー~キャッチ>から、上半身の回転を先行させて来て、下半身が遅れて着いて来る感じ)ことで腰周りに「捻り」の力を加えるのですね。

これで何ができるかというと、捻られた斜腹筋・腹筋などが元に戻ろうとする力をナチュラルに収縮させることで、キャッチ~プッシュまでの動作を支持することができるってのがあるようです。

(右肩と左腰、左肩と右腰をそれぞれ対角線・・・X字状につなく太いゴムバンドが走っており、それがローリングにより伸び縮みするイメージを持つと良いかと思います)

極端な話し・・・この伸ばした腹筋が元に戻ろうとして縮まる反射運動を使えば、あんまし肩周りでぐわしっと水を力任せに掻かなくても結構強く水を掻くことができるみたいです。(自分比)

そのためロング系などでは肩の疲労を抑えることができ、後半のスタミナ切れなどを極力抑えることに寄与していると感じております。

で・・・その力を発生させる捻りのモーションでスタミナ浪費するんじゃないの?って疑問についてですが、下半身を同時にローリングさせる方が無駄に力を使っているようでしてあんまし浪費感はないなあっと思っております。(あまり説明になってないな)

より積極的にこのタメが使えるようになってくると、キックの初動動作をスムーズにすることができ、しなやかで鋭い蹴りができるのではないかなあっと思っているのですが、まだこれは研究段階。

どうも上半身のひ弱さに比して下半身に分がありそうな私としては、クロールのパワーアップのためにキックのレベルアップ(単なる蹴り力の強さでなく、泳ぎのコンビネーションの中で掻きをサポートするタイミングよいキック)も考えているところですが、難しいですね。

繊細なキックをするためには、余力のあるパワー&スタミナも必要かもしれない。結局のところ技術とパワーはもたれあいでして、どちらかに偏重したやり方での上達はあり得ないですね。

っと、ひさしぶりにマジメに技術話(※キケンな素人談義ですが)をしてみました。

さあ~ 今夜も泳ぎこみ~


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第3部からの続き 実践編です。 これで最後。
 
今更ながら断っておきますが、私よりレベルが上のスイマーさんは意図するかどうかは別として、概ねキャッチアップっぽいクロールで泳がれています。
だから、ここを読んでも改善にはならないと思います。
 
で、実験練習です。わくわくしますねえ。
 
前日の泳速委員会の疲れがほどよく残っているので、サークル設定も距離設定も何もなしです。
ドリルも
板キック、スカーリング、キャッチアップクロールなどを中心に500mくらい。心拍数が上がる上がる。(疲れている)
Mainからは実験モードで、一泳ぎ一泳ぎを確認しながらのスイムです。
ボディポジションのコントロールに気を散らさなくていいように、最初はプルブイ付きで開始。
今までとタイミングがまるで違うし、力点をどこにおけばいいのかわからない状態だったので、最初のうちはまるでだめ。
キックありにしてみても各動作が連関せず、滑らかに水に乗れない。
むむー 失敗か?
どこが難しいかというと、
 ・先手の掻き始めのタイミングがわからない。
 ・重心のコントロール感が今までの泳ぎとだいぶ違う。体幹を中心に体力を浪費する。
 ・今まで使っていないような筋肉を使うようになってきているのか、バテやすい。
などなど・・・  本当はフォームを改造するなら3ヶ月くらい必要ですよね。一日目だから焦る必要はないんですが。
 
そんな風に障害になっている課題を明確化して、改善方法を考えてトライ。
先手の掻き始めのタイミングがリカバリーの肘位置がどこにくるまで我慢し続けるか?ということで設定して見ました。
設定ポイントは最終的に、後頭部のでっぱりあたりまで肘が来たら先手をスタート。
 
重心のコントロールについては苦労しました。
途中まで気づかなかったのですが、先手が前に残る時間が長いため、泳ぎの重心が今までよりもずっと前の方に移動していたんですね。
身体の浮力点は基本的に固定なので、身体が前方に長くなった感じ。安定感が増す効果もあるものの、重い足から離れてしまうので、気をつけないと足が沈む。
プルブイを挟んでいるときはいいんですが、外すとバタバタしてしまいます。
これは練習を続けてゆくうちに、なんとか折り合いをつけることができそうになってきました。
 
