京都市中京区の老犬「ぱる」(雄、16歳)が、飼い主の衣料品製造販売業、川添貴之さん(47)手作りの歩行補助具で散歩を楽しんでいる。一時は半ば寝たきりになるほど衰えていたが、人と同じぐらいのスピードで歩けるように。川添さんは「人間だと100歳を超えるが、ほえて散歩を催促するようになった」と喜んでいる。

 川添さんは94年、京都市家庭動物相談所で生後2、3カ月だったぱるを譲り受けた。少し遅れて川添家に来た弟分「ぷんて」と共に元気に育った。

 しかし、ぷんてが死んだ2年前ごろから、ぱるも視力や聴力が衰え、体重が23キロもあったため歩行も困難になった。川添さんは市販の介護器具を試したが、装着や洗濯に手間がかかることに不満を持ち、約1年かけて独自の歩行補助具を考案。後ろ脚をベルトでつり上げて車椅子の車輪で代用し、前脚だけで進める補助具が完成した。

 ぱるは以前よりも散歩好きになり、今では朝晩2回、地元の人たちに見守られながらゆっくり歩いている。

 補助具のベルト部分はおむつ交換などにも使え、約50個売れたという。サイズによって4000~9000円程度。問い合わせは玉葱(たまねぎ)工房(075・812・6357)。【中野彩子】

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