ハイチ大地震で家族を亡くした大阪府富田林市在住のハイチ人、ピエールマリ・ディオジェンさん(24)が9日、同市の府立金剛高校の特別授業に講師として招かれ、「ハイチの人たちは傷つきながら希望を失わずに生きています。日本の人たちに勇気づけてほしい」と生徒たちに支援を呼びかけた。

 ディオジェンさんは2年前に来日。現在はリサイクル工場に勤務し、妻と1歳の長男との3人暮らし。

 ハイチ大地震では発生から4日後にようやく首都ポルトープランス郊外に住む家族と連絡がとれ、弟のジュニアさん(10)が崩れたコンクリート塀の下敷きになって亡くなったほか、姉のケニアさん(32)の生存が確認されていないことも知らされた。

 今回の特別授業は、富田林市の国際交流団体を通して依頼され、「日本の若者にハイチのことを知ってもらいたい」と承諾した。

 ディオジェンさんは2年生約20人を前に、通訳を通じて被災前のハイチの街並みや文化を紹介。ハイチ大地震については「大統領府も教会もつぶれ、街には犯罪者が増えた。多くの子供たちが親を失い、水も食事もない」と家族や友人から聞いた惨状を報告し、「近いうちに食料などを持って帰国したい」と話した。

 授業を受けた上尾千風優(ちふゆ)さん(17)は「地震に対して自分がどんな支援をすれば一番いいのか考えたい」と話していた。

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