先日、東京で開催された二木会オープンと総会に出席してきました。

 

二木会オープンは師範の先生がたのライブデモが行われます。

 

昨年からは著名な外部の先生をお招きしてデモをしてもらっています。

 

今年はなんと!

 

あのテレビにも出ていたあの先生が来てくれました。

 

ご出身がうちの実家の近くということもあって

 

勝手に親近感を持っていたのでありますが、

 

やはり有名人のオーラを身にまとっていましたね。

 

でも

 

実際にお話ししてみると

 

非常に気さくで

 

話やすい先生でした。

 

挿入手技もやっぱり見事でしたよ!

 

基本的な症例をひとつひとつ確実に技を決めて挿入されていました。

 

TCSに対する考え方も共感できる点がたくさんありました。

 

患者さんに二度とこの検査は受けたくないと思わせてはいけないと、言っておられました。

 

後進の指導では、

 

とにかく見せるのだということでした。

 

そうすることで

 

どこが重要な部位なのか、

 

そこでどうすればいいのかがわかってくるのだそうです。

 

私の本も見てくださっていたらしく、

 

内容にも同意してもらえるところもあったとかで

 

なんともうれしい限りです。

 

そして夜は、

 

TCSバカの集いです。

 

去年よりもパワーアップした料理に度肝を抜かれました。

 

ローストビーフはやばいね。

 

私事ですが、

 

2回目の学術賞もいただきましたし、

 

なんかいい話も聞けたし、

 

また明日から精進しなくっちゃ、と思った1日でした。

 

関係者の皆様ありがとうございました。

 

次の日はvironのパンをお土産に買って帰りました。

 

で、今日の動画は

 

前半戦の挿入理論の説明です。

 

スコープは自分では方向転換できませんので

 

進行方向は骨盤の形に規定されてしまいます。

 

その為に腹側に向かって進んで腸管は強い屈曲を作ってしまうのです。

 

Sの最初の強い屈曲がKPです。

 

ここの腸管の折れ曲がりを巻き取る操作がトルク操作です。

 

スコープを使って腸管にトルクをかけて巻き取るのです。

 

その後どれだけ腸管が骨盤に落ち込んでいるかで左右のトルク操作の回数が決まってきます。

 

骨盤の中で勝負できているときは腸管を伸ばさずにすすめることができます。

 

骨盤の中で勝負していますから、伸びそうになった時には

 

恥骨上部の圧迫が有効なのです。

 

で結局は骨盤の外に出てこなければいけないので、

 

またスコープは腹側を向いて進みます。

 

その腹側の頂点がTPです。

 

その後は270度反転してSDJに向かって腸管沿いに進むだけとなります。

 

https://youtu.be/7aVE8ufC7Yg