民主党・前原誠司国交相(47)が、中学時代に父親が自殺していた事実を公の場で初めて明かした。

 前原氏が“衝撃の告白”をしたのは、NPO法人「京都自殺防止センター(仮称)」が4月に開設されることに先立ち5日に京都市で開かれた自殺対策フォーラムでのビデオ出演。スクリーンに映し出された前原氏は「中学2年の時、父が自殺した。(自殺から)33年たたないと話せなかった」と語った。さらに「(父の自殺は)学校で先生から伝えられた。前日から行方不明だった。母は事情を知っていたと思う。大変だったはずだが、責めたこともあった。申し訳ない」などと当時を振り返った。

 昨年までの国内自殺者は12年連続で3万人超。尊い命が失われ続ける現状を憂い、遺族として「(遺族は肉親の自殺と)向き合うことも大事だが、向き合わない時間も大切。父の死を無駄にしたくない」と語った。

 端正なルックスから「政界の郷ひろみ」と呼ばれ、熱狂的阪神ファンやSLマニアとしても知られるが、05年9月の党代表選直前の演説で母子家庭で育った生い立ちを語り、驚かせたことがあった。建設会社で働く母親に女手一つで育てられ、奨学金を受けて京大を卒業、政治を志した演説内容が、本命とされた菅直人氏を2票差で破るサプライズ勝利につながった、と当時話題になった。


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