今まで使ってない筋肉については、慣れてもらうしかないです。
 
でもやっぱりなんか難しい・・・ 大会前にこんなことやるのは普通は狂気の沙汰です。もともとも泳ぎも崩すのは必定ですから。
良い子は絶対に真似しちゃいけません。
 
ええーい だめもとで~い っと開き直って、いきなり50mMaxをかましてみましたら・・・37秒半ば
いきなり従来型と同じタイムがでちゃってます。(-д-)
・・・・・・
ええ”~ ふ、ふつうは良くても1秒落ちくらいだろ・・・
25mでやってみると17秒と18秒 これも遜色なし・・・ しかもストローク数は確実に少なくなっているので疲れも減少
 
こ・・・これは使えるぞ・・・
 
こんどはHardレベル・・・6ビートキックで速めのペースでスイム これも42秒くらい
そのくらいのペースを何本か刻んでから徐々にペースダウン。スピードが遅くなる方が安定感を出しにくいので難しくなってきます。
Even4ビートで50秒強くらい。しかも、頑張って泳いでいる気があんまししない・・・(手を抜いている気がする)
 
むむ~ これ・・・ものにしたらかなり泳ぎが変わりそうだぞ。
 
ただ、課題も大いにあり。Easyなど低速での泳ぎにうまく対応できません。リカバリーの時間が長くなるため、身体より上のほうに重量物(腕)がある時間も長くなり、えらくバランスを取りずらくなるんです。上手い変速方法を見つけないといかん。
特に海での泳ぎではEven-Easyの中間くらいで泳がないともたないので、低速スキルがもっともっと必要。
 
それと、キャッチアップめにすることで更なる副次的効果を発見。
重心が前にあることで、フィニッシュなどストローク後半でパワーをかけても頭上がりの足下がりになりにくい。今まで以上にパワーがかけて行ける。
それと原因は良く分からないのですが、従来の泳ぎよりも水の高いところで乗りやすくなってきた。
 
あとはこの泳ぎに慣れること。長距離をこなした時に出る課題を洗い出すこと。これがものに出来れば、湘南10km完泳の道も大きく開けるかもしれないです。まあ、期待せんで生暖かく見守っててください。


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第2部からの続き
 
コンテュニアスがなぜダメかは第2部で語りました。 (※全くダメというわけではありませんよ)
ここでは更に突っ込んで、キャッチアップっぽいタイミングのクロールについて語ってみます。
 
フィニッシュを活かしきる泳ぎがキャッチアップっぽいクロールにつながってくるという話を第1部でしました。
それは、
・フィニッシュの時にはすでにエントリーを終了して、ストレッチングの状態に入っていなければならない。
・フィニッシュで得られたスピードを活かすために、先手を伸ばしたままの姿勢を維持しなければならない。
 
この2つを実現するためには、先手が伸びている瞬間にリカバリーをすることが必須になってきます。
(リカバリーしなくてもある程度は片手けのび姿勢ができるが、掻き終った手を水中で無意味に引きずることになる)
だからキャッチアップっぽいクロールがフィニッシュを活かしきる・・・というか1ストロークを最大限活かしきるために有効な訳なのです。
 
でも、ここで一つ、私には重い疑問がでてきました。
肩を∞動作させるカヤッキング的な力はスポイルされるのではないか?っと。
完全なキャッチアップクロールの場合、手を前方で合わせますので、肩の動きが一瞬止まります。
また、一番力を必要とするプル-プッシュの行程で、反対側の腕がなんら動作に寄与していないので、カヤッキング動作のカウンターウェイトが全くなく、力強い掻きができなくなります。(だから完全なキャッチアップクロールは、競技的ではありえない)
反対側の腕の力で動作メインの腕の力を最大限出そうとすると、180度正対させた方がマキシマムパワーをだせるはずです。
そのため、従来の私の泳ぎのイメージでは、掻く腕とリカバリーの腕の肘の位置が。ちょうど胸肩のあたりで行き違うという泳ぎをしていました。
これについてはまだ未解決な部分もありますが、結論から言うと、カヤッキングのパワーを最大限出さなくても、キャッチアップぽい泳ぎの方が総合力で勝るというのが今の私の結論です。
 
というような、長~い仮説のもと、それを実証すべく昨日、緊急に技術練習をしてみました。
果たして、想定どおりの結果は得られたのでしょうか・・・
 
(なんだかんだと終わらずに ここまでで第3部ということで)
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第1部からの続き

フィニッシュを押し切るためには、どんな動きが必要か?
 → 押す側の手を水を逃さないようにストロークする。
 
正解だけど、それだけでは半分。
押す側の手とは反対側の手に働いてもらわないと、充分な力を発揮できないのです。
これは、野球の投球フォームを思い出してもらえればわかり易いと思います。
いくら利き手だけで頑張っても力は半分。反対側の腕をカウンターウェイト宜しく強く引くという動作が速い球を投げるために必要な要素になっています。
 
