いつ、どういう形式で発刊されるか不明なのですが、『大腸癌治療ガイドライン医師用2016年版』の改訂が進行しているようです。また、2017年には『遺伝性大腸癌診療ガイドライン』の改訂、2018年には『大腸癌治療ガイドライン医師用2018年版』予定されているようです。
2016年版では化学療法領域のみの改訂となるようです。下図のような化学療法フローが改定案に記載されていますが、実際の治療現場では既に行われているものが多いようです。術後補助化学療法では、既存のものに「S-1」だけ追加されていました。適応の原則では、「骨髄:好中球>1,500/mm3」が追加されていました。
引用元と関連情報
○ ガイドライン改訂案に関するパブリックコメント募集|JSCCR 大腸癌研究会
○ ベバシズマブからラムシルマブへのスイッチで期待される治療効果|日経メディカル