夏コミ初日に参加された方、お疲れ様でした。
意中の1冊をGETできましたでしょうか?
話は変わりまして、今夜は鉄道模型の作品を紹介したいと思います。
わかる人にはわかるとは思いますが、配給電車ですw。
両運転台のクモル23のうち、有蓋室を広く取ったことが特徴の010号です。
鉄道コレクションの改造をやっていてあまった部品をかき集めて何か作れないかと考えて、ネタ探しに誠文堂新光社の国電ガイドブックを物色していたらこの車ができそうだということになり製作決定しました。
実車は改造(クモニ13...鉄コレ4弾に入っていた旧34型のグループのうち、車庫の火災に巻き込まれた車を再製しています)から廃車まで終始高槻電車区配置で東京地区に縁がなかったこともあってマイナーな存在ですが、あおり戸が固定式の側板や広い前後対称の有蓋室(その分無蓋の荷台は狭い)など、他に類例の少ないユニークな容姿をしています。
模型は鉄コレ4弾のモハ50系列(実は寸法的には33・34型に近い)を切り継ぎ改造して余った前頭部2つ(残った客用ドアは荷電風手動両開き化して正面の貫通ドアは埋める)と、プラシートで簡単に作った固定式のあおり戸を組み合わせて車体を作り、同時発売の17m用の鉄道コレクション動力装置を搭載(台車はDT11を選択:本来34型はDT12を履いているはずだが、上述の火災時におそらく旧モハ32の廃車発生品のDT11と差し替えた模様)して、モーターの露出する部分はそれらしい色の塗料をしみこませたティッシュをおっかぶせてあります。上記ガイドブックに出ていた図面は部内報告ミス(?)で実車と異なっている点があるのでもっぱら同誌とネット上にうpされた写真を頼りにディテールをつけていきます(特に切妻と丸屋根の違い、非パンタ側のグロベンの台数(これは自信ありません)など)。
なお実車は両運転台車ながら単行運転された記録は私の知る限り皆無で、他の配給電車(多くは他のクモル23だが、クモヤ22001(コンテナ積載電車の試作車で、事実上配給電車として運用)をもう1両つないで走っていたケースが大半でした。もっというとマヤ34を間に挟んでの検測運用の記録もネットで見た覚えがあります。
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