フィニッシュの場合に投球動作の引き手にあたる動きは、「エントリー後のストレッチング動作」です。
ちょうど、腕を上下互い違いに構えて、上下に対角線上に引っ張り合うような動きをイメージしてもらえればいいかと思います。
 
プルが終了しようというあたりからプッシュ-フィニッシュに至るあたりで、同時に先手をさらに掌一枚分先にグウーっと伸ばすようにしてみるのです。すると片手だけを意識していた時よりも楽にフィニッシュを押し切れるようになってきます。
 
このあたりは草野ドリルのオルタネートなどで嫌と言うほど練習する内容です。(オルタネートは辛い・・・)
 
でもそれだけでは、せっかく得られた推進力を活かしきることが出来ません。
更に必要なのは、フィニッシュで押し切った後にあわてて掻きはじめない!ということ。
ここでしばらくの間がまんにがまんを重ねて、片手けのびの姿勢を維持することが重要です。
 
クロールの速さの秘密はなんなでしょう?
有名な水泳の教本であるSwmminng Fastに掲載されている4泳法のデータなどを比較して見ると、瞬間最大速度はバタフライの方がクロールより速いんです。
それどころか他のブレ・バックも瞬間だけならそんなにクロールに負けるものではない。
クロールの速さの最大の武器は「避抵抗」なんだと思います。一度生み出した加速力を可能な限り殺さないで活かしきる、それを連続させることで速さをキープできる。
クロールの姿勢の中で、もっとも抵抗の少ない瞬間はフィニッシュが終わったあとのストレッチングタイムなんです。(多分)
そのストレッチングタイムで慌てて掻きに行くと、せっかくのスピードに乗っている瞬間に棹をさすようなことになります。ブレーキするようなもんなんです。180度正対のコンテュニアスクロールだと、まず間違いなくスピードに乗っている瞬間にキャッチに行っていると思われます。これが折角得たスピードを殺してしまう原因だったのです。
 
(あきたので ここまでで第2部ということで)

草野コーチからのアドバイス
 フィニッシュをいかに効率よく押し切るのか?
 
これをどうするか?について考えておりました。
今目に見えて悪いのは
 ・フィニッシュ付近で水を切るような抜き方をすることがある。
ただ、ここだけを良くしてもそんなに泳ぎの効率(スピード、体力消費)向上にはそれほど寄与しないのです。
効率よく「押し切る」 そのために今、足りないものがなんなのかを突き詰めるための試行錯誤を繰り返しました。
 過去に読んだ教本や画像などを見ていると、ふっと萩原智子選手のクロールの動画が目に止まりました。
 
この人、こんなに軽やかに速く泳いでいるのに、ストロークのタイミングがほとんどキャッチアップだ・・・
 
世界のトップスイマーを眺めていると、男子選手の中長距離系(ハケット選手、ソープ選手)を中心にして、キャッチアップに近いタイミングでストロークしている選手が多いように感じられます。
でもそれがなぜなのか?なんでそれでスピードを維持できるのか?が良くわかっていませんでした。
 
私の場合、とくに予備知識を仕入れずにナチュラルにクロールを泳ぐと、ほぼ180度正対のコンテュニアスクロールになってしまいます。
短距離の選手などではこのタイミングに近い泳ぎをする選手も見られます。メリットはピッチ(回転)が上げやすいというのがあると思います。
もし持久力が無尽蔵にあるのならば、コンテュニアスの方がスピードを出せる泳ぎのはずだよなあ。200や400ならあの人達には短距離と言ってもそう間違いはない距離だろうし・・・ なんでそれでもゆったりしたリズムのキャッチアップっぽい泳ぎなんだろう・・・
 
っという疑問を持ちながらコンテュニアスクロールで泳いでいたのが今までの私です。
 
で・・・ ハギトモさんのキャッチアップぽいクロールの動画とフィニッシュを押し切るという提言・・・  この二つが頭の中でつながったんですね。
まさにニュータイプ火花が出るような閃きです。(まだ何が言いたいのかはよくわからない段階です)
 
あのキャッチアップっぽいタイミングのクロールの泳ぎこそ、フィニッシュを押し切るストロークを最大限活かす泳ぎそのものだったんです。

(うわ すごく長くなりそうだ ではまず第1部ということで)