週刊"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…第3回「作詞修行"詞ゅ行"」 | 保育園・幼稚園・こども園向けオリジナル参加型音楽ショー『にじいろコンサート』♪うたほり~幼児向け童謡シンガーソングライター Mr.スコップ

週刊"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…第3回「作詞修行"詞ゅ行"」







皆様、いかがお過ごしでしょうか。



さて、新たに作詞について、あーだこーだ書いていこうと始めた

『"詞行錯誤"~詞ってなんだろう…』。


第3回目の今回は、

自分の作詞における修行ついてお送りします。



第1回目で、18歳の時に初めて作詞をしたことをお伝えしましたが

その際に、作詞の勉強をしようと書店で手に取った

作詞の教則本こそ、自分がのちに所属することになった

"新人作詞家の会 新人作曲家の会"の代表で、

ある作詞家の方が書かれたものでした。


プロとプロ志向の方のみしか所属できない

入会審査がとても厳しい同好会ということで

隔月で会員の詞や楽譜が掲載される

詩集さながらの立派な会報「シルクロード」

が発行されると書かれていました。

一般的な同好会と比べると、会費も高く

当時、高校3年生だった学生の自分は

「いつか良い詞が書けるようになったらこのような

立派な会で活躍したい」と思ったものでした。


それからも作詞は我流でずっと続け、時は流れ

ちょうど干支が一周した30歳のときに意を決して

新人作詞家の会 新人作曲家の会に自作の

詞を送り、入会審査を受けたのです…


結果は、、、


見事に一発合格!!

ついに、憧れだった「シルクロード」に掲載されることになり

詞を書いては、また腕を磨いて作品を送り続け

3年間お世話になりました。


今回は、そんな新人作詞家の会 新人作曲家の会にお送りした中でも

最も高い評価をいただいた、オリジナルのアイドルソング的な作品で

高校時代に片想いをしていたときのことを思い出して書いた

『Mu ja ki』という曲の


歌詞を紹介させていただきます。







                         「Mu ja ki


                             作詞作曲 Mr.スコップ 

   

いつも駅までいっしょの fu fu 帰り道         キミが照らし出す光 fu fu 不思議だね

 

La la la キモチも夕陽も fu fu オレンジ色       La la la ココロにニッコリ fu fu 虹をかける

 

同じ部活で仲のいい fu fu 先輩と後輩         澄んだ透明な瞳 fu fu 純粋になれる

 

キミはひとつちがいの 気になる存在         24時間 側でみつめていたいよ

 
 

制服に染まる 単線のホーム             静まる唇 ピンと伸びる膝

 

列車待つ間 ベンチではしゃいだ           キミを連れていく 車両が切ない

 

好きな音楽や お笑いの話もいいけど        デッキに乗り込み 手を振る笑顔見るたび

 

それよりも さっきから ソノなんてゆうか…      思うんだ 同じ方向ならいいのにって…

 
 

キミの肩先が ボクの腕(て)にふれてる        もしもその手を ギュッと握ってみたら

 

ジン ジン ジンと ぬくもりが伝わる         今日のふたりに 出会えなくなるの?

 

照れくさくって 体温が急上昇             それとも そっと ボクの胸に頬寄せて

 

キミのMu ja kiが くすぐったいよ          身も心も 預けてくれるのかい?

 

                               だんだん早くなる 鼓動を感じとってほしい

 

                               なんて 勇気ないけどね

 
 

                               キミの肩先が この腕(て)にふれたとき

 

                               ジン ジン ジンと ぬくもりが伝わった

 

                               ボクの温度も 感じてくれたかな

 

                               キミのMu ja kiが ここちいいよ