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2010-03-23 21:31:44

明日お引っ越しです。

テーマ:日記
なので、日中は馴染みの書店と古書店へ。
引っ越し先にはこれといった古書店がないのでどうしたものやら。

書店でようやくデュルケームの『自殺論』を発見。ついでといってはなんだが、中公新書『アダム・スミス』と『戦後世界経済史』を購入。

古書店では雑誌『世界』の主要論文選1946~1995と、富永健一『社会学講義』を購入。デュルケーム読む前にまず社会学って何か、大掴みで捉えないと。

帰ろうとしたら白川静『孔子伝』が視界に入った!探してたんだよこれ。
さて、今夜はこれらの書籍を紐解いている場合ではない。引っ越し準備を続けよう。

携帯でこれだけ書くのは疲れるなあ。
2010-03-10 20:56:55

【政治】密約問題に際してまず一言。

テーマ:政治

毎日.jpから


【記事の見出し】


沖縄密約訴訟:東京地裁で結審…判決は4月9日





【記事】


沖縄返還(72年)を巡り、日米両政府が交わした密約文書を開示するよう西山太吉・元毎日新聞記者(78)ら25人が政府に求めた情報公開訴訟が16日、東京地裁(杉原則彦裁判長)で結審した。判決は4月9日。



開示を求めているのは、米国が本来負担すべき旧軍用地の原状回復補償費(400万ドル)を日本が肩代わりすることを示す文書など計3件。米国では既に開示されている。



国側はこの日、吉野文六・元外務省アメリカ局長が密約の文書の写しが存在したことを前回の法廷で証言したことについて「推測による供述にとどまる」と、改めて文書が存在しないことを主張。密約の有無も「外務省と財務省が沖縄返還にかかわる密約の調査を継続中」として言及しなかった。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100217k0000m040052000c.html





朝日新聞3月10日13版19面「キーワード」


外務省機密漏洩(ろうえい)事件


沖縄が日本に復帰する直前、毎日新聞記者だった西山さんは外務省の女性事務官を通じ、沖縄の土地の原状回復補償費400万ドルを日本が肩代わりする密約を示唆する機密伝聞を入手した。国会でも取り上げられたが、外務省は密約を否定。西山さんは国家公務員法違反で逮捕され、78年に最高裁で有罪が確定した。


ところが、00年には米国立公文書館が、吉野文六・外務省アメリカ局長(当時)とスナイダー駐日米公使(同)のイニシャルが入った公文書「議論の要約」を開示。密約の内容が記されていたが、外務省は認めなかった。


西山さんらは昨年3月、東京地裁で国を相手に情報公開訴訟を起こした。裁判は今年2月16日に結審し、判決は4月9日に言い渡される。(以上引用終了)





同面から引用


「西山さんは、外交機密を漏洩したとして有罪判決を受け、天職と自負した新聞記者を辞めた。(以上引用終了)





ウィキペディア西山事件





西山事件(にしやまじけん)とは、1971年の沖縄返還協定にからみ、取材上知り得た機密情報を国会議員に漏洩した毎日新聞社政治部の西山太吉記者らが国家公務員法違反で有罪となった事件。別名、沖縄密約事件(おきなわみつやくじけん)、外務省機密漏洩事件(がいむしょうきみつろうえいじけん)。



概要 [編集]



佐藤栄作内閣下、米ニクソン政権との沖縄返還協定に際し、公式発表では米国が支払うことになっていた地権者に対する土地原状回復費400万ドルを、実際には日本政府が肩代わりして米国に支払うという密約をしているとの情報をつかみ、毎日新聞社政治部の西山が社会党議員に漏洩した。



政府は密約を否定し、逆に、東京地検特捜部が、起訴状において、西山が情報目当てに既婚の事務官に近づき酒を飲ませた上で性交渉を結んだと述べ、情報源の外務省女性事務官を国家公務員法(機密漏洩の罪)、西山を国家公務員法(教唆の罪)で逮捕した。これにより、報道の自由を盾に取材活動の正当性を主張していた毎日新聞はかえって世論から一斉に倫理的非難を浴びることになった。

