司令部め裏切ったな!なけるぜ!
深紅の稲妻でございます
☆★☆★☆★☆★☆★☆《 近況 》★☆★☆★☆★☆★☆★
バイオ史上一つの到達点ともいわれるバイオ4のリメイク。
予備知識なしで1週
無限ナイフの為にもう1周
財宝と青依頼のコンプに1週
失敗して1週
と、計4週プレイ。
より強い人間がより強い武器を手に入れられるシリーズ特有のシステムで
強武器の手に入るクリアランクS+はニューゲームからのみと制限プレイ必須。
何週もできるというよりかは何週もしないと終わらない魔境
ニューゲームで初期から無敵武器で開始したければ課金チケットが必要などややこすっからい面もチラホラ。
1週目と無限ロケットランチャーを手に入れたときは楽しいが以降はただのコンプの為の作業に近い。
☆★☆★☆★☆★☆★☆《 記事 》★☆★☆★☆★☆★☆★
トロコン済み
キャラデザと世界観で買ってしまったがその点は割と満足
ただ戦闘に関しては微妙といわざるを得ず、瞬発的にコントローラーを投げるほどではないがゆっくり真綿で締め上げるようなストレス戦闘
《 《 《 私的プラス点 》 》 》
【キャラデザ・世界観・シナリオ】:★★★★★
特長的なイラストを十二分に表現しきったモデリングは見事の一言
シナリオの滅んだ人類を復活させるために人ならざる者が人間性を高めて人間に限りなく近いものを目指していくという話も好み
主要三ヒロインも厭世家、映画好きの楽天家、破天荒系お嬢様と好みの味付け
欲を言えば箱庭(本拠地)をじっくり3Dモデリングで歩き回って堪能したいところではあったが叶わず。残念。
《 《 《 私的マイナス点 》 》 》
【なんちゃって死にゲー】:★★★★★
序盤はあまり感じないが中盤から敵の攻撃力が半端なく上昇する(後述の経験値システムの特性もあって)いわゆる死にゲーに属する
とはいえその類のゲームなどソウルライクとしてごまんとあるわけだが、しかしそれ等全てにおいての課題だが柔軟な回避策あっての理不尽であってそれらがない場合はただの自慰的なパチモンでしかない。
このゲームにはまず防御がないので回避一択になるわけだが回避は移動と緊急回避ダッシュ(ジャスト有り)に加えてその場でのタイミング合わせたカウンターになる。
ぶっちゃけて行ってしまえばカウンターはほぼ緊急回避ボタンのジャストと大差ないのでわざわざ回避のリズムを崩して棒立ちする迄のメリットがあるのかといえば皆無。
カウンターって言いたいだけでしょ?感が高いのでただでさえクソ狭い戦闘領域でつつきあうんだから被ダメを抑えるためのもガードか速攻倒せるようにスキル技でも入れてくれよとしか…
【サポート(笑)】:★★★★★
本作はとても可愛い金髪美少女が戦闘をサポートしてくれるのも魅力ではあり項目も支援砲撃・覚醒・回復・戦闘支援・帰還と多岐にわたり至れり尽くせり。
だが実際はそのどれもが中途半端。
原因としては各カテゴリーは10段階迄強化できるが、カテゴリー内にも例えば支援砲撃内には攻撃力や回数といった3・4項目あり10段階をその項目で食い合って強化しなければならないので効果はかなりどっちつかず。
そもカテゴリー内の1項目に最大振ったとしても毛の生えた程度の強化範囲なので存在感がない。
中でも最凶のポイントとして一覧が常時表示ではないため”一度ボタンを押して一覧を呼び出さなければならない”点。
迅速で直感的な操作を主とするアクションゲームでだ。
支援の一覧をわざわざ呼び出すために方向キーの上を押して呼び出して、そこから左右で選択して下で利用…
一定時間で消えるので消えると今何を選んでるのかもわからない…
バカなのか?
なんで戦闘利用が4カテゴリーしかなくて利用できる方向ボタンが4つなのにスライド式なんだよ。
方向キーそれぞれに項目をアサインしたら〇ロム〇フトウェアから苦情でも来るのか?
