2007-05-30 22:04:37

田原総一朗は何故頭が悪いのか?

テーマ:評論家を斬る!

最近、
田原総一朗がやたらと
憲法改正問題をどうするか…?」
と騒ぎ立てていますね?


サンデープロジェクト」、
朝まで生テレビ」…、
このようなブログを書いている立場上、
これらの番組を
どうしてもチェックせざるを得ないのですが、
(嫌なら観なければいいのですが、何故か観てしまうのです…)
最近ずっとこの「9条改正問題」を
大上段に掲げて企画を組んでいます。


鬱陶しい…。


実に的外れです。


国際関係的には、
早急に差し迫った脅威などないし、
憲法改正の実務的にも、
手続き法に過ぎない「国民投票法案」
が可決されたに過ぎません。


その「国民投票法案」にしても、
施行から3年間は凍結されることが決まっています。


今このタイミングで、
他の重要な議題を切り捨ててまで、
毎週毎週「憲法改正問題」を取り上げなければならない
必要性など全く存在しません。


いや今こそ議論すべきだ」と反論なさるなら、
では何故今まで放っておいたのだ
と切り返したくなります。


北朝鮮の脅威が迫っているではないか!」
と言い返してきたら、
北朝鮮の脅威は今に始まったわけではないし、
イラク戦争を支持するために、
自衛隊をサマワに派遣するときなどは、
本来はきっちりと議論すべきだったところを、
そんなプロセスはすっ飛ばして、
なし崩し的な特措法を立法して
派兵を決定したではないか

と論破したくなります。


何故「今」なのですか?


何故この時期に、
憲法9条改正問題を議論しなければならないのですか?


他に話す議題がないときに、
こういうときこそ、
 たまには憲法の問題でも話してみるか
…」
くらいのノリで、
じっくり腰を据えながら
淡々と議論し合うというのならまだしも、
今の田原総一朗の勢いは、
今年の暮れか、
来年の夏くらいに国民投票法案が動き出しそうな
切迫感を感じさせるほどに息巻いています。


 田原総一朗よ…、
 何をそんなに急いでいるんだ?


 命に関わる病気にでもなったか?


今という時期は、
憲法改正の問題に
急激なドライブをかけるべき時ではありません。


この問題は、
日本国憲法施行後ずっと、
識者の間では粛々と真摯な口調でずっと議論されてきましたし、
改めて今、ターボでチャージングをかけてまで
議論を加速させなければならない必要性など
どこにも存在しないのです。


なのに、
週に1回しかないお手持ちのプログラムで、
毎回毎回「憲法改正問題」云々…。


っておい、田原総一朗よ、
アホか、あんたは…!
   
特に、
私が田原が発する口調の中で、
最も頭が悪いと思うのが、
どんな問題でも

すぐに「2項対立」に持ち込もうとする単純さです


今回の憲法改正問題でいえば、
「改憲vs護憲」という対立構図になります。


しかしここからが彼の頭の悪さを示す真骨頂で、
改憲=9条改正=集団的自衛権明文化=安倍晋三支持
護憲=9条堅持=集団的自衛権全否定=安倍晋三不支持
という方程式を絶対に崩そうとしません。


田原総一朗は、

日本人なら必ず、
この2項のどちらかに属するはずだ

とかたくなに信じているのです。


そのせいで彼はことあるごとに
ある新聞社の世論調査の結果をフリップで示し、
日本人の過半数は憲法改正に賛成なのに、
 安倍内閣での改正にはほとんどの人が反対してるんだよねぇ…。
 なんでだろ?
 改正賛成なのに安倍不支持っておかしいと思う

とのたまいます。


っておい、田原総一朗よ、
アホか、あんたは…!


おかしいのはあんたのオツムの方だよ。


憲法改正には賛成だけど、
 安倍晋三の変え方には賛成できん

と考える国民がいることのどこが変だというのか!


え?
まだ分からないって?