裁判においても、起訴理由は「国家機密の漏洩行為」であるため、審理は当然にその手段である機密資料の入手方法に終始し、密約の真相究明は検察側からは行われなかった。西山が逮捕され、社会的に注目されるなか、密約自体の追求は完全に色褪せてしまった。また、取材で得た情報をニュースソースを秘匿しないまま国会議員に流し公開し、情報提供者の逮捕を招いたこともジャーナリズムの上で問題となった。





事件名 国家公務員法違反被告事件

事件番号 昭和51(あ)1581

昭和53年5月31日

判例集 第32巻3号457頁

裁判要旨

報道機関が、公務員に対し、秘密を漏示するようにそそのかしたからといって、直ちに当該行為の違法性が推定されるものではなく、それが真に報道の目的からでたものであり、その手段・方法が法秩序全体の精神に照らし相当なものとして社会観念上是認されるものである限りは、実質的に違法性を欠き、正当な業務行為である。


当初から、秘密文書を入手するための手段として利用する意図で女性の公務員と肉体関係を持ち、同女が右関係のため被告人の依頼を拒み難い心理状態に陥ったことに乗じて秘密文書を持ち出させたなど、取材対象者の人格を著しく蹂躪した本件取材行為は正当な取材活動の範囲を逸脱するものである。

第一小法廷

裁判長 岸盛一

陪席裁判官 岸上康夫、団藤重光、藤崎萬里、本山亨

意見

多数意見 全員一致

意見 なし

反対意見 なし

参照法条

国家公務員法100条1項、国家公務員法109条12号、国家公務員法111条、裁判所法3条1項、憲法21条1項、刑法35条











西山さん、どんだけ頑張っても、あなたの情報入手方法は最高裁で「正当な取材活動の範囲を逸脱するものである」と結論づけられた。


それに、新聞記者が天職だったと自負していたなら、なんで入手した機密電文を社会党に横流ししたのさ?


外務省の機密に関しては、公文書と情報公開との関係性の中で、今後明らかにしていく流れができていくだろう。いわゆる「メモ」の取り扱いについても、今後議論して、残すかどうかの判断を、民主主義的な正当な手続きを経て決めていけばいいと思う。


で、だ。西山氏の行った行為、即ち不当な手段で機密電文を入手した行為は犯罪であると罪が確定しており、またよりにもよって得た情報をスクープにするならともかく、日本社会党に流したこと、これはスパイ行為と言われても仕方ない愚行である。


あんたの言論の自由は、我が国の憲法が保証する。しかしあんたに、ジャーナリズムを語る資格はない。





それにしても、毎日も朝日も、密約はあったと浮かれるのはいいが、西山事件なんておおっぴらにしなけりゃ忘れてる人のほうが多かっただろうになあ。




2010-03-07 01:27:31

ニュース雑感・マラソン&駅伝部門

テーマ:スポーツ・格闘技
今日のびわ湖毎日マラソンに絡めて、良く言われる話だが、



「箱根駅伝を沸かせた大学生ランナーが、もっと積極的にフルマラソンに取り組んでみてはどうか」





という話について、ど素人なりの個人的な見解をひとつ。




○確かに有名どころがマラソンに挑戦したら期待と注目を集める。


○視聴率的には美味しいことは間違いない。


○新たなスター誕生を求める日本陸連にとっても美味しい。


○しかし、今の日本では「もし失敗したら色々言われるのが分かっている、リスキーなことしたくねえし、今の時期は箱根の疲れを抜いて、春のトラックに向けた準備期間だから、フル走る意味もねえよ」という声が、走る側からあがる、いやあがっているのではないか。




箱根駅伝を筆頭に、出雲・全日本を合わせたいわゆる「三大駅伝」は、どれもこれも高視聴率で、放送する側にとってはまさにドル箱、また大学側にとっても(言い方は悪いが)大学の名を売り込む「広告塔」としての価値が非常に高いのはご承知のとおり。当然大学側からは「とにかく箱根駅伝を最大目標に、力の全てを注ぎ込んで大学の広告塔やってろ」という期待がかけられているだろう。



