小泉ジュニアが、9年前の父親同様、貴乃花親方に「感動」のエールを送った。小泉純一郎元首相(68)の次男・小泉進次郎衆院議員(28)は1日の本会議終了後、日本相撲協会の理事選で一門の枠を超えて立候補した貴乃花親方が当選したことを受けて、自民党にも若手による改革の必要があることを強調した。

 年功序列の古い体質が根強いのは角界も自民党も同じ。貴親方当選の一報に、政界の若手ホープの目が光った。「ガラッと変わらなきゃという思いが相撲協会の中でもあったんでしょう。自民党の中にも同じ声がありますから。協会はピンチをチャンスに変えたんじゃないですか。貴乃花親方が負けていたら『やっぱり変わらない』と思ったファンが多く出たんじゃないですかね」と旧態依然とした組織に新風を吹き込んだ行為に共感した。

 元野球少年だが、大相撲も小中学生時代に3回、両国国技館へ見に行ったことがある。2001年5月の夏場所千秋楽で、ひざに大けがを負っている横綱・貴乃花が強行出場して優勝し、賜杯授与式で当時首相だった父・純一郎氏が「痛みに耐えてよく頑張った! 感動した!」と絶叫したこともよく覚えている。「多くのファンの方々が、協会の皆さんに『改革の痛みに耐えてよく頑張った!』と言葉を贈るような未来にしていただきたい」と、純一郎氏の言葉をまねて、角界改革を熱望した。本会議では自民党勢からの代表質問に歯切れの悪い答弁をした鳩山由紀夫首相を「力士にとって手は刀。政治家にとっては言葉が刀。今の総理の刀はどうなっていますか」とチクリと刺した。

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