・支援砲撃
文字どおりロックした相手に支援砲撃を行う。スタン属性付与など字面的には役に立ちそうだが最大強化でもダメージはカス。
それでもスタンを取ればスタン限定のフィニッシュムーブが行えるから意味は…と期待するもそもそもフィニッシュムーブのダメージもカス。
終~了。何のためにあるのかわからない。
・覚醒
このゲームは一般的なゲージをためて覚醒とかではなく支援として覚醒を回数制で利用する。
新しくはあるが新しいだけで特に理にかなっていたりそれによって何か楽しみが生まれるかというと皆無。
上記通り段階の食い合いになるうので「攻撃力は低いが回数が3回」か「攻撃力は上がるが回数が1回」といった無駄な取捨選択を強いるがをこんなただのどこにでもある限定強化に回数をつけること自体アクションゲームとして致命的。
わざわざ覚醒時にはフィニッシュムーブも特殊演出とともに強化されるが覚醒自体が限定的なので1ミッションで見られるのは3回までと「何がしたいのお前?」感高め。そして覚醒を攻撃力全振りで3割増しても元がカスなんで威力もお察しと救いどころがない。
・回復
もはや支援はこの為だけにあるといって差し支えない最重要カテゴリ
回数が最大3回まで、量は最大だとかなり多い。もはや何の文句もなさそうだが上記の根本的な呼び出し問題で使用に関していちいち苛つく。
・戦闘支援
主にクリティカル率などのパッシブを底上げするカテゴリ
RPGのラックに相当するところもあり取得武器の質の向上などがキャラのレベル云々ではなくこちらに割り振られている。
装備品質以外は取り立ててあげる必要も感じないし目に見えて何かが変わったと感じられることもない。戦闘中表示もされないのでかなり空気。
・帰還
文字通りその場で帰還する。クリアじゃなくても経験値は持って帰れる。
ボスが固いだけで旨味もクソもないので雑魚を数匹狩ったら帰還するのを繰り返すが最効率。
まるで楽しくはないが…。
【経験値とレベリング】:★★★★★
キャラクターは敵を倒した経験値を消費してレベルを上げることができ、自動ではなく手動なのでレベルを上げたくない場合上げずにおくことができる。
誰しもが「レベルを上げたくない場面とは?」と首をひねるだろうがその場面の原因が敵とのレベル差で経験値が算出されるシステムにある。
敵に一定の経験値を設けずにレベル差によって差が生じるというのは最近のゲームとしては往々にしてあることだが本ゲームはやりすぎのきらいがある。
ぶっちゃけて言うなら一般的なレベリングなどで多用する格下との戦闘は経験値がほぼ0になる。
半ば強制的に格上との戦闘を求められるわけだがシナリオ後半の格上ともなるとその攻撃力は苛烈を極め即死もザラだが経験値を保護するセーフティネットもない。
道中の経験値が一瞬でパーみたいな目も当てられない状況を避けるためには格下を格下としない工夫、意図的に上げないという選択肢が必要になってくる。
幸いキャラクターが3人いるのでメインシナリオでどうしてもという以外は誰かを生存ギリギリのレベルで格下を維持するのが経験値稼ぎ最効率となる。
少しも楽しいとは思わないしもはや苦行の類でしかないが。
【難易度の過度な影響】:★★★★★
自分達で作った想像以上のクソ難度っぷりに慌てたのか一応カジュアルモードが存在する。
敵がマイルドになって進行がかなり楽になるんだがなんと入手アイテムの品質を下げるといういらないおまけつき。
カジュアルでやるような奴にまともなアイテムはやらんということらしい。
「カジュアル(嘲笑)」か「カジュアルwww」と言いたいらしい。
【遠距離武器(笑)】:★★★★
各キャラクターには遠距離武器が設定されている。
L2で照準、R2をトリガー、リロードモーション、チャージ機能、さらにはキャラクターごとに弾種が違う等無駄に本格的。
これぞTPSという感じだが悲しいかな雑魚でさえカスダメ…
ダメ押しに戦闘だとエリアがクソ狭いのでほとんど距離をとれないのと構えると機動力が落ちるので使う機会がない。
もっぱらパズル要素のスイッチを入れるためのナニカ。
【思装ガチャ】:★★★★
ゲームの特徴として思装という兵器を左右に装備できる。
種類はそこまでないが直感的で良質な装備がそろっており優秀なダメージソースとなる。
スロットにスキルなどもはめ込むことができる万能兵器ではあるがスロット数や強力なEX技の発動条件などはなんとガチャ。
店売りでもないので同じものはなかなか揃えがたく、左右の統一が取れないので地味にイラつく。
【安っぽい真エンド】:★★★
最後までクリアするとバッドエンドのままタイトルに返されてしまうが、そこである操作をするとハッピーエンドにたどり着ける。
戦闘を挟むことなくバッドエンドから5分と間を置かずに到達できるため感動がかなり薄い。
いちいち分ける必要があったのか疑問
============= 総評 ==============
キャラデザ◎:★★★★★
シナリオ◎:★★★★★
世界観◎:★★★★★
クソ戦闘(中指):★★★★★
クソみたいな戦闘システムをそれ以外の良質の要素が何とか形にしているギリギリゲー。
近接武器、遠距離武器、思装と手数が多彩なのは魅力的ではあるがダメージにつながらないので戦闘がパターン化してまるで面白くない。
△も突き上げという1行動に制限されているのでコンボが□のみと単調で強化もないのでかなり飽きる。
単純に□(弱)、△(強)で〇でスキル、数値を蓄積させてスタン、ゲージをためて覚醒、戦闘補助は方向キーにアサイン
思装をレベル制にして自由にカスタマイズ、防具は防御力とは別にスロットでステータスバフを制御といった古臭いが信頼性の高いものであれば私的には良ゲーで収まったとは思うがあえてそれを避けたせいで大事故になってる感高め
総評としては戦闘以外はハナマルを押すので次回作には期待したい…でれば…
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終了です。お疲れさまでした