本来は関東学連選抜駅伝という「ローカル駅伝」でしかない箱根駅伝が、毎年正月の特番のトップに君臨する現況では、これはやむを得ないと言わざるを得ない。地方の高校生ランナーの多くが関東学連所属の大学を希望するのも、ひとえに箱根駅伝の存在があると言っても言い過ぎじゃないだろう。



昔々、大相撲が年10日だった時代


「一年を 十日で過ごす いい男」


という川柳があったが、さしずめ今は


「一年を、箱根で過ごす いい男」ってな感じになっても仕方がないムードだ。




箱根駅伝を一年の大目標にして、そこに力の全てを注ぎ込む結果、「燃え尽き症候群」ではないが、箱根を走って2ヶ月でフルマラソンなんて、とてもじゃねえが準備期間がなさすぎて無理、という部分もあるのだろう。

適度な休養期間もおかなければ、慢性疲労、また故障の危険が増すことは当然。





この話題で思い出すのは、当時の大学長距離界のスーパースターだった現・早大監督の渡辺康幸選手(当時)が、このびわ湖毎日マラソンで初マラソンに挑むってんで、全国が注目しすぎちゃって、結局怪我で走れなかったときに、渡辺は記者会見で号泣した。


「すみませんでした」とか謝罪してなかったか。


なにも、そんなに過度の期待をするもんじゃねえなと思ったさ。



渡辺はその後エスビー食品に進んだが、怪我に泣かされ通しだった。マラソンにはトラウマ持ってたかもしれん。



てなわけで、学生ランナーのフルマラソン挑戦には「失敗は許されないとか、そんな雰囲気を作るもんじゃねえよ」と思う。初マラソンは、全国放送がないような中規模な大会を選んでリラックスして走るってのも、一つの手かもしれん。ちなみに、日本を代表するマラソン選手の瀬古利彦氏の初マラソンは、早大在学中に京都マラソンで2時間26分台、最後は死んだようにゴールした。今考えると、あまり注目させないようにという、名伯楽の故・中村清監督(当時)の狙いすました好プレーだったかも。





この問題は、見る我々の側が過度の期待をしないという空気が醸成されない限り、今後もなかなか「箱根を走って2ヶ月でフル」という流れは作られにくいだろう。



いくら正月の全国放送でスター扱いされたといっても、実業団と一緒に走れば中堅どころが関の山ってレベルがほとんどなのが箱根ランナーの実態だ。 フルを走るような体もできてないのが多いし、高校生の延長のようなオーバーストライドの選手も多い。

その事実に気づきさえすれば、「箱根のスターがフルマラソン挑戦」といっても、そんな期待するもんじゃねえ、と分かりそうなもんだし、マスコミの側も変に煽るなや。そして俺たちも、あんま箱根箱根と煽るのをやめようじゃないか。







中学・高校の若いランナーたちも、大きな目標を持って走るならば、箱根とは縁もゆかりもない進路を目指すって手がいくらでもある。





フルマラソンの日本最高記録は、まだ高岡寿成(カネボウ)だったかな。高岡は京都・洛南高校のときは3年時に都大路の4区で区間記録の快走が目立つくらいで、大学は龍谷大学。もちろん箱根とは縁もゆかりもない。186cmと長身の彼を、代々の指導者は彼を促成栽培ではなく、じっくりと長期的視野で鍛えていった結果として、大きな花を咲かせた。





コニカミノルタの松宮兄弟は、秋田の無名の高校から実業団入りした。


最初の頃は「変なフォームでロードに強いのが取り柄の双子選手」ってな名物選手レベルだった(失礼!)が、地道な鍛錬の結果、フォームも改善されて、今や日本を代表するスピードランナーにまで成長した。30kmの世界記録を持ってるのはどっちだったかな。


まだマラソンでは結果が出ていないが、いつかきっとやる、と期待している。




実は、今日のびわ湖毎日マラソンには、一般参加で、箱根で活躍した大学からも、若干名出場選手がいる。


箱根駅伝とは無縁の大学のランナーも出場している。


もちろん、高校から実業団入りして鍛えてきた選手だっている。





過度に期待することなく、しかし「あっ」と言わせる新星が出てくることを期待したい。




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