では、
本当はこんなに簡単な話ではないのですが、
敢えて憲法改正問題に対するスタンスを
4つに分類して解説するとしましょう。


もう一度いいますが、
本当はこんなに単純化して分類すること自体が
ナンセンスなのですが、
田原総一朗のような人間にでも分かるように、
簡単なモデルを使って説明させて頂きますね。


まず、
一口に「改憲派」といっても、
その中には2つのタイプが含まれています。


一つは、
今の憲法の規定を緩めて、
集団的自衛権を合憲化させようと考えるタイプ


今の安倍政権はこのスタンスに立っています。


もう一つは、
時の政府による

恣意的な拡大解釈を防止するために、

今の憲法よりさらに規定を細かく設定して、
自衛隊の行動を縛る条文を
きっちり明文化しておこうと考えるタイプ
です。


このスタンスに立っている者は、
安倍晋三が目指す改憲の中身とは
全く逆のベクトルを向いていますね。


そうなるともちろん、
憲法改正には賛成だが、
 安倍政権下での改正は反対だ

という意思を表示することになります。


護憲派にだって2つのタイプがあるでしょ?


社民・共産のように、
侵略であろうと自衛であろうと、
とにかくありとあらゆる戦争に反対で
憲法を今のまま全くイジらせたくないと考えている人と、
逆に自衛のための戦争は避けられないし、
現行9条でも自衛権までは否定していないので、
改憲をする必要性が全くないと考えている人と…。


まとめるとこうなります。


改憲派には、憲法を緩める派さらに強めたい派
護憲派には、自衛隊を否定する派
自衛隊は合憲だとする派
がいるということです。


強引かもしれませんが、
少し論理的に考えれば、
憲法改正問題に対するスタンスは、
上記4つのカテゴリーに分類できることは
容易に理解できますね。


しかし、
田原総一朗の頭の中には、
改憲派とは憲法を緩める派のことで、
護憲派とは自衛隊を否定する派のことだ
という一元的な理解しかないのです。


だから、
日本人の過半数は憲法改正に賛成なのに、
 安倍内閣での改正にはほとんどの人が反対してるんだよねぇ…。
 なんでだろ
?」
となるのですねぇ…。


田原さん、
なんでも単純な2項対立

に収め込もうとするのは愚の骨頂ですよ。


そういうのを、
19世紀の近代的な思考法、
或いは、
冷戦構造下のマルクス的発想
というのです。


つまり、古いということですよ。


事態はもっと複雑な次元で進行します


多元とまではいいませんが、
せめて、
四元レベルでの思考法程度は身に付けて頂かないと困ります。


そのうえで
テレビカメラの前でしゃべってくださいね。



爆弾恐怖に慄きながら、日々真実を求めて闘っています。
こんな軟弱な私ですが、是非みなさんの勇気をお分け下さい!
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コメント

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8 ■こりんちゃんさんへ。

映像の影響力は本当に計り知れません。

だからこそ私は、
田原総一朗や宮崎哲弥が許せないのです。

7 ■無題

今のコメント脱字がいっぱいあった~(^o^;)ごめんなさい

6 ■無題

そのアジテーターを持ち上げたのは第四権力といわれるマスコミです。それに愚かな大衆がのせられたんです。
世の中にはさまざまな媒介がありますが、映像という刺激は脳に一番影響与えるらしいです。文章はその理解に高度な能力を要求しますが、映像というメディアは知能低い人間の脳も届きます。しかもアホであればある程、見識のフィルターなしにまっすぐ届きます(コリンちゃんもヤバイです)。これはかなり恐ろしいことですよ!

5 ■とりぷるこんぼさんへ

小泉は完全にプチヒトラーですね…。

大衆を扇動し、
武力を海外に派兵したのですから…。

自らの年金納付経歴をごまかし、
一方で国民の負担を増やし、
外交では対米追従の売国奴…、
それが小泉の正体です。

4 ■こりんちゃんさんへ

当ブログの管理人、アナベル・加藤です。

ついこないだまで、
大衆を扇動する戦後最大のアジテーターが
いましたね?

そうです。

小泉純一郎です。

でも私は、
だまされる方が悪いと思っています。

問題は
そんなアジテーターが担ぎ上げられたことで、
小泉など支持した覚えのない
多くの善良なる市民が
B系の政治判断に
つき合わされるという問題ですね。

それがポピュリズムの限界です。

鬱陶しいですね…。

3 ■前の人のコメにも出てますけど

単純化はヒトラー以降の大衆扇動のメジャーな手段の一つですね

2 ■無題

単純な二項対立構造をたてる人は 単なるおばかさんか、大衆を意図的に扇動する意志があるかのどちらかに思えてしまいます。

1 ■お迎え来たのが見えたか??


三途の川の向こうから

お迎えの船がやってきたのかも・・・

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